更新
【プログラミング初心者必見】効率的なプログラミング学習方法を解説
※当記事はアフィリエイト広告を含みます。
プログラミングは言語の文法を覚えただけでは身につきません。ひとつひとつの用語の意味を理解し、それらを要件に合わせて使い分けられてこそ「プログラミングを身につけた」と言えるのです。
プログラミングには多くの言語がありますが、どれを学ぶにしてもまずは基礎知識をおさえることから始めましょう。基本を学んでおけば、新しい言語を扱う際も身につけやすくなります。
プログラミングの基本を身につけるには、どんな学習をすればいいのかを解説します。
目次
初心者向けのプログラミング学習法
プログラミングを覚えるために、どんなことをどのように学んでいけばいいのか。具体的に解説します。
プログラミングに関する基礎知識を学ぶ
初心者がプログラミングを学ぶときに同時に覚えたい言語は「HTML」です。
HTMLはインターネットの表示に使われており、プログラミング言語の中ではもっとも学びやすく簡単です。また、ネットの基幹となる言語なのでいずれは必ず覚えなければならない必須言語でもあります。
HTML形式でテキストを保存できるエディタがあればすぐに実践することが可能です。
他の言語としてHTMLを補完する、Webページのデザインを担当する「CSS」と、Webページに動きをつける「JavaScript」という言語があります。これらもセットで習得すれば、高度なWebページ制作ができるようになります。
自分に合ったプログラミング言語診断
「自分にどんなプログラミング言語が合っているかがわからない」という人向けに、簡単な質問に答えるだけで、自分にあった言語を選んでくれるオンライン診断があります。
まずはスマートフォンからアプリで学習
HTMLを覚えつつプログラミングの基礎を学ぶ方法は数多くあります。
始めやすいのはネット上から基礎知識が書かれたページを探してくることです。プログラミングとHTMLに関する入門テキストはネット上にたくさん存在するので、そこである程度は知識が得られます。
しかし、自分で探してきた情報だけでは、知識の抜けがあったり勘違いして覚えてたりという可能性もあります。
プログラミングを学ぶのであれば、特に最初の段階できちんとした学習をしておく方が良いでしょう。
初心者向けの教育プログラム
初心者向けの教育プログラムとしておすすめしたいのが、スマートフォンから見られる無料学習サイトです。おすすめの理由は、イラストや動画を豊富に使ったプログラムが多く全体的に非常にわかりやすく教えてくれるものが多いこと、そして隙間時間で少しずつ学べることにあります。
Progate、Schoo、paizaラーニングなどがあり、いずれもHTMLを学びつつプログラミングの基礎の基礎を覚えられるコースがあります。基礎コースを卒業したら、引き続き学習サイトで学びつつ、Pocket Programingなどの言語が学べるスマートフォン用アプリも活用して実戦的な学習に進んでいきましょう。
それだけでは足りない、もっと多方面からプログラミングを学びたいという人は、それにプラスしてプログラミング入門書を読んでみてください。
学習時間をしっかり確保すること
プログラミングを身につけるには時間がかかります。
基本知識と言語を一通り学び、実用的なアプリを作れるようになるまで、200時間から300時間程度必要だといわれており、一日5時間ずつ勉強しても一ヶ月半から二ヶ月ぐらいかかる計算です。
そのため、長期的に計画を立て、学習時間をきちんと確保することがとても大切です。
また、最初に学んだことを忘れないようにする工夫も必要です。覚えることがたくさんあるので、コンスタントに進めていかないとそれまでに学んだ内容を忘れてしまいます。少しずつでも確実に知識を得ていけるよう、復習も大切に学習計画を立てていきましょう。
おすすめのプログラミング入門書
これからプログラミングの基礎を身につけたい人におすすめの入門用書籍をいくつか紹介します。オンラインでの学習と平行して読んでゆくと、より理解が深まります。
ちゃんと使える力を身につける Webとプログラミングのきほんのきほん
インターネットの仕組みを丁寧に説明しながら、Webプログラムを作っていくための基本を解説している本です。言語としてはHTMLのほかにPHPを使用しており、プログラミングの本質を理解できます。
おうちで学べるプログラミングのきほん
「プログラムが動く仕組み」を、ハードとソフトウェアの両方について触れながら原理から説明しています。プログラムとは何か、どうして動くのか、といった基本中の基本を理解するのに最適な本です。
記載されているプログラムを実際にPCで打ち込んで動かし、本の内容を確かめていくことができます。
これからはじめるプログラミング基礎の基礎
2008年に初版から、今でも多くの人に使われている定番の超初心者向け入門書です。
コンピュータとは、マウスとは、CPUとは、といった基礎の基礎というべき知識から丁寧に書いてあり、プログラミングの基本だけでなくパソコン全般の基礎知識を得るのにぴったりの本です。
オンラインのプログラミング学習サイト
書籍のつぎは、オンラインで学べるプログラミング学習サイトを紹介します。
いずれも無料で受けることができ、わかりやすいと評判です。いくつか掛け持ちで同じ内容を学んだり、別のサイトで同じ内容を復習するとより理解が深まります。
paizaラーニング
動画による講義と、手軽なプログラミング実習の組み合わせで高い学習効果を実現しているのがpaizaラーニングです。動画はすべて3分前後なので、隙間時間に手軽に視聴できます。
補足テキストが用意されているので、それをしっかり読んだら、動画のテーマの通りにプログラムを書くフェイズへ。開発環境を別途用意する必要はなく、ブラウザ内で書いてテストできるので非常にお手軽です。講座中で疑問が生まれたときはエンジニアに質問することもできます。
コースが豊富に用意されているのも特徴です。HTMLコースを終えた後に学びたいRubyやPythonといった人気の言語コースもあります。
Progate
