更新

ピアノ上達のためのおすすめの練習曲|目的別・レベル別に紹介

毎日毎日、何週間も練習しても、進歩の兆しが見えてこないこともあると思います。しかし、正しい練習方法を身につければ、上達を早めることが可能になります。今回は、上達練習のモチベーションを維持するためのポイントやおすすめの練習曲などをご紹介します。
ピアノ上達のためのおすすめの練習曲|目的別・レベル別に紹介

※当記事はアフィリエイト広告を含みます。

誰しもあこがれの曲はあると思いますが、最初から難易度の高い曲に取り組むとなかなか弾きこなすことができず、テクニックも上達しにくくなります。

最初は初心者でも取り組みやすく、かつピアノの技術上達にも役立つ練習曲から始めてみるとよいでしょう。

ここではピアノ初心者におすすめの練習曲を6つ紹介します。

“技術力をもっと上げたい” “表現力を磨きたい” “単調な練習だと飽きてしまうから楽しい曲を練習したい” など、練習に求めたいことは色々あると思うので目的別に抜粋した練習曲をご紹介いたします。

ピアノ初心者におすすめのクラシック練習曲

ピアノ初心者におすすめのクラシック練習曲をご紹介します。練習成果の目的別に選び・練習の仕方とともにご紹介していきます。

ピアノの基礎を身に付ける定番の練習曲集

ピアノを学ぶ上でとても大事になる、基礎練習曲を紹介していきます。ピアノを習ったことのある方は知っている本当に基礎中の基礎といわれるものです。

曲も大事ですが、この2つをやっているかやっていないかで、かなり変わってきます。

ただピアノを趣味で始めたから好きな曲を弾ければいいという方もいると思いますが、基礎からしっかりやりたいと考えている方、そして下記のような悩みがある方はしっかり日々の練習に取り入れていきましょう。

  • 音を正確に弾けるようにしたい
  • 指を綺麗に動くようにしたい
  • テンポや強弱をつけられるようにしたい

といった基礎的な要素を身に付けたい方におすすめの定番曲集をご紹介します。

ハノン

練習曲といったらこれ!という程定番なハノン。

ピアノ入門にぴったりの曲集です。ウォーミングアップにもなるので初心者からプロの演奏家まで幅広く使われています。

この教本を一通りこなせばかなり指の力が付きます。10本の指を均一に動かし滑らかな動きを目指しましょう。

手首が上下に動いてしまうという方も一定の動きで出来るようになります。音のミスはあまり気にせず、手首を意識してみるといいと思います。

曲が単調で飽きてしまうときはリズムを変えてみたりスタッカートで弾いてみたりするのも大事です。

ハノンの後半はスケール(音階)やアルペジオの練習も出来るようになっています。スケールやアルペジオが苦手という方は多いです。ミスを気にしてしまったり、手の幅の広げ方が難しかったりするので、ハノンでしっかり指の運びに慣れていきましょう。

ツェルニー30番

ツェルニー30番は初級~中級に行く入門として使われています。ハノンよりもっと曲らしいものになっているので、楽しみながら練習をしたい方におすすめです。

ツェルニー30番では少し難しいリズムが出てくるので、リズム感を掴むための基礎練習にもなります。

強弱やスタッカートの記号も沢山出てきます。曲調に合っているものが多いので、そこまで意識をしなくても弾きやすいですが、その楽譜通り、記号をはっきりと弾くことが大事です。

ツェルニー30番では左手も右手と同じくらい使います。左手の動きが中々良くならない…という方は2番や18番を中心に練習してみましょう。

まずは名曲から選び楽しさや達成感を学ぶ

基礎練習で指を温めたら今度は曲想をつける練習です。実際に曲名があるような曲を弾いていきましょう。

そこで頑張って教本をやっていくのもいいですが、ピアノ練習においては、知っている曲を弾く事が最高のモチベーションになります。

もちろん弾き始める前には、鍵盤の見つけ方や手の位置など、基礎を学んでおく必要がありますが、基礎準備に何日も費やす必要はありません。曲を選んで早速弾いてみましょう。

