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サービス終了後の電子書籍はどうなる?運営会社10社の対応と事例を紹介

好きなときに購入できて、端末1つでどこでも読める電子書籍ですが、サービスが終了してしまうと読めなくなる可能性があります。今回は、電子書籍のサービスが終了した場合、どうなるのか?実際にサービスが終了した電子書籍10社の対応と事例を紹介していきます。
サービス終了後の電子書籍はどうなる?運営会社10社の対応と事例を紹介

※当記事はアフィリエイト広告を含みます。

電子書籍サービスは、非常に利便性が高いので、紙の書籍からデジタル派に移行している方が年々増加しています。

好きなときに購入できて、端末1つでどこでも読める電子書籍ですが、サービスが終了してしまうと読めなくなる可能性があります。

今回は、電子書籍のサービスが終了した場合、どうなるのか?実際にサービスが終了した電子書籍10社の対応と事例を紹介していきます。

購入した電子書籍が読めなくなってしまうリスクを避けるために、サービスが終了する可能性の低いおすすめの電子書籍サービスもご紹介しているので、ぜひ参考にしてください。

この記事で分かること
  • 電子書籍ストアがサービスを終了した場合にユーザーはどうなるのかについてわかる
  • サービス終了した電子書籍ストアのその後の対応がわかる
  • 過去にサービスを終了した電子書籍ストアの事例がわかる

【結論】サービスを終了した場合ユーザーは読めなくなる?

電子書籍ストアがサービスを終了した場合、購入済みの本を継続して読めるかどうかは各サービスによって異なります。

電子書籍の購入形式では紙書籍と異なり、電子書籍は閲覧権が金銭の対価として付与される仕組みです。

そのためサービス自体が終了すると、今まで購入した本の閲覧権がなくなり読めなくなってしまう可能性があります。

読めなくなってしまうリスクを避けるためにも、過去にあったサービス終了の事例や電子書籍サービスの選び方を知っておく必要があります。

サービス終了後の電子書籍ストアの対応

サービスが終了した電子書籍ストアの対応は大きく4つに分類できます。各電子書籍ストアの対応について以下で詳しく紹介します。

ダウンロードにより閲覧可能にした会社

ダウンロードにより閲覧できるように対応した電子書籍サービスは以下の3つです。

サービス名
  • BookGate
  • ダイヤモンドブックス
  • 本よみうり堂デジタル

こちらの3社は、他サイトへの引き継ぎや返金、ポイントの還元は行っていないです。代わりにアプリをダウンロードした状態であれば、購入済みの作品が閲覧できるように対応しました。

所持していたポイントは消えてしまいますが、他サービスを使用せず、購入した作品が楽しめるのは嬉しいですよね。

他サイトへサービスを引き継いだ会社

サービスを他サイトに引き継いで対応した電子書籍サービスは以下の3つです。

サービス名
  • ヤマダイーブック
  • TSUTAYA.com eBOOKs
  • ポンパレeブックストア

ヤマダイーブックはやまだ書店に移行後、購入済み作品の閲覧ができます。

やまだ書店を利用しないユーザーには残額ポイント分をヤマダポイントに付与しました。

TSUTAYA.com eBOOKsは、「ブックライブ」にアカウントごと引き継がれ、閲覧できない作品分に対しては、購入金額分をTポイントで返金する対応を行いました。

