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Chompyとは?他のフードデリバリーサービスとの違いや使い方を解説!
※当記事はアフィリエイト広告を含みます。
年々、利用者もサービス提供者も増加しているフードデリバリー。配達バックを背にしたバイクや自転車を街中で見かける機会もここ数年でぐっと増えましたよね。
今回は数あるフードデリバリーサービスから、Chompyについてご紹介。Chompyとはどんなフードデリバリーサービスなのか、どのように利用するのか。デリバリーを利用する方にも、配達員をされる方にもわかりやすく解説します。
目次
フードデリバリーサービス「Chompy」はどんなサービス?
Chompyとは日本国内発信のフードデリバリーサービスです。運営会社の株式会社シンは2019年6月の設立と若い会社で、DeNAの新規事業としてスタートしました。
本社は東京都目黒区で、代表の大見氏はDeNAトラベルの代表も務めた豊富なビジネス経験の持ち主。
Chompyのサービス開始は2020年2月とまだ間もないのですが、すでにエリアや登録店舗数を拡大して展開し、フードデリバリー業界のなかでも勢いを感じるサービスです。
chompyは小規模店舗の登録が多い
Chompyの最大の特徴は個人店など、小規模なお店の登録が多いこと。出前館やdデリバリー、そしてUber Eatsなどのフードデリバリーサービスの多くは、飲食店大手チェーン店の出店が目立っていました。
一方のChompyでは、行ってみたいけど今まで行けなかったお店や気になっていたお店のデリバリーを見つけやすく、いつもとは一味違う食事を楽しむことができるのが特徴。
利用者にとっては街の名店の味を自宅やオフィスで味わえるという特別感があって、嬉しいですよね。
Chompyは料理の作り手の顔が見える
Chompyの特徴として、店舗やメニューの魅力的な掲載方法があげられます。従来のフードデリバリーサービスは、メニューの写真や金額がメインに表示され、注文しやすさを重視していました。
Chompyは利便性だけではなく、店舗名と一緒に店主のイラストや写真、ロゴなどと一言コメントが添えられています。作り手の顔とコメントからメニューへの思いやコンセプトを知ることができ、店舗の雰囲気も感じることができるのです。
今までにはなかった、「作り手の温かみ」を感じることができるサービスといえますね。さらに利用者のレビューを伝える機能もあり、店舗側も食べる人の様子が見えて嬉しい仕組みができています。
グループ注文機能でみんなでお得にランチ!
Chompyでは企業として利用登録を行うことで、ランチタイムにまとめてデリバリーを行う「オフィスランチ便」を展開しています。
ひとつの店舗の様々な商品をひとつの場所に運ぶことで効率的にデリバリーできるため、配送料が無料となる利用者にとってお得なサービスです。
また、各自のアプリから決済ができるので、割り勘の計算やお金のやりとりの必要がないのも嬉しいポイントですね。
安心できる配達クルー
フードデリバリーサービスの増加と共に問題になっているのが、配達員のマナー。Chompyでは他社のデリバリーサービス経験者など、優秀な配達員を優先的に採用。また、定期的に配達員向けの説明会を行うことでサービスの向上を図っています。
また、配達中の事故やトラブルに対する補償制度、そして明確な報酬の制度を整えることで配達クルーも安心して働ける環境を整えています。
配達クルーは専用のユニフォームを着用しているため、見た目からも信用と信頼感を受け取ることができるのもポイントです。
クーポンやキャンペーンも豊富
期間や時期にもよりますが、配送料がお得になったり、決済時に使えるクーポンなどが豊富な点も利用しやすさのひとつです。今後もキャンペーンなど展開が見込まれるので、目が離せませんね。
Chompyの利用方法や対応時間&エリア
Chompyとはどのように利用するのでしょうか。ここでは、Chompyでフードを注文するまでの流れをくわしくご紹介します。
Chompyの注文はアプリから
Chompyでフードの注文をする際には、専用アプリのダウンロードが必要です。アプリさえあれば、スマートフォンやタブレット端末でどこからでも簡単に注文ができます。
対応時間と対応エリア
Chompyのサービススタート当初は対応エリアが渋谷駅周辺のみと限られていたのですが、徐々に都内中心部から拡大。
以下のエリアが対象となっており、対応エリアは増えることが期待されます。また、サービスの提供時間は10:00〜24:00とランチタイムやディナータイム以外も幅広く対応しているところも嬉しいですね。
- 渋谷区
- 目黒区
- 新宿区
- 豊島区
- 千代田区
- 中央区
- 港区(湾岸エリア除く)
- 世田谷区 ※一部のみ
- 品川区 ※一部のみ
- 中野区 ※一部のみ
- 杉並区 ※一部のみ
- 文京区 ※一部のみ
配達料金と決済方法
配送手数料はキャンペーンや時間帯、エリアなどによっても異なりますが、0〜500円となっています。
なお、決済方法については、クレジットカードとデビットカードのみ利用可能ですが、今後はその他キャッシュレスサービスも追加される可能性もあります。
「らくとく便」でお得に利用できる
Chompyをお得に利用したいのなら「らくとく便」がおすすめです。すぐに届けてもらうのではなく、届けて欲しい1時間以上前に注文をすることで配達手数料が無料になるお得なサービス。
ランチタイムや夕食にあわせてあらかじめ余裕をもって注文しておくことで、お得にデリバリーサービスを利用できるのです。
Chompyの配達クルーになるには
空いた時間や車両を有効に活用する「シェアリングエコノミー」は、日本でも浸透しつつありますね。
ChompyもUber Eatsと同じく、専用アプリから配達オファーを受け、消費者に届ける配達クルーとして、収入を得ることができます。
では、実際にChompyで配達を請け負うにはどのような手順が必要になるのでしょうか。
Chompy配達員の登録手順
まずはChompyクルーアプリをダウンロードして名前などの基本情報を入力し、説明会に申し込みします。
さらに配達員向けの説明会で条件や働き方、配達に関する注意事項に関する説明を受けます。その上で登録審査を受けて通過すれば、配達員として仕事を請けられる上体となるのです。
気になる報酬や支払いは?
