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ピアノ椅子おすすめ13選|選び方・ポイントを解説付きで紹介!

ピアノを弾く上で重要なアイテムのひとつが「ピアノ椅子」。椅子の高さ調節や座り方がピアノの上達ぶりに影響することもあります。ここではピアノの椅子のおすすめを解説付きでご紹介していきます。
ピアノ椅子おすすめ13選|選び方・ポイントを解説付きで紹介!

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ヤマハ・甲南・吉澤など取り扱っているメーカーも多く、背もたれタイプのトムソン椅子やベンチタイプなどもあるため、どれを選べばいいかよくわからないという方も多いのではないでしょうか。

そこで今回はピアノ椅子を選ぶポイントをおすすめ商品と一緒にわかりやすく解説していきます。ピアノ椅子は長く付き合うものですので、なんとなく選ぶのではなく、自分に合った納得のいくピアノ椅子を選びましょう。

ピアノ椅子の選び方

ピアノを購入した際についてくるのでそれでいいと思う方がいると思います。特に電子ピアノの付属椅子では調節が効かなかったりするので、しっかりと試してから購入を考えることをおすすめしています。

自分に合った椅子の選び方にはいくつかポイントがあります。ここからは「背もたれタイプ」と「ベンチタイプ」の2つからみるおすすめを解説していきます。

メーカーから選ぶのもいいと思いますが、わかりやすい選び方はどちらの形のタイプが自分に合っているかということです。見ていきましょう。

高さ調節が簡単!【背もたれタイプ】

背もたれタイプの椅子は“トムソン椅子“とも呼ばれており、後ろのつまみで座面の高さを変えられるのが特徴です。

背もたれは演奏中には使用しませんが、背もたれがついているおかげで椅子自体の重心が後ろになり、前に体重をかけても椅子が浮きにくいという点も優れています。

高さが簡単に変えられるのでピアノ教室や学校、発表会などたくさんの人が使う場合におすすめです。ただし、ベンチタイプと比較すると価格は高めになります。

座面が硬いものも多く、クッション性がないものは長時間の練習には不向きなのが難点です。

高さの微調整が可能!【ベンチタイプ】

ピアノを購入する際についてくるのはこちらの椅子が多いのではないでしょうか。ベンチタイプで、サイドのネジで無段階に細かい高さ調節ができるのが特徴です。

座面は背もたれタイプよりもクッション性があります。しかし、高さ調節に時間がかかるため、複数人で使用する際には面倒なのが難点です。

裾の大きく広がったドレスのラインを邪魔しないので、コンサートなどでも用いられます。また、背もたれタイプに比べ値段も安く、家での練習にも適しています。

椅子選びのポイントまとめ

ピアノ椅子選びで大切なのは高さです。たとえばヴァイオリンは体の大きさによって最適な楽器の大きさが異なりますが、ピアノは楽器自体の大きさは同じです。

そのため、ピアノは楽器と体を合わせるために椅子が大事になってきます。高すぎても低すぎても力が伝えづらく、いい音が出ません。

ピアノ椅子の最適な高さ

一番いい高さは、鍵盤に手を置いたときに肘の高さが水平になる高さです。

きちんと高さを保ってあげることで背筋も伸び、しっかりとした演奏ができるようになります。ただし、高さを出すために椅子の下や上に物を乗せて調節するのは危険ですのでやめましょう。

小さいお子さんの場合はなるべく座面が高く上がり、細かい調節も可能なものがおすすめです。また、その際足もブラブラしていては力が入りませんので、体にあった足台も用意するようにしましょう。

ピアノ椅子おすすめ13選

ここからは実際におすすめの商品をご紹介していきます。

優れたクッション性「YAMAHA ピアノ専用椅子No.51」

クッション性に優れたヤマハのアップライトピアノ用ピアノ椅子は、YUシリーズやYC1SHに推奨される専用椅子です。

ヤマハのビアノを愛用している方はもちろん、品質が高いため、他メーカー製品を使っている方にもおすすめです。また、口コミでは「座っていても痛くならない」とクッション性を評価する声も見られました。

インテリアピアノにぴったりな猫脚型「吉澤 ピアノ椅子 Y50N」

木目調のインテリアピアノにぴったりな、猫脚タイプ。カラーはウォルナット・こげ茶系・赤茶系の3色が展開されており、ピアノの色に合わせて選べます。座面の布は高級感があり、ピアノのある場所をより格調高い雰囲気に演出できそうです。

頑丈で長持ち、コスパ良好な昇降モデル「イトマサ ピアノ椅子 AS」

ピアノ関連グッズを扱う、イトマサの「ピアノ椅子 AS」。幅48cmの片ハンドル式なので、狭いスペースにも置きやすいタイプです。

脚キャップ付きで、床を傷めないよう配慮されています。塩ビレザー貼りの4ボタン留めで、耐久性も期待できます。コスパを重視するなら、一押しのアイテムです。

豊富なカラーバリエーションで好きな色が見つかりやすい「イトマサ ピアノ椅子AE」

先ほどと同じイトマサからのモデルですが、こちらは黒・マホガニー・Yマホガニー・ウォールナットと細かい色展開が魅力です。幅57cmと座面が広いので、ゆったり座って練習できますよ。