ポンパレeブックストアは、購入済みの作品や保有コインを「スマートブックストア」へ引き継ぎました。

ポイント返金で対応した会社

ポイント返金で対応した電子書籍サービスは以下の通りです。

サービス名
  • エルパカBOOKS

エルパカBOOKSは、完全撤退のためサービス終了後の閲覧はできません。

購入した作品については、購入金額分のPontaポイントを返金する形で対応しました。

上記複数の対応をした会社

ポイント返金と他サイトへの引き継ぎ、ダウンロードで閲覧可能の対応をした電子書籍サービスは以下の通りです。

サービス名
  • 楽天Raboo
  • 地球書店
  • BooksV

楽天Rabooはサービス終了後、「楽天Kobo」へ移行し、購入額の半額分のポイント還元する対応を行いました。

購入済みの書籍は、サービス終了後もアプリでダウンロードすることで閲覧できます。

地球書店は購入金額分を「コミックシーモア」のポイントで返金しました。サービス終了後は、購入済み作品の閲覧と再ダウンロード以外は行なえません。

BooksVは、サービス終了後でもアプリで購入済みの作品を閲覧できます。購入金額分を「honto」で利用できるポイントとして返金する対応を行いました。

過去にサービスが終了した電子書籍ストア10社の事例

過去にサービスが終了した電子書籍ストア10社の事例をまとめています。サービス終了後にどのような対応を行ったかを比較してみてください。

電子書籍サイト名 運営会社 サービス終了日 サービス終了後の対応
楽天Raboo 楽天 2013年3月31日 楽天Koboへの移行
購入金額の半額分のポイントを還元
エルパカBOOKS ローソン 2014年2月24日 Pontaポイントで購入金額分返金
購入済みの作品も閲覧不可
地球書店 NTTソルマーレ 2014年3月31日 購入金額分「コミックシーモア」のポイントで還元
購入済みの作品は閲覧可能
ヤマダイーブック ヤマダ電機 2014年7月31日 やまだ書店への移行
残額ポイントをヤマダポイントに付与
TSUTAYA.com eBOOKs TSUTAYA.com 2014年10月31日 アカウントごとブックライブで引き継ぎ
閲覧不可作品は、Tポイントで返金
BookGate 廣済堂 2015年8月31日 アプリが残っていれば、購入済みの作品のみ閲覧可能
BooksV 富士通 2015年9月29日 購入金額分をhontoポイントで返金
アプリが残っていれば、購入済みの作品のみ閲覧可能
ダイヤモンドブックス ダイヤモンド社 2016年5月31日 アプリが残っていれば、購入済みの作品は閲覧可能
本よみうり堂デジタル 読売新聞社 2017年9月26日 アプリが残っていれば、購入済みの作品は閲覧可能
ポンパレeブックストア リクルート 2018年3月1日 保有コインおよび購入作品を「スマートブックストア」に引き継ぎ

楽天Raboo

サービス名
  • 電子書籍サイト名:楽天Raboo
  • 運営会社:楽天
  • サービス終了日:2013年3月31日

楽天Rabooは楽天が運営していた電子書籍サービスです。サービス終了後は、「楽天Kobo」へ移行し、購入額の半額分のポイント還元する対応を行いました。

購入済みの書籍はサービス終了後もアプリからダウンロードすることで閲覧できます。

エルパカBOOKS

サービス名
  • 電子書籍サイト名:エルパカBOOKS
  • 運営会社:ローソン
  • サービス終了日:2014年2月24日

エルパカBOOKSは、ローソンが運営していた電子書籍サービスです。

サービス終了後は、購入金額分をPontaポイントで返金しました。完全撤退のため、サービス終了後の閲覧はできません。

地球書店

サービス名
  • 電子書籍サイト名:地球書店
  • 運営会社:NTTソルマーレ
  • サービス終了日:2014年3月31日

地球書店は、NTTソルマーレが運営していた電子書籍サービスです。

サービス終了後は、購入金額分を同運営会社の「コミックシーモア」のポイントで返金しました。購入済みの書籍はサービス終了後もアプリからダウンロードすることで閲覧できます。

ヤマダイーブック

サービス名
  • 電子書籍サイト名:ヤマダイーブック
  • 運営会社:ヤマダ電機
  • サービス終了日:2014年7月31日

ヤマダイーブックは、ヤマダ電機が運営していた電子書籍サービスです。

サービス終了後は、新規電子書籍サービスの「やまだ書店」に移行後、閲覧ができます。やまだ書店を利用しないユーザーには、残額ポイント分をヤマダポイントに付与する対応を行いました。

TSUTAYA.com eBOOKs

サービス名
  • 電子書籍サイト名:TSUTAYA.com eBOOKs
  • 運営会社:TSUTAYA.com
  • サービス終了日:2014年10月31日

TSUTAYA.com eBOOKSは、TSUTAYA.comが運営を行っていた電子書籍サービスです。サービス終了後は、アカウントごと「ブックライブ」へ引き継がれました。

