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楽しくラグビーを観戦をするには?マナーや服装、必要なことまとめ

楽しくラグビーを観戦をするには?マナーや服装、必要なことまとめ

※当記事はアフィリエイト広告を含みます。

ラグビーには、サッカーや野球などとは違う、独特のルールや観戦のマナーがあり、事前にしっかりと調べておく必要があります。

また、主に秋から冬に行われるラグビーの試合観戦は、服装の選択も重要なポイントです。

失敗するとラグビーの試合に集中できるどころではなく、苦い思い出と共に心に残ります。この機会にしっかりと押さえておきましょう。

大迫力の臨場感のある試合を堪能するために、必要な知識をつけておきましょう。

ラグビー観戦マナーについて

ラグビーの観戦マナーには、大きく次の3つがあげられますが、この他にも他人に迷惑になるような行為は、マナー違反です。中には他のスポーツには無い、ラグビー独特のものもあるので、しっかりと押さえておきましょう。

  • 過度な席の確保はマナー違反
  • 相手チームでもよいプレーには拍手をする
  • ゴールキック時は静かにする

過度な席の確保はマナー違反

ラグビーの試合会場は基本的に自由席が多く、よい席(特に前列の座席)は、熱心なファンで埋まってしまいます。早い者勝ちで座席が決まるので、試合開始の前から並ぶ必要があります。

座席の確保は、1人1席が基本で他人の座席を確保する行為はNGです。中には企業などで座席を取るように指示をされている新人社員などを見かけるケースがありますが、基本的にはこれはいけません。

張り紙やロープなどを使用して席を確保することは、大きなマナー違反です。

自分の荷物等を置いて、他の場所へ行く分には特にマナー違反には当たりませんが、荷物がどけられたり、盗まれたりするのは自己責任になるので、注意しましょう。

一番よいのは必要なものは持っておき、2人より大人数で行くことです。座席から離れる際には、残る人を決めて、その人に座席や荷物を見てもらうようにするとよいでしょう。ただ、あまり大人数の場所確保は、マナー違反になりますので注意してください。

相手チームでもよいプレーには拍手する

ラグビー独特の観戦文化として、批判や非難をしないことがあります。

これは審判に対しても適応され、不可思議な判定に対してのブーイング等は一切ありません。

自分の応援するチームだけではなく、相手チームにも敬意を払います。よいプレーが出たら、敵・味方関係なく拍手を送ります。

代表的な例としては、2015年のラグビーワールドカップの日本戦があげられます。この大会で日本チームには、敵の相手チームのファンからも大きな拍手が送られていました。

この辺りはサッカーや、野球などとは大きく異なります。ラグビーがコンタクトスポーツであるがゆえに、両チーム関係なく、よいプレーに称賛を送ります。

こういった独特な雰囲気は、ラグビーの試合の醍醐味です。不必要なラフプレーを防止するために、お互いをリスペクトし合うのがマナーです。

ゴールキック時は静かにする

ラグビーの試合で最も静かになるときは、トライ後やペナルティ時のゴールキックです。これはキッカーの選手だけではなく、会場全体が1個の楕円形のボールに集中する時です。

先ほどお互いをリスペクトし合うのがラクビ―の試合観戦のマナーと言いました。ゴールキックでは同じようにキッカーへのリスペクトをし、一緒に緊張感を味わうのがマナーです。

当然ヤジを飛ばしたりはしません。また自チームの応援もしません。

ゴールキック時はさっきまでの熱気が静寂となり、1個のボールを追うのがラクビ―観戦の醍醐味です。

初めてのときは慣れないかも知れませんが、ゴールキック時は隣の人ともしゃべることなく静かにするようにしましょう。

ラグビー観戦時の服装

ラグビーの試合は基本的に屋外の会場が多いです。そのために必要な服装について知っておきましょう。

服装選びを失敗して、せっかく楽しみにしていたラグビーの試合観戦を台無しにするのは、もったいないです。次の2つのポイントから、服装選びのコツをお教えします。

  • 温度調整できる服装
  • 冬に行われる試合は防寒着が必須

温度調整できる服装

ラグビーの試合が行われるのは、主に秋から冬にかけてです。簡単に脱いだり着たりすることができる温度調整が可能なものを選びましょう。

秋の観戦では、非常に気温が読みにくく、熱気に包まれて体感温度が上がる可能性もあります。汗をかいて風邪を引いても大変ですし、暑い状態でも楽しむことができません。さらに、試合が行われる時間帯によっては、試合開始時よりも気温が急激に冷える可能性もあります。

