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BOSE製スピーカーのおすすめ売れ筋モデルと選び方を解説
※当記事はアフィリエイト広告を含みます。
BOSEはアメリカを拠点とする企業で、スピーカーを中心とした音響機器を開発・製造しています。その質の高さは世界中で高く評価され、広く親しまれています。
低価格帯も広くカバーしており、安価であっても音質を犠牲にしないコストパフォーマンスの高さは特筆すべき点です。
本記事では最も評価の高いスピーカーブランドであるBOSEについて、その特徴や魅力、選び方を解説します。その上で、みなさんにおすすめのモデルを紹介します。
目次
BOSE製スピーカーの特徴
BOSE製の中でも最も評価されるテクノロジーのひとつは”フルレンジドライバー”と呼ばれるものです。
一般的に、スピーカーは担当する音の帯域によって種類が分かれることがあります。例えば、低音を担当するスピーカーはウーファー、高音を担当するスピーカーはツィーターと呼ばれます。
しかし、BOSEは単体のスピーカーで全ての帯域を高い質でカバーする技術を持ちます。そのため、別々のスピーカーを鳴らした時の分離感のような違和感がなく、単体でも高い音質を実現します。
この技術は多くの製品に活用されており、プロのミュージシャンやサウンドエンジニアをはじめとして多くのリスナーに愛されています。
BOSE製スピーカーの魅力
BOSEに限らず、メーカーによって音質の方向性や、想定している使用シーンが異なります。音質に関して、BOSEの特徴を一言で表すと”圧倒的な低音の迫力”です。
小型のスピーカーであっても低音に迫力があり、それでありながらボワボワとした不明瞭な音にはならず、全体がハッキリと聴こえます。
そのため、クラシックやアンビエント系のようなジャンルや、古い音源よりは近代のロック、ポップス、アニソン、HIPHOP、テクノ系のジャンルで人気があります。
また、1964年の創業以降、愚直に積み重ねた知見や技術を駆使して作る製品のコストパフォーマンスの高さは特筆すべき点です。
世界的な企業であるために工業製品を効率よく作ることに長けています。それでありながら基礎的な技術力と経験があるために、どの価格帯でも圧倒的に高い質の製品を作ることができています。
BOSE製スピーカーの選び方
一言に「BOSEのスピーカー」と言っても、その種類は多く選ぶこと自体が簡単ではありません。
使用シーンや音の好みなど、いくつかの指標別に選び方を解説いたします。
使用シーンに合わせて選ぶ
BOSE製スピーカーは種類が非常に多く、さまざまなシーンごとに最適なモデルがラインナップされています。
例えば、アウトドアで使えるモデルは小型でバッテリー内蔵したモデル、ホームシアター向けには臨場感のあるサウンドを重視したテクノロジーをしようしたモデル、オーディオリスニング用には音質を最優先したモデルがあります。
いずれのモデルもしっかりとBOSEの音がするので、BOSEサウンドが好きであればどのシチュエーションでも音質に不満を持つことはないでしょう。
音の好みに合わせて選ぶ
BOSEのスピーカーはどれも低音がしっかりと出ますが、より大きな低音をもつスピーカーが好みの方もいると思います。その場合には、「デュアル・オポージング・パッシブラジエーター」を搭載したモデルがおすすめです。
一般的に、スピーカーは大きければ大きいほど低音の再生能力に優れており、また大きな音量にも音割が起きづらくなります。
しかし、BOSEのスピーカーはコンパクトなモデルでも十分な低音と音量が得られます。それを実現するのがデュアル・オポージング・パッシブラジエーターです。
パッシブラジエーターとは、スピーカーから電気回路を取り除いたもので、他のメインスピーカーの空気振動応じて動作するスピーカーです。
これによって低音が増強され、小さなスピーカーユニットであっても力強いサウンドが得られます。
BOSEはこれを2枚背中合わせに配置しています。これによって、片方のスピーカーが動作することで生じたブレをもう片方のスピーカーが相殺します。筐体自体がぶれなくなるのでより安定した動作が得られるのです。
また、より臨場感のある音が必要な方には「Direct/Reflecting」を搭載したモデルがおすすめです。
音は壁にぶつかったり、天井を反射したりしながら変化します。そのために広いホールで聴く音は奥行きがあり、お風呂で歌った時の歌声は美しく響きます。
Direct/Reflectingは壁にあたる反響音をコントロールすることで、まるでスタジアムやライブハウスにいるような音響が得られます。
音量で選ぶ
車の中で使いたいのか、リビングで使いたいのか、大きなスタジオで使いたいのか、そうしたシチュエーションによって必要な音量は異なります。
音量を簡単に判断するには、出力W数を確認するといいでしょう。(念の為補足すると、ここではバッテリーを内蔵したアクティブスピーカーについてお話ししています。)
部屋の中で小さな音で音楽を聴く程度であれば10W程度、野外などである程度音量が欲しければ30W程度以上を目安にするのがおすすめです。
おすすめのBOSE製スピーカー
