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野球で必要なものは?最低限必要なものからあると便利なものまで!

野球で必要なものは?最低限必要なものからあると便利なものまで!

※当記事はアフィリエイト広告を含みます。

お子さんがこれから野球を始めるので、必要なものをそろえたい…ただ、親御さんが野球未経験者の場合は、そもそも何が必要なのかわかりませんよね。この記事では、野球をはじめるにあたって必要なものを解説します。

さらに後半では、野球の実力を1段階も2段階もアップさせてくれるアイテムについてもご紹介します。

野球をはじめる際に必要なもの

まずはこれから野球をはじめるにあたって、必要なものを知っておきましょう。最低限揃えなければならない道具から、ある程度野球をするようになってから必要となるものまで、一通りご紹介していますので参考にしてくださいね。

野球で必要なもの一覧
  • グローブ
  • バット
  • トレーニングシューズ
  • スパイク
  • アンダーシャツ
  • 練習用ユニフォーム
  • 試合用ユニフォーム
  • ベルト
  • ソックス
  • キャッチャー道具

グローブ

野球用具の中で最も必要なものと言っても過言ではないのが、グローブです。バットやボールはチーム共用のものを使用することが多いですが、グローブは個人所有のものを使用するのが一般的です。最優先で購入してください。

グローブの選び方

グローブは硬式と軟式によっても違いますし、ポジションによっても異なります。また、ポジションによってはグローブではなく、厚いミットを使用します。グローブを選ぶ際にはポジションの特徴を踏まえたうえで、自分のプレースタイルに合ったものに決めるとよいでしょう。

硬式用と軟式用のグラブの違い

硬式ボールと軟式ボールの最大の違いは、ボールの硬さです。グラブの厚さもボールに合わせて違っており、硬式は捕球部分を中心に分厚くなっています。硬式用のグラブで軟式ボールを捕球することもできますが、ボールの弾力があるので大きく弾いてしまうこともあります。

投手用のグローブは握りを隠すものが多い

ピッチャー用のグローブはピッチャーライナーを叩き落とすために、大きめに作られているものが多いです。また、キャッチャーとのサイン交換時に打者から球種が分からないよう網の部分が埋まっているタイプもあります。

ファーストは大きめのミットを使用する

ファーストの最大の仕事は、内野手からの送球を止めることです。左右や上下に逸れた送球を捕球できるように、ファーストは他ポジションのグローブよりもひと回り大きな専用のファーストミットを使用します。

内野手用グローブは持替えと捕球どちらがよい?

内野手用のグローブは大きく分けて「持替え重視型」「捕球重視型」2つのタイプがあります。持替え重視のグラブは短くなっており、セカンド・ショートなどゲッツーの速さを重視する選手に向いています。

一方の捕球重視型は長く深めにできているので、サード向きといえるでしょう。

外野手は長めのグローブが多い

外野手はフライを確実に捕球するのが最大の仕事です。多くの外野手用グローブは内野手用よりもボール1個分ほど長めになっており、球際での捕球に強くなっています。

ただし中には、捕球から送球までの速さを重視して、短めのグローブを使用する外野手もいます。フライ捕球に自信がある選手ならではの選択ですね。

バット

野球チームや部活であればチーム共用のバットを使用することが多いですが、ある程度慣れてきたらマイバットの購入も検討したいところです。

日頃から慣れ親しんだ自分のバットで素振りやバッティング練習を行うことで、実践的な打撃力を身に着けられるのです。

バットの選び方

これからバットを購入する場合「素材」「重さ」を重視して選ぶのがおすすめです。それぞれの特徴を理解したうえで、自らの相棒となるバットを選ぶようにしましょう。

金属と木製、バットはどちらが良い?

バットの材質は大きく分類すると、金属と木製があります。両者とも芯に当たった時の飛び方は変わらないものの、金属バットの方が芯の部分が広いのが特徴です。

木製バットの方がしなりをきかせられるという利点もありますが、よほどのこだわりがなければ金属を使用したほうが無難です。

金属バットはどの素材を選ぶべき?

