VOLLEYBALL
更新
おすすめのバレーボールを徹底紹介!年代・用途別に選び方も解説
※当記事はアフィリエイト広告を含みます。
バレーボールをいざ買おうと思っても、サイズ・素材などの異なる多くの種類があり、どれを選べばいいか迷ってしまう方もいるのではないでしょうか。
そこで今回は、バレーボールの選び方と人気のおすすめ商品をご紹介していきます。
定番メーカーのミカサ・モルテンの商品を中心にいろいろなタイプのボールを幅広くピックアップしました。
ぜひ目的や用途に合ったお気に入りのボールを見つける参考にしてみてください。
目次
バレーボールの選び方
バレーボールを選ぶ際に必ずチェックしておきたい「4つのポイント」をご紹介します。
競技者に合わせてサイズを選ぶ
バレーボールは競技者の年齢によって使用するボールの種類が異なります。
また、練習用・試合用に分かれているため、使用する年代や用途にあわせて選ぶことがポイントです。
用途に合った素材・製法を選ぶ
バレーボールは素材が柔らかいものと硬いものがあります。
また製法も微妙に異なるため、使用する人や用途に適したものを選んでいきましょう。
初心者・小学生の練習用にはEVA製・ビニール製
EVA製のバレーボールは、人工皮革とソフトバレーボールの中間くらいの柔らかさです。
ほどよい弾力性とコントロールしやすいフィット感が魅力です。小学生の子どもはまだボールの硬さに慣れていないので、表面を柔らかい構造のものがおすすめです。
バレーボール初心者や小学生の練習用、中学生以上のお子さん・大人のレクリエーション用にも適しています。
子供のレクリエーション用にはゴムボールがぴったり
ゴム製のソフトバレーボールは非常に柔らかいため、子ども用のレクリエーションにぴったりです。
よく弾むことも特徴です。ゴム製ボールは空気を入れすぎてしまいがちなので、ボールをふくらませるときは、必ずボールの大きさを測る専用メジャーを利用して空気を入れるようにしましょう。
また、ボール表面を傷めるため、ベンジン・溶剤等でふかないよう注意してください。
練習試合用には特殊加工・クッション構造のものを
練習試合用には、コントロール性能の高いボールを選ぶのがポイントです。
皮革の表面に「環状突起」を配置して、指先や手にボールに吸い付きやすくしてあるものがおすすめです。
また、表皮の下にクッション構造を採用しているソフト感に優れたボールもおすすめです。
ボールの飛行安定やプレー中の滑りにくさなども考慮して選んでみてください。
色合いやパターンを工夫したもので視認性UP
流線型のパネルを利用しているものは、サーブレシーブを強化したいときにおすすめです。
ボールの回転がより滑らかに見え、とらえやすくなります。
また、色も単色というよりは、2~3色含まれているものがいいとされています。
複数の色を取り入れている方が、ボールの回転が分かりやすいという利点があります。
以前は、白一色でパネルも6面というものが一般的でしたが、最近はいろいろな工夫を施したボールが増えてきています。
プレーヤーの視認性を高めるためにも、カラーを混ぜたものや、さまざまな形のパネルを採用しているものを選んでみるのもいいと思います。
試合の練習には「検定球・公認球」を
バレーボールには「検定球」「公認球」「練習球」の3タイプがあります。
検定球とは色・大きさ・空気圧などの基準をクリアしているボールのことを言います。
部活動では練習球よりも検定球を使用したほうが、本番に近い状態で練習できます。
また「公認球」は日本バレーボールリーグ機構・FIVB(国際バレーボール連盟)などの大会主催者によって公式に認められたものです。ボールにマークが入っているのが目印になっています。
一方、練習球とは審査を通らなかったボールのことを言います。
もちろん品質が悪いというわけではありませんが、レクリエーションなどに使うことをおすすめします。
公式の試合では使用できませんので、注意しましょう。
おすすめのバレーボール12選
年代別におすすめのバレーボールを紹介します。
小学生や中学生、婦人の方におすすめなボールまでご紹介するので、ぜひ参考にしてください。
小学生におすすめのバレーボール
小学生用のバレーボールは「4号軽量球」です。
通常の4号球に比べて50gほど軽量化されており、重さはおよそ200~220gほどで作られています。
子どもの手に当たっても衝撃が少ないように、ゴム・EVA(特殊スポンジタイプ)のような柔らかめの素材で作られているのも特徴です。
検定球としての4号軽量球になると、人工皮革が使われますが、クッション性を活かした構造などで表皮の硬さをカバーしています。
購入の際に気をつけなければならないのが、中学生用の4号球のボールとは異なる点です。
小学生用の4号軽量球と中学生用の4号球の違いは「重さのみ」なので、間違えないように注意してください。
【ミカサ】V400W-L 小学生バレーボール 検定球4号軽量
