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サッカーのリフティングボールのおすすめは?使用するメリットも解説
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サッカーを始めたばかりの人の中には、「もっと基本的な技術を磨きたい」と考えている人は多いのではないでしょうか。そのような時に活用できるのがリフティングボールです。
この記事では、リフティングボールとはどのようなものなのか、利用することでどのようなメリットが得られるのかといった点について解説します。
また、選ぶ際のポイントとおすすめの商品についても取り上げているのでぜひ参考にしてみてください。
目次
リフティングボールとは
リフティングボールとは、その名の通りリフティングをする際に使用するボールのことです。
一般的なサッカーボールは、直径約22cm、重さ410~450gであるのに対して、リフティングボールは直径15cm前後、重さ100g台とサイズに大きな違いがあります。また、サッカーボールではみられないゴム製のボールもある点が大きな特徴です。
なお、リフティングボールはあくまでもリフティング用のボールであり、試合や練習では使用できません。ただ、リフティング練習に活用することで、後述するようにさまざまなスキルアップにつながります。
リフティングボールのメリット
リフティングボールは、一般的なサッカーボールと比べて、ボールコントロールが難しいという特徴があります。
力加減を少し間違えるだけで、うまくコントロールできなくなるため、リフティングボールを使いこなすことができれば技術向上が期待できるでしょう。
ここでは、リフティングボールを利用するメリットとして、具体的にどのような技術が工場するのか解説します。
ボールコントロールの上達
リフティングボールでリフティングが継続してできるようになれば、ボールコントロールの上達が期待できます。
リフティングを行う場合、ボールの芯を正確に捉えなければいけません。リフティングボールはこれに加えて、力加減が少しでも強かったり弱かったりすると続けられないため、ボールの芯を正確に捉えるスキルが養えます。
ボールコントロールをミスする場合、ボールの芯を正確に捉えてタッチできていないことが少なくありません。
リフティングボールで正確にボールを捉えられるようになれば、芯をしっかりとおさえられるため、ボールコントロールの質も向上すると考えられます。
キックの質・飛距離の向上
リフティングボールでボールの芯を捉えられるようになれば、キックの質や飛距離なども向上します。
例えばロングキックを蹴る場合、少しでも芯からずれた場所を蹴ると狙った場所に蹴られないほか、飛距離も伸びません。
リフティングボールで継続して練習していれば、どこを蹴るとどのように飛ぶのか感覚を磨けるため、ボールの芯をしっかりと捉えられるようになります。
これができるようになれば、正確なボールを蹴ることができるでしょう。また、ロングキックを蹴る時は芯を捉えることが大切であるため、ロングキックの飛距離も伸びると考えられます。
リフティングボールの選び方
リフティングボールと一言で言っても、その種類にはさまざまなものがあります。そこで、ここではリフティングボールを選ぶときのポイントについて解説します。
基本的なポイントを取り上げているため、これから購入しようとしている方はぜひ参考にしてみてください。
大きさ
先ほども説明しているように、リフティングボールは、一般的なサッカーボールよりもサイズが小さい点が特徴ですが、リフティングボールによっても大きさが異なります。そのため、大きさは選ぶときの重要なポイントとなります。
例えば、サイズが大きめのリフティングボールだと、ボールの芯を捉えやすくなっているため、サッカー初心者でも比較的扱いやすいでしょう。
一方で、サイズが小さいリフティングボールは芯を捉えにくい=リフティングの継続が難しいため、リフティングがある程度できる人、さらにスキルアップしたい人などに適しています。
初心者の方がサイズの小さいリフティングボールを購入すると、うまく扱えずに投げ出してしまうかもしれないため、まずはサイズの大きいものを購入し、必要に応じて小さいサイズのものを購入するといいでしょう。
なお、リフティングボールによっては、同じ商品でサイズの異なるものを販売しているケースもあるため、将来的なサイズ移行を考えているのであれば、そのような商品を選ぶのもおすすめです。
素材
リフティングボールは、サッカーボールのように人工皮革が使用されているものもあれば、ゴムのような柔らかい素材を使用しているものもあります。そのため、購入時は素材もチェックしておきましょう。
ゴムタイプのリフティングボールは、室内での利用にも適しています。人工皮革のボールだと硬いため家具や家電を壊してしまう恐れがありますが、柔らかいゴムのボールであればそのような心配がありません。
