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初心者必見!ジャズバイオリンの魅力がわかる基礎知識を紹介

初心者必見!ジャズバイオリンの魅力がわかる基礎知識を紹介

※当記事はアフィリエイト広告を含みます。

バイオリンというと、クラシックのイメージが強いですが、バイオリンで演奏するジャズはとても素敵です。

ジャズバイオリンは、型にはまらない自由な曲調で、演奏してる方達がとても楽しそうに演奏しているのが魅力の1つです。

今回は、ジャズバイオリンの魅力を感じてもらえるよう、ジャズバイオリンの特徴や曲のスタイル、有名なジャズバイオリニストなど、ジャズバイオリンの基本となる基礎知識をご紹介しています。

初心者の方におすすめのジャズバイオリンの学び方も紹介しているので、これから始めたい方はぜひご覧ください。

ジャズバイオリンの音色を聴いてみる|ソロとセッション

「ジャズバイオリン」と言う言葉を聞いてどんな音楽なのかピンと来る方は少ないかも知れません。

まずはジャズバイオリンの魅了や情報をお伝えする前に、ジャズバイオリンの演奏を聴いてみましょう。

同じ『Autumn Leaves』というジャズの定番曲をソロ演奏とセッション演奏している2つの動画を紹介しています。同じ曲でもソロかセッションかによって大きく曲調や雰囲気が違います。

ソロ演奏

ジャズを演奏する際は、ソロでの演奏でも伴奏がついて一緒に演奏することがほとんどです。

ご紹介した動画では、ギターの伴奏に合わせてしっとりと演奏しています。演奏者が曲に聴き入りながら弾いている様子が見てとれます。

セッションでの演奏

様々な楽器を演奏する演奏者が集まって演奏することをセッションといいます。

ご紹介する動画は、一番大きいコントラバスを演奏する方が飛び入り参加で、バイオリンとギターと一緒にセッションしています。
バイオリンが主旋律を奏でており、バイオリン奏者が曲の節々に重音やトリルのアレンジを入れて演奏しています。

即興でも演奏できてしまうのが、ジャズの醍醐味の1つです。

ジャズバイオリンでよく演奏されるジャズのスタイル

ジャズのスタイルはたくさんありますが、「自分の好きな曲調って似てるな」と感じたことはありませんか?

ジャズには様々なスタイルがあります。自分の好きな曲調はわかるけど、それが何というジャズのスタイルなのかわからない…という方は多いですよね。

そこで、バイオリンがよく演奏されるジャズのスタイルを3つご紹介していきます。

スイングジャズ

1930年代から1940年代初等のジャズで、ジャズ=スイングジャズの曲調と思っている方も多いほど、ジャズの定番のスタイルだと言えます。

スイングジャズは基本的に大人数のバンドで演奏されるため、事前に譜面がある編曲のスタイルで演奏されます。

バイオリンがメインが主旋律を演奏していることが多く、ジャズ特有のリズミカルなメロディーが特徴です。

ジプシージャズ

ジプシージャズとは、移動民族ジプシーの民族音楽とスイングジャズを融合させたスタイルで1930年代に生まれたといわれています。

パリではポピュラーなスタイルで、地下鉄や路地などの街中で演奏されることが多いです。

ブルースジャズ

ブルースと聞いてバイオリンをイメージする方は多くないでしょうが、昔は主旋律をバイオリンが演奏していました。
現代ではエレキバイオリンがバイオリンに代わって演奏していることが多いです。

ブルースジャズからジャズバイオリンを始める方が多く、とてもポピュラーなスタイルです。

バイオリンでジャズを演奏するときの特徴

ジャズバイオリンの曲はリズムが独特で、バイオリンを習ったことがある方でも、そうすぐには弾くことができません。

まずはジャズバイオリンの特徴を知り、少しでもジャズバイオリンに挑戦するきっかけにしていただければと思います。

主旋律を演奏することが多い

バイオリンは弦楽器の中でも最も高音を出す楽器なので、音が目立ち、主旋律で曲を演奏することが多いです。

特にジャズではベースやドラムなどの複数の楽器と演奏することが多いですが、その中でも高音を担当するバイオリンはメインのメロディーを任される確立が高いです。

やはり、主旋律を弾いているので、観客として見ていても、ついついバイオリンに目がいってしまいますね。

自分流のアレンジを加えての演奏

ジャズを複数の楽器で演奏するときに、各楽器はソロパートを演奏するのですが、そのソロパートで各奏者がアレンジを加えてアドリブ演奏をします。

ジャズは楽譜通りに弾かなくても、演奏する曲のコードの範囲内で自分の好きなようにアレンジを入れられるのが特徴です。

自分の自慢のテクニックを入れてもいいですし、バイオリンの特徴である高音を聴かせる演奏法など自由に演奏できるので、バイオリン奏者にとって見せ場にもなります。

アクセントを裏で取るオフビートの演奏

4拍のリズムを「♪・♪・」と1拍目と3拍目の箇所でリズムを取るのがクラシック曲に多い傾向なのに対し、ジャズでは4拍のリズムを「・♪・♪」2拍目と4拍目の箇所でリズムを取ります

ご紹介した動画は、裏拍子でバイオリンを演奏する様子が確認できます。英語の動画ですが、ジャズバイオリンのリズムの取り方はどの動画をみるよりもわかりやすいと思います。

