「自分のイラストをアニメみたいに動かしたいけど、専門ソフトは難しそう…」
そんな悩みを抱えるクリエイターに朗報です。AIツールを使えば、専門知識がなくてもたった数分でイラストをアニメーション動画にできます。
この記事では「イラストを動かすAI」の基本から、あなたに合ったツールの選び方までを解説。
さらに、特におすすめな「DomoAI」の具体的な使い方やプロの活用法まで、初心者にも分かりやすく紹介します。
そもそもイラストを動かすAIとは?
イラストを動かすAIとは、一枚の静止画をAIが解析し、キャラクターの髪をなびかせたり瞬きさせたりといった動きを自動で生成する技術のことです。
これまで専門家が時間をかけていたアニメーション制作が、簡単な指示だけで誰でも行えるようになりました。そのため、SNSを中心に大きな注目を集めています。
 
編集部
DomoAIはイラストを動かすだけでなく、動画から新しいスタイルの動画を作ったり、写真からアバターを作って喋らせたりもできるんですよ!
イラストを動かすAIの選び方とDomoAIが最適な理由
AIツールは数多くありますが、どれを選べば良いか迷ってしまいますよね。
イラストを動かすAIを選ぶ上で重要な基準は、以下の3つです。
- アニメ・イラストとの相性:元絵のテイストを崩ず動かせるかが最重要。
- 操作の手軽さ:専門知識がなくても直感的に使えるか。
- 料金:無料で十分に試せるか。
DomoAIはこれらの基準を満たすだけでなく、「動画から動画生成」「AIアバター」といった多彩な機能を備えた総合的な動画生成AIです。
次の実践パートで、その実力の一端を見ていきましょう。
【編集部で実践】DomoAIでイラストを動かす4ステップ
ここからは、編集部で実際にDomoAIを使い、イラストや動画を動かす具体的な操作手順をステップバイステップで解説します。
Step1. DomoAI公式サイトで準備
 
まず、DomoAIの公式サイトへアクセスし、Googleアカウントなどでログインします。
ホーム画面の『AIビデオ』を選択すると生成画面に移動します。これで準備は完了です。
Step2. 画像のアップロード
次に、動画生成したい画像を画面中央のエリアにアップロードします。
 
今回は、編集部がAIで作った下記の画像を使用していきます。
 
これだけで、AIが画像を認識してアニメーションを生成する準備が整いました!
画像生成AIの使い方を解説した記事もあるので、ぜひ参考にしてください。
Step3. プロンプトとモードで動きを指示
画像をアップロードすると設定項目が表示されます。DomoAIでは、動きの指示方法を大きく2つから選べます。
1. プロンプトで細かく指示する
従来通り基本的なプロンプト(動きの指示)で細かく動きを指定できます。
 
 
編集部
DomoAIは日本語対応しているので、プロンプトにも悩まず入力できます
2. テンプレート(モード)で簡単に生成する
DomoAIの大きな特徴として、プロンプトを自分で考えなくても、SNSトレンド風の動画を作れる豊富な「テンプレート(動画生成モード)」が用意されています。
 
「キャラ動画」「ビデオからアニメへ」「リップシンク動画」など、作りたい動画の種類を選ぶだけで、プロンプト入力なしでも高品質なAI動画を手軽に生成できます。
最後に、生成速度と品質を選ぶ「Fasterモード」(素早く生成)と「Advancedモード」(より高品質)を選択し、用途に合わせて設定しておきましょう。
Step4. 動画の生成
設定を終えて「生成」ボタンを押すと、数分で動画が完成します。
静止画だったイラストが、感情を持っているかのように滑らかに動き出す様子は、まさに自分のキャラクターに命が吹き込まれたような特別な体験となるでしょう。
【番外編1】イラストや写真にダンスをさせる
DomoAIでは、一枚のイラストを動かすだけでなく、さらに進んだ「キャラ動画」機能も試せます。
これは、参照したいお手本のダンス動画と、動かしたいキャラクターの画像をそれぞれアップロードするだけで、AIがキャラクターにそのダンスを踊らせてくれる機能です。
 