自分のレベルに合った曲を選ぶのは、実は意外と難しいものです。簡単すぎると飽きてしまうしし、難しすぎると挫折してしまいます。

好きな曲やクラシック曲の中から、自分のレベルに合った曲を見つけることに集中しましょう。ここからは選ぶポイントや効率的な練習方法を解説しながらご紹介していきます。

初心者が弾きやすい楽譜を見分けるポイント

そこで曲選びのポイントを解説していきます。曲を聴いて選ぶことはいいことですが、あれもこれもになってしまい、結局どっちつかずということが多くなりがちです。

  • 左手(ヘ音記号)の音符の数が少ない
  • 三音以上の和音(コード)がない
  • 早すぎる運指や、手の大きな動き・ジャンプがない

初心者の方ですとこのようなポイントを押さえておくと、挫折せず、自分の弾きたいレベルに合った曲に挑戦することができます。

曲が決まったらたくさん聴いて練習ポイントを確認

まずは選んだ曲を聴いて、次にピアノでどう演奏されているかを動画で見てみましょう。そして、最後に楽譜を読みます。 この3つを行えば、ピアノを弾く準備は整います。

このようにまずは上手な演奏を聴いて自分が弾くイメージを広げる“インプット”をしっかりとします。

ただ漠然と聴くのではなく、楽譜を見ながら聴くことで、自分が弾いたときにどのように弾いた方がいいのかわかりやすくなります。さらに余裕があったら、楽譜上以外の表現をしっかり聴き取り、記入しておくといいと思います。

実際に弾いてアウトプットをしましょう!

インプットが終わったら実際に弾いて、どんどんアウトプットをしていきます。まずは約4〜10秒ずつに分割して練習を始めましょう。

ピアノを練習している間、脳はフルスピードで動いています。脳は新しい複雑な手の動きを覚えますが、記憶容量には限りがあります。一度に全曲を覚えるのではなく、1日に1つのセクションを覚えることに集中しましょう。

少しずつ学ぶことで、一度に通して練習するよりもずっと速く弾けるようになって来ます。

右手と左手を別々に

両手で弾こうとする前に、まずは右手と左手、それぞれ別々に弾けるようになりましょう。

先ほどお話ししたように、私たちの脳は一度に多くのことを学ぶことができないからです。いきなり両手の動きを覚えることは、脳にとって少しオーバーロードなので、習得に苦労することになります。

ピアノを習っているとき、脳はどのように働いているのでしょう。

  1. 右手の動きを学習し、記憶する
  2. 左手の動きを学習し、記憶する
  3. 両手の動きを統合する

このようにイメージしてみるとわかりやすいと思います。

コツは、それぞれの側面を別々に作業することです。つまり、左手と右手のパートを別々に練習するということが大事だということです。

例えば練習スケジュールとして私がおすすめするとこのようになります。

  1. 最初の決められたフレーズまで練習 右手5分、左手5分、両手5分
  2. 2番目のフレーズまで練習 <右手5分、左手5分、両手5分。その後、さらに5分かけて①と②を通して練習
  3. 3番目のフレーズを練習 <右手5分、左手5分、両手5分。その後、さらに5分かけて3つのフレーズを通して練習>

以上のように1日に計20分練習することになります。20分だけで本当にいいの?と思うかもしれませんが、大事なことはたった20分間の練習を継続することです。

週に一度、2時間練習をするよりも、1日20分ずつ練習した方がより良い結果が得られます。練習時間よりも、練習頻度の方が大事なのです。

つまり、週に2回の20分練習は、週に1回の40分練習よりもずっと良い結果が得られるのです。みなさんにとっても、1日20分だけピアノの前に座る方がずっと楽だと思います。

ピアノ練習を毎日の習慣にしてみてください。練習が楽になり、曲がより早く弾けるようになります。

表現力を磨く練習曲集

“表現豊かに演奏をしたい” “もっと音色を綺麗にしたい” “上手に聞こえるように演奏力をつけたい”という表現面での要素を身に付けたい方におすすめの定番曲集2選を紹介します。

湯山昭 お菓子の世界

この「お菓子の世界」はピアノを学ぶための教本として大ベストセラーとなっている楽譜です。

ちょっと表紙が個性的ですが、中身はかわいい世界観の曲が詰まっています。「ショートケーキ」「金平糖」など曲名がお菓子の名前になっていて、聴いたことのない曲なのに弾きたくなってしまうような曲集になっています。