また、室内で練習できれば、天候に左右されず毎日練習できます。また、外だと暗くなると練習できませんが、室内なら時間も関係ありません。
一方の人工皮革は、ゴムタイプに比べるとサッカーボールに近い感覚でリフティングしたい人におすすめです。
ボールの素材はそれぞれに特徴があるため、用途などを踏まえて選ぶといいでしょう。
リフティングボールを使う際に意識すること
リフティングボールを使用する際は、リフティングの回数を伸ばすのではなく、スキルアップすることを意識してください。リフティングボールを使ってリフティング練習を行う場合、どうしてもリフティングの回数を伸ばすことに注力してしまいます。
もちろん、回数を伸ばすことを目標とすることも悪いことではありません。5回しかできなかった人が10回できるようになれば成長を実感できるでしょう。
しかし、回数ばかりを意識してしまうと、リフティングボールのメリットでもあるボールの芯を正確に捉えることを意識しなくなってしまいます。
先ほども説明しているように、リフティングボールは、ボールの芯を的確に捉えられるようになることで、ボールコントロールやキックなどのスキルアップにつなげられます。
そのため、回数よりもボールを正しく捉えられているかどうかという点を意識するといいでしょう。
ボールが安定せず、あちこちに移動しながら行うリフティング100回よりも、ほとんど場所が変わらず安定して行うリフティング50回の方がスキルアップにつながっていると言えます。
リフティングボールを使用する際は、この点を忘れないようにしてください。
リフティングボールを活用した練習メニュー
サッカーボールであれば、ボールを使ってさまざまな練習メニューを行いますが、リフティングボールの場合は、基本的にリフティングのみを行います。
サッカーを始めたばかりだと、ボールの芯を捉えられずリフティングが安定しないかもしれません。コツコツと毎日継続して取り組むことで、少しずつ安定してくるため、諦めずに粘り強く練習し続けましょう。
また、リフティングが安定してきたら、リフティングボールのサイズを小さくして、リフティングの難易度を上げるのもおすすめです。そのほかにも、右足のみ、左足のみ、インサイド、アウトサイドなど条件をつけて取り組んでみるのもいいでしょう。
利き足だけでなく、非利き足でもボールをしっかりと捉えられるように練習に取り組んでください。
おすすめのリフティングボール
ここでは、おすすめのリフティングボールを紹介します。購入したいけど、どれを選べばいいのかわからないという方はぜひ参考にしてみてください。
ミズノリフティングボール
こちらのリフティングボールは、ゴムタイプとなっています。ステップ1、ステップ2とサイズの異なる2種類のボールがあり、ステップ2の方がボールが小さくリフティングの難易度が高い点が特徴です。
サイズ移行も踏まえてリフティングボールを購入したい方におすすめの商品です。
adidasタンゴリフティングボール
こちらは、一般的なサッカーボールでもよく使われている人工皮革を使用しているリフティングボールです。ボールのサイズが直径18cmと、リフティングボールの中で比較的大きいサイズであるため、サッカー初心者の方でも、使いやすいでしょう。
molten リフティングボール
こちらは、ゴムタイプのリフティングボールです。moltenはサッカーボールをはじめとして、さまざまなスポーツのボールを製造しているメーカーです。そのため、ボールの品質に対する安心感は抜群だと言えます。
弾みやすいボールであるため、リフティングの際は細かい力の強弱が求められるでしょう。キックの際の細かい調整力が身につけば、サッカーボールを扱う際のスキルも上達するはずです。
テクダマ
こちらは、リフティング専用のボールではありませんが、リフティングをはじめとしたサッカーのトレーニングに使用できる特殊なボールです。ボールの重さは小学生用のボールである4号球と同じですが、サイズは2号球と同じとなっています。
また、ボールは予測不能な動きをするため、ボールを蹴る箇所を常に意識する必要があるでしょう。リフティングボールよりも難易度が高いため、初心者の方よりもある程度サッカーを経験している方におすすめです。
まとめ
今回は、リフティングボールの概要から利用するメリット、選ぶ際のポイント、おすすめの商品などについて解説しました。
リフティングボールはボールを正確に捉えるスキルを養えるため、サッカーボールのコントロール技術やキックの精度、飛距離などの向上が期待できます。選ぶ際は、サイズや素材などをチェックし用途に応じて購入してください。
また、リフティングについて具体的に知りたい方向けの記事も紹介していますので、ぜひチェックしてみてくださいね。
Kzy Shibata /
ビギナーズ編集部 ライター
岡山県出身 フリーライター兼サッカー監督です。 「人間万事塞翁が馬」をモットーとしています。