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サックスを趣味にするための5つの基礎知識|大人もピッタリ

サックスの魅力と初心者の方が始める前に気になる費用や練習場所などについて解説しています。サックスは大人からでも始めることができます。これを読めば、有名メーカーの特徴、必要なもの、また大人でもサックスを始めることができる理由が全てわかります。
サックスを趣味にするための5つの基礎知識|大人もピッタリ

※当記事はアフィリエイト広告を含みます。

ポップスやジャズなど幅広い音楽を演奏できるサックスは、とても魅力的で人気も高い楽器です。音色もかっこよく、サックスが出る映画を見ると憧れることもありますよね。

サックスを趣味として始めるのはハードルが高いと思う方もいらっしゃると思いますが。むしろ、大人から始める趣味としてちょうどよく、実際に始めている方は多くいます。

今回はサックスを趣味にするか迷っている方へ、気になる費用や演奏に最低限必要なものなど、趣味としてサックスを始める前に知っておきたい5つのポイントをお教えします。

サックス初心者が始める前に知っておきたいアレコレ

サックスを始める前にサックスの基礎知識を身につけましょう。何も知らないで始めるのと少しでも知識があるところから始めるのでは大きく違います。

せっかくサックスを始めるのであれば、失敗はしたくないですよね。基礎知識があれば初めてサックスを選ぶ際も失敗しません。

また、サックスを趣味で始めるのが簡単なんて…と疑っている方も読み進めてみてください。

最後まで読んでいただくと、ハードルが低く大人の方にもおすすめな理由がわかると思います。

サックスの種類は全部で4つ

まずどのサックスを趣味の1本としたいのか決めましょう。

サックスは一般的にソプラノサックス、アルトサックス、テナーサックス、バリトンサックスの4種類があります。

それぞれ出すことができる音域も異なれば、形や大きさも異なります。

4種類がどのような形をしていて、どのような音色なのかというのはこちらの記事で詳しくご紹介していますので、参考にしてみてください。

サックス有名メーカーの特徴

サックスの有名3大メーカーをご紹介します。

サックス奏者であれば誰でも知っているメーカーです。メーカーによってどのような音色が出るかが変化します。また初心者におすすめのモデルが多いメーカーもあるので参考にしてください。

YAMAHA(ヤマハ)

言わずと知れた、日本を代表する楽器メーカーですね。ヤマハは様々な楽器を出しているにも関わらず、性能が高く、初心者におすすめなモデルも多いです。よく学校の吹奏楽でも使われています。

サックスにおいては、他の管楽器と比べてもラインナップが充実しています。

特に吹奏楽やクラシックを演奏する方におすすめなモデルが揃っています。

SELMER(セルマー)

セルマーは常にサックスのトップランナーです。

数多くの名器を作ってきた、サックスといえばセルマーといっても過言ではないメーカーとして知られています。

他のメーカーがサックスを作るときは、セルマーのサックスをお手本にしてきました。サックス奏者であれば、一度はその性能の高さを実感することをおすすめします。

YANAGISAWA(ヤナギサワ)

日本が誇るハンドメイドのメーカーです。こちらもまた、数々の名器を発表してきました。

吹奏楽でも愛用しているサックス奏者は多いですが、ジャズを演奏する方が多く使う傾向があります。

サックス本体だけでなく、ハンドメイドマウスピースも評価が高いです。

サックスに必要なグッズリスト

サックスを扱う上で最低限必要なものをご紹介します。演奏するために必要なものと、サックスのお手入れ、保管のために必要なものをリストにしました。

マウスピース

マウスピースはサックスに息を吹き込むためのものです。サックスは本体だけでは音を出すことができません。マウスピースをネックのコルク部分にはめます。

マウスピースも初心者におすすめなモデルがあるので楽器屋さんに相談してみましょう。

リード

リードは葦(あし)という木材を薄く平らにしたものです。マウスピースと一緒にくわえて息を吹き込み、リードが振動することで音がでます。

リードは様々な厚さのものがあり、その厚さごとに音色が変化します。吹奏楽やオーケストラであれば、厚みのあるリード、ジャズは薄いリードを使います。

リガチャー

リガチャーはリードをマウスピースに固定する締め金です。一見固定するだけのものに見えますが、リガチャーも金属や形により音色が大きく変化します。

様々なメーカーからあらゆる形のリガチャーが出ています。

ストラップ

ストラップはサックスを持つのを助けてくれる、補助ベルトのようなものです。サックスを演奏するときに首から提げて、ストラップのフックをサックスの後ろ側にある、丸い金具に引っ掛けます。

アルトサックスでも2キロあるので、長時間の演奏はストラップがないと難しいです。また楽器を正しく構える矯正にもなるので必ずつけて演奏をしましょう。

クリーニングスワブ

サックスに絶対必要なお手入れ用品は、クリーニングスワブです。

クリーニングスワブとは、管内に通して溜まった水分を取り除くものです。楽器本体用のサイズとネック用の小さいサイズのもの2つ用意しましょう。

コルクグリス

コルクグリスは楽器のコルク部分に塗りマウスピースなどをはめやすくする潤滑油です。

特に楽器を新しく購入するとグリスが一切ついていない状態なので滑りがよくありません。グリスがついていないとコルク部分にダメージが出てしまうこともあるので、まずはグリスを塗るようにしてください。