そんな親しみやすい題名からイメージが付きやすいので、表現力を上げるのに最適な曲ばかりです。

ワルツ、ジャズ風、和風の音階など色々な曲調となっているので、1冊通しても飽きずに楽しく練習できます。そこまで難しくないのに聴き応えがあるので、発表会用の曲にもぴったりです。

ブルグミュラー 25の練習曲

初めて曲のイメージをつけて演奏をすることに最適なのが「ブルグミュラー25の練習曲」です。ピアノを弾くことに慣れてきて中級に入門していくという時に使われる練習曲集です。

楽譜を読むことを譜読みといいますが、その譜読みが簡単に出来るようになれば、この曲集が面白く感じると思います。

そのためには文字を読むように自然と音符を読めるようになるといいです。

「すなおな心」「無邪気」「シュタイヤー舞曲」と題名が付いているので、曲想を考えて弾いてみると上手に聴こえます。強弱やクレッシェンドなどの記号が増えたり、ペダルを使ったりすることも覚えやすい曲となっているため、私も実際にレッスンで1人1冊持たせて使用しています。

レベル別 クラシックピアノ練習曲

クラシックピアノには名曲が沢山あります。憧れる曲もたくさんあり、曲のレベルが高いものがほとんどでどれから手をつけたらいいのかが分からない方も多いのではないでしょうか。

ではまずは初心者の方がどうやって曲選びをすると失敗しないのかまとめてみたいと思います。

クラシック編曲アレンジ楽譜を探す

クラシック音楽好きにおすすめしたい楽譜は、モーツァルトの交響曲やシューベルトの歌曲など有名なクラシック曲をピアノ版にアレンジした楽譜で、初心者編曲のものです。

クラシックレパートリーを増やしたい方はこれらの曲集が手っ取り早いです。大人用で簡単に弾ける曲もありますが数える程度です。

原曲ではなくなってしまうけど、同じ曲を簡単にアレンジされた曲なら憧れの曲も弾けるかもしれない!や、弾けた!といった声をよく聴きます。まずは達成感や楽しむためにも、好きな曲を簡単に編曲された曲を弾けるようになり、モチベーションを上げていきましょう。

ピアノ初心者におすすめの定番練習曲5選

いよいよおすすめ曲をご紹介していきます。今回は様々な教本や初級者のための楽譜集にも載っている定番5曲を選びました。練習曲選びで迷っている方は参考にしてみてください。

すみれ / ストリーボック

こちらは発表会でも使えるくらいストーリー性のあるかわいらしい曲です。単音のきれいなメロディから始まり、装飾音のメロディ、そしてスラーとスタッカートの使い分けなど、テクニック的な部分も盛りだくさんの1曲です。

メヌエット ト長調 / バッハ

ピアノ練習曲の定番中の定番とも言える一曲です。日常生活で耳にすることが多い曲でもあるので、初見でもリズムをつかみやすいところが特徴です。

弾き方においても、指運びがシンプルな点が初心者に向いています。同じメロディを何度も繰り返す反復練習で指が慣れていき、初心者でも数回練習すれば簡単に弾けるようになります。

曲調もゆったりしているため、楽譜と鍵盤を交互に見ながら弾くトレーニングにもなります。

ピアノソナタ 第15番 ハ長調 K.545 第1楽章 / モーツァルト

こちらもクラシックピアノの練習曲として人気のある楽曲です。途中でテンポが速くなるので「初心者には難しそう…」と思われがちですが、指の動き自体は単調でスピードを上げた弾き方を訓練したい方にはおすすめです。

指の動きに一定の規則性があるので練習しやすい一曲。また、最初はゆったり、中盤からアップテンポと曲調が途中で変化するので、抑揚のある曲を練習したい時には最適です。

左手もよく動くので、両手の指運びのトレーニングにもなり、指の孤立運動にもいい練習になると思います。

もちろん他にもたくさんおすすめ曲はありますが、初級の一番おすすめはギロックです。

私的に練習曲といえば、ギロックです。1ページの中に書かれた曲はまるで1ページではないような表現を十分に発揮できる素晴らしい曲ばかりです。

特にこの曲がおすすめというわけではなく、私は自分の生徒たちにハノンやツェルニー、ブルグミュラーのように1人1冊持たせています。

表現、タッチなど簡単な曲だからこそじっくりチェックすることができます。ぜひギロックの曲を聴いてみて下さい。

エリーゼのために / ベートーヴェン

クラシック音楽を普段聴かない方でも一度は耳にしたことがある名曲です。練習曲としておすすめというだけでなく、メロディもきれいなので楽曲としても人気が高く、ピアノ初心者の方の中にはこの曲を弾くことを目標としている人も少なくありません。

