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塩素系漂白剤のおすすめ10選|用途別の選び方をご紹介

塩素系漂白剤のおすすめ10選|用途別の選び方をご紹介

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塩素系漂白剤は強力な洗浄力を持つタイプで、頑固な汚れや一般的な洗剤では落とせない汚れもスッキリきれいにしてくれるという特徴があります。

一方で、使い方を間違えてしまうと有毒ガスが発生してしまう場合もあるため、使用には細心の注意が必要です。

今回は塩素系漂白剤の種類や選び方、おすすめ商品などを紹介します。「とにかく頑固な汚れを落としたい!」という人は、ぜひ参考にしてください。

塩素系漂白剤とは?種類や使い方を解説!

はじめに、塩素系洗剤の特徴について詳しく解説します。種類による違いや使い方などについても説明していきます。

塩素系=次亜塩素酸ナトリウム

塩素系漂白剤とは「次亜塩素酸ナトリウム」を主成分としている製品のことを指します。

この次亜塩素酸ナトリウムという物質は、非常に分解されやすい成分なので、製品化をする上で調整されています。

塩素系漂白剤は「カビなどの頑固な汚れや色素を分解する力」「消臭殺菌効果」に優れているため、浴槽のカビ取りや台所の漂白剤として主に活用される傾向があります。

塩素系漂白剤は「混ぜると危険」?

塩素系漂白剤は非常に分解されやすい性質を持つため、酸性洗剤を混ぜてしまうと「有毒ガス」が発生してしまいます。以下に混ぜてはいけないものをまとめるので、参考にしてください。

混ぜてはいけないもの
  • カビ取り洗剤×トイレ用洗剤
  • 排水溝クリーナー×酢
  • 台所漂白剤×レモン

特に台所では、知らず知らずのうちに塩素系漂白剤と酸性の食品が混ざり合ってしまう可能性があります。

レモンや酢など酸性の食品が残っているシンクや鍋に漂白剤を入れてしまうことがないように気をつけましょう。

酵素系洗剤も塩素系の仲間?

塩素系洗剤は漂白剤などに使用されますが、漂白剤の中には「酵素系洗剤」もあります。

塩素系漂白剤と同じく漂白効果があっても、酵素系と塩素系は全くの別物です。両者の違いを詳しく解説します。

種類 主成分 汚れ落ち 特徴
塩素系 次亜塩素酸ナトリウム とてもよく落ちる 色素分解力が高く柄物には使用できない
酵素系 過炭酸ナトリウム とてもよく落ちる 染料を分解しないため柄物にも使用可

酵素系漂白剤の主成分は、炭酸ナトリウムと過酸化水素です。これらの物質はほかの物質を酸化させる特徴があり、漂白剤や洗剤として使用されています。

使用後は「酵素」「水」「炭酸ソーダ」に分解されるため塩素系洗剤のような危険度も低く、地球や肌にも比較的安全に使用できるのが特徴です。

塩素系漂白剤の使い方は?

一般的な塩素系洗剤の使用方法をまとめます。用途によって使い方が異なるため、参考にしてください。

衣類やグラスなどの漂白や殺菌消臭

衣類やグラスなどに使用する際は、塩素系洗剤を水に薄めてつけ置きしてください。

お風呂・トイレなどの掃除

掃除に用いられる塩素系洗剤は、スプレーや泡タイプが多伊野が特徴です。汚れが気になる部分にそのまま吹きかけて使用してください。

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用途に合わせて使おう!塩素系漂白剤のおすすめ10選

汚れや臭いを分解する力が並外れて高い塩素系洗剤は、洗剤の中でも強力です。

ここでは様々な塩素系洗剤をピックアップするので、用途に合わせて使用してみてください。

おすすめ塩素系漂白剤「キッチン編」

塩素系漂白剤キッチン編では、キッチン周辺で活用できる専用タイプをご紹介します。キッチン周りは毎日の料理で茶渋やぬめりがつきやすいので、定期的に塩素系漂白剤を使用してきれいを保ちましょう。

キッチンブリーチ

キッチン用の塩素系漂白剤といえば、こちらの「キッチンブリーチ」ではないでしょうか。

薬局やスーパーなどに必ず置いてあるといっても過言ではないほど、知名度が高く幅広い層から支持されているキッチンブリーチ。

一般的な台所用洗剤では落としきれなかった頑固な汚れを一瞬にして分解する強力さは、お値段以上ではないでしょうか。

殺菌や消臭効果も高いため、キッチン用の台拭きやまな板・ゴミ箱などに使用して、衛生的に保てます。

コーナン キッチンブリーチ泡スプレー

キッチンで使いやすい泡タイプの塩素系漂白剤です。コーナンオリジナル商品として根強い人気があり、台所の気になる汚れに泡を吹きかけてピンポイントで掃除できるのが魅力です。

薄めて使用するのが面倒な場合や、液体では届かない部分への掃除は「泡タイプ」が断然おすすめです。

キッチンハイター泡

続いても、泡タイプの塩素系漂白剤です。濃密泡が汚れにぴたっと吸着して色素を分解し、約5分で漂白やぬめり除去が可能なお手軽タイプ!

