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キャンプ場の種類を総まとめ!上手なサイトの選び方

キャンプ場の種類を総まとめ!上手なサイトの選び方

※当記事はアフィリエイト広告を含みます。

キャンプ場とひとえに言っても多様な種類があります。自由にテントが張れるフリーサイトやスペースが決められた区画サイトなど、同じキャンプ場内でもサイトの種類が変わるだけで使い方も楽しみ方も大違い。

一概に「このサイトがおすすめ」とは言えないほど、人によって好みが分かれるのでまずはサイトの種類を把握することが大切です。

キャンプ場の種類についてメリットデメリットを踏まえながらご紹介します。

キャンプ場の種類は名前で分かる

キャンプ場をネットで検索していると「○○オートキャンプ場」や「○○キャンプ場」のように少しだけ名前が違うキャンプ場を見かけた事はありませんか?サイトの詳しい種類はHPを見るしかありませんが、大まかな種類は名前を見るだけで把握することができます。

あらかじめ分かっていればキャンプ場に電話をかけて聞く必要もなくなるためスムーズな予約ができるようになり、シチュエーションにあった道具選びもできるようになります。

オートキャンプ場

オートキャンプ場とは、テントサイト内に車を乗り入れ駐車ができるキャンプ場の事です。

通常のキャンプ場ではみんなで共有する大きな駐車場が1つあり、そこに車を止め自分のサイトまで荷物を運びます。しかしオートサイトでは駐車スペースがサイト毎に振り分けられているためテントの近くに駐車し荷物の積み下ろしをすることが可能。

サイト内に車が乗り入れるため子供のいる家族キャンパーさんには注意が必要ですが、荷物の多い方にはおすすめのキャンプ場です。

メリット

  1. 荷物の運搬が楽
  2. 車までの移動距離が短い

デメリット

  1. サイト内で車が動くため子供には注意が必要
  2. 価格設定が多少高めの所が多い

キャンプ場(野営サイト)

通常のキャンプ場は「○○キャンプ場」のようにノーマルな名前をしています。駐車スペースとテントサイトが完全に分かれているのが特徴で、大半のキャンプ場がこのタイプ。野営サイトとも呼ばれ、自然のなかでのキャンプをより楽しみたい方におすすめです。

メリット

  1. 自然とテントのみの景色を楽しめる。
  2. 車が通る危険がない。

デメリット

  1. 場所によっては駐車場からの距離が遠い。

キャンプ場のサイトの種類

キャンプ場の中にあるフィールドの事を区画し種類で分けたものを「サイト」と呼びます。昨今のキャンプブームに伴い多様なサイトが生まれ様々な楽しみ方ができるようになりました。

細かく分類するとキリがないほどにあるため、今回はこれだけ知っていれば大丈夫という定番の4種類をご紹介します。

区画サイト

テントサイトのスペースが決められているサイトの事を区画サイトと言います。区画の仕方は様々でロープで簡単に区切られているところもあれば、岩や木で周りから見えにくいようプライベートが確保されている所もあり場所によって雰囲気は様々。

ストーブやライトが使える電源付きのサイトや、ウッドデッキ付きなど使いやすくデザインされている場所が多く、快適性の高いサイトです。

区画サイトの大きさはキャンプ場によって違うため予約するまえに、お持ちのテントがサイトの広さに合うか確認を取るようにしましょう。

メリット

  1. 電源付き・ウッドデッキ付きなど快適性がある。
  2. サイトのデザインに迷わなくてすむ。
  3. 他の人に気を使わずにテントを張れる。
  4. 場所取りをする必要がない。

デメリット

  1. フリーサイトに比べやや高い。
  2. 場所によっては狭くて開放感がない。
  3. 自由度があまりない。

フリーサイト

フリーサイトは、一面に広がるフィールドが用意されてあるだけで区画が一切されていないため自分の好きなようにテントを張ることができます。名前の通りフリーダムなサイトです。