代表的なジャズバイオリニストをご紹介

ジャズバイオリンの素敵な演奏を聴かせてくれる有名なバイオリニストをご紹介します。

ご紹介する、ジャズバイオリンを支えてきた大御所、ジャンルにとらわれないバイオリニスト、日本人の女性バイオリニスト3名の演奏もお楽しみください。

ステファン・グラッペリ

バイオリン界のレジェンドと言われているバイオリニストで、ジャズ・バイオリニストの第一人者として、長年に渡って晩年まで第一線で活躍していました。

ヨーヨー・マなどのバイオリン以外の演奏家からも慕われるバイオリニストです。 ジプシージャズの天才ギター奏者、ジャンゴ・ラインハルトとバンドを組み、ジャズ界を支えた人物でもあります。

ディディエ・ロックウッド

ロックバンドにも属していたことのある、フランス出身のジャズバイオリニストです。

ジャズとロックを掛け合わせたジャズロックやジプシージャズなどジャンルにとらわれない自由な演奏が特徴的です。 エレキバイオリンを使ってのステージでの演奏もたびたび見られます。

寺井尚子

日本を代表するジャズバイオリニストです。即興演奏が用いられるアドリブ演奏が卓越しており、ビバップの基本スタイルをマスターしているとも言われます。

元々はクラシックを専攻していたこともあり、その確かな演奏技術には定評があります。

初心者はジャズバイオリンをどう学ぶ?

バイオリンで弾くジャズが素敵な音色だということはお分かりいただけたと思います。

演奏している動画を見ていると、「バイオリンを始めてみたい!」「ジャズバイオリンを演奏したい!」と思った方もいるのではないでしょうか。

ここでは実際にジャズバイオリンの学び方をご紹介します。

ジャズバイオリンのバイオリン教室で学ぶ

楽器を習うとなると教室に通って学ぶことが一番に頭に浮かぶ方が多いのではないでしょうか。講師に基礎からしっかりとテクニックを教えてもらえ、自分の苦手とする箇所の手ほどきを受けることができるので、早い上達が見込めると思います。

今回ご紹介する教室は関東に拠点を持っている教室ですが、「ジャズバイオリン 教室」で検索すると、その他の地域のジャズバイオリン教室も見つかったので、ぜひお住まいの近くの教室を探してみてください。

椿音楽教室

サックス上達の近道におすすめの音楽教室

椿音楽教室は、東京都内200か所でマンツーマンレッスンを受講可能な音楽教室です。各地のスタジオでレッスンが受講できるため、自分の都合の良い場所でレッスンを受けられます。

バイオリンのレッスンコースが用意されており、講師陣は経験のある方ばかりなので、安心して受講できます。

以下、椿教室のおすすめポイントです。

  • 200か所以上のスタジオで受講可能
  • 経験豊富な講師陣
  • 60分の体験レッスンが無料
  • 生徒様一人一人にあったペースとレッスン内容

椿音楽教室を詳しく見る

入会費 レッスン費用(月2回60分レッスン)
11,000円 11700円(税込)
レッスン予約制度 教室所在地
相談の上決定 東京(約200か所)
神奈川
埼玉
千葉

無料の体験レッスンもあるので、ぜひ一度無料体験レッスンを受けてみてはいかがでしょうか?無料体験レッスンでは、楽器・楽譜の貸し出しを行っているので、手ぶらで受講可能です。

山野楽器

東京の2箇所に教室があり、マンツーマンでのレッスンが受けられるので、基本からしっかり学びたいという方にはおすすめです。

こちらから山野楽器のページを確認できます。

KAWAI MUSIC SCHOOL

こちらは東京・新宿の教室で、ジャズバイオリニストによるプライベートレッスンを受けることができます。

こちらからKAWAI MUSIC SCHOOLのジャズバイオリンコースを確認できます。

ご紹介しているバイオリン教室以外にも全国にはたくさんの教室があります。

全国に展開しているバイオリン教室と地域で展開しているバイオリン教室のレッスン内容や特徴をまとめた記事があるので、ぜひ教室選びの参考にしてください。

バイオリン教室に通うとなると、教えてもらうときに必要なバイオリンをまずは手に入れる必要があります。まだ手元にバイオリンがない方は、初心者におすすめのバイオリンの選び方をまとめた記事があるのでぜひご覧ください。

教本で自分のペースで独学する

自分でじっくりと、好きな時間に学んでいきたいという方には独学がおすすめです。

DVDやCD付きの教本は、繰り返し見て聴くことができるので、自分のペースで練習をすることができます。

また、継続して練習できる環境を作るのは楽器を学ぶ上で大事です。独学は、レッスンに通うこともなく自宅で好きなときに練習ができるので、時間に制限のある忙しい方には続けやすい学び方です。

1.スタンダード曲で始める! ジャズバイオリン [DVD]

ジャズバイオリンに必要な基礎知識から、リズムの取り方や、アドリブのコツまでジャズバイオリンのテクニックも学ぶことができます。

2.ジャズ・ヴァイオリンの練習法を教えます (CD付)

ジャズ特有のリズムのトレーニングやジャズバイオリンを弾く上で欠かせないコードをがわかりやすく解説されています。

CDがついているので、音を確認しながら練習することができます。

また、独学で上達していくにはどうするのか、基本的な楽譜の読み方などを詳しく知りたい方はこちらもぜひご覧ください。

 

まとめ

今回は、ジャズバイオリンの基礎知識をご紹介しました。

皆さんは、どのような魅力を感じましたか?
私が感じた魅力は、様々なジャズのスタイルでバイオリン演奏を楽しむことができる点です。

また、正しい音を演奏するだけではなく、バイオリニスト自身が楽しんで演奏できるのは素敵ですよね。

この記事で、少しでもジャズバイオリンの魅力をお伝えできたなら嬉しいです。

ビギナーズ編集部 /
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