著作権の関係で閲覧不可となってしまった引き継ぎができない作品については、Tポイントで購入金額分を返金されました。

BookGate

サービス名
  • 電子書籍サイト名:BookGate
  • 運営会社:廣済堂
  • サービス終了日:2015年8月31日

BookGateは、廣済堂が運営していた電子書籍サービスです。サービス終了後は、アプリをダウンロードした状態であれば、購入した作品のみ閲覧できます。

他サイトへの引き継ぎや返金などの対応は行われていません。

BooksV

サービス名
  • 電子書籍サイト名:BooksV
  • 運営会社:富士通
  • サービス終了日:2015年9月29日

BOOKsVは、富士通が運営していた電子書籍サービスです。サービス終了後でも、アプリで購入済みの作品を閲覧できます。

また、購入金額分を電子書籍サービス『honto』で利用できるポイントとして返金する対応を行いました。

ダイヤモンドブックス

サービス名
  • 電子書籍サイト名:ダイヤモンドブックス
  • 運営会社:ダイヤモンド社
  • サービス終了日:2016年5月31日

ダイヤモンドブックスは、ダイヤモンド社が運営していた電子書籍サービスです。こちらもBookGate同様に、アプリをダウンロードした状態であれば、購入した作品のみ閲覧できます。

他サイトへの引き継ぎや返金などの対応は行われていません。

本よみうり堂デジタル

サービス名
  • 電子書籍サイト名:本よみうり堂デジタル
  • 運営会社:読売新聞社
  • サービス終了日:2017年9月26日

本よみうり堂デジタルは、読売新聞社が運営していた電子書籍サービスです。こちらもBookGate、ダイヤモンドブックスと同様に、アプリをダウンロードした状態であれば、購入した作品のみ閲覧できます。

他サイトへの引き継ぎや返金などの対応は行われていません。

ポンパレeブックストア

サービス名
  • 電子書籍サイト名:ポンパレeブックストア
  • 運営会社:リクルート
  • サービス終了日:2018年3月1日

ポンパレeブックストアは、リクルートが運営していた電子書籍サービスです。サービス終了後は、購入した作品や保有コインを「スマートブックストア」に引き継がれました。

注意点として一部、著作権の関係で閲覧ができない作品もあります。

【編集部おすすめ】サービス終了する可能性の低い電子書籍ストア3選

編集部おすすめの電子書籍サービス
  • 毎日最大50%のポイント還元がお得な【まんが王国
  • Amazonの運営で安心!蔵書数が多い【Kindleストア
  • 楽天ポイントを貯めながら幅広いジャンルが読める【楽天Kobo

先ほど紹介した選ぶ4つの基準を満たしていて、中でもおすすめな電子書籍サービスはこちらの3つです。

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Kindleのセールの探し方・種類・タイミングについてはこちらの記事で紹介しています。ぜひチェックしてみてください。

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楽天Koboは、楽天が提供している電子書籍サービスです。

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購入した本はスマートフォンやタブレット、パソコンからも読むことができますが、専用の電子書籍リーダー「kobo」で読むことも可能です。専用の電子書籍リーダーは、機能性に優れ、読書しやすい点が魅力です。

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楽天Koboのクーポンやキャンペーンについては、こちらの記事で紹介しています。ぜひチェックしてみてください。

作品をダウンロードするなら電子書籍リーダーに!2つのおすすめを紹介

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電子書籍リーダーの有名所だと「Kindle」や「Kobo」が挙げられます。

2つの大きな違いは、電子書籍を購入することができるサイトが違うということです。

KindleはAmazonの商品であり、Amazonが運営する「Kindleストア」で本を購入することができます。一方、Koboは楽天の商品なので、楽天が運営する「楽天Kobo」にて本が購入可能です。

2つの端末の違いについて詳しく知りたい方は、KindleとKoboを徹底比較している記事をチェックしてください。

Kindleの使い方やお得なキャンペーン情報を知りたい方はこちらの記事を参考にしてください。

ビギナーズでは、おすすめの電子書籍リーダー徹底比較しています。電子書籍リーダーとタブレットの違いについても解説しているのでぜひ参考にしてください。

まとめ

電子書籍サービスが終了した場合の運営会社10社の対応と事例を紹介しました。これらの事例を踏まえて以下の条件に当てはまる安全性の高い電子書籍サービスを選んでくださいね。

電子書籍をサービスを選ぶ基準
  • 運営会社が大企業であること
  • 長年の運営実績があること
  • 品揃えが豊富であること
  • 利用者が多いこと

ビギナーズでは、おすすめの電子書籍サービスを徹底比較しています。各サービスの特徴や選び方についても解説しているので、ぜひ参考にしてください。

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