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買取アプリとは|特徴や仕組み、おすすめのアプリを徹底解説

買取アプリとは、自宅にいながら不要品の査定・買取依頼ができるサービスです。店頭買取・本問買取に比べ、物品のリサイクル・リユースがもっと簡単になるでしょう。本記事では、買取アプリの特徴や仕組み、おすすめアプリについてご紹介します。
買取アプリとは|特徴や仕組み、おすすめのアプリを徹底解説

※当記事はアフィリエイト広告を含みます。

「SDGs(持続可能型開発目標)」の認知により、物品のリサイクル・リユースに関心を持つ人が増えました。不要品はその都度、リサイクルショップに持ち込んで“断捨離”している方も多いでしょう。

今回ご紹介するのは、スマートフォン・タブレットだけで不要品の査定・買取依頼ができる「買取アプリ」です。その特徴や仕組み、利用メリットやおすすめアプリなど、くわしくお話します。

買取アプリとは?

買取アプリとは、不要品の査定・買取をオンラインで依頼できるスマートフォン・タブレット用アプリケーションのこと。

買取アプリの登場により、不要品を店舗へ持ち込んだり、主張買取サービスを利用したりする手間がなくなりました。

利用方法はアプリごとに異なりますが、不要品の写真を撮ったりバーコードを読み取ったりして、買取業者に商品情報を送信します。

買取業者は、ユーザーから届いた商品情報をもとにリモート査定。市場価格を考慮した上で、査定額を提示します。

表示された査定額に納得したら、ユーザーは不要品を梱包。そのまま宅配業者に集荷してもらうのが一般的です。

なお、梱包した不要品の集荷は原則、アプリ内で手続き可能。わざわざ配送業者に持ち込む手間がかかりません。

買取アプリを利用するメリットは?店頭査定・買取との違いは?

ここでは、買取アプリのメリットをご紹介します。通常の店頭査定・買取との違いまで解説しますので、ぜひ比較しながら読み進めてください。

メリット1.スマートフォンだけで査定・買取を依頼できる

これまで不要品を処分する際は、リサイクルショップなどに直接持ち込んだり、買取業者に出張買取を依頼したりするのが一般的でした。特に大型家具・家電においては、訪問買取を利用する方が大半ではないでしょうか。

買取アプリの場合、査定・買取依頼はスマートフォン・タブレットの専用アプリで完結します。店頭に行く必要がなく、自宅にいながら買取手続きが済ませられるのがメリットです。

メリット2.「査定~代金支払い」までの流れがスピーディー

買取アプリの多くは、ユーザーが入力した商品情報と写真をもとに、査定額を表示します。必要情報の入力・写真撮影のみで査定が完了するため、店頭査定・買取に比べてスピーディーです。

査定の待ち時間や、移動時間がかからない点もポイントですね。

メリット3.査定料金無料のアプリが多い

店頭買取および訪問買取では、査定そのものにお金がかかることも。有料査定の場合、「せっかくお金を払ったのに○○円にしかならないの……?」とガッカリする可能性があるでしょう。

反面、買取アプリの多くは、無料査定を前提としています。何度査定依頼をしても無料ですし、査定額に満足できなければ、売る必要は問題ありません。

何個も査定に出してみて、心から納得できる査定額が表示されたときのみ、売却するといいでしょう。

メリット4.「売却を断りづらい雰囲気」にならない

訪問買取は通常、買取業者に足を運んでもらい、自宅で査定を行います。「とにかく処分したい」なら別です。ただ、「少しでも高く売りたい」と思うと、“兎にも角にも”査定額が気になりますよね。

高値がついたら問題ありませんが、想像よりも安かったら話が変わります。店頭査定・買取なら売却を拒否できますが、訪問買取になると途端に「断りづらい雰囲気」になるのです。

スタッフ側も100%持ち帰る雰囲気で対応することが多く、なおさら断りづらさを感じさせます。

実際に筆者も、リサイクルショップに電子ピアノの訪問買取を依頼した経験があります。比較的コンディションのよいピアノでしたが、査定額が思いのほか安く、「売るのはもったいない」と判断しました。

一方、リサイクルショップのスタッフは、遠方からトラックで来ていました。ピアノが不要なのは事実ですが、それ以上に「せっかく来てもらったのに断るのは悪いな……」と感じ、しぶしぶ契約書にサインをした記憶があります。

あくまで主観ですが、訪問買取は査定額に納得できない場合、断りづらくなる可能性が高いです。

買取アプリはスタッフとやりとりする必要なく、いい意味でドライな取引が可能。人によっては、この上ないほど重宝するサービスでしょう。

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【CASH編】買取アプリの利用方法

先述した通り、買取アプリは自宅にいながら不要品の査定・買取依頼ができます。

ここでは買取アプリの先駆けである「CASH」を例に挙げ、具体的な利用手順を解説します。

CASHの利用手順(ダウンロード~取引完了まで)

  1. 「CASH」アプリをAppStoreまたはGoogle Playからダウンロード
  2. 「CASH」アプリを開き、会員登録する
  3. 査定・買取依頼したい不要品の「ブランド」を選択(※1)
  4. 買取品の「カテゴリ」を選択
  5. 買取品の「コンディション」を3段階から選択
  6. 買取品をスマートフォン・タブレットのカメラで撮影
  7. 査定完了まで待つ/完了後は査定額が表示される
  8. 査定額に納得したら「キャッシュ」にするをタップ
  9. マイウォレットにキャッシュが入金される
  10. アプリ内の「アイテムを送る」を選択し、買取品を梱包する(※2)
  11. 画面表示にしたがい「集荷依頼」を行う(集荷予約完了)
  12. 配送業者に買取品を渡して取引完了
  13. マイウォレットからキャッシュを引き出し現金化する(※3)

