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キャンプ料理道具の選び方!シーンに合わせたアイテムをご紹介

クッカーから燻製器まで、キャンプ料理道具の全容をご紹介!シーンに合わせた選び方、素材の特徴など知っておくと便利な知識を伝授します。おすすめアイテムを参考にしてお気に入りのアイテムを揃えよう。
キャンプ料理道具の選び方!シーンに合わせたアイテムをご紹介

※当記事はアフィリエイト広告を含みます。

キャンプ料理はキャンプの最大の醍醐味。使う料理道具1つで使いやすさはもちろんのこと、同じ食材でも味に天地ほどの差が出ることがあります。とはいえ数多くあるキャンプ料理道具の中から絞り込んで選ぶのは知識が無いと難しいのが現実です。

料理道具の種類と特徴、それぞれのおすすめアイテムを例としてご紹介します。これからキャンプ料理に挑戦しようとするかたは、ぜひ参考にしてみてください。

キャンプ料理道具は素材とシーンで選ぶ

キャンプ料理道具を選ぶうえで最初に知っておきたいのが、料理道具に使われている素材と道具の基本的な使い方。

例えば、焼き料理に使いたい家庭にもあるフライパンですが素材によって料理の味や料理法までもが違います。自分に合った調理道具を選ぶためにもあらかじめここで抑えておきましょう。

素材の特徴

キャンプ料理道具に使われている素材はアルミ・ステンレス・チタン・鋳鉄の4種類。素材ごとに重さ・コスト・熱伝導率が違い、シーンによって個性を発揮します。

シーンに合っていない素材のクッカーを使うと、すごく焦げ付いたり火傷をしたりする危険があるため料理道具を選ぶ時は素材に着目することが大切です。

このあと紹介する料理道具は使われている素材と特徴、おすすめのシーンを記載するのでお見逃しのないようにしましょう。

シーンに合わせた使い方

素材もそうなのですが、料理のシーンに合わせてキャンプ料理道具を変えることも道具選びのコツ。

例えば野菜のローストを作りたい場合、一般的に使われているようなステンレス製のフライパンを使うよりも鋳鉄製のスキレットやフライパンを使う方が、同じ焼くという行為でも素材の味の引き出し方が違います。

とはいえ、装備を軽量にしたいソロキャンパーに鋳鉄製の道具は重く、人によっては美味しさよりも手軽さを重視したいはず。シーンに合わせた料理道具を選ぶことで満足のいく自分のキャンプが楽しめるようになるでしょう。

キャンプ料理道具の鍋&フライパン

キャンプ料理道具に必要不可欠なのがフライパンと鍋。簡単にすませたい人もこだわって作りたい人も炒める・煮込むにはフライパンと鍋が必要ですよね。

家庭用の料理道具で代用する方もいらっしゃいますが、キャンプで焚き火はつきもの。煤が一度ついてしまえばタワシでこすっても中々に落ちません。

土やほこりも舞うアウトドアの環境下で汚れることは必至。気になるかたは専用の料理道具を用意するのをおすすめします。

CAPTAINSTAG ラグナステンレスクッカーセット

錆に強いステンレス素材が使われたCAPTAINSTAGのクッカーセット。家庭用のフライパンと同じ素材で作られていて、炒め料理やお湯を沸かすことに向いています。

スタッキングができるクッカーセットなので収納もコンパクト。登山や他のアウトドアの場面で使いやすい初心者におすすめのアイテムです。

ブッシュクラフト 焚き火フライパン

ブッシュクラフトブームの中、人気爆発中のアイテム「焚き火フライパン」。鉄製ながらにさほど重量はなく、柄がないため収納がコンパクトにできます。

多少のメンテナンスが必要になりますが、使えば使うほどに味が出る焦げ付きの少ない焼き・炒め料理向きのアイテムです。

柄は近くにある木を差し込んで使う、野営好きにはたまらないデザインですね。

キャンプ料理道具のリラックススアイテム

キャンプ料理道具は決して食べる用のものだけではありません。食前や食後、3時のおやつ時にはリラックス用のコーヒセットがあるとキャンプは、より華やかなものに。

コーヒーだけでなく紅茶やスープを飲むのにも使えるので、調理器具とは別に1つ持っておくとより楽しく過ごせますよ。

エスプレッソメーカー

エスプレッソメーカーは挽いた豆と水を別々の容器に入れ、直接焚き火やコンロで沸騰するだけでエスプレッソが飲める優れもの。沸騰し蒸発したお湯が押し上がり、上層にあるコーヒーの粉末を通過し濃厚なエスプレッソが抽出されます。

手間がかからず濃厚なエスプレッソが飲めるアウトドア向きのアイテムですね。

ハンドドリップコーヒーポータブルセット

コーヒーは自分で淹れたい、キャンプの時に挑戦してみたいという方におすすめのアイテム。コーヒーのドリップに必要な道具が全てセットになった手軽でお得なアイテムで、キャンプで過ごす時間を優雅に感じさせてくれます。

