ブラックフライデー攻略の極意!査定歴14年のプロが教える買いと待ちの基準
ブラックフライデーだから安い!と思って飛びついたものの、後になって実はそれほど安くなかった……もっと良いモデルがあった……と後悔した経験はありませんか?
数あるセールの中でも、特に注目度の高いブラックフライデーですが、すべての商品が無条件にお買い得とは限りません。
そこで今回は、秋葉原の家電量販店でバイヤーとして活躍後、現在はリユース業界で査定歴14年・累計1万4000点以上の目利きを行ってきたプロ・高野浩志さん監修のもと、プロの視点での完全攻略法を解説します。
監修者:高野さん
マーケットエンタープライズ リユースエヴァンジェリスト 元家電量販店バイヤー
2000年より秋葉原の家電量販店にて、バイヤーとして商品選定に携わる。PC・ガジェットジャンルにおけるキャリアは約25年に及ぶ。 現在はリユース品の専門家として査定を担当し、14年目に突入。プライベートでも週に1度は家電量販店に通い詰めるほどのガジェット好きで、パソコンやデジタル機器全般はもちろん、フィギュア、ゲーム、書籍といった「秋葉原系」と呼ばれるジャンルまで幅広く精通している。
元バイヤーが明かす鉄則。型落ち・定番は即買い!
セールで絶対に損をしたくないなら、まずは狙うべき商品の状態を見極めることが重要です。セールだからといって目に入った商品に飛びつくと、かえって損をするケースも。購入する前に、しっかりとリサーチ・検討をしてから挑みましょう。
- 買い:今すぐ使う予定があり、型落ちまたは定番モデルであること
- 待ち:どうしても最新モデルが欲しい場合
監修者:高野さん
今すぐ使う予定があり、型落ちまたは定番モデルを狙っているなら“買い”です。逆に”最新モデル”だけが欲しい人は“待ち”が正解です。
当たり前ですが、小売をやっていた時代の原則として売れるものはセールでより多く売る売れなくなってきたものはセールで売りさばくというものがありました。
機能的に十分であれば、あえて一つ前のモデルを狙うのが最も賢い買い方です。メーカー側も在庫を一掃したいタイミングなので、底値になっていることが多々あります。
割引率の裏側を知る!30%OFF以上が本気の証
〇〇%OFFという数字に踊らされないために、プロが基準としている割引率の目安を知っておきましょう。
経験則に基づく、セール品の本気度目安は以下の通りです。
- ~10% OFF:通常のセール価格(急ぎでなければスルーも可)
- 20~30% OFF:お買い得(必要なものなら買い!)
- 30~50% OFF:超目玉商品、または在庫処分(即決レベル)
監修者:高野さん
特に30%〜50%の割引は、お店側が本気で在庫を減らしたい(売り切りたい)と考えているサインです。
このラインを超えてきた商品は、迷わずカートに入れる準備をしておきましょう。
狙い目は整備済み品?プロが教える中古選び
最近のAmazonセールでは、新品だけでなくメーカーや認定出品者が整備した「リファービッシュ品(整備済み品)」が安くなるケースも増えています。新品同様の品質で価格が抑えられているのが魅力ですが、購入時には注意すべきポイントがあります。
安全性はマストでチェック!
中古市場では意外と見落とされがちですが、まず確認すべきは法律に適合しているかどうかです。特に国内で使用する場合、次の2点は必ずチェックしてください。
- 電気用品安全法(PSEマーク)の有無
バッテリー搭載機器は必須です。PSEがない輸入品は発火リスクや事故対象になります。 - 電波法の適合(技適マーク)
海外スマホ・Wi-Fi機器は違法使用となる可能性があり、最悪の場合は電波停止や罰則の対象です。型番違いでも技適なしのモデルが存在するため要注意です。
安全性は価格に代えられません。「安いから買う」ではなく、「使って安心かどうか」で判断してください。
2. 保証・返品対応(購入後トラブル防止)
中古製品は同じ型番でも状態が異なり、初期不良の発生確率は新品より高くなります。そのため、保証内容は価格と同じくらい重要な判断要素です。
- 初期不良返品期間:最低7日〜30日
- 動作保証:「〇日間動作保証」「返金対応」など明記されているか
- バッテリー・修理保証:Apple認定整備品・専門店は明記される傾向にあります
価格だけで判断してしまうユーザーが増えるのも事実なので、ぜひ注意して選んでください。
3. 状態ランク(実物差が大きいポイント)
中古ガジェットは、販売店ごとに状態表記や基準が異なります。「自分がどこまで許容できるか」×「価格差」で判断するのが良いでしょう。
- Sランク:新品同様 使用感ほぼなし
- Aランク:目立たない傷・使用数少
- Bランク:使用感あり・軽微な傷あり(実用性◎)
- Cランク:傷・塗装剥がれあり(気にしない人向け)
- ジャンク:修理またはパーツ取り向け
プロの視点を活用!2025年ブラックフライデー ジャンル別 攻略リスト
ここからは、プロの視点に基づき、編集部が厳選した注目ジャンルの狙い目と選び方を解説します。
ブラックフライデーで安く買えるAmazonデバイスはある?