  14. ※1……「CASH」内の選択ブランドにない品は対応しない
    ※2……契約成立から2週間以内に発送する決まりがある
    ※3……契約成立後、商品発送前にキャッシュを現金化することもできる
買取りアプリ-CASH(キャッシュ)

買取りアプリ-CASH(キャッシュ)

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iOS端末ならAppStore 、Android端末はGoogle Playから「CASH」アプリをダウンロードしてください。インストール後、画面の指示にしたがって会員登録を行います。

続いて、買取品(売りたいもの)のブランド・カテゴリ・コンディションを選択。コンディションは星1~3の3段階から選びます。

商品コンディションの明確な基準はなく、新品未使用は星3、使用済みなら星2、明確に使用感のある品は星1を目安にしましょう。

そして買取品をスマートフォン・タブレットのカメラ機能で撮影します。これまでの送信情報と写真をもとに、「CASH」側が商品査定を行います。「査定しています」という画面から切り替わるまで、しばらく待ちましょう。

査定終了後、画面に今回の査定額が表示されます。問題がなければ買取契約成立となり、アプリ内の「ウォレット」に専用通貨「キャッシュ」が入金されます。「キャッシュ」は数百円の手数料を支払うことで現金化できます。

契約成立後は、売却品を段ボールなどに梱包します。売却後は「2週間以内に商品を発送する」決まりがあるため、忘れずに手続きしてください。

アプリ内から配送業者に集荷依頼できるため、ユーザーは買取品梱包と予約手続きだけ済ませればOKです。

なお、「CASH」のように「発送前に買取代金を受け取ることができるサービス」を「先払い買取サービス」といいます。

スマートフォンだけで不要品の査定・買取依頼ができるほか、自宅から出ることなくすぐにモノをキャッシュかできる、実に画期的なサービスです。

「CASH」だけじゃない!おすすめの買取アプリ4選

ここでは、筆者おすすめの買取アプリ4選をご紹介します。「CASH」はすでに解説したので、それ以外の人気アプリにフォーカスしていきます。

おいくら

「おいくら」は、日本最大級のリユースプラットフォームのスマートフォン向け買取一括査定アプリです。

こちらは、加盟している近隣のリサイクルショップや質店の最大20か所に査定依頼を出すことができるサービス。

店舗から査定回答を比較して、気に入ったショップに買取ってもらうことができますよ。店舗によって取引方法が異なり場合があるので、連絡を取り合って買取を進めていく必要があります。

おいくら

おいくら

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オファー買取

「オファー買取」は、大手リサイクルショップの「ハードオフグループ」が提供・運営する買取アプリです。売りたいものの商品情報を入力すると、最大5件の買取オファーが全国の「ハードオフ各店」から届きます。

「楽天買取」が同様の査定システムを採用していましたが、こちらは買取業者が「ハードオフ限定」となります。全国の「ハードオフ」が参加するネットオークションのような仕組みですね。

届いたオファーには買取希望額が記載されており、それを承認すれば売買成立。後日、当該店舗に商品を送れば、指定口座に代金が振り込まれます。

オファー買取

オファー買取

株式会社ハードオフコーポレーション無料posted withアプリーチ

ONE(ワン) レシート撮影!お金がもらえる買取アプリ

1枚最大10円で買い取る「レシート現金化アプリ」です。リリース当時、開発者が現役高校生だったことで話題に。「なぜレシートを……?」と思うでしょうが、このビジネスモデルは本当によくできています。

やや専門的な話になりますが、多くの企業には広報・マーケティング部門が存在します。マーケティングとは、自社商品・サービスを売る販売戦略のことです。

レシートには、消費者がいつ・どこで・どんなものを買ったのかが記されています。「ONE」はレシートを買い取り、あらゆる企業に「情報」として売ることで、利益を生み出す仕組みを採用しているのです。

基本はスーパーなどのレシートですが、電気料金や携帯料金の明細書、シャンプーボトルのキャップやドライヤーなど、多種多様な品を買取。異色の買取アプリに間違いありませんが、使い方次第では十分有益でしょう。

ONE(ワン) レシート撮影!お金がもらえる買取アプリ

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不満買取センター

「不満買取センター」は、日常で感じた不満・ストレスを買取する斬新なアプリです。仕組みとしては、「ONE」似たようなもの。ユーザーの不満・ストレスをテキストで提供してもらい、「情報」として企業に販売します。

買い取ってもらった不満は、内容に応じてアプリ内ポイントに還元されます。一定のポイントが溜まると、ショッピングギフト券に交換可能です。日常生活で不満・ストレスを感じる場面があったら、ぜひ使ってみましょう。

不満買取センター

不満買取センター

Fuman Kaitori Center inc.無料posted withアプリーチ

まとめ

買取アプリは多岐にわたり、いずれもスピーディーな査定・買取対応を“ウリ”にしています。従来の店頭買取・訪問買取に比べても、圧倒的に使いやすく、ストレスフリーです。斬新な仕組みのアプリも多数ありますので、興味のある方はぜひご利用ください。

マーケットエンタープライズフィールドセールス

ポメラニアン高橋 /
ビギナーズ編集部 ライター

ラーメンとロックをこよなく愛する洋犬ライター

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