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【初心者向け】プログラミングスクールのメリット|おすすめも紹介

初心者がプログラミングを学びたい場合、効率的な方法としてまず思いつくのは、スクールに通うことです。ただ、何も知識をつけずにやみくもに選ぶことはおすすめできません。まずはプログラミングを学ぶメリットを考え、自分に合った学習方法も考えましょう。
【初心者向け】プログラミングスクールのメリット|おすすめも紹介

※当記事はアフィリエイト広告を含みます。

プログラミングが学べるスクールは数多くありますが、スクールで学ぶことのメリットを改めて確認してみましょう。

プログラミングを学ぶとどのようなことに活かせるのかをしっかりと認識し、今後の目標を立てることも大切です。

プログラミングを学ぶメリット 

様々なビジネススキルを習得できる

プログラミングスキルは紛れもなくITスキルです。

2018年におけるガードナージャパンの調査によると、日本は先進7カ国の中でもITスキルに対する苦手意識が目立っており、ITに対する関心も薄いことがわかっています。

一方、IT業界の市場は拡大しているので、プログラミングに代表されるようなITスキルはビジネススキルの中でも重宝されるスキルです。

また、プログラミング能力と論理的な文章作成能力には相関関係があるという研究報告があり、プログラミングと論理的思考の関係性が注目されています。

論理的思考は、あらゆる事態を推測する能力として生きるので、ビジネスにおいて不可欠です。

また、物事を正確に捉え、伝えることにも役立つのでコミュニケーションスキルにも直結します。さらに、プログラミングスキルを極めれば、起業も不可能ではありません。

起業を視野に入れるならば自然とファイナンススキルも磨くことになるので、ビジネススキル向上に役立ちます。

仕事の選択肢が広がる

プログラミングを学ぶと、転職・就職先はIT企業が中心になります。

先ほども触れましたが、IT業界は拡大しているので、プログラミングスキルを持つ人材には高い需要があり、仕事の選択肢は増えている状態です。

また、IT企業への就職に限らず、プログラミングスキルは管理職にも必要とされているスキルなので、社内での昇進にも有利といえます。

一方で、Webデザイナー、システムエンジニア、プログラマーはフリーランスとして働く人の多い職種としても挙げられます。

いずれもプログラミングが関わる職業なので、フリーランスを目指したい場合はプログラミングを学ぶのが有効です。

プログラミングをスクールで学ぶメリット

わからないことをその場で質問できる

プログラミング学習を進めると、実力を試すために実際に一からコードを書いてみることが大事になります。

その時に、自分が書いたコードのどこが間違っているかは自分自身では気付きづらく、結局わからずじまいになってしまうことがよくあります。

その点、スクールに通っていれば的確なアドバイスがすぐにもらえるため、余計な時間と労力を費やすことがありません。

プログラミングを学ぶ環境が整っている

プログラミングをするには、各プログラミング言語に対応したソフトがインストールされたパソコンが必要になります。

初心者であれば、そもそもどのようなソフトを使うべきかわからない場合が多いですが、スクールであれば既にソフトがインストールされたパソコンが置いてあるため、すぐに学習が開始できます。

また、スクールに行けば、ソフトの種類について見聞を広められるので、自分のパソコンにインストールする前に予備知識がつけられます。

就職に有利

プログラミングの知識がつけられても、業界に関する知識に乏しければ就職活動も難しくなります。

プログラミングスクールであれば、カリキュラムを終えた後に就職先を紹介してもらえる場合や、業界に詳しいアドバイザーに相談できる場合があります。

転職・就職を目的にプログラミングの勉強をするのであれば、一番の近道はプログラミングスクールに通うことです。

他にも、スクールによっては独立支援に特化しているコースや、副業に生かすことに特化したコースなど、目的に応じて様々なコースがあるので、具体的な将来像を描いている場合は検討してみましょう。

プログラミングをスクールで学ぶ上での課題 

費用が高い

いろいろな価格設定のプログラミングスクールがありますが、1ヶ月あたりの費用に換算すると最低でも約10万円はかかります。

プログラミングスクールにはオンラインのみで完結する形式と、教室に通い、直接講師に質問ができる形式の2種類がありますが、後者の方が価格は上がります。

また、当然ではありますが、カリキュラムを終えた後に就職支援がある方が、ないものに比べて価格は上がります。

信頼できるスクールを選ぶということが大前提ですが、価格設定が高めのスクールまたはコースを選んだ方が、講師やアドバイザーによる目が行き届いていることが多いので、モチベーションの維持にはつながります。