Amazonデバイスは年間最安値になるケースが多いため、年に一度のブラックフライデーは絶好のチャンスです!
スマートスピーカーEchoシリーズ
画面付きモデルや高音質モデルなど、ライフスタイルに合わせて選べるEchoシリーズも大幅値下げの対象です。特にEcho DotかEcho Show 5が買い時。後は、用途に合わせて選ぶだけです。
- Echo Dot(スマートスピーカーの最適解):声で操作/家電連携
- Echo Show 5(ディスプレイ付き):キッチンレシピ/ビデオ通話/時計代わり
- Echo Show 8/10(高機能&高価格):家族用・スマートホーム中枢
「Alexaをとにかく使ってみたい!」という方は、まずEcho Dotから始めてみるのがおすすめです。セオリー通り「定番モデル」を狙うことで、失敗のない買い物ができます。セール時には大幅な値引きが期待できるため、この時期に手に入れるべきアイテムの筆頭です。
- Echo Show 5
¥12,980→¥6,980 【46%OFF】 - Echo Pop
¥5,980→¥2,380 【60%OFF】
ストリーミング端末Fire TVシリーズ
テレビのHDMI端子に挿すだけで動画配信サービスを楽しめる定番アイテム。
迷ったらFire TV Stick 4K Maxを選べば間違いありません。現行モデルが最適解と言える理由は、新型ほど動作が速く、旧型特有の遅延ストレスがないからです。
- Fire TV Stick 4K Max(一番おすすめ):最速・長寿命モデル。Wi-Fi6 / 6E対応の恩恵が大きく、Prime Video以外のアプリ(Netflix、Disney+、TVer等)も快適。
- Fire TV Stick 4K:高画質・標準性能。価格次第で検討。
- Fire TV Stick(無印):HDのみ・処理能力は控えめ。安さ重視で買うなら上位モデル推奨。
他社の選択肢としては、Chromecast with Google TV 4Kも有力です。4K・HDR対応で画質も良く、Google圏内ではAmazon以上に良い連携が取れます。ただし価格面ではFire TV Stickに分があることが多いため、利用しているサービス圏次第で検討してみると良いでしょう。
- Fire TV Stick 4K Max
¥12,980→¥7,980 【39%OFF】 - Fire TV Stick(第3世代)
¥6,980→¥6,380 【9%OFF】
高コスパタブレットFireタブレット
動画視聴や読書専用として割り切るなら、圧倒的なコスパを誇るAmazon製タブレットが最強です。
- 大画面で映画を見るなら:Fire HD 10がおすすめ!
- 持ち運び・読書用なら:Fire HD 8 / 7をチェック!
- お子様用なら:壊れにくいキッズモデル一択!
「何に使うか」を明確にしてサイズを選びましょう。映画やアニメを迫力ある画面で見たいならFire HD 10、電子書籍やマンガを片手で読みたいならFire HD 8やFire 7が最適解です。iPadのような万能さはありませんが、コンテンツ消費専用機としては最強のコスパを誇ります。
- Fire HD 10 タブレット
¥19,980→¥10,980 【45%OFF】 - Fire HD 8 タブレット
¥15,980→¥7,990 【50%OFF】
ブラックフライデーで安く買えるApple製品はある?
Apple製品は普段ほとんど値引きされないため、ポイント還元や特選セールになるブラックフライデーは見逃せません!
タブレットiPad
クリエイティブな作業から動画視聴までこなすiPad。狙うなら「Airか型落ちPro」、もしくは「現行無印」で十分です。
- 動画視聴・Web・学習なら:無印 iPad / iPad 10世代 / 9世代(中古)がおすすめ!
※必要性能を満たしており価格が最も合理的 - ノート・手書きメモなら:iPad Air(M1〜M2世代)をチェック!
