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【初心者必見】バスケットボールのルールをわかりやすく解説!反則や決まりなどを知ろう

【初心者必見】バスケットボールのルールをわかりやすく解説!反則や決まりなどを知ろう

※当記事はアフィリエイト広告を含みます。

バスケットボールはルールが難しいスポーツとして有名です。

基礎的なことから複雑なファウルのことまで、詳しく解説していきます。知っておくとバスケットボール観戦に役立つことでしょう。

特に審判の判定には難しい基準がありますが、観戦する側は基本的なことを押さえておけば大丈夫です。

バスケットボールの基本的なルール

バスケットボールのルールの基本を知っておきましょう。これらの点押さえておかないと、観戦しても理解不能な部分がでてきますよ。

プレーヤーの人数は5人

コート上のプレーヤーの数は1チーム5人です。ベンチ入りできる選手は最大12人までで、交代要員として7名存在します。

交代の回数に制限はありません。交代のタイミングはゲームが止まったときで、流れの中で交代はできません。流れが止まらない場合には、戦術的に1回の攻撃に起用すると、すぐに守備に入ったときに交代ということができないケースがあります。

NBAではコートのプレーヤー以外にシックスマンという第6の人間が存在し、場合によってはコートのプレーヤーよりも実力があることがあります。一概に先発の5名が最強のメンバーではないケースがあります。

試合時間は40分

試合のまとまりをクォーターといい、1クォーター10分を4回行います。合計40分が基本的な試合です。

それぞれのクォーターのあとにはインターバルやハーフタイムが存在し、少しの時間休憩を取ります。第1クォーターと第3クォーターの後は5分のインターバル、第2クォーターの後には12分から15分のハーフタイムがあります。

ハーフタイムのときには同時にコートチェンジを行います。

第4クォーター後に同点だった場合はインターバルの後に延長戦があります。延長戦は5分行い、その都度得点差を計算して勝敗を決める場合が多いです。

延長戦の2回行った以降は大会により方式が異なり、フリースローで勝敗を決めるケースや再延長戦を行うケースがあります。

バスケットのリングにボールが入れば得点

バスケットボールの得点の種類は主に3種類あり、半円のライン(スリーポイントライン)より外側からのシュートがゴールリングに入ると3点、半円のラインの内側からのシュートがゴールリングに入ると2点です。

その他ファウルなどによるフリースローもあり、得点を入れることができると1点です。

場所によって得点が異なるため、シュートを打つ場所に注目して見てみましょう。3ポイントのシュートの成功率はNBAでも4割を切ります。得点差や自分の得意な形によって、3ポイントを狙える選手には注目しておくと面白いかも知れませんね。

移動は基本ドリブルのみ

ボールを動かし移動するには床にボールをついてドリブルをしないといけません。ドリブルをしないで、ボールを持った状態で3歩以上歩く(走る)ことは禁止されています。

また一度ボールを床について、保持した後に再びボールを床につくことも反則行為です。ドリブルをやめたら必ず味方にボールをパスしないといけないことになりますね。

バスケの魅力である素早いパスのやり取りやドリブルの早さが繰り広げられます。

足を使うことは禁止

ラクビ―などとは違い、足を使ってボールを蹴ることを禁止です。キックボールなどといわれており、ルール違反となり相手チームからのスローインでゲームが再スタートします。

禁止されたプレーでペナルティが課せられる

ペナルティが課せられるプレーにはファウルとバイオレーションの2種類(のちほど詳しく解説)があります。

ファウルとはスポーツマンにあるまじきマナー違反の行為や危険行為です。バイオレーションはそれ以外の禁止行為のことを指します。

各クォーターでファウルの数が1チームで4つを超えると、自動的に相手チームのフリースローになります。その後相手チームからのボールで再スタートになるペナルティが課せられます。

ファウルの数が個人で5つを数えた場合には、その選手は退場です。その他にも悪質な場合では一発退場を審判から下されるケースがあります。

バイオレーションの場合には、ボールが相手チームになるだけでペナルティはありません。しかし相手チームに自動的に攻撃権を渡してしまうことになります。

時間によるルールがある

バイオレーションの一部には時間によるルールがあります。

24秒ルールとは攻撃は24秒以内にリングに当たるシュートを打たないといけないというルールです。8秒ルールはボールを自陣から相手のコートへ8秒以内に進め(攻め)ないといけません。

