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GeForce NOWとは?特徴や仕組み、メリットを徹底解説

GeForce NOWとは?特徴や仕組み、メリットを徹底解説

※当記事はアフィリエイト広告を含みます。

PCゲーム業界が震撼する全く新しいサービス、「GeForce NOW」が注目されています。本サービスの活用により、よりスマートにPCゲームを遊べるようになるのです。

簡単に説明すると、「GeForce NOW」とは、高スペックなPCやスマートフォンでなくても、どんなデバイスからでも、いつでも、どこでも快適にゲームがプレイできるサービスです。

一方、しっかりとサービスを理解しようとしても、GeForce NOWの特徴や仕組みは難しく、ホームページを見ただけではよくわからないというのが正直な感想でしょう。

そこで今回は、GeForce NOWの基礎知識を徹底的に解説します。ゲーム初心者の方でもわかるよう、できるだけ丁寧に解説するのでぜひ参考にしてみてください。

また、最後には「GeForce NOW」をお得に使える方法を解説していますので、合わせて参考にしてください。

【解説】GeForce NOWとは?

GeForce NOWは、クラウドゲームサービスです。あくまでも“クラウドサービス”であり、ゲームではありません。その複雑さから、「公式サイトを見てもどんなサービスかわからない」という方が散見されます。

そこで、ここでは、GeForce NOWとは一体どのようなサービスなのか、順を追ってご説明します。

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クラウドとは?

クラウド(正式名称:クラウドコンピューティング)とは、サービス事業者が提供するクラウドサーバーから、インターネットを経由してデータやコンテンツ、ツールなどを利用できるサービスの総称です。

あまり馴染みないかもしれませんが、私たちは普段からクラウドを活用しています。たとえば、GoogleのメールサービスであるGmail。仕事で使っている方も多いでしょうが、Gmailもれっきとしたクラウドサービスの一種です。

クラウドベースのGmailが登場する以前、パソコンにメーラーと呼ばれる電子メール管理・送受信ソフトをインストールし、仕事やプライベートで使うのが一般的でした。現在においてもなお、MicrosoftのOutlookを使っている方は、多いのではないでしょうか。

一方で、受信メールの閲覧や送信は、メーラーをインストールしたパソコンでしか利用できませんでした。ビジネスメールを確認するために、その都度会社に戻る……といったケースは少なくありません。

さて、Gmailはパソコンやスマートフォン、インターネット環境さえあれば、どこでもメールの管理・送受信ができます。なぜなら、電子メールをGoogle側のクラウドサーバーで管理しているためです。

つまり私たちは、必要なとき(受信メールを確認したいとき)に、必要な情報(クラウドサーバーのメール受信フォルダ)にアクセスしているわけです。では、この仕組みをGeForce NOWに当てはめて考えてみましょう。

GeForce NOWの主な仕組み

GeForce NOWは、先端技術と高速通信技術が可能にしたクラウドゲームサービスです。その仕組みは次の通り。

GeForce NOWの仕組み
  1. Steamなどのデジタルゲームストアからソフトを購入
  2. 購入したソフトをGeForce NOW側のクラウドサーバーにインストール
  3. デバイスからクラウドサーバーにアクセスし、ゲーム操作情報を送信
  4. クラウドサーバーがゲーム画面をストリーミング(転送)し、表示される
  5. ゲーム終了まで(3)と(4)を繰り返す

誤認されている方が多いですが、GeForce NOWはゲームではありません。SteamやEpic Game Storeのようなデジタルゲームストアでもなく、ごくありふれたクラウドサービス。いうなれば、高負荷のPCゲームを動かすための「器」なのです。

GeForce NOWが画期的なワケ

具体的な仕組みをご説明しましょう。まずユーザーは、GeForce NOWを契約する前に、デジタルゲームストアでGeForce NOW対応ソフトを購入します。

続いてGeForce NOWを契約し、サービス側のクラウドサーバーにPCゲームをインストールします。これでインターネットを介し、クラウドサーバー内のPCゲームに「アクセス=プレイ」できる状態を構築します。