金属バットの素材として主に使用されるのが「アルミ」「超々ジェラルミン」「カーボン」の3種類。アルミは軽量で初心者にも扱いやすい反面、飛距離はいまひとつです。

カーボンは飛距離は優れているものの、打球感はあまりよくありません。そして、超々ジェラルミンはバランス型です。飛距離と打球感共に優れています。

【軟式】バットなのにやわらかい?ウレタンバットとは

近年、軟式野球界で大人気となっているのが、打球部分が柔らかいウレタンになっているバットです。軟式ボールはバットで思い切り打つと変形してしまい、飛距離が失われてしまいます。

一方のウレタンバットは衝突時の衝撃を吸収することでボールの変形を抑制し、大幅な飛距離向上につながります。

ただし、ウレタンバットは誰にでも合うわけではありません。ボールとインパクトしてから振り抜く、いわゆる「乗せて運ぶ」タイプの打者に向いているバットといえるでしょう。

練習用ユニフォーム

野球においては練習用ユニフォームも必要なものリストの上位に来ます。ジャージや体操服でもキャッチボール程度の運動なら問題ありませんが、スライディングや守備練習などの本格的なメニューをこなすには役不足です。

練習用ユニフォームを着用して、気持ちの入った練習をしましょう。

試合用ユニフォーム

他チームとの試合に出場する段階になったら必要になるのが、試合用のユニフォームです。チームや学校のロゴが入ったユニフォームを身に着けることで、一体感を持って試合に臨めることでしょう。

トレーニングシューズ

足への負担が大きいスパイクに対して、クッション性に優れるトレーニングシューズ。練習前のアップやランニングメニューの際に着用します。通常の運動靴よりも耐久性に優れており、汚れにも強いのが特徴です。

スパイク

野球に本格的に取り組む段階になったら、運動靴ではなくスパイクを着用しましょう。運動靴では滑って転倒する危険性がありますし、ピッチングやバッティングの際に滑ってしまうこともあります。

スパイクを着用することでグリップ力が向上し、野球のパフォーマンスは大幅に向上します。

スパイクの選び方

スパイクを選ぶ際には「重さ」「底の材質」「形状」で選ぶとよいでしょう。重さはできるだけ軽いものを、形状については初心者のうちは動きやすいローカットのものを選ぶのがおすすめです。

金属とゴム底、どちらのスパイクを選ぶ?

スパイクには「金属」「ゴム底」の2種類があります。そして、どちらか迷ったらゴム底を選ぶべきです。というのも、金属スパイクはグリップ力が優れている反面、人工芝のグラウンドなどで使用禁止とされていることも多いからです。

こちらの記事では、野球用スパイクのおすすめ8選とゴムと金属どちらを選ぶべきかも解説しています。ぜひこちらも参考にしてみてくださいね。

アンダーシャツ

肌着としてユニフォームの下に着用するのが、アンダーシャツです。汗を吸い取り、体温の過度な上昇を防いでくれます。

アンダーシャツを選ぶ際は「アンダーアーマー」に代表される、速乾性・防臭性に優れているものや、野球の動きをサポートしてくれるものを選ぶとよいでしょう。

ベルト

ユニフォームのズボンがずり落ちるのを防ぐために、ベルトも必要です。野球用のベルトは、私服で身に着けるベルトよりも耐久性に優れているので、打球に飛び込んだりヘッドスライディングをしても簡単に千切れることはありません。

ソックス

野球用のソックスも優先的に揃えたいところ。通常のソックスよりも耐久性に優れているので、バッティングやスライディングで同じ個所を酷使しても破れづらくなっています。

キャッチャー道具

ポジションがキャッチャーの場合は防具類も必要になります。胸に装着するプロテクターや足に装着するレガース、顔を保護するマスク、そしてファウルチップから局部を守るファウルカップなどです。

多くの場合はチームで共用のものが用意されているので最初のうちは自分で揃える必要はないでしょう。

野球の実力アップに必要なもの

野球の練習や試合で必要なものをご紹介してきましたが、ここからは番外編として野球の実力アップに役立つアイテムを2つご紹介します。

KIREDASU(キレダス)

指先の感覚を養うのにピッタリな練習器具です。二人一組でボールの代わりにキャッチボールを繰り返します。

投げる際に人差し指と中指で押し出すような感覚をおぼえこませることで、実際にボールを投げる際に指にかかってスピンのきいた球を投げられるようになります。

なげるーん

シャドウピッチングの際に振る棒で、下半身と上半身、グラブを持つ手と投げる手の連動を身体に覚えこませることができます。プロ野球選手も愛用している練習器具で、一流の投手を目指しましょう。

まとめ

野球を始めるにあたって必要なものについて、ある程度お分かり頂けましたでしょうか。

全部を一度に揃えるのは費用面で負担になりますよね。まずは最低限の道具を揃えて、野球を長く続けることを決意した時点で全てを買い揃えるのもひとつの方法ですよ。

また、野球初心者の方向けに、野球のルールをわかりやすく紹介した記事もあるので、ぜひチェックしてみてくださいね。

タカ /
ビギナーズ編集部 ライター

ホワイト企業を退職後、世界一周の旅に。アフリカや中南米、中東などを巡る。帰国後は雑誌社勤務を経て、フリーのライターとして活動中。

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