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本気でおすすめするスケートシューズ3選!人気ブランドと選び方まとめ

スケートシューズは、スケートボードのハードな動きにも適応し、なおかつ耐久性が高い靴のことです。今回は数あるスケートシューズブランドのおすすめと、選び方を紹介します。「これからスケボーを始める」という人はぜひ参考にしてください。
本気でおすすめするスケートシューズ3選!人気ブランドと選び方まとめ

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スケートボードのハードな動きや衝撃にも対応してくれる「スケートシューズ」は、スケーターには欠かせないアイテムではないでしょうか。

その証に、様々なシューズブランドがスケートシューズを長きに渡って発売しています。

そこで今回は、スケートシューズのブランドや選び方について詳しく解説。本気でおすすめできる不動のスケートシューズ3選もピックアップします。

そもそも「スケートシューズ」って何?

サッカー用の靴にはスパイクが、ランニング用の靴には軽い素材が使用されていますよね。では、スケートシューズは?

スケートボード専門の靴といっても、なかなかイメージが湧かない人も多いのではないでしょうか。

そこでここでは、スケートシューズについて詳しく紹介してみたいと思います。

スケーとシューズは「フラットソール」

スケートシューズの大きな特徴の1つが、フラットなソール。スパイクやランニング用の靴とは異なり、デッキの上で安定した状態を保てるように「平」になっています。

つま先からかかとまで平らなソールになっているため、デッキにしっかりと体重を乗せられます。

また、デッキへ素早く反応させるためにソールには細かな凹凸がつけられていて、技をかける際に力を入れやすくなっているのも特徴的でしょう。

スケートシューズは「耐久性が高い」

スケートシューズはとても頑丈に作られていて、耐久性が高いのが特徴です。

特に、道路やデッキなどで擦ってしまうことが多いサイドは、ちょっとやそっとでは破れない強度があります。

スケボーはハードな動きが多く擦れや衝撃が多いことから、サイドやソール周りは2重に作られるなど、徹底した耐久性向上への取り組みが一般的です。

また、使用する素材も革など耐久性の高いものを中心に使用し、足に加わる衝撃をより効率的に吸収してくれる作りになっています。

製法は2種類ある

スケートシューズには「バルカナイズドソール」「カップソール」と呼ばれる2種類の製法があります。それぞれの特性を詳しく見ていきましょう。

製法:バルカナイズドソール

「バルカナイズドソール」は、ゴムのテープを使用して作るVANSなど古くから伝わるスケートシューズに用いられる製法です。

ソールが薄いのでデッキの感覚を感じやすいメリットもありますが、耐朽性はやや劣ります。

製法:カップソール

「カップソール」は、ミシンで縫いつける製法で、クッション性なども意図的に上げられています。

分厚くて硬いため耐朽性は高いのが特徴ですが、デッキの感覚は掴みにくい傾向にあります。

スケートボードの感覚をより繊細に感じたい場合は「バルカナイズドソール」を、耐久性を重視したい場合は「カップソール」をチョイスしてみてください。

素材は「ヌバック」「スウェード」が人気

スケートシューズの素材は「耐久性が高いこと」「衝撃吸収性が高いこと」によって選ばれる傾向があるため、人気の素材も決まってきます。

革の表面を起毛させた「ヌバック」や、裏面を起毛させた「スウェード」は、スケートシューズ大人気の素材です。

革素材は耐久性が高いのはもちろんのこと、高級感もあってファッション重視のスケーターたちからも支持されています。

スケートシューズは「クッション性」が高い

スケートボードはコンクリートの上でおこなうため、どうしても足に衝撃が加わりやすくなります。

ジャンプしたり技を決めたりすると特に衝撃が加わり、足だけではなく腰や体全体に影響を及ぼしてしまうこともあるでしょう。

そのため、スケートシューズにはクッション性の高いインソールが多く使用され、地面からの衝撃をできる限り軽減させる工夫が凝らされています。

