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グラベルロードとは？魅力や特徴、選び方を徹底調査！
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グラベルロードはロードバイクの一種です。そもそも「ロードバイク」とは、本格的なサイクリングや長距離走に向けた構造になっているバイクです。
ロードバイクとグラベルロードを比較した際に、違いがわからずどちらを選べばいいのか迷ってしまうという人も少なくありません。
そこで今回は、グラベルロードの特徴や選び方、ロードバイクとの違いについて詳しく解説していきたいと思います。
目次
グラベルロードとは？
グラベルロードとは、ロードバイクの一種です。ロードバイクは走行性に特化した構造が特徴的ですが、グラベルロードにはどのような特徴があるのでしょうか。
ここではグラベルロードについて、様々な視点から考えてみたいと思います。
特徴
グラベルロードの「グラベル」という言葉は、「砂利道」という意味を持ちます。したがって、走りに特化したロードバイクの中でも「砂利道でも走行可能」なバイクということです。
グラベルロードにも様々な種類がありますが、共通していることもたくさんあります。
- タイヤは太め
- 耐久性を重視したフレーム
- ディスクブレーキ
- 長めのヘッドチューブ
上記のように、グラベルロードはロードバイクに見られないパーツがたくさんです。これは「長距離をより快適に走行できるようにするため」の工夫であり、グラベルロードの最大の特徴ともいえるでしょう。
魅力
グラベルロード魅力は、ロードバイクに比べると「より長い走行」に向いていることです。
グラベルロードは長距離走行を前提としているため、サイクルキャリアを取りつけられるモデルも多くラインナップされています。
砂利道のような悪路でも安定した走行を可能にする構造であるため、より安定感ある乗り心地を楽しめるでしょう。
また、グラベルロードはロードバイクより振動吸収性が高く、地面からの衝撃をより効果的に和らげてくれるのも魅力の1つです。
他のスポーツバイクとの違い
グラベルロードと他のバイクとの違いは、やはり「長距離走に向いていること」「悪路でも安定した走行ができること」の2点です。
グラベルロードのパーツは他のスポーツバイクに比べてがっしりしていて安定性が高いため、とにかく「乗り心地」が抜群。
砂利道などの悪路でもスイスイ走行できるため、様々な場所でのサイクリングを楽しめるでしょう。
初めてのスポーツバイクにもおすすめ！
グラベルロードは長距離向けのスポーツバイクであるため、安定性に長けていて造りもしっかりしています。
同じサイズのロードバイクに比べると重量は重くなりますが、通勤や通学で使用する以外にも、週末などは長距離サイクリングなどにも挑戦できる楽しさがあるでしょう。
スポーツバイクに乗り慣れていない初心者にとっては、グラベルロードの太いタイヤは安定感抜群でとても乗りやすいはずですよ。
グラベルロードの選び方
一口にグラベルロードといっても、種類は豊富です。そこでここでは、グラベルロードを選ぶ際に意識しておいた方がいいことについて、詳しく解説します。
タイヤのサイズ
ロードバイクよりも太いタイヤを採用しているグラベルロードですが、グラベルロードの中でも「太め」「細め」があります。
目安としては「40c前後のタイヤはオフロード」「30c以下はロード寄り」といえるでしょう。
たくさんの荷物を積んでツーリングを楽しむなら、安定感ある36c以上のサイズがおすすめです。一方で、舗装された道を中心に走るのであれば、乗り心地が軽くてスイスイ走行できる28〜35cのサイズがぴったりです。
このように、自分がどのような場所を走るのかによって選ぶべきタイヤのサイズが異なります。必ず走行場所やスタイルに合ったタイヤのサイズを確認するようにしましょう。
タイヤサイズまとめ
| タイヤサイズ | おすすめ |
|---|---|
| 30c | 舗装炉の走行がメイン。軽さや速さを重視。オフロードにおいては、高度なコントロールスキルを要する。 |
| 40c | 安定性が高く悪路での走行におすすめ。タイヤの抵抗が大きいため、スピードを出すためには脚力が必要。 |
拡張性
拡張とは、バイクに様々なパーツを取りつけて用途を増やすことです。
拡張性の低いグラベルロードを選んでしまうと、後々「キャリアを取りつけて荷物を積みたい」「キャンプやツーリングに挑戦したい」と思っても、パーツの取りつけができないという可能性も！
拡張性の高いモデルであるかどうかは、フレームに「ダボ穴」がどれくらいあるのかで判断できるのでチェックしてみてください。
ダボ穴とは？
ダボ穴とは、フレームにキャリアを取りつける際に利用する穴です。
ロードバイクは長距離向けの使用ではないためダボ穴が開けられていることは稀ですが、グラベルロードにはダボ穴のあるモデルが充実しています。
ダボ穴にパーツを差し込んで固定し、キャリアなどのパーツを取りつけます。したがって、ダボ穴が多ければ多いほど「拡張性が高いバイク」といえます。