※Apple Pencil対応・快適性能・軽量バランス◎ - イラスト・映像制作なら:iPad Pro 11/12.9(型落ち含む)一択!
※120Hz・M1/M2・GPU処理が必要
M1チップ以降のモデルは性能余力が大きく、数年使い倒せる耐用性があります。そのため、画面サイズやPencil対応可否の方が重要です。注意点として、「安いから」という理由だけで第9世代を選ぶと、後からペン入力(充電方式の不便さ)や動画編集で後悔することもあります。また、ストレージ64GBはアプリや動画で即埋まるため、最低128GB以上を推奨します。
- 【整備済み品】iPad(第9世代)Wi-Fiモデル
¥36,798→¥34,299 【7%OFF】 - 【整備済み品】iPad(第10世代)Wi-Fiモデル
¥54,580→¥47,150 【14%OFF】 - iPad Air (M3)
¥186,800→¥167,800 【10%OFF】
監修者:高野さん
「Pro」が必要な人は、自分で選ぶ理由が言える人です。
多くの人にとって、iPadは型落ちでも十分に満足できる性能を持っていますが、価格が高いのがネックです。ぜひ型落ちモデルの中から、自分に合ったスペックを探してみてください。
ワイヤレスイヤホンAirPods
iPhoneユーザーならマストバイなAirPods。「ノイズキャンセリングが必要かどうか」でモデルを選べば失敗しません。
- 家・職場で音楽/動画/学習なら:AirPods 第3世代 or 第2世代
※軽い・耳疲れしない・価格優秀。コスパ重視なら第2世代が最強 - 通勤・電車・飛行機・カフェなら:AirPods Pro 第1〜2世代(型落ち可)
※ANC(ノイキャン)の恩恵が大きい - YouTube・TikTok・SNSなら:どちらでも可
※遅延が少なく快適。価格で判断してOK - 運動・ランニング・通話多めなら:AirPods Pro推奨
※装着安定性が高く、風切りノイズも低減
編集部が一番コスパが良いと考えているのがAirPods 第2世代です。値段も相当手頃で、手軽にApple製品との連携を楽しめます。
しかし、「電車通勤で使うからノイズキャンセルは譲れない!」という方にはAirPods Proが必須です。最新モデルでなくても十分高性能なので、状態の良い型落ち品を狙うのも賢い選択です。2.2万円を切っていたら即決レベルで「有り」と言えるでしょう。第2世代からはノイズキャンセル機能がさらに改良され、より快適になっています。
- AirPods 4
¥29,800→¥24,800 【17%OFF】
MacBook
デザイン性の高さだけでなく、実用性も兼ね備えた人気のノートPC。ブラックフライデーでは「MacBook Air」が狙い目です。
基本はMacBook AirでOKです。クリエイターや動画編集者だけがMacBook Proを選べば失敗しません。Airは軽さ・価格・性能バランスが優れており、2020年以降のMシリーズから処理性能が大幅強化されています。「Air=軽作業用」ではなく、今はAir=万人向けの標準モデルといえます。
- Web・メール・Office・動画・学習なら:MacBook Air(M1〜M2)
※性能余力・価格・バッテリーのバランスが最強 - 仕事・資料作成・軽い動画加工なら:MacBook Air(M2/M3推奨)
※余裕を持って長く使える層 - 動画編集・RAW写真・デザイン・3D処理なら:MacBook Pro(M2 Pro以上)
※GPU・冷却構造・性能の恩恵が出る - AIモデル運用・負荷高いクリエイティブなら:M3 Pro or M3 Max搭載 Pro
※スペックが必要な理由が明確な層のみ
- MacBook Air M2
¥148,800→¥119,800 【30,000円OFF】 - MacBook Air M4
¥194,800→¥169,800 【3,000円OFF】
iPhone
日常利用(通話・LINE・SNS・YouTube・写真撮影)が中心なら、Proシリーズや最新世代は必須ではありません。「用途」→「必要性能」→「価格」の順に選ぶことで失敗を防げます。
- 通話・LINE・Web・SNSが中心:スタンダードモデル iPhone 16e / iPhone 15 / iPhone 14(中古)
- 写真をきれいに撮りたい(旅行・子育て):標準 or Pro未満の型落ち上位 iPhone 15 or 15 Plus
※ナイトモード/ポートレート性能差が大きい - 動画編集・RAW撮影・ゲーム性能重視:Proシリーズ iPhone 15 Pro / 16 Pro / 17 Pro
※GPU性能の恩恵大 - 子ども・シニア・セカンド端末:低価格・実用性重視 iPhone SE第3世代 / 中古iPhone 13・14