スケートシューズの選び方

スケートシューズには2種類の製法があるだけではなく、ブランドや素材によっても履き心地が大きく異なります。

そこでここでは、スケートシューズの選び方について詳しく解説します。

製法

先ほども紹介したように、スケボーシューズには「バルカナイズドソール」「カップソール」という、2種類の製法があります。

どちらの製法を選ぶかによって耐久性が異なるのはもちろんですが、特にソールの薄さが異なるため、板を感じる度合いが異なってきます。

初心者の頃は微妙な違いがわからなくても、スキルが上がってくるにしたがって製法の違いがライディングに大きな影響を及ぼすようになるでしょう。

難易度の高い技を練習するまでは感度の高い「バルカナイズドソール」を使用して感覚をつかみ、オーリーなどの本格的な技にチャレンジするようになったら耐久性重視て「カップソール」に変えるのも1つの方法です。

ビジュアル

スケートシューズのビジュアルも大切にしたいですよね。

スケートシューズは基本的にどれも「ソールがフラット」という特徴がありますが、以下の2種類に細分化されます。

ハイテクシューズ

ハイテクシューズは、ソールが厚く、クッション性や強度が高いのが特徴です。

ローテクシューズより後に開発されただけあり、現代の技術が駆使されています。ソールが厚いため操作性が劣りやすいのですが、最近は軽量化が進んで履き心地も改善されています。

ローテクシューズ

ローテクシューズは、ソールが薄めに作られているためハイテクよりも軽く、コントロール性に優れています。

シンプルなデザインで無駄がなく、力をデッキに伝えやすいのが特徴です。しかし、耐久性の面では劣ります。

ローテクシューズはスリムなデザインなのでどんなファッションにも合わせやすく、特にスキニータイプのボトムスと相性抜群です。

一方で、ボリューム感あるハイテクシューズはスポーティーな印象が強く、様々なファッションに活用できるでしょう。

素材

どのような素材で作られているのかは、最も重要視したいポイント。なぜなら、素材によって耐久性が異なったり、衝撃吸収性に差が出てきたりするからです。

スケートシューズの主流となっている素材は「スエード」「ヌバック」「ペブルドレザー」の3種で、それぞれに特徴が異なります。

基本的にはどれも耐久性に優れていますが、特に人気が高い素材は「スエード生地」です。

スエードは耐久性が高いだけではなく履き心地も吸いつくように快適で、ハードな動きからしっかりと足を守ってくれます。

ブランドから選ぶ

スケートシューズには様々なブランドがあるため、好みに合うブランドから選びましょう。

ここでは、スケートシューズのメジャーブランドをいくつか紹介します。この中から選んでおけば間違いなし?

ブランド:VANS

スケシューの定番で王道ブランド。ブランドに迷ったらVANSを選べば間違いなしです。

ブランド:コンバース

老舗シューズブランド。その人気は世界中に広がっています。一般的なモデルをスケシュー用に改良することでスケーターからも絶大な支持を得ています。

ブランド:アディダス

スポーツブランドで知らない人はいないほどの知名度を誇るアディダス。スケシューはもちろん、スケーター向けのアパレル展開にも力を注いでいます。

ブランド:HUF

柄デザインが多いが、とにかくおしゃれでシンプルなデザインが印象的。スケーター以外のファンも多いのが特徴です。

ブランド:エス

スケシューを牽引してきてといっても過言ではないエス。多くのスケーターに愛されている定番ブランドです。

ブランド:DC

デザイン性が高く、横ノリ系のアイテム展開が幅広いのが特徴です。近年のDCはスタイリッシュで履きやすく、耐久性が高いモデルが充実しています。

ブランド:ナイキ

スニーカーやアパレルで不動の地位を築いているナイキ、スケシューライン「ナイキSB」は一味違ったナイキのデザインを楽しめます。

この他にも、スケーターから人気のあるブランドはまだまだたくさんあります。

スケートシューズは消耗品なので、洗い替え用に2足持っておくのもよさそうですね!

