安いワイヤレスイヤホンおすすめ11選！選び方など徹底解説！コスパ最強モデルは？

ひと昔前までは有線イヤホンが主流でした。しかし最近は、オーディオ機器とイヤホンをケーブルではなく、Bluetoothで接続する「ワイヤレスイヤホン」がメジャーになりつつあります。

理由として「コードが絡まない」「オーディオ機器をカバンの中に入れたまま音楽が聴ける」「断線しにくい」など、ワイヤレスイヤホンならではのメリットがあるようです。

しかし、ワイヤレスイヤホンと一口に言っても種類が多く、値段も10万円以上するものから1万円以下で購入できるものまで、ピンからキリまであります。

そこで本記事では、安くてコスパのよいワイヤレスイヤホンを求めている方に向けて、1万円以下で購入できるワイヤレスイヤホンをまとめました。お得なワイヤレスイヤホンを求めている方は、必見です。

ワイヤレスイヤホンの相場

安いワイヤレスイヤホンだと1000円台から手に入りますが、機能や人気メーカーによっては3万円台にのぼることも。

ノイズキャンセリング機能といった、騒音を聞こえにくくし、音楽を快適に楽しめる機能付きのモデルだと2万円前後です。

加えて、完全ワイヤレスイヤホンか左右一体型ワイヤレスイヤホンかといった形状でも変わってきます。1000円～2000円台であればかなり安く、音質と価格のバランスを求めるなら1万円ほどの価格帯が目安になるかと思います。

ワイヤレスイヤホンの種類

ワイヤレスイヤホンは主に2つの種類に分けられます。まずはこの2種類について見ていきましょう。

左右独立型ワイヤレスイヤホン

左右独立型ワイヤレスイヤホンとは、再生機器とつながっておらず、左右のイヤホンとも完全に独立していているBluetoothイヤホンのことです。「完全イヤホン」や「フルワイヤレスイヤホン」とも呼ばれています。

左右独立型ワイヤレスイヤホンの特徴は、コードが絡まることなく、コンパクトサイズという点です。携帯性に優れており、通勤・通学、散歩など、あらゆる外出シーンで活躍します。

しかし、そのコンパクトすぎる大きさのため、紛失のリスクがあるのは難点です。電車やバスなどの混雑時での使用には注意しましょう。ちなみに左右独立ワイヤレスイヤホンは2,500円程度から売られています。

左右一体型ワイヤレスイヤホン

こちらのイヤホンも再生機器とはつながっていませんが、完全ワイヤレスイヤホンと違い、左右のイヤホンはケーブルでつながれています。

ただし、ケーブルは非常に短いため、これまでの有線イヤホンに比べれば、使いやすさは断然上です。

左右一体型のメリットは、安いものでは1,000円ほどで購入できるところにあります。完全ワイヤレスに比べ、紛失のリスクが低いところもメリットでしょう。ジョギングや電車、バスの混雑時でも安心して使えます。

ワイヤレスイヤホンの選び方

ワイヤレスイヤホンには安くても質のよい製品がたくさんあります。とはいえ、機能の多いイヤホンほど高額になるのも事実です。ワイヤレスイヤホンを選ぶ際は価格と自分がほしい機能のバランスを考えて選びましょう。

種類（形状）

先述したように、ワイヤレスイヤホンには2種類の形状があります。それぞれの形状のメリット・デメリットを比較し、使い勝手にあったタイプを選びましょう。

	メリット	デメリット	活用シーン
完全ワイヤレスイヤホン	・コードが絡まらない ・コンパクトに持ち運べる	・紛失のリスクが高い ・左右一体型に比べて価格が高い	通勤、通学、散歩
左右一体型ワイヤレスイヤホン	・完全ワイヤレスタイプより紛失のリスクが低い ・価格が安い	コードが絡まりやすい	ジョギングなど

音質

音楽を聴くなら音質にはこだわりたいもの。ワイヤレスイヤホンでは、Bluetooth通信を行う際に音源を圧縮変換する方式（コーデック）によって音質が異なります。

一般的にApple製品と相性がよいのは「AAC」、Android製品と相性がよいのは「aptX（アプトエックス）」というコーデックです。スマホで音楽を聴くなら、この点に注意して探してみるとよいでしょう。

接続の安定性

Bluetoothのバージョンが新しいほど、接続は安定します。安定性を重視するなら5.0以上がおすすめです。予算の都合上、新しいバージョンが厳しいようなら、4.0以上のバージョンから選びましょう。

