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グラベルロードのおすすめ10選!自分にぴったりの選び方も紹介
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これからサイクリングを楽しもうと考えている人は、購入する自転車の選択肢にグラベルロードも加えてみませんか。休日、慌ただしい日常から離れてリフレッシュするのに、悪路に強いグラベルロードは最適です。
グラベルロードが活躍するのはオフロードだけではありません。通勤・通学時などシーンを問わず快適に乗れるため、サイクリングと普段使いの両方を楽しみたい人から選ばれています。
グラベルロードを選ぶときには、見た目も重要なポイントです。しかしその他にも購入を決める前に確認しておきたいポイントがあるので、ぜひ本記事を参考にしてください。グラベルロードを購入する際の選び方と、おすすめ商品をピックアップしました。
目次
グラベルロードとは?
グラベル(gravel)とは砂利のことです。そしてグラベルロードとは、砂利道や林道など舗装されていない道でも安定して走れる自転車を指します。まずは、グランベルロードの特徴からチェックしていきましょう。
太いタイヤで安定性の高い自転車
グランベルロードの最大の特徴は「太いタイヤ」です。衝撃を吸収しやすく、どんな道でも快適に走れます。脇道・山道のような凸凹が大きい路面でも、安定感のある走りが叶うのが魅力です。
平坦な舗装路でスピードを楽しむのもよいですが、ぜひオフロードが多い場所で自然や風景を楽しんでほしいところです。
ドロップハンドルを採用していることが多い
横幅が広く、下方に大きく曲がっているドロップハンドルもグラベルロードの特徴です。一直線のハンドルとは違い、持つ位置や姿勢を変えられるので疲れにくく、オフロードの衝撃をおさえやすくなっています。
豊富なダボ穴で多くの荷物が積めるようになっている
ダボ穴が多く拡張性が高いのもうれしいポイントでしょう。キャリアをつけるなどして、好きなだけ荷物を積む場所を増やせます。アウトドア用品を積んで山道を走り、途中でキャンプをするという楽しみ方もあります。
グラベルロードの選び方
通勤・通学をメインで考えている人、サイクリングで未舗装路も走りたいと考えている人はどこを見て選べばよいのでしょうか。後悔しないための選び方を紹介します。
タイヤの太さで選ぶ
タイヤの太さは走りやすさに直結します。しかし、細いタイヤ・太いタイヤのそれぞれにメリットとデメリットがあるのです。
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【細いタイヤ(30c前後)】
- メリット…舗装路が走りやすい、ペダルが軽い
- デメリット…未舗装路では不安定
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【太いタイヤ(40c前後)】
- メリット…未舗装路では安定した走りができる
- デメリット…舗装路ではペダルが重い
通勤・通学、買い物、あるいはサイクリングでも道路を走るつもりの人は細いタイヤを選ぶようにします。砂利道、山道を走ってみたいと思う人は、太いタイヤを選ぶとよいでしょう。
フレーム素材で選ぶ
フレーム素材は自転車の乗り心地に関係します。ここではアルミとクロモリ、カーボンのメリット・デメリットを紹介します。
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【アルミ】
- メリット…軽くて硬く、安価
- デメリット…劣化が早め、衝撃が伝わりやすい
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【クロモリ(クロームモリブデン鋼)】
- メリット…比較的安価で、アルミよりは衝撃を吸収する
- デメリット…車体が重くなりがち
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【カーボン】
- メリット…軽くて強く、衝撃を吸収する
- デメリット…高価、一点に衝撃を受けると割れやすい
値段だけで見ると、アルミ<クロモリ<カーボンの順です。軽さ・走りやすさだけを求めるなら、アルミ>カーボン>クロモリの順でおすすめします。
ただ、グラベルロードは未舗装の道を走ることを想定しているので、衝撃吸収性も大切です。その点で順位をつけるとしたら、カーボン=クロモリ>アルミとなります。予算やどのようなシチュエーションで主に乗るのかなど、目的に合った素材を選ぶようにしましょう。
これから始める人におすすめのグラベルロード10選
グラベルロードに乗って出かければ、舗装路はもちろん未舗装路に入ったとしても快適に走れます。おすすめのグラベルロード10種をピックアップしました。
BROAM60|FELT
FELT(フェルト)はドイツで生まれたレーシング用自転車のブランドです。「速さ」「軽さ」「乗り心地」が追求されたグラベルロードBROAM60(ブローム60)は、極太タイヤを搭載しています。休日を自然の中で過ごしたい人にぴったりな自転車です。
初心者は長時間前傾姿勢でいると疲れてしまいそうですが、FELTのBROAM60は上体を起こして乗れるため安心です。アルミの頑丈なフレームにはダボ穴もたくさんついており、遠出に必要な荷物をしっかり積めます。あえて悪路を走りたくなる自転車です。
- タイヤ:700x40c
- フレーム素材:アルミ
JARI 1.7|FUJI
日本生まれのFUJI(フジ)は120年の歴史ある自転車メーカーです。乗り手のことを第一に考えて設計される自転車は、海外でもトップレベルのレーシングバイクとして活躍しています。
FUJIのグラベルロード「JARI(ジャリ)」はその名の通り、未舗装路を走ることを想定したグラベルロードです。
FUJIのJARIに使用されている素材は、A6-SLアルミニウムというもので、チタンが配合されています。また、太いタイヤに高剛性のフレームで、どんな道でも快適な旅に変えてくれるでしょう。