通うだけではスキルは身につかない

スクールに通う場合、その受講料に見合う学習成果をあげるかどうかは自分次第なので、意欲的に取り組まなければ無駄な出費にもなりかねないというのが実情です。

独学と比べて疑問点がすぐに解決しやすい環境にあることを最大限に活かし、自ら進んで質問をすることがスキル習得の近道になります。

また、プログラミング学習は実際に手を動かすことが重要なので、講座を受ける日以外も手を動かした方が習得が速くなります。

初心者におすすめのプログラミングスクールの紹介 

TECH::CAMP

TECH::CAMPは月額制をとっており、入会金128,000円、月額12,800円でオンライン教材として準備されているすべてのコンテンツを、好きなだけ受講できるというシステムとなっています。

コンテンツ内容は、以下の通りです。

  • HTML・CSS・Ruby on Rails・JavaScript・SQLによるWebサービス開発に関わる学習
  • Python言語によるAI(人工知能)の学習
  • Webサイトのデザイン手法の学習(Illustrator,photoshop)
  • #Cによるプログラミング、Unityによる3DやVRのゲーム開発に関わる学習
  • Swift・xcode・ニフティクラウドによるiPhoneのアプリ制作に関わる学習
受講形態としては、自宅でのオンライン受講か、全国に8ヶ所ある教室での受講となり、どの教室も利用可能です。

また、月額の中で利用できるサービスとして、以下のものが含まれます。

  • オンライン・教室を問わず、エンジニア教育に関して高度なスキルを持つメンターに無制限で質問ができる
  • テクノロジーセミナーと呼ばれる、ビジネススキルを鍛える講座にすべて参加できる
  • 個別カウンセリングが受けられる
  • オリジナルのWeb・VR・3Dゲームの開発について学べる
TECH::CAMPでプログラミングを学ぶ

TECH::EXPERT

こちらはTECH::CAMPと運営元が同じですが、TECH::CAMPよりも就職・転職支援に特化しており、学習内容も応用的です。

また、月額制はとっておらず、受講料498,000円(オンライン受講のみの場合は398,000円)を支払うことで受講できるシステムとなっています。

学習はオリジナルのコンテンツを利用する形になり、内容を大きく分けると以下のようになります。

  • HTML・CSS・JavaScript・Ruby on RailsによるWebページ開発について、より高度で専門的な学習
  • データベースやサーバーの構築に関する学習
  • エンジニアとしての運用スキルに関する学習

これらの狙いは、より実務と似た環境に身を置かせることや、エンジニアとして関わる工程をすべて経験させることです。

また、TECH::EXPERTの特徴として、転職コース・フリーランスコース・オリジナルサービス開発コースの3種類のコースを設けています。

学習内容は共通ですが、得た知識を仕事として生かすにあたっての、サポート内容がそれぞれ異なるのが特徴です。項目ごとに具体的な解説をすると、以下のようになります。

転職コース

一般には募集がされていない、TECH::EXPERT限定の求人から紹介を受けられます。

また、転職が成功するまでキャリアアドバイザーが付き、個別に相談できるシステムです。

フリーランスコース

案件が獲得できるまでは、フリーランスとして活動するにあたり、準備するべきことについてレクチャーが受けられます。

また、マネージャーのような存在であるライフコーチからサポートを受けられるほか、実際にフリーランスとして活動を始めてからも、半年間(月に2回まで)は仕事に関する相談を個別に受け付けてもらえます。

