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トランペット吹きにおすすめのミュート7選!使い方たくさん!
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ミュートというと他の楽器では名前の通り消音器としてのものが大半ですが、トランペットには消音器として使うプラクティスミュート以外に音に変化をつけるエフェクターミュートもあります。
プラクティスミュートは、大きな音が出せない環境で練習をする際に使用します。抵抗感や音程の変化など、通常の演奏とは少し違和感が発生するものなので、慎重に選ぶ必要があります。
エフェクターミュートは、トランペットの音にミュート毎に違う独特の変化をつけます。トランペットを吹いている方にはエフェクトミュートの方が馴染みがあるかもしれないですね。
今回はプラクティスミュート、エフェクターミュート、それぞれの特徴のご紹介とおすすめ、定番モデルを集めました。
ミュート選びに困っている方は参考にしてみてください。
エフェクトミュートの種類と特徴|主に5種類
エフェクトミュートには多くの種類があります。
楽譜によってはミュートの種類を指定しているものもあり、様々な曲を吹く際は複数必要な場合もあります。
ミュートの底は真鍮製、コパー製の2種類があり、真鍮製は金属的な硬い音で、コパー製は柔らかくて丸い音になります。
同じミュートでも2種類あるので、選ぶ場合は試奏してみましょう。
今回はそれぞれのミュートがどのような音が出るのか動画と共にわかりやすく、頻出頻度の高い5種類をご紹介します。
ストレートミュート
ストレートミュートはピアニッシモを演奏できるように開発されました。
スタッカートやアクセントをはっきりとさせるときも使います。
通常のトランペットの音よりも平べったく、鋭い音になります。
実際に動画で比較してみましょう。
おすすめストレートミュート
トランコルのストレートミュートは新しいメーカーの製品ですが、反応がとてもいいです。
底は真鍮製、コパー製のものどちらもあります。
カップミュート
カップミュートの音色はジャズでよく聴きます。ソロやアンサンブルのソリで使うと、楽曲に変化があり、面白いです。
こちらも実際の音を聴いてみましょう。
おすすめカップミュート
カップミュートの定番、NSLのニューストンラインです。紅白のデザインが特徴的です。
世界的にスタンダードとされており、お手ごろ価格というところもおすすめポイントの1つです。
ワウワウミュート
ハーマンミュートとも呼ばれます。HAEMON社が出しているワウワウミュートが最も有名なためハーマンミュートと呼ばれるようになりました。
手を被せたり開けたりして音色を変えるミュートです。吉本新喜劇でお馴染みの『Somebody Stole My Gal』で使われているのはワウワウミュートです。
おすすめワウワウミュート
こちらがいわゆる、HAEMON社が出している『ハーマンミュート』です。
ベルから外れやすいなど、難点もあるようですが、ワウワウの定番のサウンドを出したいという方にはおすすめです。
もし、よく外れてしまうという方はコルク部分をヤスリで削るだけでなく、程よく湿らせてください。
バケットミュート
バケツのような形が由来のバケットミュートです。内部に緩衝材の綿が入っており、この量を調節すると音質が変化します。
少しこもっている音になります。音量も減りますので音の発音をはっきりさせましょう。
おすすめバケットミュート
NSLの見た目通りバケツ型ミュートですね。トランペットだと5インチがちょうどいい大きさになります。
音色が綺麗なのでバケットミュートの中では定番とされています。
プランジャーミュート
プランジャーミュートは古いジャズやブルースを演奏するときに使うことが多いです。
塞がり具合で音を変えて演奏をします。完全に閉めると音が変わってしまったり、息が入らなくなります。
おすすめプランジャーミュート
P&Hのプランジャーミュートです。定番のゴム製で、レイパーキンスの名称で知られています。
より、うねるような音色を出すことができるのでおすすめです。
普段使いができるプラクティスミュート
プラクティスミュートは普段の練習から使える、トランペットの音量を抑えるための消音器です。
多くのメーカーが作っており、ベルの中に収納できるものや吹き心地がいいもの、音程が変わりにくいもの、軽量なものなど様々です。
音程が変わってしまいやすく、合わせようと無理なアンブシュアになってしまう場合は、用途に応じてミュートを使い分けましょう。
プラクティスミュートをつけるとどのくらい音量が変わるのか聴いてみましょう。
ミュートをつけないと部屋に大きくトランペットの音が響いていましたが、ミュートをつけると音量が小さくなり、響きも抑えられています。
この動画で使っているプラクティスミュートはBremener社が出しているsssssshhhhhh Muteです。軽量で十分に音を抑えてくれるのでおすすめです。
抵抗感も少なく、音程も変わりにくいと高く評価されています。
音量をより極小にしたい場合は、YAMAHAから出ているサイレント・ブラスがおすすめです。単三電池が2本あれば、イヤホンを差して音を聴きながら練習できます。
音量は完全に消えることはありませんが、夜中にマンションの一室でサイレント・ブラスをつけて練習しても近所迷惑にはならないくらい効果があります。
まとめ
ミュートによって、1つのトランペットの音色が様々になることをご紹介させていただきました。
また、同じ種類のミュートでも、メーカーやモデルによって音色が少しずつ変わりますので、楽器屋さんで試奏してみたり、レビューの動画を探したりして選ぶことをおすすめします。
プラクティスミュートはほとんど場所を選ばずに練習できます。トランペットは持ち運びがしやすい大きさの楽器なので、1つ持っておくと便利だと思います。
ミュートを使うとトランペットで演奏できる音楽も増えるので、ぜひ1度お試しください。
ビギナーズ編集部 /
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