支払いは1週間ごとに、毎週火曜日に前の週の月曜日から日曜日までの稼働分が登録した銀行口座へ振り込まれます。
Chompyの配達をするにあたって特徴的なのは、お店で商品をピックアップするときの待ち時間や、お届け先での待ち時間に対してもきちんと待機収入として報酬を受け取ることができる点。
単価としてはUber Eatsと比較しても高い方ではあるのですが、エリアや依頼件数はこれから伸びていく段階です。まとまった報酬を得るためには、様々なデリバリーサービスを掛け持ちすることも検討しましょう。
ちなみにChompyの報酬は下記のような仕組みになっています。配達クルーへの登録を検討されている方は、参考にしてくださいね。
- ピック/ドロップ収入:125円づつ
- 距離収入(ピック/ドロップ全ての移動に対して発生):75円/km
- 待機収入(5分以降は1分毎に15円ずつ※支払い上限あり):75円/5分
Chompyを利用するメリットとは
Chompyは、従来のフードデリバリーサービスにはあまりみられることのなかった「飲食店」と「配達クルー」と「利用者」3点のつながりがみえるサービス。
コミュニケーションツールのslackの専用チャンネルを利用しながらさまざまな角度から意見を取り入れ、サービスを急拡大させています。
では、具体的にはどのようなメリットがあるのでしょうか。「利用者」「配達員」「飲食店」それぞれの立場からChompyを使うメリットを説明していきましょう。
利用者のメリット
他のデリバリーサービスと比べて個人店が数多く登録されているのは大きなよ特徴。利用しやすいチェーンのお店だけではなく、気になっていたお店や普段では行かないような魅力的な店舗を見つけるきっかけになります。
また、作り手の顔やメニューやお店の特徴も見ながら選ぶことができるので、お店選びにも失敗がありません。
飲食店パートナーのメリット
飲食店がChompyのパートナーとして登録するメリットとしては、低コストでデリバリーサービスを始められることが挙げられます。
確保や車両費などコスト面でハードルが高かった個人店でも、Chompyであればタブレット代などごく低額な費用でデリバリーサービスを開始できるのです。
また、Chompyでは作り手の顔やお店のコンセプトなども掲載できる他、SNSアカウントのリンクも貼ることができるので、発信力強化や他店との差別化の手段としても活用可能。
利用者からのレビューや注文履歴も見ることができるので、利用者の存在をより身近に感じることができるのも魅力でしょう。
配達クルーのメリット
Chompyでは、待機時間にも報酬が発生する他、平日ランチタイムには時給保証もつくので配達クルーとしては報酬額の目安が立てやすいというメリットも。
また、専用ウェアがあるため、配達の際に服装に迷う必要がないだけでなく、インターフォンごしに不審がられる心配もありません。
支払いサイクルも1週間ごとなので、すぐに収入を得ることができる点も嬉しいポイントでしょう。
まとめ
つながりを大切にしている日本発信ならではのChompy。現在は都内中心部の一部のみの展開ですが、今後はエリアもサービスも拡大することが予想されます。
自宅にいながら街の名店の味を堪能できるのは嬉しいですよね。また、本業以外にも収入を得たいと思っている方は、配達員として登録してみてはいかがでしょうか。
また、出前・デリバリー・宅配アプリ14選についての記事もあるので、ぜひチェックしてみてください。
タカ /
ビギナーズ編集部 ライター
ホワイト企業を退職後、世界一周の旅に。アフリカや中南米、中東などを巡る。帰国後は雑誌社勤務を経て、フリーのライターとして活動中。