オリジナルサービス開発コース

オリジナルでWebアプリを作るにあたり、自ら書いたコードを現役のエンジニアにチェックしてもらえる上、実務で有効なアドバイスが受けられます。

また、ライフコーチとの面談があるので常に相談できる環境です。

これらのコースはいずれも返金制度があり、受講後に満足に至らなければ全額返金という形もとれます。

TECH::EXPERTでプログラミングを学ぶ

KENスクール

KENスクールは開校以来30年の歴史があり、現在パソコンスクールの多くが導入している教育システムの基礎を作った存在です。

受講システムは大きく分けて、個別指導か月謝プランです。まず個別指導ですが、KENスクールが特に力をいれている分野として挙げられます。

流れとしては、入学前に個別カウンセリングを実施したあと、それぞれの希望スタイルに合わせたプランで授業を進行させるという形です。

個別指導を受ける際には、時間と校舎を好きに選べるのが特徴となっています。個別指導におけるコースは、プログラミング関連だとWeb・DTPデザインコース、プログラミングコースがあり、ほかには分野の違う3コースがあります。

これらのコースはさらにセットコースと単科講座にわかれており、セット講座は複数の単科講座をまとめて申し込む形になります。

Web・DTPデザインコースの場合

セットコースの受講料は最低でも9万円台、最高で81万円台です。

内容としてはWeb制作の基礎を学ぶものからWeb関係への就・転職に向けたコース、DTPに特化したコースにわかれており、内容の濃さや総時間数により、価格に大きな差が出ます。

単科講座で学べるソフトや言語の種類としては、Photoshop・Illustrator・HTML・CSS・HTML5のAPI・Dreamweaver・InDesign・PHP・Wordpress・Ajax・JavaScript・JQuery・SEOで、これらに関する講座が、それぞれ用意されています。

プログラミングコースの場合

セットコースは受講料は最低でも27万円台、最高で81万円台です。

内容としてはJavaエンジニア・プログラマーに関するコースやCプログラマー養成コース、Linuxプログラマー養成コース、スマートフォンアプリ開発コース、VBAスペシャリスト養成コース、VBプログラマー養成コースがあります。

単科講座で学べるソフトや言語の種類としては、Java・C言語・C++・Linux・Javascript・Ajax・HTML5のAPI・PHP・Excel VBA・Access VBA・VB・Unity・SQLで、これらに関する講座が、それぞれ用意されています。

一方、月謝プランについてですが、毎月一定の額を月謝として支払えば、office関連の講座とWebデザインの講座のいずれか、または両方を選ぶ形で受講できるシステムです。

ただ、週1日プランと週2日プランしか選択肢がなく、それぞれで月謝の額が変わります。

KENスクールでプログラミングを学ぶ

スクール以外で初心者がプログラミングを学ぶ方法

独学で学ぶ

独学でプログラミングを学ぶなら、まずは参考書などの教材を使ってみましょう。

ただ、全くの初心者の場合、最初から専門的なものばかりを選んでしまうと挫折しやすいので、まずはプログラミング自体の概念がわかるような入門書を選び、全体像をつかむことから始めるとよいです。

次第に理解できるようになったら、専門的な内容の参考書を読み、知識をつけていきます。

ただ文法を追っていくだけではイメージがわきにくいので、実際に存在するWebページやアプリに置き換えて考えてみるのがおすすめです。

教材アプリを活用する

独学というと参考書による学習を思い浮かべやすいですが、教材アプリというものが多数存在します。

教材アプリはスマートフォンに対応しているため、どこでも利用できるのがメリットです。アプリだと勉強という感覚も薄いので、日頃からプログラミングに親しむにはよい手段といえます。

一方、プログラミングが学べるWebサイトも存在し、無料である程度のレベルまで学習できるため、利用してみるのもおすすめです。

こちらは動画で学べるものや、ゲーム感覚で手を動かしながら文法が学べるものもあります。

プログラミングは手を動かすことが大事であることは先ほども触れましたが、手を動かすきっかけにこのようなサイトは最適です。

まとめ

プログラミングを学ぶメリットは大きいですが、向上心を持って取り組まなければ、なかなか上達は難しい分野ともいえます。

モチベーションの維持という観点からスクールに通うという考え方もありますが、自力でやり遂げるという気持ちを強く持てば、独学も不可能ではありません。

スクールと独学の両方のメリットを考えながら、自分なりに効果的な学習法でプログラミングに取り組んでみましょう。

ビギナーズ 編集部 /
ビギナーズ編集部 ライター

趣味と出逢うメディアサイト「ビギナーズ」の編集部です。趣味を見つけたい方を応援します。

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