飲む前から工程を楽しめるので、したことが無いというかたほどおすすめしたいリラックスアイテムですね。

Coleman ファイアープレイスケトル

お持ちのクッカーやフライパンでお湯を沸かすこともできますが、ケトルがあると雰囲気がまるで違います。

火に強いステンレス製なのでいくら高い火力であぶっても大丈夫。むしろ炙れば炙るほどに色が変色し、オリジナルの美しい色合いに変化します。

お湯を沸かしてコーヒーに使うもよし、お茶やスープを作っても良い使いやすいケトルは、焚き火好きは必見です。

キャンプ料理道具は鋳鉄素材がかっこいい

キャンプ料理道具は鋳鉄素材がおすすめ。耐久性・蓄熱性に優れ熱伝導率の高い素材で、炒め・蒸し・煮込みなどの様々な料理に対応が可能です。

多少のメンテナンスが必要ですが、焦げ付きが少なく、ただ焼くだけの料理でも素材の味を最大限に引き出し別次元の味へと昇華させる力があります。

重量が重いので軽量にすませたいソロキャンパーにはあまり向いていませんが、料理にこだわりたい方にはおすすめのアイテムをご紹介します。

OIGEN 及源鋳造 丸鍋 5寸

鍋料理にあると嬉しいOIGENの「及源鋳造」。鋳鉄素材は他の素材に比べ温めるのに時間がかかりますが、一度温めてしまえば冷えにくい素材でもあります。

火から離しても長時間、保温してくれるので鍋料理がいつまでも温かいまま頂ける鍋に適任のアイテムです。

キャンプ料理で鍋料理はオールシーズン愛される料理。簡単にも作れる鍋料理の鍋にはこだわったものを使用したいですね。

lodge スキレット

スキレットも鋳鉄素材なので保温力が抜群に高い。アヒージョや焼肉など、温かさをキープしながら食べたい料理にスキレットはうってつけです。

焼き料理も焦げ付きなくできるのでシンプルに目玉焼きと厚めのベーコンで焼くだけのジブリ飯は、スキレットだからこそできる料理です。

Coleman ダッチオーブン

燻製料理、例えばローストビーフをつくるならダッチオーブンは必須のアイテム。保温力・蓄熱性が高いうえに鋳鉄製は遠赤外線を強く発します。

中までじっくり火が通り素材のうま味を最大限に引き出し初心者でも絶品料理を作ることができます。

キャンプ料理道具でスモーク料理を作ろう

キャンプ料理に慣れてきたら挑戦したいのが燻製料理。料理道具さえちゃんとしたものを使用すれば難しい技術も必要なく、誰でも簡単に燻製料理を作ることができます。

チーズやウインナー、ナッツなどの固形物だけでなく醤油も燻製にするだけで今までの料理が全く別の食べ物へと変貌し、お酒のつまみ作りとしてハマることも間違いなしです。

SOTO お手軽香房

キャンプ用バーナーで人気の高いSOTOで販売されている「お手軽香房」は燻製の中でもかなりリーズナブルなアイテム。お肉や魚をぶら下げるフックが付き、中は二段になっているので一度に何種類かの燻製ができるコスパ最高のアイテムです。

使い方は簡単で、燻製用のチップスに火をつけ燻製器のなかに入れてふたを閉めるだけ。温度を確認しながら少し待つだけで簡単に、中に入れた食材が香ばしい燻製に様変わり。り新しい料理に挑戦したい、つまみが欲しい方は必見です。

SOTO スモークチップス

燻製は入れるスモークチップによって味が全然違います。木の種類で匂いが変わるため燻された食材も香りがチップによって変化します。同じ燻製でもいろんなかおりが楽しめるので、飽きることなく燻製料理を堪能できますね。

スモーカー用 温度計

燻製料理は燻す温度と時間で料理の名前が変わり、味の深みが変化します。食材によって燻す温度が変わるため本気で燻製料理に挑戦したい方は温度計が必要不可欠です。温度計が無くても燻製はできるので気軽に挑戦したいかたは、温度計は後からでも大丈夫です。

SOTO スモークスターターセット

今までのアイテムが全てセットになったSOTOの「スターターセット」。燻製に興味が湧いた方はこちらのセットでまとめて揃えましょう。

BBQグリル

電源のコンセントさえあれば、どこでも料理ができる電気式BBQグリル。通常のBBQコンロとしての使い方に加え、蓋を閉めれば燻製料理を作りこともできます。

炭や薪と違い、熱源を別途購入する必要が無いので管理が簡単。火力の調整もハンドル1つで簡単に行うことができるので自宅のキッチンのような安定感で料理ができます。

重量が重く大きいため2人で移動をする必要がありますが、キャスター付きなので平坦な道なら一人でも移動がらくらく。落ち着いて料理を楽しみたいかたにおすすめのアイテムです。

キャンプ料理道具で充実度が段違い

キャンプ料理道具はキャンプの楽しさを左右する肝心かなめのアイテム。普段味わえないアウトドアだからこそお気に入りのアイテムで料理をたしなみ、美味しい料理を味わえるようにしたいところです。

今まで料理したことが無い人もある人も、キャンプという新しい環境の中で一つ作ったことのないキャンプ料理に挑戦してみてはいかがでしょうか?

また、ソロキャンプについて具体的に解説した記事もも紹介しているので、ぜひチェックしてみてください。

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こーき /
ビギナーズ編集部 ライター

自然と焚き火を愛する男、旅火人ライターこーきです!日本半周ツーリングキャンプ経験者。ブッシュクラフトアドバイザーの資格を持っています。キャンプとナイフと焚き火の事ならお任せください。

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