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anyCarryとは?サービス概要やメリット・デメリットを徹底解説

飲食に限らず幅広い商品のデリバリーい対応しているanyCarryとはどのようなサービスなのか。利用者・飲食店それぞれの視点から見た利用するメリットを分かりやすく解説します。また、配達員として働く方向けに、雇用形態についてもお伝えします。
anyCarryとは?サービス概要やメリット・デメリットを徹底解説

※当記事はアフィリエイト広告を含みます。

「自宅にいながら、プロの料理を味わいたい!」そんな需要が高まってきている昨今、シェアを伸ばし続けているのがデリバリーサービスです。

今回は数多く存在するデリバリーサービスの中でも、飲食に留まらないデリバリーサービスを展開することで話題になっている「anyCarry」について解説します。

サービス概要からデリバリー可能な商品、利用するメリット・デメリットなど、これからanyCarryを利用する方に役立つ情報が満載ですよ。

デリバリーサービス「anyCarry」とは

anyCarryは業界の中でも新しい部類に入るデリバリーサービス。どのような特徴があるのか、展開する範囲や安全に対するこだわりについてご紹介します。

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anyCarryはフード以外もデリバリーできる

フードデリバリーといえば、出前館やmenu、UberEatsなどが有名ですよね。anyCarryはフードだけではなく、本などもデリバリーしているのが最大の特徴。

「街中の商品が30分で手元に届く社会を」というキャッチフレーズをかかげ、消費者と店舗をクイックデリバリーでマッチングするシェアリングプラットフォームなのです。

menu(メニュー)デリバリー&テイクアウトアプリ
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開発元:menu, Inc.
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anyCarryは日本の会社

anyCarryの設立は2019年8月。近年増えているデリバリーサービスの業界の中でも比較的新しい企業です。本社を東京都千代田区に本社を置き、都内中心に事業を展開。渋谷区と提携し、渋谷にもオフィスを構えています。

anyCarryのデリバリーはバリエーションが豊富

anyCarryの特徴のひとつとして、運ぶものをフードにしぼっていないという点があります。MARUZEN&ジュンク堂書店やビックカメラなどの小売店と提携し、本や小物家電のデリバリーなども展開。

また自動配達ロボットによる複数店舗の商品をまとめてデリバリーするという実証実験を行うなど、先進的な取り組みを行っています。

自動宅配ロボットの活用も視野に

anyCarryはENEOSホールディングスや株式会社ZMPと連携し、自動配達ロボットを活用した実証実験を行いました。

内容は飲食店やコンビニなどの複数店舗の商品をひとまとめにしたロボットが自動で配達を行うというもの。

将来的には飲食のデリバリーの枠を超えて、人口減少や少子高齢化による買い物難民などの社会課題の解決にも繋がる可能性を感じる取り組みといえるでしょう。

複数店舗をはしごするデリバリーの仕組みを構築

野村不動産と連携している「GEMSはしごデリバリー」は、デリバリーを利用したいけれど高いという消費者の声と、デリバリーサービスを開始したいけど注文サイトやシステムの構築に高いハードルを感じている飲食店の声に応えたいと開始した取り組み。

同じ施設内であれば複数の店舗のフードをまとめて注文することができ、オフィスや自宅へ届けてくれるサービスの展開を始めています。

anyCarryは多様な事業者ニーズに対応

anyCarryは「Deaas」という言葉を標榜しています。DeaasとはDelivery as a Serviceの略称で、誰もが配送員となり、誰もが配送を依頼し、誰もが荷物を受け取ることができる独自の流通サービスのこと。

「注文サイト」「配送システム」「ドライバーインフラ」をデリバリーに必要な3大要素と捉え、事業者にあわせてそれぞれの組み合わせを提案することで、デリバリーの高速化と低価格化を実現しているのです。

注文サイトから実際の配達までをトータルでanyCarryに依頼する仕組みもあれば、配達員の手配や実際の配達のみの部分的なサポートも可能。事業者が抱える多様なニーズにあわせて、サービスを提供できるのがanyCarryの大きな特徴です。

anyCarryは安心と安全を重視

anyCarryでは、異物混入を防ぐ独自のシステムを構築しています。配達中に異物が混入しないように商品パッケージを開封すると跡が残り、未開封状態がわかるシールを使用。また、商品の追跡を可能にする独自のシステムを開発・導入しています。

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開発元:エニキャリ
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anyCarryの仕組みと利用方法

anyCarryは専用アプリ、もしくは、店舗の持っているECサイトや受注サイトから商品を受注し、anyCarryの配達員、もしくは、店舗の自前の配達員が配達を行う仕組みです。

出前館やdデリバリー、UberEatsなどと利用方法は大きく異なりませんが、特徴的なのは、店舗の事業スタイルなどにあわせた提案が可能なことです。

出前館などは店舗自前のドライバーが配達をし、UberEatsはUberEatsのスポット配達員が配達をします。しかし、anyCarryの場合、そのどちらもが利用可能なのです。

配達可能エリアは渋谷中心

現在配達が可能なエリアは東京都渋谷区、港区、目黒区など都内一部のみ。

コロナ禍でデリバリー需要が増えている今、様々な企業などと連携し先進的な取り組みを多数進めていることもあり、今後はさらにシェアが広がる可能性が大きいと言えるでしょう。