パソコンやスマートフォン、タブレットなどのデバイスからクラウドサーバーにアクセス。プレイ開始を押します。これで、普段PCゲームをプレイするときと同じように、ゲーム画面が表示されます。通常通り、キーボードやコントローラーで操作できるはずです。

ここで重要なのは2点。自身のデバイスから「操作情報を送信」し、クラウドサーバー側からは「操作情報を反映させたストリーミング映像が転送」されていることです。

PCゲームを動かすための処理はすべて、サーバー側で行われています。つまりユーザーである私たちは、「遠隔地のゲーミングPCをリモート操作している状態」になるのです。

高速通信技術を活用しているため、タイムラグはほぼなく、快適なプレイフィールを実現。これこそがGeForce NOWの仕組みであり、画期的と称される理由です。

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こちらの記事では、GeForce NOWの登録方法一覧と登録できない際の対処方法を解説しているので、参考にしてください。

【解説】GeForce NOWのココがすごい!利用するメリットは?

GeForce NOWの仕組みをご説明したところで、サービス自体の魅力やメリットについて深掘りしていきます。

ハイスペック・ゲーミングPCが不要に!?

先にお話した通り、PCゲームのグラフィック処理は、GeForce NOWのクラウドサーバーで行われます。ユーザーは処理された結果をストリーミング映像として受け取り、さらに操作情報を送信しているに過ぎません。

これはつまり、ハイスペック・ゲーミングPCなくてして、様々なPCゲームが遊べるということ。GeForce NOWはパソコン(Win/Mac)、スマートフォン(iOS/Android)、タブレットに対応しており、最新のPCゲームも、各デバイスでプレイ可能です。

様々なデジタルゲームストアのタイトルに対応

デジタルゲームストアといえばSteamやEpicGame Store、Originなどが有名。とりわけSteam はユーザー数が多く、多数のPCゲームを積んでいる方も多いのでは?

GeForce NOWのメリットとして、対応タイトルであれば、すでに購入済みのソフトをインストールできることが挙げられます。再度ソフトを購入する必要はなく、GeForce NOWの月額利用料さえ支払えばOKです。

これが実現するのは、PCゲームプレイ環境の“スマート化”です。元来、最新のPCゲームを遊ぶためには新しくゲーミングPCを購入したり、最新型のグラフィックボードに交換したりと、その都度カスタマイズする必要がありました。

一方で、パソコンの大型化が招く弊害は大きなものです。部屋のスペースは取りますし、電気代も膨れ上がります。最新のPCゲームを遊ぶには、その動作推奨スペックを満たすハイスペック・ゲーミングを用意しなければなりませんでした。

その点GeForce NOWは、内蔵GPUのノートパソコンやスマートフォン、タブレットなどでプレイ可能。わざわざゲーミングPCを用意し、電気代を気にしつつフル稼働させる必要がなくなりました。

いつでもどこでも、場所を選ばずに様々なPCゲームが遊べる……これほどスマートなプレイスタイルがあるでしょうか。GeForce NOWは、PCゲームの新たな可能性を引き出す、先進的なサービスといえるでしょう。

あの人気タイトルもストリーミングで遊べる!

GeForce NOWの対応タイトルは、公式サイトにおいてリスト公開されています。非常に数が多いため、とりわけPCゲーマーに人気のタイトルをピックアップしました。

GeForce NOWの対応タイトル(順不同)
  • Among Us(Steam)
  • 7 Days to Die(Steam)
  • Cyberpunk 2077®(Steam)
  • DayZ(Steam)
  • EARTH DEFENSE FORCE®: IRON RAIN™(Steam)
  • Satisfactory(Steam)
  • Apex Legends(Origin)
  • シティーズ:スカイライン(Epic)