買い替えサイクルが短い人(1〜2年ごと)ほど、最新より型落ち(15/16e)が合理的です。逆に3〜4年以上長く使いたい場合は、最新または1世代落ち(16/17)を選ぶのが良いでしょう。背景削除やAI編集などの「Apple Intelligence」を使いたいならiPhone 15以上、eSIMでのキャリア併用なら15/16e/Pro世代が最適です。
また、容量はすぐいっぱいになってしまうため、大容量モデルを買うと割高になりがちです。Cloudや別記憶メディアに残す方法もセットで考えた方が、オーバースペックを回避しコストダウンに繋がります。
- 【整備済み品】iPhone XS Max(SIMフリー)
¥39,754→¥35,778 【10%OFF】 - 【整備済み品】iPhone 11 Pro Max(SIMフリー)
¥69,800→¥64,216 【8%OFF】 - iPhone 16(SIMフリー)
¥114,800 - 【整備済み品】iPhone 14(SIMフリー)
¥64,500
監修者:高野さん
最新モデルは「待ち」が賢明です。
最新モデルだけが欲しい人は、ブラックフライデーではなく「待ち」が正解です。
Apple Watch
iPhoneを取り出さずに通知を確認したり、SuicaやPayPayでスムーズに決済したりと、生活の質を上げるアイテムです。
- 通知確認・時間・電子決済・最低限の健康管理:Apple Watch SE(第2世代)
※必要機能が揃っており軽量・価格最適 - 運動習慣/睡眠ログ/ワークアウト活用:Series 8 / 9 / 最新のひとつ前
※心拍精度・センサー性能・バッテリー持ちに差が出る - アウトドア/登山/海/長距離ラン:Ultra / Ultra 2
※デュアルGPS・タフネス・電池持ち
価格帯としては、コスパ最強のSE(現行/型落ち)が23,000〜32,000円台、満足度の高いSeries 8/9(型落ち)が35,000〜55,000円台が目安です。最新Seriesは割引が少ないため要判断、Ultraシリーズは認定整備品が狙い目です。
「買っても通知を見るだけ」で終わる人はSEで十分ですが、運動量の可視化で習慣が変わったり、睡眠ログで生活改善につながるなど、使う習慣がある人ほどSeries以上で価値が膨らみます。
- Apple Watch Series 10(GPS + Cellularモデル)42mm
¥75,800 →¥65,000 【14%OFF】 - Apple Watch Series 10(GPS + Cellularモデル)46mm
¥125,800 →¥96,000 【24%OFF】
ブラックフライデーで安く買える掃除機はある?
高価な掃除機こそ、型落ちモデルが大幅に安くなるブラックフライデーが狙い目です!
ライフスタイルや重視するポイントに合わせてタイプを選びましょう。
- 価格重視・吸引力優先なら:有線(サイクロン)
※Panasonic・日立など。ランニングコストが少ないのがメリット - 一人暮らし・時短志向なら:スティック(コードレス)
※Dyson・Sharkなど。購入時はバッテリー交換の可否を確認! - 忙しい人・ペット家庭なら:ロボット掃除機
※iRobot・Eufyなど。部屋を効率よく動くための「マッピング性能」が重要
注目のスティック掃除機
多くのメーカーから安くて良い製品が出ていますが、サイクロン掃除機のパイオニアであるダイソンは、やはり性能面で申し分ありません。保証やアフターフォローが手厚い点も、長く使う上で大きな安心材料です。
監修者:高野さん
個人的には「Dyson V12 Detect Slim」が好きです。
他のメーカーで安くて良いものも多いですが、サイクロン掃除機のパイオニアであるダイソンはやはり性能は申し分なく、保証やアフターフォローが手厚いので安心できます。もし高価格・高性能な機種を考えているのであれば、ブラックフライデーだけでなく、ジャパネットたかた等の下取りセールも狙い目です。
- Dyson V12 Detect Slim
¥81,500→¥48,500 【40%OFF】 - Dyson V12 Origin
¥66,664→¥47,800 【28%OFF】 - Dyson V8 Slim Fluffy
¥38,000→¥28,310 【26%OFF】
注目のロボット掃除機
家事の時短に欠かせないロボット掃除機。特に「マッピング性能」が優れているモデルを選ぶと、効率的に掃除をしてくれます。
- ルンバPlus 405 Combo
¥99,799→¥53,813 【46%OFF】 - Eufy Robot Vacuum Omni E25
¥149,900 →¥89,790 【40%OFF】
中古・リユース品は「型番次第」
掃除機の中古品選びには注意が必要です。
- 評価:△(型番次第)
モーターの消耗やバッテリー劣化のリスクがあります。特にダイソンなどのコードレス機はバッテリー寿命に注意が必要です。 - 狙い目:ロボット掃除機のお試し利用。最新機器との性能差はありますが、低価格でロボット掃除機の利便性を体験するには良い選択肢です。
ブラックフライデーで安く買えるテレビはある?