多様なクーポンやサービス

anyCarryでは、期間限定の割引や配送料(297円)無料のキャンペーン、SNS と連携した割引などのサービスを用意しています。初めての方にもお得で、利用しやすいですね。

anyCarryの決済方法

paypayやクレジットカードなど様々なキャッシュレス決済に対応。なお、2021年4月現在は新型コロナウィルス感染症拡大防止の観点から、現金での受け渡しを停止しています。

今後は決済手段がさらに増える可能性もあるので、利用前にアプリやインターネットページで最新情報を確認するようにした方が良いですね。

anyCarryの利用方法

anyCarryの注文方法はとても簡単で、アプリかインターネットのブラウザから注文可能です。「お届け先を指定する」のボタンから自宅住所や勤務先建物名などを入力するか「現在地から探す」のボタンを押して配達先を指定。

すると、その時間に配達が可能な店舗一覧が表示されるので、届けてほしい商品を選択すれば配達依頼は完了です。

anyCarryを店舗として登録する方法とは

anyCarryを店舗として利用したい場合、登録店舗となる必要があります。

配達を含めた全てを依頼するのか、配達だけを依頼するのか、注文部分だけなのか、anyCarryに依頼する内容によって手数料が異なりますので、詳しくは公式サイトから問合せてみてください。

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Uber Eats フード注文

店舗と利用者から見たanyCarryのメリット&デメリット

anyCarry以外にも、デリバリーサービスを展開する企業は多数あります。数あるデリバリーサービスの中からanyCarryをメリットはどこにあるのか。ここでは、anyCarryを使うにあたって、「店舗」「利用者」それぞれの視点からどのようなメリット・デメリットがあるのかを解説します。

店舗がanyCarryを使うメリットとは

多様なニーズにあわせて選べるシステムの提案は、既にデリバリーサービスを取り入れている店舗にもそうでない店舗にも利用しやすく、時間帯や曜日などによって使い分けを選択できるのは、店舗にとって大きなメリットではないでしょうか。

最短3日で登録完了してスタートできるスピード感のある対応や、初期費用や月額費用が無料になるキャンペーンやサービスなどスタートへの支援が手厚いのも嬉しいポイント。

また、異物の混入を防ぐための、開封済みがわかるシールや追跡の仕組みなど独自のシステムを持っているため、安心安全の確約ができます。

それによって社会からの信頼が得られることは店舗側にもとっても大きなメリットであり、選択する利用者側にも嬉しい点ですよね。

anyCarry利用者のメリットとは

異物の購入を防ぐシステムがあることによる安全性の確保はもちろん、利用者にとってもメリットがたくさんあるanyCarry。

例えば、近くにある店舗を選ぶことができるので配達スピードが格段に速いという点や、他社との連携でクーポンやキャンペーンを多くうちだしており、お得に利用できる点などがあげられます。

また、選べる商品がフードだけでなく本や電化製品などへの取り組みをしており多様であることも、デリバリーの選択の幅が広がりますね。

anyCarryを店舗として利用するデメリットとは

キャンペーンなどにもよりますが、anyCarryに依頼する内容に応じて手数料が発生する可能性があること、利用可能な時間やエリアが限定されることはデメリットと言えます。

anyCarry利用者のデメリットとは

2021年4月現時点では、利用可能な時間やエリアが他のデリバリーサービスよりも限定的なのは、利用者にとってのデメリットとして挙げられるでしょう。ただし、今後は利用可能エリアが広がっていく可能性は大いにあるはずです。

anyCarry配達員になる場合の雇用形態

anyCarryではUberEatsのように、配達員として登録することで自家用車や自転車を利用して収入を得ることが出来ます。配達員としてanyCarryで働くことを検討しているのであえば、雇用形態の特徴を事前に把握しておきましょう。

anyCarryの配達員はアルバイト契約

anyCarryでは、配達員をアルバイトとして自社採用しています。

UberEatsのように依頼があるのかないのかわからない状態ではなく、決まった時間、決まった労働力、労働量に見合った報酬が確約されていますので、配達員として働きたいという方におすすめです。

anyCarryの配達員は各種保険に加入できる

anyCarryでは、健康保険や雇用保険などの各種保険に加入することができます。

他のデリバリーサービスで配達員をする際、負傷した際や通行人に怪我をさせた際の保証がないことが問題になることがありましたが、その点anyCarryは非常に恵まれた環境で働けるということですね。

配達員は5時間から交通費が支給される

anyCarryの配達員は1日に5時間以上勤務する場合、交通費が支給されるのが大きな特徴。まとまった時間が確保できる方には、特におすすめですね。

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まとめ

自治体や企業と連携し、様々な取り組みを進めながら、デリバリーの業界に新たな可能性や夢、希望を広げているanyCarry。

伊藤忠テクノロジーベンチャーズからの資金調達を実施したというプレスも配信され、今後の飛躍も見込めます。利用者にも飲食店にも嬉しいサービスを提供しつづけるanyCarry。

対応エリア在住・在勤の方は、次のランチの際に利用してみてはいかがでしょうか。

また、出前・デリバリー・宅配アプリ14選を比較した記事もあるので、ぜひチェックしてみてください。

マーケットエンタープライズフィールドセールス

タカ /
ビギナーズ編集部 ライター

ホワイト企業を退職後、世界一周の旅に。アフリカや中南米、中東などを巡る。帰国後は雑誌社勤務を経て、フリーのライターとして活動中。

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