上記は一例ですが、思いのほか要求スペックの高いPCゲームに対応していることがわかります。特に「Cyberpunk 2077®」をはじめとする動作の重いタイトル、「Apex Legends」のようなオンライン専用タイトルにも、しっかりと対応していることに驚きます。

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【解説】GeForce NOWで注意したいポイント

ここまでGeForce NOWの特徴や仕組み、メリットをご紹介してきましたが、いくつか注意したいポイントがあります。

GeForce NOWはPCゲームではない

まず、再三繰り返すように、GeForce NOWの契約だけでPCゲームは遊べません。GeForce NOWはクラウドゲームサービスであり、ただの「器」なのです。別途PCゲームを購入し、ユーザー自身がインストールしなければ機能しません。

マイナーなデジタルゲームストアには対応していない

対応するデジタルゲームストアにおいて、主要サイトはほぼ網羅しています。しかし、一部マイナーなゲーム配信プラットフォームにおいては、たとえ同じタイトルでも、GeForce NOWに対応していない可能性があります。

具体例を挙げると、Steamで購入したCyberpunk 2077®と、GeForce NOW非対応のデジタルゲームストアで購入した同作品がある場合、インストールできるのは「Steam版のCyberpunk 2077®」だけです。

ゲームは対応していても、デジタルゲームストアが対応していないケースがあるため、事前に確認してください。

相応に快適なインターネット環境が必要

GeForce NOWを快適に利用するためには、相応の通信速度を誇るインターネット環境が必要です。「場所を問わず利用できる」のは事実ですが、インターネット環境次第ではタイムラグが発生。プレイに支障をきたします。

高速かつ安定的なインターネット環境さえ用意あれば、GeForce NOWは真価を発揮します。出先でのプレイを目的に、GeForce NOWを契約する場合、適切なインターネット環境を構築できるかよく考えるべきです。

プレイ不向きなゲームジャンルがある

リアルタイム性が求められるゲームジャンルに、GeForce NOWはあまり向きません。たとえば、OriginまたはSteamで配信されているApex Legends。スピーディーな試合展開がウリですが、インターネット環境の善し悪しで、プレイフィールが損なわれます。

ストリーミング映像をもとに操作する以上、どうしてもタイムラグは発生します。オフラインゲームや、リアルタイム性が求められないゲームならば問題ないでしょう。

しかし、Apex Legendsでは、1秒の“ズレ”が勝敗をわけます。そんなタイトルに、ストリーミング技術を応用するGeForce NOWは不向きといえます。同作のみならず、「遊べる」けど「快適に遊べる」とは限らないタイトルが、いくつか含まれているのです。

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【解説】auスマートパスプレミアムでGeForce NOWをお得にプレイ!

GeForce NOWはauスマートパスプレミアムを使ってお得に遊べます。

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まとめ

GeForce NOWの登場により、PCゲーム界隈を取り巻く状況は大きく変化しました。今後は高価かつ大型のゲーミングPCが、不要になる時代が来るのかもしれません。ゲームジャンル次第ですが、GeForce NOWが最適になるケースも増えるでしょう。

ただし、e-Sport公認タイトルのように、競技性の高いゲームをGeForce NOWでプレイするのはおすすめしません。やはりタイムラグが致命的で、対人戦メインのゲームでは、見過ごせない要因です。

とはいえ、PCゲームの「遊び方」の幅は、着実に広がりました。GeForce NOWは月額利用を支払うことで利用できるため、すでに対応するPCゲームをお持ちの方は、ぜひ試してみることをおすすめします。

こちらの記事でもおすすめのゲームのサブスクを紹介しています。GeForce NOW以外のサービスにも興味がある方は、ぜひチェックしてくださいね。

また、おすすめの無料pcゲームを紹介している記事もありますので、参考にしてみてください。

ポメラニアン高橋 /
ビギナーズ編集部 ライター

ラーメンとロックをこよなく愛する洋犬ライター

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