応援するチームのユニフォームを着ていく場合もあるでしょうが、下のシャツを調整することや上に羽織って調整できるようにするとよいです。

秋の観戦ならウィンドブレーカーなどを1枚余計に持っていくと非常に役立ちます。

冬に行われる試合は防寒具が必須

冬の試合観戦では、防寒着が必須です。具体的にどのようなものを用意すればいいのかを紹介します。

コートやジャケットなどの上着

冬のラグビー試合観戦には、コートやジャケットなどの上着が必須です。

座ってジッと見つめていることが多いラクビ―の試合観戦は、試合をする時間帯にもよりますが、基本的に試合開始時よりも、試合時間が経過するにつれて冷えてくる可能性のほうが高いです。

試合開始時よりも冷えることを想定して上着を選択するとよいでしょう。

風の強い日は、特に体感温度が下がります。また天候が晴れから曇りに変わっても体感温度が下がることから、1枚余計に上着を持っておくと安心です。

風を通さないウィンドブレーカーや、寒い日にはコートなどが、マストアイテムになります。

ジャージの上に応援するチームのユニフォームを着ている人も少なくありません。この上に羽織るものを持っておくとベストです。

手袋や帽子などの末端部の防寒具

意外とないがしろにされがちな手や頭等の末端部は、それに対応する防寒具を持っていきましょう。

手袋は、暖かいニットなどがおすすめです。つけていて、やや暑いかなぐらいがちょうどよいです。

帽子は、風を通しにくく、撥水加工のしてあるものや、ニット帽などがおすすめです。

意外と冷える足先には、靴下を重ね履きするなどして調整しましょう。綿の5本指ソックスに毛糸の靴下を履いておくと防寒としては最適ですね。

ラグビーの試合は、熱狂的な雰囲気よりも、拍手に包まれた暖かい雰囲気で進んでいきます。

サッカーや野球のように騒ぐことや踊ることなどもないので、やや暖かいかなと思うくらいの服装が丁度よいです。手袋や帽子、あとは必要に応じてカイロなども用意して、万全の防寒体制で臨みましょう。

ラグビー観戦時の持ち物

ラグビーの試合観戦に持っていくと便利なアイテムを紹介します。試合観戦をより快適に過ごすために、次の3つは持っておくとよいです。

  • 雨ガッパ
  • 折り畳み式の座布団やクッション
  • 食べ物や飲み物

持っていると便利な「雨ガッパ」

傘をさすことは、後ろの人がグラウンドを見にくくなるために、ラグビーの試合ではマナー違反です。天候がいつ変わるか分からないので、雨ガッパを持っていきましょう。

ラグビーの試合は、よほどのことが無い限り、雨では中断や中止にはなりません。

ラグビーのトップリーグのチームには、ユニフォームを見立てているカッパを配布しているチームもあります。観戦前に確認しておくとよいでしょう。

また、雨が降りそうな天気でない場合でも、予想外に寒いときに雨カッパがあれば防寒着の代わりになります。必ず持っていくようにしましょう。

折り畳み式の座布団やクッション

ラグビーの試合会場の椅子は、プラスチック製のものが多く固いです。このため、長時間座っていると、腰を痛める危険性があります。

また、プラスチック製の椅子は冷たく、長時間座ったままで観戦していることが多いラクビーは、冷えとの闘いでもあります。

このため、自分で折りたたみ式の座布団やクッションを持っていくと重宝します。チームの中には、グッズで売っていたりするところもあるので、確認しておくとよいでしょう。

ラグビーの観戦は、思うより動くことが少なく、ジッとグラウンドを見つめていることが多いため、座る環境は快適にするようにしたいですね。

食べ物や飲み物

一部の試合では持ち込み禁止の場合もありますが、ほとんどのラグビーの試合、例えば、サンウルブズ、トップリーグ、大学ラクビ―は食べ物や飲み物は持ち込んでよいことになっています。

日本代表戦などの場合は、飲食店が充実してありますが、それ以外の試合では出店数が少なく、長時間並んで手に入れないといけないケースもあります。したがって、食べ物や飲み物は持ち込むことがおすすめです。