テレビの買い替えで迷っているなら、「Mini-LED」と「ジェネリック家電」が今年のトレンドです!
50インチ以上の大画面テレビを狙うなら、4K対応は必須条件です。視聴環境に合わせて、明るい部屋なら「液晶」、映画などを暗い部屋で楽しむなら「有機EL(OLED)」を選ぶのが基本です。
- 映像コスパ最強:Hisense
※Fire TV内蔵モデルも多数あり便利 - 映像補正・信頼性重視:Sony BRAVIA
※動きの滑らかさとブランドの安心感 - 映画・ゲームガチ勢:LG OLED
※圧倒的なコントラストと応答速度
監修者:高野さん
個人的には「BRAVIA」推しです。
有機ELには敵いませんが、BRAVIAの液晶は「黒」の締まりがとにかくきれいです。特に「XRJ-55X90K」あたりはサイズ、価格、機能のバランスが非常に良くおすすめです。有機ELも随分安くなりましたが、コストパフォーマンスではまだ液晶に分があります。
- Hisense 65V型 4K液晶テレビ
¥178,000→¥149,800 【16%OFF】 - Sony BRAVIA KJ-65X75WL
¥142,000→¥110,000 【23%OFF】 - LG OLED 55型 有機ELテレビ
¥138,899→¥113,800 【18%OFF】
テレビは中古も「狙い目」
テレビはリユース市場でもおすすめしやすいジャンルです。
- 評価:◎(高い)
機械としての寿命が長く、動作確認もしやすいため安心感があります。有機EL(OLED)よりも液晶の中古が特におすすめです。 - 狙い目:新品も値崩れしやすいジャンルですが、中古ならさらに安く手に入ります。
ブラックフライデーで安く買える大型家電(冷蔵庫・洗濯機)はある?
冷蔵庫や洗濯機は壊れてからでは遅い!ブラックフライデーで計画的に買い替えるのが正解です。
冷蔵庫・洗濯機の「買い替えサイン」
高野さんが挙げる、以下の3つの基準「必要優先度(買い替えサイン)」「新機能優先度」「価格優先度」でチェックしてみましょう。
壊れた/家族が増えた/古い/うるさい/効きが悪いと感じたら検討のタイミングです。
■冷蔵庫- 使っていて冷凍室があまり冷えない、野菜室しか使っていない
- 子どもが増えて食材ストックが多くなった
- 製造年が10年以上で電気代が高騰している
- ブーンという動作音が大きくなってきた
- 洗濯が途中で止まる、汚れが落ちにくい
- 家族構成が変わって洗濯量が増えた
- 古くて乾燥機能が無いので外干しが多く手間がかかる
- 振動・音が大きくて夜使いにくい
今どき欲しい機能とスペックの目安
最新モデルならではの機能や、具体的なスペックの選び方です。
■冷蔵庫
- 今は野菜室より冷凍室重視/製氷機能/瞬間冷凍で鮮度長持ち
- 収まりやすくて少ない買い物でも効率的なレイアウト
- 目安:野菜室は40L前後、冷凍室は50L前後で、冷凍室が大きい機種を選ぼう
- 外に干したくない環境(花粉・PM2.5)なので乾燥機能必須
- 自動洗浄機能で槽内の掃除がラク
- ホコリ・毛玉・ホコリトラップ除去機能があるモデル
- 目安:洗濯12kgで乾燥6kgでは結局半分しか乾燥できないため、乾燥性能が高い機種を選ぼう
監修者:高野さん
「型落ち」で20%安ければ狙い目です。
「最新モデル」と「ひとつ前モデル」の性能差が少ないなら、少し前の型で価格が20%安いなら狙い目です。必ずしも“最上位”じゃなくても“十分に実用”なモデルを選びましょう。
- 日立 冷蔵庫 R-HW62V N
¥248,001→¥188,000 【24%OFF】 - 日立 全自動洗濯機 10kg
¥99,800→¥84,800 【15%OFF】
中古冷蔵庫は「製造5年以内」を目安に
- 評価:△(購入条件あり)
製造5年以内なら検討の余地があります。それ以上古いと省エネ性能が劣り、電気代が跳ね上がる可能性があるため注意が必要です。 - 狙い目:単身用冷蔵庫に関しては上記の限りではないので、一人暮らしの方には中古もおすすめです。