相手コートからのバックコートへのパスも禁止されていることから、素早くいかに攻撃するかが大事ですね。

またバイオレーションやファウルによるスローインは、5秒以内に行わないといけません。

3秒ルールは相手チームのゴール下の制限区域内に3秒以上いてはいけない禁止行為です。これはリバウンドの待ち伏せ防止の意味をしています。

よりスリリングなゴール下の攻防を行うために、こういったルールで動きを制限しています。

バスケットボールのファウルの種類

バスケットボールのファウルの種類とその考え方について知っておきましょう。

体の接触があるパーソナルファウル

体の接触があるファウルは、総じて禁止行為(パーソナルファウル)です。

自分の体で両手両足を上げたできた円柱形の空間は「シリンダー」というディフェンスの区域で、ここを強引に突破することや突き飛ばす行為はオフェンス側のファウルです。

その他はほぼディフェンス側のファウルになるケースが多いです。

バスケットボールは、基本的に攻撃側に有利になるようにルールが設定されています。

シリンダーのエリアは自然に足と手を広げた範囲ですので、それ以外の不自然なエリアで行われたファウルは、全てディフェンスのファウルになる場合が多いです。

シュートの際に行われた防御側のファウルで得点が入った場合には、シュートによる得点(多くは2点)にフリースローが与えられます。不用意なファウルは、味方を不利にする行為です。

エリア争いやスクリーンなど相手をブロックする行為は、体が接触してもファウルと取られないケースがあります。この辺は審判の裁量により大きく異なるケースがあります。審判のファウルの判断が難しいのはこのためです。

第1クォーターから細かい体のコンタクトなどがスタートして、審判の判断を推し量る戦術をとるチームもあります。

バスケットボールの審判はスピーディな流れの中で全体を正確に判断しないといけません。接触、責任、影響の三原則の元で厳しい判断をする鍛錬を積んでいることが多いです。

審判やコーチへの違反行為テクニカルファウル

審判への暴言やコーチ、プレーヤーの乱闘や暴言、挑発行為などの違反行為は全てテクニカルファウルが取られます。テクニカルファウルは、その審判の判断により一発退場になるケースが多いです。

コンタクトスポーツで判定が難しいといわれるスポーツがゆえに、審判や他チームを尊重しないといけませんね。クリーンな試合のためにも判定を凛と行う審判が良いとされています。

その他のバスケットボールのバイオレーション

その他のバスケットボールの知っておくべきバイオレーションを紹介します。

アウトオブバウンズ

アウトオブバウンズはボールがコートの外に出ることで、タッチラインやエンドラインの出たところからスローインになります。最後の触った相手チームのボールになり、試合再開をします。

この場合ディフェンスやオフェンスに関係なく、最後に触ったチームの相手になります。

わざと相手に当てて、アウトオブバウンズにした場合には、腰より上の場合にはアンスポーツマンライク(通称アンスポ)というファウルをとられるケースがあります。

バックコートバイオレーション

以前はバックパスなどと呼ばれていましたが、パスやドリブルなどで相手のコートにボールを運んだあとに、再びバックコートにボールを戻すことをバックコートバイオレーションといいます。

フロントコート(相手のコート)に両足とボールが入った状態にしてから適応になります。

その他、8秒ルールが適応されており、フロントコートにボールを8秒以内に入れないと、相手チームのボールでスタートになってしまいます。相手がボールをカットした場合には、この規定からは外れ、今度は相手チームがボールを戻すことが禁止です。

パスを出す相手が自陣にいる場合にはこの反則が適応になります。相手チームのスローインで、ゲームは再開です。

インターフェア

シュートをしてリング上にボールがあるときに、そのボールやネット、リングに触れる行為はインターフェアという反則です。

ボールがリング上にあるときに、ネットの下から手を突っ込んだりして触る行為もこれに該当します。

オフェンス側がインターフェアを取られた場合には、ノーゴールになり、相手チームのスローインでゲーム再開です。ディフェンス側がインターフェアを取られた場合には、ゴールとなり自チームのスローインでゲーム再開になります。

この場合はシュートということが前提なので、アリウープ(パスからのダンクシュート)のように明らかなパスには適用されません。

この辺りが少しややこしいので、審判を悩ませているようなバイオレーションです。

ゴールテンディング

ゴールテンディングはシュートをしたボールが最高地点より弧を描き落ちているときに、ボールに触れることを意味します。ポイントは、明らかなシュートということが確認されているときです。

普通の学生の試合ではほぼ見られることはないバイオレーションですが、背の高い選手や抜群の跳躍力を誇っている選手がいるときにまれに起こります。

ゴールから外れているような場合では、本人がシュートと認識していても、審判はゴールテンディングと取らないケースもあります。またパスではこのようなことが起こらないので、アリウープも適用になりません。

シュートの確率性を高めるバイオレーションで、リバウンドに集中してもらうことを目的としています。

ルールを理解してもっとバスケ観戦を楽しもう

審判でも判定が難しい事例が素早い流れの中で起こるバスケは、時にはルールを知っていても、理解が難しい場面があるでしょう。

ファウルの種類などは、具体的には説明しませんでしたが、基本的なことを覚えておけば大丈夫です。基礎的なルールからしっかりと覚えて、観戦時の「?」を無くしより楽しくバスケを観戦しましょう!

ビギナーズ 編集部 /
ビギナーズ編集部 ライター

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