更新
ソフトボールでおすすめのグローブはこれ!選び方や特徴も解説
※当記事はアフィリエイト広告を含みます。
ソフトボールを学校の部活動などで本格的に取り組むことになったら、最初に手に入れたいのがグローブではないでしょうか。ただ、ソフトボール未経験者の方は選択肢が多すぎて迷ってしまいますよね。
この記事では、野球とソフトボールのグローブの違いからポジションによるグローブの特徴、おすすめのグローブまで余すことなくご紹介。スポーツ用品店へ向かう前にぜひ一読してくださいね。
ソフトボールのグローブの選び方
ソフトボールのグローブを購入するなら、失敗したくないもの。ただ、はじめて購入する場合は何を基準にして選べば良いのか分からないですよね。
ソフトボールのグローブを選ぶなら、以下のポイントを意識して探すのがおすすめです。
ソフトボールのグローブの選び方
- 握りやすさで決める
- 厚さで決める
- グローブの素材で決める
- 【ジュニアのみ】少し大き目を選ぶ
- 長さとポケットの深さで決める
- 型付けしてあるグローブを選ぶ
- 好きな選手のモデルを選ぶ
- ポジションで決める
- 色・デザインで選ぶ
握りやすさで決める
ソフトボールのグローブを選ぶなら、はめてみた感触が大切。同じポジションのグローブであってもグラブによって握りこむ際の形状も異なりますので、スポーツ用品店などで店員さんにお願いして、試しにはめて開閉動作をしてから選ぶとよいでしょう。
厚さで決める
捕球時の衝撃から手を守るのがグローブの役割ですが、重くなったり操作性が低下したりするので、ただ分厚いものを選べば良いわけではありません。
「とにかく痛いのが嫌だ」という方は厚いグローブを選べば良いですが、手の感覚や軽さを重視したい方は、薄手のものを選ぶのがおすすめです。
グローブの素材で決める
グローブの素材には「天然本革」「人口皮革」「メッシュ」の3種類が主流。特におすすめなのが天然本革で、使えば使うほど手になじんできます。また、メッシュ素材は軽いのでスピード重視のプレーを好む方におすすめです。
【ジュニアのみ】少し大き目を選ぶ
ジュニアの場合は、少し大きめのグローブを選ぶのがおすすめ。特に小学校低学年から高学年にかけては手の大きさも変わりがち。あまりピッタリサイズにし過ぎないほうが経済的です。
長さとポケットの深さで決める
ソフトボールのグローブの長さやポケットの深さも、選ぶうえで大切。長いグローブならより広い範囲のボールを捕球できますし、グローブのポケットが深ければ、多少のイレギュラーでもキャッチしてくれます。
ただし、長いグローブや深いグローブはボールの握り替えがしづらくなるので、捕球してから送球までのスピードが遅くなる恐れがあります。
型付けしてあるグローブを選ぶ
ソフトボールの試合ですぐに使いたいのであれば、はじめから柔らかくしてあるグローブがおすすめ。逆に、時間をかけて自分に合ったグローブに仕立てていきたいのであれば、硬いグローブがおすすめです。
ただ、硬いグローブを選んだ場合でも、スポーツ用品店などで湯もみをして柔らかくしてくれることも。
好きな選手のモデルを選ぶ
有名選手モデルのグローブを選ぶのも1つの方法。ピッチャーであればソフトボール界のレジェンド、上野由紀子投手モデルのグローブが発売されています。
また、専用モデルが発売されていない場合でも、所属チームのHPなどに使用しているグローブのメーカーやタイプが記載されていることも。
ポジションで決める
ポジションによって向いているグローブやミットは異なります。それぞれのポジションで要求されるプレーの種類を把握した上でグローブを選択しましょう。
また、ソフトボールを始めたばかりであれば、全ポジション向けのオールラウンドタイプのグローブを選ぶのがおすすめです。
色・デザインで選ぶ
はじめてソフトボールのグローブを購入するのなら愛着を持って使いたいですよね。デザイン性重視で気に入ったデザインのグローブを選ぶのもおすすめです。
ソフトボールのグローブ、ポジションごとの特徴は?
ソフトボールのグローブを選ぶ際には、ポジションごとの特徴を把握しておきましょう。強い打球が飛んでくる、素早い握り替えが必要など、それぞれの守備位置で求められるプレーは違います。ポジションにあったグラブを選ぶのがおすすめです。
野球とソフトボールのグローブの違いは?
そもそもソフトボールのグローブにはどのような特徴があるのかご存じでしょうか。実はソフトボールと野球のグローブに、機能面やデザイン面で大きな違いはありません。
ソフトボールの試合で野球のグローブを用いることもできるのですが、最大の違いはグローブのポケットの大きさです。ソフトボールは野球よりも二回り以上大きなボールを使用します。そのため、野球用のグローブではキャッチしきれずに、ボールを捕りこぼしてしまう可能性があるのです。出来る限り早いうちにソフトボール用グローブを手に入れましょう。
野球とソフトボールのボールの大きさ
ソフトボールのジュニアクラスで使用する2号ボールは直径9.1cm、中学生~社会人が使用する3号ボールは直径9.7cmです。直径7.2㎝の野球ボールと比べるとソフトボールがはるかに大きなボールを使うことがわかりますね。
ピッチャー用グローブの特徴
ピッチャー用のグローブは打者から握りが見えないように少々大きめのものを選ぶのがおすすめですが、握りやすさなど自分にフィットするかどうかで決めてしまってもかまいません。
ピッチャー用のグローブは色に注意!