殺菌力は驚異の99.9%と高く、シュッとスプレーして洗い流せば臭いの原因になる菌まで根こそぎ殺菌してくれます。

「まな板」「排水口カゴ」「三角コーナー」「シンク」「プラスチック容器」「マグカップ」など、キッチンの様々なアイテムに活用できます。

おすすめ塩素系漂白剤「お風呂場編」

続いては、水垢汚れや皮脂汚れなど様々な種類の汚れが付着しやすいお風呂場におすすめの塩素系漂白剤を紹介します。

お風呂場は湿気が多いことからカビが発生しやすいため、カビに威力を発揮する塩素系は重宝します。

浴室用 黒カビくん

こすってもこすっても取れない黒カビに対して強力に効くと評判の、黒カビくん!

頑固なカビを落としてくれるため、ほかの塩素系漂白剤を使用してカビが落ちなかった人にもおすすめです。

泡がカビの色素に密着し、真っ白に漂白!浴室のタイルはもちろん、目地に生えてしまって落とせなくなったカビにも効果的です。

スライムバスター

カビやぬめりもこれ1本でOK!低臭タイプでありながら、カビに密着するジェルの威力で汚れをとことん除去します。

カビだけではなく、頑固な排水管の詰まりにも効果的です。専用ハケつきなので、細かい部分にもしっかりと原液を塗布できるのが嬉しいポイントです。

そのままでの使用はもちろん、薄めて除菌液を作ったり、つけ置きしたりもできる万能タイプの塩素系漂白剤です。

用途に合わせて様々なシーンで活躍します。

カビキラー

お風呂場の塩素系漂白剤といえば、真っ先に思い浮かぶのは「カビキラー」ではないでしょうか。

カビを死滅させるという意味のネーミングは頭に残りやすく、スーパーやドラッグストアなどでも必ず見かけます。

カビキラーの凄いところは、独自の浸透成分を配合しているところでしょう。カビの根元に浸透するスピードが従来品の約3倍と素早く、5分でカビの根にしっかりアプローチしてくれます。

強力カビハイター

花王から発売されている「強力カビハイター」は、粘度がさらに高まって泡が密着し続ける仕様です。カビの根まで撃退してくれるため、新たなカビも発生しにくいのがポイントです。

カビキラーと比較されやすい商品ですので、ぜひ使い比べて違いを感じて見るのも面白そうですよね。

こちらの記事では、おすすめのお風呂洗剤11選をご紹介しています。汚れのレベルにあった洗剤の選び方も説明しているので、ぜひ参考にしてください。

おすすめ塩素系漂白剤「トイレ編」

最後は、尿や便の臭いや汚れを強力に除去してくれる「トイレ用塩素系漂白剤」を紹介します。

トイレの臭いや色素沈着を撃退するためには塩素系が大活躍してくれるため、ぜひ活用してみてください。

トイレハイター密着ジェル

ハイターには珍しい「ジェルタイプ」の塩素系漂白剤です。ジェルは液体に比べて汚れに密着して液ダレしにくいので、頑固な汚れにもしっかりと効きそうです。

こちらのジェルハイターは原液をかけて2〜3分放置し、あとは水でさっと流すだけ。こすらなくてもしっかり漂白してくれるので、手軽に使用できます。

基本は原液で使用しますが、床などは薄めて水拭きなどでもOK!便座やフタ・タンク・タイル・床など様々な部分に使用できるため、汚れに合わせて使用してみてください。

トイレハイター 水ぎわ・水底スッキリ 3袋入

トイレの水ぎわや水底にこびりついた汚れや黄ばみを落とすためには、強力に発砲する塩素系漂白剤もおすすめです。

こちらの商品は「水ぎわに効く粉末」と「水底まで届く錠剤」を組み合わせることにより、ダブルの発砲力で水たまりの汚れを丸ごときれいにしてくれます。

袋から出してトイレの水たまりにポンと入れるだけなので、ほかの塩素系漂白剤よりも簡単に使えます。塩素臭を抑えたタイプなので、塩素の臭いに敏感な人にもぴったりです。

ブルーレット ドボン 洗浄漂白剤

ブルーレットは置き型タイプの防汚商品が有名ですよね。こちらは置き型ではなく「ドボン」とタンクに入れるタイプの塩素系漂白剤です。

水を流すたびに成分が流れ出し、便器の水ぎわにしっかりアプローチします。黒ずみを抑えて日々の掃除も驚くほど楽にしてくれる便利な商品です。

使用可能なタンクがついているトイレなら、ぜひこちらの漂白剤を試してみてください。

こちらの記事では、おすすめのトイレ洗剤をご紹介しています。選び方や種類もあわせて解説しているので、ぜひ参考にしてください。

まとめ

塩素系漂白剤には「キッチン用」「トイレ用」「お風呂用」など様々な種類がありますが、どの種類でも主成分は「次亜塩素酸ナトリウム」という物質です。

カビや黄ばみなどを強力に除去してくれる働きはありがたいのですが、酸性洗剤や酸性の食品と混ざり合うことで有害なガスを発生させてしまう恐れがあります。

使用には細心の注意を払い、用量用法をしっかりと守って使用するように心がけましょう。

白根 鮎美 /
ビギナーズ編集部 ライター

独学で英語を勉強後、オーストラリアでは幼児教育の専門学校で勉強。帰国後は子ども英会話教室にて1歳から高校生への英会話を指導していました。また、サーフィン歴は10年以上、海を愛する2児のママサーファー。

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