これまで非常に手間がかかったダンスアニメーションが、驚くほど簡単に作成可能になりました。好きなキャラクターや自作のイラストを使って、SNSで流行りのダンス動画を作りたい場合に最適な機能です。
【番外編2】写実イラスト動画をアニメ風動画に変換
さらに、DomoAIは元の動画のテイストを丸ごと変える「動画から動画(Video to Video)」機能も非常に強力です。
使い方は簡単で、元の動画をアップロードし、用意されている豊富なテンプレートから好みのスタイルを選ぶだけ。
編集部で試したところ、写実的なイラスト動画が「日本のアニメ風」テンプレートを選ぶだけで、一瞬にして美しいアニメ調に変換されました。
テンプレートは30種類以上あり、他にもピクサー風、コミック風、水彩画風など多彩なスタイルが揃っています。旅行の思い出動画をアート作品のように変えたり、お気に入りの動画を手軽にアニメ化したりと、遊びの幅が大きく広がる機能です。
プロも活用!DomoAIアニメーションの活用事例
DomoAIで作ったアニメーションは、個人の趣味からプロの現場まで幅広く活用されています。
Idea 1. MV(ミュージックビデオ)制作
アーティストの楽曲に合わせて、複数のイラストを次々にアニメーション化。
DomoAIと音楽生成AIを組み合わせることで、個人でもハイクオリティなMVを制作する事例が増えています。
Idea 2. SNSコンテンツ・商業広告
テレビ局の番組告知や有名ブランドのプロモーションなど、商業広告にもDomoAIが活用されています。
目を引くアニメーションで、商品やサービスの魅力を効果的に伝えます。
Idea 3. オリジナルキャラクター(IP)制作
自分で描いたキャラクターを動かし命を吹き込むことで、より魅力的なIP(知的財産)へと成長させることができます。
ファンとのコミュニケーションを深める強力な武器になります。
アニメのクオリティを上げる簡単テクニック
基本操作に慣れたら、次は少しのコツで表現の幅を広げてみましょう。
言葉の強弱で動きのニュアンスを操る
動きの強弱を調整するには、言葉のニュアンスで動きの強弱をコントロールするのが基本テクニックです。
例えば「かすかな微笑み」と「満面の笑み」では、生成される表情の動きが大きく変わります。
まずは「笑顔」のようなシンプルな単語から試し、そこに「かすかな」のような形容詞を加えて、動きの変化を探っていくのが成功への近道です。
プロンプトで背景やエフェクトを追加
プロンプトを使えば、キャラクターの動きだけでなく、背景やエフェクトも追加できます。
例えば、「cherry blossoms falling(桜が舞い散る)」と付け加えるだけで映像が一気に華やかになります。「sunbeams(木漏れ日)」などもおすすめです。
AIが認識しやすいイラストを選ぶ
もし、うまくアニメーションが生成されない場合は、イラストの選び方を見直しましょう。
顔やキャラクターの輪郭がはっきりと描かれた、主役が明確なイラストの方が、AIが構造を認識しやすく成功率が高まる傾向にあります。
DomoAI以外のおすすめAIツール5選
DomoAIはイラストのアニメーション化に最適ですが、他のツールも知っておくと表現の幅がさらに広がります。
ここでは、それぞれ異なる特徴を持つ代表的なAIツールを5つ、比較表で紹介します。
| ツール名 | 主な特徴 | 料金 | 
|---|---|---|
| Runway | ・実写のような高品質な動画生成が得意 ・テキストや画像から動画を作成 ・プロ向けの多機能な編集ツール | 無料クレジットあり 月額$12〜 | 
| Pika | ・Runwayと並ぶ人気の動画生成AI ・アニメ調から実写風まで幅広いスタイルに対応 ・直感的な操作性 | 無料(ロゴあり) 月額$8〜 | 
| Viggle AI | ・1枚の画像からダンス動画を生成 ・参照する動画の動きを忠実に再現 ・SNSのトレンド動画作成に最適 | 無料(ベータ版) | 
| LeiaPix | ・2D画像を3Dアニメーション化 ・奥行きのある立体的な動きが特徴 ・簡単な操作でユニークな表現が可能 | 無料〜 | 