- タイヤ:700x38c
- フレーム素材:アルミ
TOPSTONE 4|Cannondale
アメリカの自転車メーカーCannondale(キャノンデール)は、高価な自転車が多い中、比較的手が届きやすい価格帯の自転車も販売しています。
TOPSTONE4(トップストーン4)は初心者にもおすすめのモデルです。鮮やかなフレームカラーは清々しい空色で、心地よい走りを後押しします。
キャノンデールはアルミフレームの開発に力を注いできました。TOPSTONEにも使用されているSmartForm C2アルミフレームは軽量で剛性が高いのが特徴です。CannondaleのTOPSTONE4は長時間のツーリングでも疲れを感じさせないでしょう。
- タイヤ:700x37c
- フレーム素材:アルミ(フォークはカーボン)
CAR-014-DC NERO|CANOVER
CANOVER(カノーバー)は大阪に本社を置く株式会社オオトモの自転車ブランドです。NERO(ネロ)はグラベルロードというカテゴリーにありながら細めのタイヤを持っており、長距離の走行にも適しています。
CANOVERの最大の魅力は、なんといっても価格です。グラベルロードは20万円を超えるものも一般的ですが、NEROは10万円を切ります。初心者が試しに購入するにはぴったりの商品です。
- タイヤ:700x28c
- フレーム素材:アルミ
Sutra LTD|KONA
カナダのKONA(コナ)は主にロードバイクを取り扱っているメーカーです。KONAのグラベルロード、Sutra LTD(スートラLTD)にはクロモリフレームが使用されています。
頑強なクロモリフレームと50cという極太タイヤは、どんな悪路もものともしません。耐衝撃バーテープにより、長時間のツーリングでも疲れにくい自転車です。
未舗装路だけではなく、舗装路でも力強い走りが叶います。ゴールドのボディには高級感があり、乗り手を満足させてくれるはずです。
- タイヤ:700x50c
- フレーム素材:クロモリ
Doppler|BREEZER
BREEZER(ブリーザー)は世界で初めて未舗装路でのレース用自転車を開発したメーカーです。以降、乗り手を笑顔にするようなスポーツバイクの開発に力を尽くしてきました。
Doppler(ドップラー)はタイヤホイールが小さいため、タイヤにエアクッション効果をもたらしてくれるのが特徴です。未舗装路でも安定して走れるでしょう。衝撃吸収性もあるので、自然の中を走るにも最適です。
満員電車のストレスから逃れて、Dopplerで爽快な通勤・通学を叶えてはいかがでしょうか。
- タイヤ:650x47c
- フレーム素材:クロモリ
Carlton-DC|RALEIGH
イギリスで生まれたRALEIGH(ラレー)は、創立者が体力を回復させるため自転車に乗ったことがきっかけで誕生しました。
機能・外観の両面にこだわるためにクロモリフレームを使用し、軽量化と高剛化を実現しています。Carlton-DC(カールトンDC)は落ち着いた色合いが魅力です。
通勤・通学はもちろん、ちょっとした外出に使うのもよいでしょう。途中に砂利道があったとしても、太めのタイヤが安定性を保つので全く問題ありません。
- タイヤ:700x40c
- フレーム素材:クロモリ
ORSO|Bianchi
Bianchi(ビアンキ)は小さな自転車店としてイタリアのミラノで生まれました。イタリア軍歩兵隊に初めてMTBを作ったブランドです。初のMTBにはマシンガンやライフルを取りつける台座がついていたといいます。
フレームこそが最も大事だという信念のもと、ORSO(オルソ)が作られました。フレームは頑丈でしなやかなクロモリです。
シティサイクルのタイヤと太さが近いこともあり、買い物や通勤・通学にも向いています。安定性が高いORSOは荷物を積んで走ることが得意です。
- タイヤ:700x38c
- フレーム素材:クロモリ(フォークはカーボン)
NICASIO|MARINE
アメリカ・カリフォルニア州生まれの自転車メーカーMARINE(マリン)は、自転車に乗る人の様々なシーンを想定して設計を生み出してきた人気のブランドです。
NICASIO(ニカシオ)は、舗装路と未舗装路を50:50の割合で楽しみたい人に向けて設計されています。30cと細めのタイヤなので、舗装路では軽い走りができるでしょう。クロモリフレームが衝撃を和らげながらも、土や石の感触がハンドルに伝わり、未舗装路を走る楽しさがわかるはずです。
- タイヤ:700x30c
- フレーム素材:クロモリ
GRADE CARBON ELITE|GT
GTはアメリカの自転車メーカーです。元は楽器修理に役立っていた繊細な溶接技術が、のちに優れたフレームを生み出すことに繋がりました。
数々のレースでトップを走り続けるメーカーだけあって、車体は非常に軽く、衝撃吸収性に優れているという特徴があります。長距離のライディングにも疲れにくい設計で、本格的に舗装・未舗装路のサイクリングを楽しみたい人にもおすすめです。
- タイヤ:700x40c
- フレーム素材:カーボン
まとめ
グラベルロードは、これからサイクリングを始めたい人にはおすすめの自転車です。道路を走る方が好きか、あるいは凹凸のある道を走ることに楽しみを見出すか、挑戦してみなければわからないものです。
グラベルロードなら、どちらも快適に走れるので、買って後悔することもないでしょう。もしオンロードをメインに走りたいと思った場合は、細めのタイヤに交換すれば問題ありません。
自転車は自分好みにカスタムしていけるという魅力もあります。まずはグラベルロードで様々な道を走る楽しさを体感してみてください。
また、グラベルロードについて詳しく知りたい方向けの記事も紹介していますので、ぜひ参考にしてみてください。
ビギナーズ編集部 /
ビギナーズ編集部 beginners
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