フレーム素材
フレームの素材によっては耐久性や強度が異なります。したがって、走行する場所に合わせて耐久性の高いフレームをエラに必要があると考えられるでしょう。
悪路を中心に走行する場合、砂利や土など地面からの衝撃・振動をたくさん受けることになるため、耐朽性の高い「クロモリフレーム」がおすすめです
一方で、舗装路を中心に走行する場合は軽量タイプの「カーボンフレーム」でも十分でしょう。
フレームの素材によって耐久性や重さ、価格に大きな差が生じます。まずは主要フレームの素材を知り、自分の走行スタイルに合わせたフレームを選部ことが大切です。
おすすめのグラベルロード5選
グラベルロードは、抜群の安定感と長距離走に特化した構造です。スポーツバイク初心者でも乗りやすいため、初めてのスポーツバイクに選ぶ人もたくさんいます。
ここでは、初心者にもおすすめのグラベルロードを厳選！これからツーリングや長距離サイクリングに挑戦してみたいという人は、ぜひグラベルロードをチェックしてみてください。
CANOVER グラベルロード
2020年グッドデザイン賞受賞！圧倒的な価格帯で向かう所敵なしのCANOVERから、頑丈なフレームでグラベル（砂利）道でもガンガン走れるモデルが登場です。
人気のドロップハンドルはもちろん、タイヤサイズはやや太めの28cタイヤ、シマノ21段変速にフロントディスクブレーキが採用されています。
タイヤが太めなので安定感バッチリで、悪路でもストレスなくツーリングできる乗り心地です。スポーツバイク初心者にもおすすめです。
GT グレードカーボンエリート グラベルロード 2021
GTはアメリカを代表するバイクメーカーで、オフロード向けのバイクが充実しています。
グレードやモデルによって様々なコンポーネントが使用されているため、予算や乗り心地などに合わせて好みの1台を見つけやすいでしょう。
特に注目を集めているこちらのモデルは、21年3月入荷予定のグラベルロード！フレームやフォークにはカーボンが使用されているためとてもスタイリッシュな印象で、ビジュアル重視のライダーからも人気です。
ブレーキは油圧ディスク、タイヤは700×40c、各パーツには信頼あるブランド「シマノ」が主力で採用されているこだわりのモデルです。
GIOS(ジオス) MITO CLARIS
ジオスはイタリア・トリノで誕生したバイクメーカーです。ブランドを代表する「ジオスブルー」という鮮やかなカラーは、多くのバイクファンの心を魅了していますよね。
ジオスの特徴は、とにかく「溶接技術」が優れていることです。精度の高いフレームは耐久性が高いだけではなく、外見もうっとりするほど美しく、ビジュアルにこだわる人にもぴったりでしょう。
こちらのモデルはクロモリフレームでスリムに仕上げた外観が印象的。スタイリッシュで洗練されたなシルエットと滑らかな乗り心地にこだわり、あらゆる条件下でも高い操作性を実現してくれます。
BIANCHI VIA NIRONE 7 ALL ROAD
ビアンキは、イタリアの老舗バイクメーカーです。設立130年以上の歴史が物語っているのは、ビアンキの確かな実力と想像力。
ロードレース用のバイク製造で培った技術を生かし、より走行性を重視したミドルグレードのグラベルロードであるため、街乗りや通勤でも活用しやすいのが魅力的です。
メインコンポーネントには「SHIMANO GRX400」が採用されていることから、舗装路はもちろん、グラベルが入り混じった悪路においても、快適な走りを実現させてくれます。
BASSO（バッソ） 2021年モデル MARTE
バッソは1982年にイタリアで創業されたバイクメーカー。まるで芸術品かのような美しいフォルムが特徴的で、流行やトレンドを押さえたデザインや設計のバイクが豊富です。
欧州ではデザイン性だけではなく品質の高さも広く評価されるようになり、品質に対して厳しいドイツの市場をもうならせています。
そして、こちらの2021年モデル「MARTE」は、グラベルバイクの中でも特に完成度が高いといわれています。
舗装路はもちろんのこと、グラベル道や雨天時でも高い制動力を発揮してくれるマルチスーパーバイクといえるでしょう。
まとめ
グラベルロードとは、ロードバイクの一種で「グラベル＝砂利道」でも安定した走行ができる、バイク界のSUV的な存在です。
基本的に長距離走行を目的として設計されているため、高い安定性や衝撃吸収性があるモデルも多く、グレードによってはキャリアを取りつけてキャンプやツーリングを楽しむことも可能です。
グラベルロードは通勤や街乗りだけではなく、ちょっとしたツーリングにも活用できるマルチな活用性と抜群の安定感が魅力的！初めてスポーツバイクを購入するという人にもかなりおすすめです。
自転車の種類や特徴について紹介している記事もありますので、ぜひ参考にしてみてください。
白根 鮎美 /
ビギナーズ編集部 ライター
独学で英語を勉強後、オーストラリアでは幼児教育の専門学校で勉強。帰国後は子ども英会話教室にて1歳から高校生への英会話を指導していました。また、サーフィン歴は10年以上、海を愛する2児のママサーファー。