試合中に席を立つのももったいないですし、ハーフタイムも12分しかないです。トイレ以外で席を立つと、せっかくのプレーを見逃すことにもなり兼ねません。

ラグビーは、一瞬で局面が変わるスポーツです。一瞬を見逃さないためにも、席を離れる時間は短いに越したことは無いです。

会場周辺の持ち込みできるようなグルメを探してもよいです。また、自宅からお弁当を作ってピクニック気分で、ハーフタイムに食べるのも楽しいと思いますよ。

ラグビー観戦をより楽しむには

ラグビーの試合をより楽しむ方法を紹介していきます。3つのポイントをチェックしておくとよいですよ。

観戦日の天気チェック

ラグビーはよほどのことが無い限り中止にならないスポーツです。また屋外のグラウンドを使うことが多いので、当日の天気をチェックしておくとよいです。

スタンドに屋根があったとしても、風向きで濡れるケースもあります。晴れているのか、曇っているのか、降水確率は何パーセントぐらいかなどは、調べておくと服装などの参考にもなります。

試合前にはチームブースをチェック

トップリーグの試合では、ラグビー場や競技場の入り口付近にチームブースがあります。

チームブースは、時間に余裕があるのなら、初心者は、必ずチェックしておきたい場所です。

なぜなら、メンバー表やルール解説についてのパンプレット、グッズの購入などができるからです。

ラグビーをより楽しく観戦することができる便利なアイテムがたくさんありますので、ぜひチェックしてみてはいかがでしょうか。

ラグビーの試合やチームのフォーメーション、具体的なルールなどは初心者では分かりにくいです。

チームブースでアイテムをもらいそれをチェックすることで、少なくてもラグビーのルールなどを理解することができるでしょう。

ラグビーを観戦する際におすすめの座席

ラグビーの試合を楽しむために、おすすめの座席の場所を紹介します。中には穴場のスポットも存在しますので、ぜひ知っておきたいですね。

試合の迫力を感じたいなら22mライン付近

試合の迫力、臨場感を味わいたいのなら、22mライン付近がおすすめです。

この付近は、スクラムを組みぶつかることが多いので、スクラムがぶつかる肉体の音などを大迫力で味わえます。

これはグラウンドに近いほど迫力が増します。その分人気があるので、座席の確保が難しい場所です。

この付近に席を取りたいのなら、早めに行って並ぶことをおすすめします。ラインアウト時に選手と目が合うような気分になれ、非常にラッキーな座席ですね。

全体を見渡したいなら10mライン付近

グラウンド全体を見渡したい、ラグビーの戦術やフォーメーションなどを詳しく観たいのなら、10mライン付近がおすすめです。

この付近は、斜めから全体を見渡せ、15人の動きが分かりやすい地点です。

何回かこの地点からラグビーを見てみると、チームと選手の個性によって、フォーメーションや戦術がかなり違っていることが解りますよ。その原因などを調べていき、話せるようになると、あなたはもうすでにラグビー上級者ですね。

この付近からの観戦をするなら、事前にチームを調べておくか、チームブースでのパンフレットを見ながら観戦することがおすすめです。よりテクニカルにラクビーを知ることができます。

混み合いを避けるならゴール裏スタンド

ラグビーの中では混みにくく、穴場スポットがゴール裏のスタンド席です。

ここからは、ゴールキックの行方やトライの場面での迫力を堪能できます。

難点としては、反対側に向かっているケースでは、小さくなりやや見にくいところです。ここでは、双眼鏡やオペラグラスなどが必要なアイテムになります。

よい座席が取れなかったのなら、ゴール裏でトライやゴールキックを味わっても面白いですよ。ディフェンスのフォーメーションなども確認することができます。

準備を整えてラグビー観戦に行こう

ラグビーに限らずスポーツ観戦は事前の準備が大事です。しっかりと事前に調べておき、必要なものを整えておきましょう。

ラグビーには、ラグビー独自の観戦マナーがあります。他のスポーツにはない部分が多くあるので、注意しましょう。

服装もしっかりと考えておかないと、長時間の観戦が苦労になります。長時間座っていることを前提として、いろいろなアイテムを用意していきましょう。

当日の天気を調べたり、チームブースを覗いたりして、ラグビーをより楽しむ方法はぜひとも行いましょう。

座席も、22mライン付近を中心によりグラウンドに近いところなら迫力を、グラウンドに遠いところなら、テクニカルな観戦を楽しむことができます。

しっかりと準備をして、楽しくラグビー観戦をしてみましょう。

また、現在日本でラグビーワールドカップが開催されています。ラグビーワールドカップのライブ配信を行っているサービスはこちらの記事で解説していますので、ぜひライブ観戦をしてみてくださいね。

ビギナーズ 編集部 /
ビギナーズ編集部 ライター

趣味と出逢うメディアサイト「ビギナーズ」の編集部です。趣味を見つけたい方を応援します。

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