数あるBOSE製スピーカーの中から、手軽に高音質で音楽を楽しめるモデルを厳選して紹介いたします。
BOSE SoundLink Revolve+ II Bluetooth speaker
一般的に、音楽は大きく右と左、ふたつのスピーカーを駆使して奥行きのある美しい音に仕上げられます。そのため、ステレオタイプのスピーカーを使用するのが普通です。
しかし、最近流行り始めているのが空間オーディオと呼ばれるもので、部屋の真ん中にスピーカーを置いて空間全体を音で埋めるものです。
本モデルは部屋の中央に置くだけで部屋のどの位置にいても等しく音楽を楽しめるようにデザインされています。
そのため複数人が集まるパーティなどでの活躍が期待できます。もちろんスマートフォンなどのデバイスとはBluetoothでの通信が可能です。
BOSE独自のデュアルパッシブラジエーターを搭載して、コンパクトでありながらパワフルな低域再生能力を持ちます。
バッテリーを内蔵しており、フル充電で最大約17時間もの長時間駆動します。防水でもあることから、プールサイドやお風呂でも使えます。
ポータビリティを重視する近年のBOSE製の集大成とも言える名作ポータブルブルートゥーススピーカーです。
別売りで充電用のクレードルも用意されており、これに置いておけば、いつでもすぐにフル充電の状態でスピーカーが持ち出せます。
Wi-Fiネットワークに接続されている状況では、スマートスピーカーとして動くこともこのモデルについて特筆すべきポイントです。GoogleアシスタントとAmazonアレクサを搭載しており、ラジオの再生やレストランの予約などをアシストします。
もちろんSpotifyやAmazon Musicにも接続可能で、単体で音楽を聴くためのデバイスとしても有能です。
BOSE PORTABLE SMART SPEAKER
BOSEのスマートスピーカーとしてのフラッグシップモデルと呼べるのがこちらです。
3つのパッシブラジエーターを搭載してさらにパワフルになったサウンド、高い防水・耐久性能、最大12時間駆動のバッテリー内蔵など、あらゆる面がハイスペックです。
360°に向けて均一に広がるサウンドは、部屋の中を美しい音楽で満たすのに大きく役立ちます。
また、本モデルはBOSE PORTABLE SMART SPEAKERは、HOME SPEAKER 300、HOME SPEAKER 500、SOUNDBAR 500、SOUNDBAR 700といった他のBOSE製品との連携が可能です。この拡張性も大きな魅力になります。
Wi-Fiのある部屋の中で最も真価を発揮するモデルですが、お風呂場やプールサイド、野外などでも大活躍することは間違いありません。
SOUNDLINK MINI Ⅱ
超小型で優れたポータビリティを誇るのがこのSOUNDLINK MINI IIです。手のひらに収まるほどにコンパクトであるのにもかかわらず、信じられないほどの低音と音量が得られます。
BOSEの独自技術であるデュアルパッシブラジエーターを搭載することで、小型な筐体からは考えられないほどのサウンドが優れています。
もちろんBluetoothを搭載するため、スマートフォンなどのデバイスとの相性は抜群です。デバイスを通してSiriやGoogleアシスタントにも接続ができるので、通話や天気のチェックなどが手軽に行えます。
ここまでに紹介したいくつかよりもコンパクトなので、持ち運びにはこちらをおすすめします。お風呂用にもとっても便利だと思います。
ホームシアター用のスピーカーを探している方は、ホームシアターにおすすめのスピーカーを特集している記事がおすすめです。ジャンル別に解説しているので、自分に合ったスピーカーを選んでみてください。
スピーカーはレンタルがおすすめ!
映画や音楽を楽しむためにスピーカーを使いたいと思っている方には、まずはレンタルサービスを利用することをおすすめします。
スピーカーは非常に種類が多いので、使う場所や目的に合わせて使うことが大切です。色々なタイプを試して、自分にぴったりのスピーカーを見つけましょう!
こちらの記事では、おすすめのスマートスピーカーを比較して紹介しています。選び方のポイントも解説しているので、ぜひ参考にしてください。
まとめ
本記事ではBOSEのスピーカーの特徴や魅力、選び方について解説しました。同社が優れたテクノロジーによって多くの魅力的な製品を作っていることがご理解いただけたと思います。
その上で紹介したいくつかの製品はどれも多くのユーザーに愛されているものばかり。ぜひこの記事を参考にして素晴らしいBOSE製品を手に取ってみてください。
こちらの記事では、スピーカーメーカーの音質の特徴と歴史について解説しています。メーカーによって製品の傾向に違いがあるので、ぜひ特徴を比較してみてください。
嵯峨駿介 /
ビギナーズ編集部 ライター
23歳でベース専門店Geek IN Boxを立ち上げ。海外ブランドとの取引経験が豊富でアメリカ、ヨーロッパ、中国などの主要ギターショウに参加。ベースマガジンなどの専門誌や、ウェブメディアなどへの寄稿多数。※本記事の内容は嵯峨駿介個人の意見、知識を基に執筆しております。所属するベーシック株式会社及びGeek IN Boxの総意を代表するものではありません。