Progateの講義はスライドを使った静画方式。動画に比べて、自分のペースで学習できるというメリットがあります。読み終わった、オンラインでプログラム実習を行い理解を深めていくことができます。
HTMLコースの他、Java、Ruby、Swiftなどいろいろな言語やjQuery、Ruby on Railsなど各種ツール・環境のコースもあり、長期的に学び続けることができます。
Schoo
Schooはプログラミング専門の学習サイトではなく、動画を使って多彩な分野の事柄が学べる総合学習サービスです。不動産取引から健康講座まで、さまざまなテーマで生放送の講義が日々行われています。講義は動画として残り、いつでも見返すことができます。
Schooのプログラミング学部には800本以上の放送記録があり、入門のHTMLから実用的なアプリの作り方まで、テレビを見る感覚でプログラミングが学べる貴重なサービスです。
初心者向けのプログラミングスマートフォンアプリ
学習サイトで基礎とHTMLを一通り学んだら、より本格的な言語を学び、プログラムを動かすプラットフォームについての知識を深めていくことになります。上記の学習サイトで引き続き学んでいくのが基本になりますが、それにプラスして活用してほしいのがスマートフォン用のプログラミング学習アプリです。
Pocket Programming
スマートフォンで動くアプリを作成する際、使われる言語はAndroidスマートフォン用アプリを作りたいならRubyかJava、iPhone用アプリならSwiftが多いです。
Pocket Programmingでは、このRuby、Java、Swiftと、スマートフォンの開発環境について学べます。内容は三択のクイズ形式でプログラミング知識を覚えさせるというユニークなものです。移動中などのちょっとした空き時間に活用できます。
SwiftBites
SwiftBitesは、名前の通りSwiftという言語専門の学習アプリです。現在、iPhone上で動くアプリの開発で主力となっているのがこのSwift。非常に使いやすいのですが、ほぼiPhone用専門の新しい言語なのでネット上の情報が少なく、初心者がやや学びにくいという弱点があります。
SwiftBitesがそういった面を補完してくれるアプリです。実際にアプリ内でプログラムを書いて学習することができるので、活用すれば理解度が深まります。学ぶのはiPhone用言語なのですが、Androidでもダウンロードして使えます。
codebelle
codebelleもSwiftが学習できるアプリです。SwiftBitesよりさらに初心者向けで、講義者とチャット形式で問答しながら学んでゆいくというユニークな形式です。
三択を選んで講義を進めていきます。ひとつのチャットが3分ほどで読めるため、隙間時間に学ぶのにぴったりです。ただ、iPhone用のみでAndroid版はありません。
しっかり基礎を学ぶためのおすすめプログラミングスクール
もし、ある程度の時間とお金をかけて本格的にプログラミングを学びたいという意志があるなら、プログラミングスクールに通うという手段もあります。スクールはマンツーマンで学べるため、独学の学習と違ってわからないことを徹底的に聞くことができます。
プログラミングスクールにはネット上で学べるオンラインと、実際に通うオフラインがあります。
オンラインで学ぶテックアカデミー
現役のエンジニアからマンツーマンで講義を受けられるオンラインスクールです。基本はプロのITエンジニアになりたいという人向けで、転職サポートなどもあり本格的にエンジニア育成に取り組んでいます。24時間チャットでの質問を受け付けていたり、オリジナルアプリの開発サポートも丁寧に教えてくれます。
「はじめてのプログラミング」というコースも用意されており、他に忙しい人向けに短期集中で学べる「ブートキャンプ」と呼ばれる講習もあります。
Code Camp
オンライン完結型のスクールで、ビデオ通話でのマンツーマン指導が基本形式です。年中無休で、365日、朝7時から夜中の23時半までの間ならいつでも講義を受けることができます。時間がなかなか取れない人でも通うことができます。
また、初心者用の優れた講義プログラムが用意されており、経験豊かな講師陣が丁寧に教えてくれます。
どこのスクールにするか迷ってる人のために無料体験コースもあります。
ヒューマンアカデミー
ヒューマンアカデミーは全国主要都市30箇所に校舎があります。資格取得のスクールとして日本有数の存在で、その教育ノウハウはIT・プログラミングコースでも十分に生かされています。
ヒューマンアカデミーの特徴は具体的なキャリアップを視野に入れていることで、その実績から人脈も豊富でキャリアプラン作りをしっかりサポートしてくれます。
プログラミングを学ぼうというだけでなく、プログラミングを身につけることで人生に新しい道を拓こうという気持ちのある人に最適です。
どうしても通えないという人に向けたオンライン講座も用意されています。
自分に合ったプログラミング学習法を見つけよう
プログラミングを身につけるには、言語の習得だけでなくプログラミング全般の基礎知識をおさえることが大切です。しかし、基本を身につけるだけでも200~300時間の学習時間が必要とされているため、効率よく勉強を進めていくことが求められます。
初めてプログラミングを学ぶなら、言語は必須といえるHTMLを選びましょう。勉強する方法はいくつかあります。自分でスケジュールを立て独学で進めていくなら、入門書籍やインターネット上の学習サイトがおすすめです。
もし日々ある程度まとまった時間が確保できて金銭面に余裕があるなら、スクールに通うという手もあります。スクールには、自分の都合の良い時間帯に受けられるオンライン型や今後のキャリアサポートまでしてくれるオフライン型があります。
自分に合った学習方法を選んで、着実にプログラミングを身につけていきましょう。
ビギナーズ 編集部 /
ビギナーズ編集部 ライター
趣味と出逢うメディアサイト「ビギナーズ」の編集部です。趣味を見つけたい方を応援します。