こんな靴はNG!

スケボーを本価格的に始めたいなら、スケボーに適したスケートシューズの着用は欠かせません。

一方で、スケボーには適さない靴があるのも現実です。以下に避けたい靴や素材をピックアップするので、ぜひ参考にしてくださいね。

キャンバス生地・エナメル生地・ビニール生地

これらの素材は耐久性がそこまで高くないため、衝撃や擦れによる劣化が早いのが特徴です。また、グリップテープとの相性もよくないため、強度の面で不安が大きいのでおすすめしません。

厚底履

厚底靴を履いてのスケボーはかなり危険です!

バランスを取りにくいため、転倒の可能性が高まります。また、力をしっかりとデッキに伝えにくいため、技も決まりにくいのでおすすめしません。

ハイカットタイプ

一見スケボーに適していそうなハイカットタイプのスニーカー。使用しているスケーターもいますが、足首の柔軟性が低下してしまうためおすすめできません。

ヒールのある靴やブーツ

体重コントロールが難しく、バランスを取りにくいヒールのある靴でのスケボーはNGです。また、素材が高いブーツも足へ負担をかけてしまうため避けることをおすすめします。

スケートシューズ大定番!本気でおすすめするスケートシューズ3選

ここでは、先ほど紹介したスケートシューズの人気ブランドの中から本気でおすすめできるアイテムをピックアップします。

「どのスケートシューズを買えばいいのかわからない」という人は、ぜひ参考にしてください。

【VANS】 STYLE 36

ユニセックスで使用できる定番デザイン。ローカットタイプで足首の柔軟性に配慮した、初心者にも上級者にもおすすめできるスケートシューズです。

VANSはスケートシューズの王道ブランドなので、迷ったらぜひ選択肢に入れてみましょう。

性能的には、ソールが薄めに作られているためデッキの感覚を掴みやすくなっていると同時に、サイドはしっかりと厚みがあるため耐久性も向上しています。

大人気の定番デザインなので売り切れが続出中!好きなカラー・サイズを購入できたらラッキーです。

【ADIDAS】 SUPERSTAR ADV

リサイクル素材を使用したスーパースターは、時代や世界のニーズに合わせて常に進化し続けています。

「リサイクル素材使用」「再生可能な天然ラバー」「耐久性の高い合成革を使用したアッパー」という作りを見てみると、アディダスが地球環境を配慮したシューズ作りに力を入れているのがわかります。

おしゃれなデザイン性はもちろんですが、環境にまで配慮している取り組みには脱帽です!

【NIKE SB ナイキエスビー】Zoom Stefan Janoski FLYLEATHER RM

こちらは、カリフォルニア出身でNIKESBに所属している「Stefan Janoski」のシグネイチャーモデルです。

シンプルでクールなライディングをそのまま表現しているシューズのデザインは、おしゃれに敏感なスケーターからも一目置かれる存在。

「フラレイザー」という柔軟性の高い素材を使用することでスウェードよりも高い柔軟性も再現し、スケーターの足元をしっかりとサポートしてくれます。

まとめ

スケートシューズを発売している各ブランドでは、ブランド特有の持ち味を生かした商品作りを続けています。

近年では「リサイクル素材を使用」「ロゴに用いる糸を最低限に抑える」などのサスティナブルラインが流行っていますよ!

スケートシューズは消耗品なので1つのブランドにこだわらず、2〜3足とコレクションしておくのもいいでしょう。

こちらの記事では、スケボーの始め方について解説しています。最低限必要なものなどを紹介しているので、是非参考にしてください。

マーケットエンタープライズフィールドセールス

白根 鮎美 /
ビギナーズ編集部 ライター

独学で英語を勉強後、オーストラリアでは幼児教育の専門学校で勉強。帰国後は子ども英会話教室にて1歳から高校生への英会話を指導していました。また、サーフィン歴は10年以上、海を愛する2児のママサーファー。

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