V400W-Lは2020年全日本バレーボール小学生大会公式試合球(公式球)に認定されています。
最新モデルなので、クラブチームなどでプレーする方には特におすすめです。
表面には滑り止めの凹加工があることに加えて、パネルデザインが新しくなったことでボールの回転をより捉えやすくなっています。
またパネルの枚数も8枚から18枚に変更されたことでボールの軌道がブレにくくなっています。
迷った方はこちらがおすすめです。
【ミカサ】MVA500 小学生バレーボール 検定球4号軽量
MVA500は2019年全日本バレーボール小学生大会公式試合球(公式球)に認定されていました。
ボール表面にすべり防止用の凹加工がされているのでコントロールもしやすいです。
V400W-Lが発売されたことで型落ちしたので、比較的安価に手に入るようになったというだけで、品質や機能には変わりありません。
バレーボールを始めたばかりの小学生のお子さんに購入する方が多いです。初心者で安い検定球が良い方はこちらがおすすめです。
【モルテン】V4M5000-L フリスタテック 軽量バレーボール5000
こちらも全日本バレーボール小学生大会公式試合球(公式球)に認定されており、2020年モデルになります。
「フリスタテック」とはモルテン独自の新技術のことで、流体力学理論に基づきボール表面に配置された環状突起が空気抵抗を抑えコントロール性能を上げてくれます。
EVA素材でやわらかいのも特徴的です。クラブチームなどの練習で普段使っているのがモルテンのバレーボールという方には、V4M5000-Lがおすすめです。
【ミカサ】V420W-L 小学生バレーボール 練習球4号軽量
V420W-Lは2019年新モデルの練習球です。
同じく新モデルで検定球のミカサV400W-Lと同じデザイン、重さ、大きさ、素材で作られており、唯一の違いは協会認定のロゴマークがプリントされていない点です。
検定球と遜色がないレベルなので、費用を抑えたいという方や部活でまとめて購入する方におすすめです。
【ミカサ】SLV4-YBL スマイルボールレッスンバレー4号
バレーボール初心者やまだボールが怖い小学生のお子さんにもおすすめの商品です。
親子で公園でバレーボールの遊びをしたい方からも人気があります。
160gと軽量な上にEVA素材でできているため強く当たっても痛くありません。
「音が控えめなので屋内でも使いやすい」という声もあり、ピンクとブルーの2色があり、学校の体育などで使われることもあります。
中学生・婦人におすすめのバレーボール
中学生やママさんバレー向けには、4号サイズがおすすめです。重さはおよそ240~260g。
4号軽量球と似ていて紛らわしいですが、重さや表皮のつくりが異なります。
レクリエーションで使うときも、4号球を選ぶのをおすすめします。
【モルテン】V4M5000 フリスタテック バレーボール5000
モルテンの新技術「フリスタテック」で製造された、全日本中学校選手権大会の公認試合球です。
流体力学に基づきボール表面に小さな六角形の環状突起が配置されているため、空気が乱れにくくボールの軌道が安定しサーブの落下点をコントロールしやすいです。
パネル配置も流線型に改良されているため視認性も良好です。 部活の練習や試合球がモルテンという方にはフリスタテック バレーボール5000をおすすめします。
【ミカサ】V400W バレーボール検定球4号
V400Wはミカサの最新モデルで、2020年全日本中学校選手権大会の公式試合球です。
最新のパネルデザインなので今後試合で使われる機会も増えて行くことが予想され、購入する方も多いです。
表面に凹加工があり滑りにくく、繰り返し使用するとで手に馴染むようになり使いやすさが向上します。
部活でミカサのボールを使用している方や、モデルチェンジ後のミカサのバレーボールが欲しい方にぴったりの商品です。
【ミカサ】V430W バレーボール 練習球4号
上で紹介したトップモデルV400Wと同じデザインの中では最も安価なバレーボールです。
見た目上の違いは、表面の滑り止め加工がない点、協会の検定印がない点のみです。
わずかに弾み具合が検定球と異なるように感じることもあるという声も聞きますが、個人用の練習ボールとしては十分に機能します。
【モルテン】MTV4MIT メディシン 練習球4号
普段よりわずかに重いボールを練習で使うだけでも、オーバーハンドでのパス精度を上げたり重さのあるサーブレシーブに対応できるようになります。
一般的な4号球が240〜260gなのに対してメディシンは350gあるため、中学生のセッター練習におすすめです。
ちなみに、メディシンの5号球タイプはデザインも新しくなっており、重さは400gまで重くなっています。
高校生以上の年齢におすすめのバレーボール
高校生以上の男女向けには5号サイズがおすすめです。小学生・中学生向けの4号軽量球・4号球サイズと違い、ほぼすべての5号球が人工皮革製でできています。