ソフトボールのピッチャー用グローブを購入する際、色にだけは注意が必要です。ソフトボールのルールでは、ボールと同じ色のグローブは使用できません。白のボールを使用するのであれば白い部分があるグローブが、黄色のボールを使用するのであれば黄色い部分があるグローブが使用禁止となっています。
キャッチャーはミットを使用する
キャッチャーは捕球部分が分厚くなっているキャッチャーミットを使用します。グローブに比べて大きく作られているので、ピッチャーからすると的が大きくなり狙いを定めやすくなります。
ファーストもミットを使用
ソフトボールの一塁手(ファースト)も、キャッチャーと同じくミットを使用します。丸みを帯びた形状と深いポケットが特徴の「ファーストミット」と呼ばれるグローブで、内野からの送球がワンバウンドになった際もしっかり止められます。
セカンド・ショート用のグローブ
ゲッツーを捌く機会が多く捕球からの素早い送球が求められるセカンド・ショート用のグローブは、持ち替えのしやすさを重視して短めかつ浅いポケットのものが多いです。 ただし野球よりもボールが大きく持ち替えしやすいソフトボールではセカンド・ショートでも長めのグローブを好む選手もいます。
サード用のグローブ
ライナーや火の出るような速いゴロが次々に飛んでくるサード。長くポケットが深いグローブを使用することで、ジャンプで捕球できるライナーも多くなりますし、ダイビングキャッチで捕れるゴロも多くなります。
外野手用のグローブ
外野手は長めのグローブを使用するのがおすすめ。フライを捕球できるか否かで試合の行方は大きく変化します。長めのグローブを使用することで、球際の強さをアップさせましょう。また、強いゴロが少ないので軽いメッシュ素材のグローブもおすすめです。
初心者にも!ソフトボール用おすすめグローブ
ここからは、たくさんあるソフトボール用グローブの中から厳選した、おすすめグローブをご紹介していきます。デザインや形状など、気に入ったものが見つかったらぜひスポーツ用品店などに問い合わせてみてくださいね。
ミズノ 上野由紀子投手モデル ホワイト
真っ白のカラーリングが特徴的な上野由紀子投手モデルのグローブ。握りをしっかり隠すワイドなウェブと、バランスの良い形状が特徴です。白いグローブなので、ゴム製ソフトボールの試合では使用できない点にはご注意を。
玉澤 キャッチャーミット TSF-RY150WD
キャッチャーミット製作に定評がある、玉澤製のキャッチャーミットです。天然皮革製で、ハイレベルな耐久性と柔軟性を実現。これからソフトボールのキャッチャーとしてデビューする方にもおすすめです。
また、余談ですが青色には人の心を落ち着かせる効果があると言われているので、投手をリラックスさせるのにも一役買ってくれるかもしれません。
ウィルソン「キャーストミット」
ウィルソン製のミットですが、このミットの最大の特徴は、キャッチャーミットとしてもファーストミットとしても使用できる点。キャッチャーミットとファーストミットとの中間の「キャーストミット」というわけですね。両方のポジションを守る可能性がある選手におすすめです。
ミズノ グローバルエリート 内野手用グラブ1AJGS18203
ソフトボールの用品でも大きなシェアを誇る、ミズノの内野手用グラブ。短めかつ浅めにつくられており、捕球から送球までのスピードを重視したい方におすすめのグローブです。
ミズノグローバルエリート 外野手用グローブ HSelection02 1AJGS22417
大きめかつ深めのポケットが特徴の外野手用グラブ。操作性にもこだわりが見られ、ボールを「掴み取る」ことに特化しています。絶対に後ろにそらせない外野手におすすめです。
ミズノオールラウンドグローブ1AJGS18800
操作性を重視したオールラウンド用グローブで、どのポジションも快適に守れるようになっています。価格も1万円以内とお手頃なので、入門用のグローブとしては非常に優秀です。
まとめ
ソフトボールにおけるグローブは、苦楽を共にする相棒。最高のグローブを手に入れるためにも選ぶ際のポイントを理解したうえでスポーツ用品店に出向き、納得がいくまで吟味してくださいね。
また別の記事では、ソフトボールのルールをポジションや用具別に解説しています。
ソフトボールと野球の決定的な違いを知りたい方は、こちらの記事をチェックしてください。
タカ /
ビギナーズ編集部 ライター
ホワイト企業を退職後、世界一周の旅に。アフリカや中南米、中東などを巡る。帰国後は雑誌社勤務を経て、フリーのライターとして活動中。