最初はスローテンポですが、右手だけよく動くという特徴があるため、両手で弾きながらも片手のリズムを流れるように引く意識が身についていきます。

左手は1オクターブ以上のアルペジオ(アルペッジョ)練習ができます。左手をグッと伸ばすことに慣れる練習にぴったりです。

音域が広い曲なので、音を逃さず弾く練習になり、後半部分では2オクターブほど下がってくる演奏方法が手の動かしの練習になります。

ト調のメヌエット / ベートーヴェン

こちらは聴いてみると知っているという方が多いと思います。3度の和音の初級練習にとてもいい曲です。

左手も伴奏としての動きからメロディの役割をするフレーズまであり、両手のバランスの練習にもなります。

しっとりとした始まりから単音スタッカートの右手のメロディ、そして右手と左手のハモリという、流れるようなストーリーはベートーヴェンならではだと思います。

私も幼いときに発表会で弾きましたが、今思うと、初級レベルからベートーヴェンの世界観を表現でいるなんて贅沢な1曲だなぁ~と感じます。

中級・上級用のスキル入門の方におすすめ練習曲

初級から中級、または中級から上級へとスキルアップをしたい方におすすめの練習曲をご紹介していきます。

カノン / パッヘルベル

ゆったりと流れるような曲調が美しい楽曲です。どんどん音が重なっていくので難易度が高いように感じられますが、二分音符なので初心者でも何度か練習すれば慌てずに弾けるようになるはずです。

中盤からは指運びが忙しくなりますが、それだけにピアノテクニックの練習に最適です。中級や上級の曲でもよく出てくる指くぐりやまたぎなどの練習もできるので、「もう少し自分のスキルを上げていきたい!」という方のステップアップにも役立ちます。

ノクターン20番 / ショパン

この曲は純粋な難しさでいうと中級程度の曲です。

でも音符が少ないのと全体的に同じ流れなので、譜読みが得意であれば簡単に感じます。弾きやすいし、深みがあってかっこいい…という曲は中々ないですが、この曲はぴったりです。

短調で静かなメロディなのでこの雰囲気に入り込んで挑戦してみることをおすすめします。ショパンは音の正しさよりも、音の美しさを表現すると良い演奏につながります。

なので、この曲で難しいと言えば、表現の完成度です。「弾けることは弾けるけど、なんかしっくりこない、きまらないなぁ」と感じるかもしれません。そこは練習するポイントとなり、完成したときには表現に自信が持てますので、大人の表現を身に付けたい方はチャレンジしましょう。

さらなるレベルアップを見据えた方におすすめの練習曲集

知っている曲も大事だけど中級以上レベルで徐々に進めてほしいおすすめの教本は「ソナチネ」です。

ここからは「ソナチネ」についてお話していきます。

ソナチネ

ソナチネとは曲の形式のことを指します。1~3楽章まであるので全体を通してどう聴こえるかを意識して練習してみることがおすすめのソナチネ練習方法です。

レコーダーで録音して聴いてみるのもおすすめです。ソナチネはテンポが速い曲が多く、そうなると右手の動きが大変です。力を入れすぎて弾いてしまうと速く弾けないので、軽い感じで弾いてみるのが大切です。

録音して聴き直す場合は楽譜を目で追いながら、指が走ってしまうところはチェックするなど、基本に忠実に感情に流されず弾けているか、しっかりチェックしましょう。

難しいかもしれませんが、脱力することは本当に大事になってきます。力を入れないで弾く“脱力”のいい練習になります。

ピアノを楽しむ練習曲 ディズニー

もっと色んな曲を弾いてみたい!楽しく練習したい!という方におすすめの曲はディズニーソングです。幼い頃から馴染みがあり、さらに同じ曲でも様々なレベルに合わせたアレンジ楽譜が出ています。