ただし、使用している再生機器との相性も重要です。新しいバージョンのものを購入しても、うまくつながらない場合があるため、できれば店頭で購入前にチェックすることをおすすめします。

連続再生時間

連続再生時間は、使う用途に合わせることが重要です。例えば、通勤・通学、スポーツ時のみ使うのであれば、連続再生時間は短くても十分でしょう。

ただし、長距離移動や自宅でゆっくり音楽や映画を楽しみたいのであれば、最低7時間の連続再生ができるものを選んだ方が安心です。

なお、充電方法は完全ワイヤレスの場合、イヤホンケースが充電器になっているので、外出先でも充電可能です。急速充電対応製品ならわずか10分程度で1時間分の充電ができます。

一方の左右一体型は、充電ケーブルを用いて充電するため、外での充電にはやや不向きです。左右一体型で外出する機会が多い方は、できるだけ連続再生時間の長いものを選びましょう。

便利機能

ほかにもワイヤレスイヤホンには様々な機能があります。

例えば、スポーツやアウトドア時に使うのであれば、汗をかいても安心な「防水機能」つきをチェックしましょう。屋外で使用する際も防水機能があれば、急な雨によってイヤホンが故障することがありません。

周囲の雑音が気になる方は余計な音を消せる「ノイズキャンセリング機能」があると便利です。逆に音楽を聴きながら、周囲の音も聞き取りたいなら「外音取り込み機能」に注目してください。イヤホンを外さずに外の音が聞こえるので、交通量の多い場所でも安心して使えます。

おすすめの安いワイヤレスイヤホン【価格帯・種類別】

ここからは1万円台以下で購入できる、高性能・高機能なワイヤレスイヤホンをご紹介します。ぜひ、自分に合った製品を探してみてください。

3,000円以下

ここでは、3,000円以下のワイヤレスイヤホンをピックアップしました。

【完全独立型】Bluetooth5.0ワイヤレスイヤホンiPhone・Android対応

防水機能、ノイズキャンセリング機能搭載、Apple製品と相性の良いAACコーデック対応で、HiFi高音質です。

iPhone（iOS）だけでなく、android、Windowsと互換性がある点も便利。1度ペアリングしたら2度目から自動的に接続します。1回のフル充電で、最大3時間音楽再生と120時間の待機が可能。安くて使い勝手の良い完全ワイヤレスイヤホンです。

【左右一体型】Areti Bluetoothイヤホン　e1835 KIKI

重さはたったの13gで、超軽量の左右一体型ワイヤレスイヤホン。シンプルスポーティーなデザインが特徴的です。

搭載しているのは、Bluetooth4.2。音楽や動画を見ていても音ズレがなく、ストレスを感じることは少ないでしょう。

特に、ランニングなどスポーツをするときにおすすめです。ワイヤレスイヤホンがどのようなものか試したい方にもおすすめの製品です。

【左右一体型】JBL T110BT

こちらは70年以上の歴史をもつ老舗スピーカー関連メーカー「JBL」のサウンドを手軽に楽しめる製品です。パワフルで深みのある低音をしっかりと感じられ、本格的なサウンドがこのお値段で楽しめます。

ケーブルについているリモコンは、曲の操作や音量の調整ができ、マイク内蔵のため、通話も可能です。マグネットつきイヤホンだから、使用後はイヤホン同士をくっつければケーブルの絡まりを防止してくれます。最大約6時間再生でき、あらゆるシーンで活躍しそうです。