| Kaiber | ・アーティスティックな映像生成が得意 ・音楽に合わせたMV制作などで人気 ・独特のスタイルで幻想的な雰囲気を演出 | 無料クレジットあり 月額$5〜 | 
これらのツールは、それぞれ得意な表現が異なります。
例えば、リアルな映像なら「Runway」、SNSで流行りのダンス動画なら「Viggle AI」といったように、目的に合わせて使い分けるのがおすすめです。ただし、コストパフォーマンスを重視するならDomoAIが優れています。例えばRunwayにも無制限モードはありますが料金が高めな一方、他のツールの多くは無制限モード自体を提供していません。DomoAIは無制限モードを備えつつ料金も手頃な点が大きな強みです。
DomoAIの気になる料金や商用利用
DomoAIを本格的に使う上で気になる、料金プランや商用利用の可否について解説します。
無料プランと有料プランの違い
DomoAIには無料プランと複数の有料プランがあり、主な違いは以下の通りです。
| プラン | 月額料金 | 主な特徴 | 
|---|---|---|
| 無料プラン | $0 | ・✅ 新規登録時に15クレジット付与 ・生成動画にロゴ(ウォーターマーク)あり | 
| 有料プラン (ベーシック) | $9.99〜 | ・✅ ロゴなし動画の生成 ・✅ 生成速度の向上 | 
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- さらに年間プランなら最大40%OFF!
有料プランの最大の魅力は、スタンダードプラン(月額$27.99〜)以上で使える「リラックスモード」です。
クレジットを消費せず無制限で動画を生成できるため、コストパフォーマンスに優れています。
SNS投稿や商用利用の可否
生成した動画の著作権はユーザーに帰属し、SNS投稿や商用利用も可能です。
ただし、安心して利用するため、利用前には必ず公式サイトの最新の利用規約をご確認ください。
ロゴ(ウォーターマーク)を消す方法
無料プランで表示される右下のロゴは、いずれかの有料プランに加入することで非表示にできます。
作品をスッキリ見せたい場合は、有料プランへのアップグレードを検討しましょう。
イラストを動かすAIに関するよくある質問
Q. 画像を動かすAIの無料アプリは?
A. DomoAIやPikaなど多くのツールには、無料クレジットや機能制限付きプランが用意されています。Viggle AIやLeiaPixは特に無料で使える機能が多く人気です。ただし無料版の多くは、生成動画にロゴが入る点に注意しましょう。
Q. 画像を動画化するAIは?
A. 画像を動画に変換するAIは「Image to Video AI」と呼ばれます。本記事で解説したDomoAIのほか、RunwayやPikaなどが代表的なツールです。それぞれ得意なスタイルが異なるため、目的に合わせて選ぶのがおすすめです。
Q. なぜAIイラストは禁止されているのですか?
A. 背景には主に著作権の問題があります。AIの学習データに無許可の画像が含まれている可能性が指摘されています。ただし、ご自身で描いたイラストを動かす場合はこの問題には該当しにくいと考えられます。
Q. 写真が踊るアプリは無料ですか?
A. はい、あります。比較表で紹介した「Viggle AI」は、写真とダンス動画を組み合わせて面白い動画を無料で作成できます。
Q. ユーザーのデータは安全ですか?
A. はい、画像・動画は生成目的のみに使用され、保存や共有はされません。著作権はすべてユーザーに帰属します。
まとめ
この記事では、AIツールを使って知識ゼロからイラストを動かす方法を、選び方からプロの活用法まで網羅的に解説しました。
DomoAIは、「イラストとの相性」「簡単な操作性」「無料で試せる手軽さ」を兼ね備え、クリエイターにとって最適な選択肢の一つです。
専門家のものであったアニメーション制作は、今や誰でも楽しめる表現に変わりつつあります。
あなたのフォルダに眠っているお気に入りのイラストに、DomoAIで命を吹き込んでみてはいかがでしょうか。
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