ただし、場所を取りすぎたり他のキャンパーさんの範囲内を歩いたりなど、区画がされていない分、他のキャンパーさんの迷惑にならないよう注意しましょう。

無料キャンプ場ではフリーサイトが多く比較的安い値段で利用できる場所が多く、キャンプに少し慣れてきてサイトのデザインを楽しみたいという方におすすめのサイトです。

区画サイトに比べ多少気を使いますが、他のキャンパーさんと交流できる場面が多いので趣味友ができるというフリーサイトならではの良さもあります。

メリット

  1. 自由にサイトデザインができる。
  2. 開放感のあるキャンプを楽しめる。
  3. 価格が安い場所が多い。
  4. 他キャンパーさんとの交流がしやすい。

デメリット

  1. サイトが広くデザインを考えなくてはいけない。
  2. 場所によって水回りからの距離が遠い。
  3. 他のキャンパーさんへの配慮が必要。

バンガロー・コテージ・ロッジ

バンガロー・ロッジ・コテージは人気キャンプ場の多くにある宿泊サイトのこと。3つとも同じ宿泊施設と思われがちですが実は全て違った宿泊サービスで、備え付けられている設備で名前が変わります。

家具家電・水回り付きがコテージ、水回りのみの設備があるのがロッジ、部屋があるだけで何の設備もないタイプのものをバンガローと呼びます。基本的にテントがいらずキャンプを楽しむことができ、タイプによっては設備があるため道具も必要ありません。

手ぶらで気軽に自然を楽しめるお手軽キャンプサイトです。

メリット

  1. 手ぶらでキャンプを楽しめる
  2. テント泊よりも快適に過ごせる
  3. 別荘のような非日常を味わえる

デメリット

  1. 金額が高い
  2. キャンプというよりはホテルに近い

グランピング

グラマラスキャンピング、略してグランピング。名前の通り豪華なキャンプを手ぶらで楽しむことができる新しいキャンプスタイルです。

キャンプの不便な部分を感じることなく、楽しい部分だけを味わう事ができるグランピングは手ぶらで楽しめるキャンプの代表とも言えます。場所によっては食事も提供してくれるので調理をする必要も後片付けをする必要もありません。

価格設定が高いのもうなずけるゴージャスなキャンプを堪能できるサービスです。

メリット

  1. 手ぶらでキャンプを楽しめる
  2. 豪華で快適な非日常な時間を楽しめる

デメリット

  1. 金額設定が高い

キャンプ場のフィールドの種類

キャンプ場のフィールドは場所によって様々。フィールドが変わるだけでキャンプをするにあたっての注意点や必要な道具が変わってきます。

例えば海辺のサイトだと地面が砂なのでペグが抜けやすく、風が強いためテントが飛ばされやすい。このようにサイトの種類が一緒でもフィールドが変化するだけでキャンプのやり方がかわるのでキャンプ場を選ぶ時はどんなフィールドなのかを把握するようにしましょう。

林間サイト

林間サイトとは木に囲まれた山間部に多いサイトのこと。野営をされる方に人気が高くハンモックをするのに向いています。

木に囲まれているため風通しが弱く、テントやタープが飛ばされる心配がありません。地面が土や芝の場合がほとんどでペグが刺さりやすいのも良いポイントです。

注意点として秋や冬ごろになると空気が乾燥し落ち葉への引火がしやすくなるので、焚き火をする際は焚き火台を必ず使用し、周りの落ち葉をどけてから焚き火をするようにしましょう。

メリット

  1. 風が弱くテントが飛ばされる事が少ない
  2. ペグが刺さりやく設営がしやすい
  3. 薪の調達が容易

デメリット

  1. 場所によっては水はけが悪く見極めが必要
  2. 山火事の危険があるので注意が必要
  3. 夏場には虫が多い

芝サイト

芝サイトは手入れが行き届いている場所が多く開放感があり、心地よくキャンプを楽しめます。芝がクッションとなるために寝心地がよく、テントが汚れる心配が少ないという特徴も。家族キャンパーさんや初めての方にはおすすめのフィールドです。