5,000円以下

ここでは、5,000円以下のワイヤレスイヤホンをピックアップしました。

【完全独立型】Bluetooth5.1 G10 ワイヤレスイヤホンiPhone・Android対応

こちらは、Bluetooth5.1を使用した完全ワイヤレスイヤホン。自動でペアリングを行ってくれるので、接続に関するストレスが非常に少ないのが特徴です。

イヤホンの形は人間工学に基づいて設計されています。長時間使用しても疲れにくくいのはうれしいですね。5時間の連続再生可能で通勤・通学用に適しています。

AACコーデックで、iPhone・android対応、ノイズキャンセリング、防水防塵機能付きです。

【完全独立型】AXES B-FREE

Bluetooth5.0に対応した安定感抜群の完全ワイヤレスイヤホン。再生も音量もイヤホンにタッチするだけと簡単で、通勤・通学に重宝しそうです。

丸みがあるポップなデザイン＆豊富なカラー展開で、おしゃれなイヤホンを探している方におすすめ。キズや指紋がつきにくいマット加工もうれしいポイントです。

【左右一体型】SONY WI-C310

連続再生時間が15時間と非常に長いため、こまめな充電が一切不要。約10分間の充電で1時間の再生が可能になるので、使用頻度が高い方にもおすすめです。

クリアな中高音、パワフルな低音が心地よく、音質も優秀。音漏れしにくい設計なので、周囲を気にせず音楽が楽しめそうです。

【左右一体型】TaoTronics SoundElite 71

こちらのイヤホンは、高・中・低の音域バランスがよく、自然なサウンドが楽しめます。連続再生18時間ととても長いので日常使いに最適です。

高性能マイク搭載で、ストレスなくクリアな通話ができます。ほかにもノイズキャンセリング機能、防水機能など、優れた機能をたくさん備えたイヤホンです。

5,000円～1万円台

ここでは、1万円台以下のワイヤレスイヤホンをピックアップしました。

【完全独立型】ag TWS03R

完全ワイヤレスイヤホンの中では、低価格で音質もよいと話題の製品です。洗練されたデザインも評価が高く、ワイヤレスイヤホンの入門編として多くの方に親しまれています。

紛失時は片耳だけの購入も可能で、汚れが目立たない清潔仕様も人気の理由。また、小さい耳でも装着しやすいように設計されているので、通常のイヤホンが大きすぎるという方にもおすすめです。

【完全独立型】Anker Soundcore Liberty Air 2

通話もできるこちらのイヤホンは、優秀な機能面が魅力です。ノイズキャンセリング機能を搭載したマイクで、自分の声を相手へクリアに届けてくれます。

アプリでイヤホンのタッチ機能やイコライザー設定が自由に変更できるのも便利です。イヤホンを自分仕様に変えられます。イヤホン本体最大7時間、付属充電ケースと合わせれば最大28時間も使えるので、出張が多い方や旅行好きな方にもおすすめです。

【完全独立型】MPOW X3 ANC

ノイズキャンセリングの技術に定評のある「MPOW」が手がける、完全ワイヤレスイヤホン。音楽鑑賞だけでなく、オンライン会議などでも音声が聞き取りやすいと好評を得ています。テレワーク用のイヤホンを探している方は要チェックでしょう。

しっかりと響きつつ自然な音質で、聴き疲れしにくいのもうれしいポイント。快適な装着感で、長時間音楽を楽しみたい方にも最適です。

【左右一体型】audio-technica SONICSPORT

水で洗える防水機能を備えた、左右一体型ワイヤレスイヤホン。安定した装着感をキープする設計で、スポーツ時やアウトドアで音楽を楽しむ方にぴったりです。

イヤホンを装着していても周囲の音が確認しやすい外音取り込み機能搭載だから、屋外使用も安全。操作性も高く、コスパに優れたアイテムです。

安いワイヤレスイヤホンを購入する際の注意点

1,000円程度から売られているワイヤレスイヤホンは、製品によっては「音質が悪い」「音が遅延する」「品質に問題がある」といったものもあります。

安いワイヤレスイヤホンをネットで購入する際は、商品に関する口コミを参考にするのも1つの手段です。その商品の長所・短所がわかります。

ワイヤレスイヤホンはレンタルがおすすめ！

ワイヤレスイヤホンは種類が非常に多いため、どれを使ったらいいか迷ってしまうこともあると思います。そのような場合には、レンタルサービスを利用するのがおすすめです。

レンタルサービスでは、期間を決めて気になる機器を使えます。一時的にワイヤレスイヤホンを利用したいときだけでなく、購入前に少し試してみたいというときにも便利に活用できます。

ゲオあれこれレンタルの詳細を見る

こちらの記事では、イヤホンがレンタルできるサービスを比較して紹介しているので、あわせてチェックして参考にしてくださいね。

まとめ

今回は1万円以下で買える、クオリティーの高いワイヤレスイヤホンを紹介しました。紹介した製品以外にも低価格でユーザーを大満足させてくれる製品は、まだまだたくさんあります。

ワイヤレスイヤホンを選ぶ際は、価格ももちろん大事ですが、自分が使いたい用途を明確にすることも重要です。自分がここだけは譲れない機能を絞りましょう。

ぜひ、記事で紹介した選び方やおすすめ製品を参考に、自分に合う高機能でコスパのよいワイヤレスイヤホンを探してみてはいかがでしょうか。

こちらの記事ではおすすめのワイヤレス防水イヤホンを紹介していますので、ぜひこちらもチェックしてみてください。

また、こちらの記事では、おすすめの骨伝導イヤホンとメリット・デメリットを紹介しています。選び方も解説しているので、ぜひ参考にしてください。