中古洗濯機は「慎重」に選ぶ
- 評価:△〜×(注意が必要)
カビ、臭い、内部摩耗、ベアリング劣化など、外見からは見えにくいリスクがあります。 - ドラム式の場合:特に注意が必要ですが、製造2年以内の高年式モデルであれば問題ないケースが多いです。「音が大きい(マンション住まい)」「乾きに不満」といった理由で、状態が良いまま手放されることも多いため、しっかりと状態を見極めれば掘り出し物に出会えるかもしれません。
プロが提案するブラックフライデー活用の4つの軸
ブラックフライデーを単なる安売りイベントで終わらせないために、高野さんが提唱する「4つの活用軸」をご紹介します。何を買うべきか迷ったときは、この基準に立ち返ってみてください。
監修者:高野さん
BFを有効に活用するには下記4つを軸にとおもっています。
1. 生活を豊かにするもの(心や感性)
2. 生活を便利にするもの(時間節約)
3. 自分をより充実させるもの
4. 日々のコストダウン
1. 生活を豊かにするもの:プロジェクター
- Aladdin X2 Plus
¥148,600→¥115,926 【22%OFF】
監修者:高野さん
大きなテレビを買うより圧倒的に安く、部屋を異空間にできます。焚き火映像などを流すだけで癒やされそうです。
2. 生活を便利にするもの:電気ケトル
- 象印電気ケトル CK-DC08AM-BM
¥6,980→¥4,880 【30%OFF】
監修者:高野さん
地味ですが、お湯が早く沸くのは本当に最高です。お茶にカップラーメンと、電子レンジよりも必需品と言えるでしょう。
3. 自分をより充実させるもの:シャワーヘッド
- SALONIA ファインバブルクリア
¥23,760→¥17,800 【25%OFF】
監修者:高野さん
100μmの泡は頭を洗う以外もなんでもきれいで肌触りも圧倒的に変わります。メーカーはどこでも良いかもしれませんが、格安で色々出ているのでBFで更に安く出ていたらぜひ。
ブラックフライデーで安く買える日用品・消耗品はある?
地味ですが一番確実にお得なのが、日用品・消耗品のまとめ買いです!
重い水やビール、かさばるオムツなどを玄関まで届けてもらえるのは、Amazonセールの最大のメリットです。
重くて運ぶのが大変な飲料・お酒
水、お茶、ビール、炭酸水。毎日飲むものだからこそ、ケース買いで単価を下げましょう。
- ラベルレスが便利:捨てる時の分別がラクなラベルレスボトルがおすすめ!
- 年末年始の準備に:ビールやチューハイをケース買い!
- 備蓄用として:水はローリングストックにも最適!
- アサヒ スーパードライ 350ml×24本
¥4,968→¥4,497 【9%OFF】
監修者:高野さん
長期使用するものは現物を見るか、楽天などの信頼できる店で購入することが多いですが、消耗品などはAmazonで購入することが多いです。重いものやかさばるものは通販のメリットが大きいです。
高野さんも実践しているように、Amazonブラックフライデーの賢い使い方は消耗品のまとめ買いです。特に飲料やお酒は、セール価格に加えて配送の手間が省けるメリットが大きく、防災備蓄(ローリングストック)の観点からも、この機会に買い足しておくのがおすすめです。
まとめ:プロの視点を取り入れてブラックフライデーを勝ち抜こう
ブラックフライデーは、年に一度のビッグセールですが、ただ安いからといって飛びつくのは危険です。
今回ご紹介した高野さんのアドバイスを参考に、型落ち・定番モデルを狙い、割引率の裏側を見極めることで、本当に価値のある買い物ができます。
特に以下の3点は、お買い物の前に必ず思い出してください。
- 最新モデルより高機能な型落ちを狙う
- AmazonデバイスやPC、寝具などは編集部厳選リストから選ぶ
- ドラム式洗濯機などの高額家電は延長保証を忘れない
準備を万全にして、今年のブラックフライデーで最高の戦利品をゲットしましょう!