どのキャンプ場でも直火での焚き火は禁止ではあるのですが、芝の場合は少し炭が落ちただけでも焼け跡になることがあるという点だけは注意しておきましょう。

メリット

  1. 寝心地が良い
  2. テントが汚れにくい
  3. 開放感があり虫が少ない

デメリット

  1. 場所によっては水はけが悪い
  2. 焚き火は注意が必要

海辺サイト

波の音を聞きながら暗闇のなかでする焚き火は至福の一言。沈む夕日や昇る朝日を楽しめるのも海辺キャンプならではの楽しみです。

サーファーやツーリングを楽しめれる方に人気が高く、夏場になるとすぐに予約が一杯になってしまいます。なので気になる方は早めの予約をおすすめします。

注意点として海辺では地面が砂利もしくは砂の場所が多く、風が強い所も多いためテントが飛ばされないようペグをしっかりさしロープで確実に張るようにしましょう。

メリット

  1. 朝日or夕日の絶景を楽しめる
  2. 波の音が心地よい
  3. 海遊びもできる

デメリット

  1. 風が強い場所がある
  2. 砂利はペグが刺さりにくく、砂は抜けやすい

河原サイト

河原キャンプは目の前の川で遊び涼みながらBBQも楽しめる、夏キャンプの定番スタイル。宿泊のみならず日帰りキャンプとして楽しまれる方も多く、若者や家族キャンパーさんに人気の高いフィールドです。

地面が砂利である場合が多いのでペグが刺さりにくいのが難点。なので金属製の鍛造ペグなど強度の高いペグを使用するようにしましょう。プラスチック製のペグだと最悪、曲がってしまう危険があります。

川では急な増水に見舞われることもあるのでご利用される方は、川から離れたところにテントを張ったり、いつでも動けるような対策を取るようにしましょう。

メリット

  1. 夏場は涼しく過ごせる
  2. 子供と一緒に川遊びができる

デメリット

  1. 川の急な増水に巻き込まれる危険がある
  2. 砂利の所が多くペグが刺さりづらい
  3. 砂利の場所は凸凹して寝心地が悪い

キャンプ用品はレンタルがおすすめ!

キャンプにはテントや調理器具など様々な道具が必要ですが、季節や人数に合わせて全てを揃えるのはむずかしいと思います。

そこでおすすめしたいのが、hinataレンタルゲオあれこれレンタルといったレンタルサービスの利用です。

気になるアイテムを短期間から試せますし、保管やメンテナンスもいらないのでぜひ活用しましょう。

  料金(テントを借りた場合) レンタル期間 取扱のあるキャンプ用品
hinataレンタル 4,200円~(1泊2日) 1泊2日~ テント、タープ、シュラフ、テーブル、キャンプチェア、ランタン、焚き火台、調理道具、電源など
ゲオあれこれレンタル 取り扱いなし 3泊4日~ タープ、テーブルセット、バーベキューコンロ、ランタンなど
モノカリ 5,500円~(2日) 1日~ テント、タープ、シュラフなど
DMMいろいろレンタル 取り扱いなし 2日~ クーラーボックス、ポータブル電源など
kikito 取り扱いなし 3日~

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さらに詳しく知りたい方は、おすすめのキャンプ用品レンタルサービスを比較して紹介した記事を参考にしてください。

キャンプ場によって様々な種類がある

キャンプ場の種類をご紹介しましたが場所によって様々な種類があります。思っていたのと違う、何てことがないように予約をする際には口コミを調べてみるとよいでしょう。

「地名+キャンプ場+ブログ」などで調べると詳細が書かれているブログがあったりするので参考にしてみてくださいね。

また、こちらの記事では初心者向けキャンプ道具の選び方と楽しむコツを紹介しています。ぜひこちらもチェックしてみてください。

マーケットエンタープライズフィールドセールス

こーき /
ビギナーズ編集部 ライター

自然と焚き火を愛する男、旅火人ライターこーきです!日本半周ツーリングキャンプ経験者。ブッシュクラフトアドバイザーの資格を持っています。キャンプとナイフと焚き火の事ならお任せください。

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