練習曲にディズニーソングをおすすめする理由

ディズニーは知名度が高い上、初心者が取り組みやすい楽曲も多いところがポイントです。

ディズニーは知っている曲が多いためレッスンも進みやすく、教える方も楽しく楽に取り組むことができます。

1回のレッスンで、ある程度譜読みをすると、次のレッスンでは“もうメロディが弾けた!”という生徒や、いつもと同じくらいの難易度の左手にしたら“もう少し難しくてもいいよ!”などと、メロディに自信がある分、少し上のレベルの曲に仕上がるということもよくあります。

なので、クラシックで頑張る分、息抜きの曲として課題曲のようにディズニーから1曲選ぶことが多いです。

特にディズニーが好きな人はモチベーションが上がりやすいので、楽しく練習できます。ここでは初心者でも演奏しやすいディズニーの曲を2つ紹介します。

星に願いを

「星に願いを」は、ゆっくりとしたテンポで有名曲を弾いてみたい方におすすめです。

映画『ピノキオ』の代表曲。オルゴールの曲に採用されることも多く、全体的にゆったりとしたメロディで構成されています。

そのため、初心者の基本練習にぴったりです。指運びも難しくないので、挫折せずに練習できるでしょう。

慣れてきたら和音を取り入れて弾くのがおすすめです。ステップアップにもなりますし、曲もより深みが増します。

アンダー・ザ・シー

メリハリを意識しながら弾くには「アンダー・ザ・シー」が最適です。

映画『リトル・マーメイド』で使われるアップテンポの楽曲です。明るく、踊り出したくなるような曲調なので楽しく練習したい方にぴったりです。

ところどころでスタッカートが入るので、抑揚をつけて演奏するためのいい練習にもなります。

原曲はややテンポが速めなので、初めて弾くときはややテンポを落としてゆっくり弾き、できたら少し速く弾くなど、焦らず、少しずつ練習することをおすすめします。

大人向け・子供向けのおすすめ練習曲

ここまで、解説付きで何曲か紹介してきましたが、実際はもっと気になる曲はあると思います。そこで、簡単なのにかっこよく聴こえる曲を中心に、子供向けと大人向けでわかりやすくご紹介していきます。

【子供向け】

  • エルメンライヒ / 紡ぎ歌
  • アンダーソン / ウォータールーの戦い
  • オースティン / お人形の夢と目覚め
  • 平吉毅州 / チューリップのラインダンス
  • リヒナー / ジプシーの踊り
  • モーツァルト / トルコ行進曲
  • リヒナー/ 忘れな草
  • ベートーヴェン / エコセーズ

子供向けの曲としておすすえなのがこの8曲です。どれも基礎を練習することができるので早いうちに覚えてしまいましょう。

【大人向け】

  • サティ ジムノペディ2番 / グノシェンヌ1番
  • ダカン / かっこう
  • カリンニコフ / 悲歌
  • ヘンデル / オンブラマイフ サラバンド(編曲)

初心者を脱出したい人向けにおすすめする曲は、エステン「アルプスの夕暮れ」、ランゲ「花の歌」などです。

大人曲を楽しみたいなら中級レベルまでテクニックをあげる必要があるのが現実です。

妥協してしまうこともあるかもしれないですが、成長の過程を楽しむのもやりがいの1つなのではないかと思います。自分のペースでクラシック音楽を楽しんでみましょう。

まとめ

いかがでしたか?候補を見れば見るほど迷ってしまうかもしれません。

しかしそれも含めてピアノは楽しいので、選曲選びからまずは楽しんでみて下さい。そしてぜひ、いい曲に出会えますように!

また、こちらの記事ではピアノ初心者のための効率のよい練習法を紹介しています。ぜひこちらもチェックしてみてください。

マーケットエンタープライズフィールドセールス

伊藤しおり /
ビギナーズ編集部 ライター

趣味はピアノを演奏することと、野球観戦。 現在は自宅でピアノ講師をしながら、演奏活動をして音楽を楽しんでいます。野球も小さい頃から好きなので、音楽もスポーツもどちらの楽しさもお伝えできたらいいなぁと思います!

ビギナーズTOPページ