クリーニングペーパー

クリーニングペーパーは楽器の細かな部分の水分を吸収するものです。

サックスを演奏していると、トーンホール(楽器の穴)を塞ぐタンポがベタベタしたり、水分が出てきたりします。

その際にクリーニングペーパーをトーンホールとキィに挟み、何度かパタパタとキィを動かすことで、水分を取り除きます。

専用ケース

サックスを演奏した後は必ずサックス専用のケースに入れて保管しましょう。ほとんどの場合、サックスを購入したときについてきます。

サックスは金属でできている楽器ですが、衝撃や揺れなどにはとても敏感です。衝撃で楽器が傷つかないよう、専用ケースは必ず準備しましょう。

ケースにはソフトケース、セミハードケース、ハードケースがありますので、サックスの使い方によって変えてもいいと思います。

サックスを趣味にするとかかる費用

何か楽器を始めたいと思っている方は、予め費用がどのくらいかかるのかを知っておくことをおすすめします。

楽器は種類によってかかる費用の差が大きいです。費用差は消耗品の量と使用頻度がポイントになります。

楽器の中でもサックスは消耗品が多いです。例えばリードが典型的で、購入しても当たりハズレがあったり、よいリードがあっても消耗していきます。

その他もマウスピースやリガチャーも使うことができる期間はリードに比べると長いですが、消耗品とされています。

平均的には3~5年程度ですが、どのくらいの頻度でサックスを演奏するかにもよるので、違う音楽を演奏したい、リガチャーのねじが緩くなってきたと感じたときには変えてみるといいと思います。

身近な場所でサックスを練習しよう

サックスの練習場所に困っている方へ、意外と気づかない、身近に楽器が練習できる場所をご紹介します。

スタジオをレンタルする

音楽スタジオをレンタルすると聞くと広い部屋をイメージしがちですが、個人練習用の小さなスタジオもあります。

人目を気にすることなく練習できるので、初心者の方も使いやすいと思います。

カラオケ店を利用する

身近な練習場所としておすすめなのがカラオケ店です。

防音になっていますし、お値段もお手ごろなので、音楽スタジオのレンタルは使ったことがなく、少しハードルが高い方におすすめです。

ミュート(消音器)を使う

ミュートというのはその名の通り、楽器の音を抑えてくれるものです。

商品によっては通常の会話の音量程度に抑えることができるミュートもあります。

購入する必要がありますが、度々レンタルスタジオやカラオケ店などを利用する手間なく、場所を選ばないで練習したい方におすすめです。

費用がかからない練習場所

練習するのにも費用がかかるのか…とがっかりしている方に、費用のかからない練習場所をまとめた記事をご紹介します。

以下の記事では、ご紹介したレンタルスタジオから費用のかからない練習場所までさらに細かくご説明しています。

ぜひ参考にしてサックスを手軽に練習してみてください。

大人でもサックスを始めることができる理由

サックスは大人の方でも始めることができる趣味として人気です。サックスはクラリネットより吹きやすい楽器を作ろうという概念で作られました。

初心者でも音が出しやすく、ある程度は独学でも練習ができます。書店でも『大人から始める』のような名前の教則本はよくあります。

楽譜を読むことができれば、基本的には年齢制限のない楽器です。さらに、腹式呼吸を使うため健康にもよいです。

大人だからこそ楽しめる楽器

また、サックスは楽器の中でも比較的高価です。

大人であれば、少しは趣味に費用をかけられる余裕があるという理由で、大人からの人気が出ています。

そして単純にサックスは音色がかっこいいですよね!50代60代になって、「趣味でサックスでジャズを吹いています。」なんて言えたらかっこいいと思います。

大人になってジャズを聴くようになったという方は、演奏する側になってみてはいかがでしょうか。

こちらの記事ではご紹介した基礎知識以外にもサックスを趣味にするために必要な情報をまとめています。

基本的な知識から実際にサックスで音を鳴らしてみるところまでガイドをしています。ぜひ参考にしてください。

サックス上達の近道におすすめの音楽教室

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10,000円 10,636円(税抜)
レッスン予約制度 教室所在地
相談の上決定 東京(約200か所)
神奈川
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無料の体験レッスンもあるので、ぜひ一度無料体験レッスンを受けてみてはいかがでしょうか?無料体験レッスンでは、楽器・楽譜の貸し出しを行っているので、手ぶらで受講可能です。

まとめ

サックスを趣味にする前に知っておくべき基礎知識や必要なグッズリストがわかったと思います。

趣味にするかどうかを迷っている方は、サックスが好きか吹けるようになりたいかどうかを考えてみてください。

とは言っても、サックスと必要なもの一式を急に揃えることが難しく、お試しで使用してみたいという方にはサックスのレンタルをおすすめします。

自分でレンタル日数を決めて1週間でも2週間でも吹いてみましょう。

気に入った場合はそのまま購入もできるので、始め方としてはおすすめですよ。

とってもかっこいい楽器なので一度はチャレンジしてみてください。

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おっきー /
ビギナーズ編集部 編集長

ビギナーズ編集部で編集を担当しています。子どものころから趣味は多く、中学時代は吹奏楽部にいました。そのころからダンスもはじめて、大人になった今でも続けています。またスポーツ観戦も好きです!

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