重さも260~280gと他の2つのタイプのボールに比べて、重くなっています。
【ミカサ】V200W バレーボール 国際公認球 検定球5号
2019年デザインで、同年に開催されたFIVBワールドカップバレー大会の公式試合球です。
また2019年度Vリーグ唯一の大会試合球としても使用されています。
ボール表面には滑り止め用の繊細な凹加工が8000個以上あり、2重クッション構造になっています。
価格は少し高めですがネット上では「使った瞬間に性能の高さがわかる」という声も多く、海外からも多くの方がプレゼント用に取り寄せるほど人気商品です。
【ミカサ】V300W バレーボール 国際公認球 検定球5号
V300Wは国際バレーボール連盟(FIVB)公認球であり、日本バレーボール協会公認球・検定球でもあります。
上のV200Wとデザインや表面の凹加工は同じですが、クッション構造はV200Wの方がやや優れており価格もわずかに安くなっています。
2020年度全日本高校男女選手権大会や2020年度天皇杯・皇后杯全日本バレーボール選手権大会など多数の国内試合で公式試合球として使用されており、品質は最高レベルです。
【ミカサ】V330W バレーボール 練習球5号
2019年新デザインの練習球です。
トップモデルのV200WやV300Wと同じデザインの中では最も安価なバレーボールです。
V330Wは表面に滑り止め加工がないタイプですが、500円前後金額を上げれば滑り止め加工があるデザイン(V320W)も販売されています。
バレーボールと合わせて使いたい練習グッズ・教材をご紹介
ここではバレーボールと合わせて使うとより技術を磨ける、人気の練習グッズを2つご紹介します。
練習グッズを使えば、少人数でも自宅でもバレーボール練習の幅をグッと広げることができます。
バレーボール サービストレーナー
サーブの練習は一人だとなかなか難しいです。
そこで、「サービストレーナー」を使えば打ったボールが自分に戻ってくるため、ボール1個さえあれば繰り返しサーブの練習ができます。
サービストレーナーはボールホルダー、ストラップ、ウエストベルトの3つの部品で構成されています。ウエストベストには、2m40cmまで伸びる伸縮ストラップが固定されており、その先端にバレーボールを取り付けて使います。
過去に楽天のスポーツ・アウトドア部門バレーボールランキングで1位も獲得し、新聞や雑誌にも掲載されている商品です。
販売当初は4号球のみ対応していましたが、「高校の部活で使いたい」「5号球でも使いたい」という要望が多かったため、5号球にもに対応できるように改良されました。
ウエスト部分のベルトは50〜95センチまで調整できるので、小学生〜高校生まで幅広い世代におすすめしたい練習グッズです。
アタック練習用バレーボール×ゴムひも
バレーボールを固定して、自分のフォームをチェックしたい方には、ミカサから販売されているアタック練習用のバレーボールがおすすめです。
4号サイズ、5号サイズそれぞれ販売されており、両サイドにゴムひもが通せるようになっています。
ゴムひもを好きな場所に設置してボールを固定することができるので、高さを変えればアタック練習もサーブ練習もすることができます。
遠くへ飛んでいく心配もないため、自宅のガレージや自分の部屋などあらゆる場所で使われています。
ゴムひものみでも販売しており、繰り返し練習してゴムが切れてしまっても付け替えることが可能です。
これからバレーボールを始めようと思っている方は、バレーボールを始めるときに必要なアイテムと役立つアイテムをまとめたこちらの記事も参考にしてください。
まとめ
バレーボールの選び方のコツやおすすめのバレーボールについて解説しました。
バレーボールを選ぶときはまず、年代に合わせてボールの大きさを選んでください。
次に、目的に合わせてボールの種類を決めます。
部活や大会にむけた練習で使いたい方は検定球がおすすめです。
サーブなどを重点的に練習したい方や小さな子供でも安心して使えるボールを探している方などは、目的に合った練習球を選んでください。
検定球の中でもさらに全国大会で使用されているボールが使いたい方は公式球を選ぶと良いでしょう。
あとはメーカーの中から予算に合わせて選ぶのみです。
ぜひ記事を参考にして自分に合ったバレーボールを選んでみてください。
これからバレーボールを始めようとしている方は、バレーボールのルールを初心者にもわかりやすく解説しているこちらの記事を参考にしてください。
また、バレーボールの4つの基本プレーのコツの記事では、オーバーパス・アンダーパス・サーブ・スパイクというバレーボールの基本プレーを上達させるコツを紹介しているので、ぜひチェックしてください。
伊藤しおり /
ビギナーズ編集部 ライター
趣味はピアノを演奏することと、野球観戦。 現在は自宅でピアノ講師をしながら、演奏活動をして音楽を楽しんでいます。野球も小さい頃から好きなので、音楽もスポーツもどちらの楽しさもお伝えできたらいいなぁと思います!