脚キャップ付きで、床もしっかり保護されます。6つボタン留めの椅子をなるべく安く手に入れたいなら、ぜひチェックしてみてください。

デザインも品質も満足できるピアノ椅子「キクタニ ピアノ椅子FS-201QZJ」

座面に合皮レザーを使った、立派な見た目が魅力のキクタニFS-201QZJ。椅子が硬すぎずお尻にやさしい作りなので、演奏に集中できます。

楽天の口コミには「安定感があり、高低調節部も頑丈」と商品に満足する声がありました。高級感ある椅子を、低価格で手に入れたい方におすすめです。

トムソン椅子を低価格でゲットするなら「甲南 ピアノ椅子 No.6」

背もたれのついたトムソン椅子をできるだけ安くゲットしたいなら、甲南のこちらがおすすめです。

価格は抑え気味なありながら、脚の裏にフェルトが付いているなど、細かい気配りがきいている商品です。ツマミでいつもの高さにすぐ変更できるので、兄弟姉妹でピアノをお使いのご家庭にぴったりです。

高級感のある日本製ピアノ椅子「吉澤 ピアノ椅子 YS30」

座面幅56cmとワイドな作りの吉澤YS30。6ボタン止めで中のクッションが偏りにくく、いつでも快適な座り心地を実感できます。

「クッションが程よい硬さ」「高さ調節も容易」との口コミが多く見られ、枠板にも合皮レザーが張られていて高級感抜群です。

電子ピアノやキーボードに最適「KORG ピアノ用 高低自在椅子」

ピアノ用 高低自在椅子は6.7kgと軽めで、椅子の移動が多い方におすすめです。46cm~55cmまで自由に調節できるので、いちばん演奏しやすい高さにすることができます。

カラーバリエーションはブラック・ホワイト・ブラウンの3種類で、お持ちのピアノに合ったものが選べます。「硬すぎず柔らかすぎずな座り心地」との感想もある商品です。

高さ調整できるリーズナブルな電子ピアノ用椅子「甲南 ピアノ椅子 P-50」

甲南の電子ピアノ用椅子は、片ハンドルで場所を取らないのが特徴です。脚の先にはゴムキャップが付いており、床への傷対策も◎。6.3kgと軽めの設計で、連弾用のサブ椅子としてもおすすめです。

手に入れやすい価格にも注目です。とにかく安く椅子を手に入れたい方にとっては、必見のアイテムです。高さ調節のできる椅子をお探しの方は、ぜひチェックしてみてください。

ポピュラーなYAMAHA製トムソン椅子「YAMAHA ピアノ専用椅子 No.5」

ポピュラーなYAMAHAのピアノ専用椅子。見た目がとてもきれいなので、立派なピアノの前に置いても見劣りしません。

高さ調節が簡単にできるトムソン椅子で、頻繁に高さを変える方におすすめ。脚にはフェルトが貼られており、椅子の出し入れで床が傷つきにいのも嬉しいポイントです。

高級感のある電子ピアノ用椅子「YAMAHA 電子ピアノ高低自在椅子 BC205」

YAMAHA製で、電子ピアノ用に作られています。同メーカーの電子ピアノを使っている方や、メーカーにこだわりのある方にぴったりです。

一般的なブラック・ホワイト以外に、ダークローズウッド・ホワイトアッシュという繊細なカラーが展開されている点も特徴的。ピアノの色に合わせたい!という方は、一度こちらをチェックしてみてください。

「品質が良く、演奏中もギシギシしない」という声が見受けられました。しっかりとした重みが、高級感を漂わせますね。

リーズナブルなのに高機能「収納入れつき ピアノ椅子」

無段階ネジ式昇降で、両サイドのハンドルで細かく高さを調節できるタイプになっています。驚きなのが、便利な収納付きでこの値段です。

高機能なのにこの値段は嬉しいですね。

また、椅子脚の部分は厳選された無垢材を採用、接続する昇降装置部分は厚みのある鉄で作られておりますので、演奏中の激しい動きにも耐えられる安定性を持ち、耐荷重100kgです。

カラーバリエーション豊富!「ローランド ピアノ椅子 BNC-05」

ここまででもいくつか電子ピアノ用をおすすめしてきましたが、私の生徒の中でも人気のローランドからのモデルです。

私もローランドの電子ピアノを使用しています。メーカーを合わせたかったので、椅子もローランドで選びました。

このようにピアノのメーカーを合わせたいと思う人もいると思います。こちらの椅子はリーズナブルですが、とても安定感があり、硬すぎず、様々な年代の生徒が通ううちの教室でも使いやすく、コスパの抜群さに驚いています。

まとめ

いかがでしたか?定番の背もたれタイプとベンチタイプに分けてご紹介してきました。椅子の高さはピアノを弾く上で本当に大事な準備になってきます。

私の教室では幼稚園児から大人の方まで利用していますが、細かく調節できるようにあえてベンチタイプのを使用しています。

確かに背もたれタイプはメモリに合わせてばその高さになり簡単ですが、特に小さい子にとっては微妙な調節がとても大事になります。

そこは子供の成長に合わせたいので、細かく調節が可能なベンチタイプを使い、必ず親御さんにも椅子の大切さを説明しています。

ぜひ今使っている椅子がある方も本当に自分と合っているかしっかりチェックして、ダメな場合は改善していきましょう。

こちらの記事では、ピアノが自宅の練習で上達する方法やポイントについて詳しく解説しています。気になる方は、ぜひチェックしてみてくださいね。

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伊藤しおり /
ビギナーズ編集部 ライター

趣味はピアノを演奏することと、野球観戦。 現在は自宅でピアノ講師をしながら、演奏活動をして音楽を楽しんでいます。野球も小さい頃から好きなので、音楽もスポーツもどちらの楽しさもお伝えできたらいいなぁと思います!

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