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おすすめのプリンター7選|種類や選び方・人気メーカーも紹介

プリンターをどのような基準で選べばよいのか分からず、悩んでいませんか?ここでは、そのような方に向けて、プリンターの種類や選び方などをまとめました。また、おすすめのプリンターをいくつかピックアップしたので、あわせて参考にしてください。
おすすめのプリンター7選|種類や選び方・人気メーカーも紹介

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「パソコンのプリンターを購入しようと考えているが、どれがよいのか分からない」と悩んでいませんか?

さまざまなメーカーから数多くの製品がリリースされているため、初めて購入しようとしている方が悩んでしまうのは至極当然なことです。

そこで、プリンターの購入を検討している方や、プリンターを選ぶ際のポイントが分からないと悩んでいる方に向けて、種類や選び方などをご紹介します。また、おすすめのプリンターもご紹介するので、ぜひ参考にしてください。

プリンターの種類

一口にプリンターといっても、さまざまな種類があるため、注意が必要です。特に、初めて購入しようとしている方は、種類ごとの特徴をきちんと把握しておきましょう。ここでは、家庭用の主だったプリンターの種類をご紹介します。

インクジェット

一般家庭やオフィスなど、幅広いシーンで活躍しているタイプです。インクを紙へ噴射してプリントするという構造で、写真やイラストなどをキレイに印刷できます。細かな部分まできちんと再現した、解像度の高いプリントが特徴です。

また、低価格帯で手の届きやすい製品が多く販売されています。消費電力の低い製品も多いため、電気代を抑えられるというメリットもあります。

カラーレーザー

レーザーを利用してプリントを行うタイプです。インクジェットに比べてスピーディな印刷ができ、大量のプリントアウトにも向いています。印刷物の耐久性が高く、長期保存ができるのも大きなメリットです。

ただし、構造設計が複雑なため、サイズが大きく重量が増えやすいのはデメリットかもしれません。ほとんどの製品が、インクジェットに比べて価格が高めです。

モノクロレーザー

レーザープリンターの一種ですが、名前のとおり、カラーでなく1色のみで印刷できるタイプです。印刷メカニズムはレーザープリンターと同じでスピーディなので、大量印刷に向いています。

カラー印刷でないため、画像や写真のプリントにはあまり役に立ちません。文字が主体のチラシや資料などを大量に使用するシーンで活躍します。一般的なカラーレーザープリンターよりも安価なものが多い傾向です。

フォトプリンター

写真のプリントを行うのに向いているタイプです。印刷のメカニズムはインクジェットと同じで、解像度が高く美しいプリントが期待できます。

持ち運びしやすいサイズで、屋外で写真のプリントアウトができる製品もリリースされています。外出先で写真を印刷したい方や、屋外イベントなどに利用したい方にぴったりです。

プリンターの選び方

もっとも大切であり、最初に考えるべきことは、「プリンターを使って何をしたいか」です。これまでご紹介したプリンターの種類を参考に、まずは、自分がどうしてプリンターを導入したいと考えたのかを整理してみましょう。プリンターの機能は多数あるので、より詳細に考えるのがポイントです。

プリンターの種類(印刷方式)から選ぶ

印刷の目的を明確にして、それに合ったプリンターの種類(印刷方式)から選びましょう。

例えば、撮影した写真や手描きのイラストなどをカラフルでキレイに印刷したいのなら、インクジェットやフォトプリンターなどが向いています。

反対に、文字メインの印刷物をたくさんプリントアウトしたいのなら、モノクロレーザープリンターが向いていると考えられます。

  • インクジェット:写真やイラストなどの印刷向き。
  • カラーレーザー:スピーディーに大量のカラー印刷向き。
  • モノクロレーザー:文字が主体のチラシや資料などの大量印刷向き。
  • フォトプリンター:写真のプリント向き。モバイルタイプなら屋外で使用したいときにも便利。

このように、何をしたいのか、何に使用するのかで選ぶプリンターのタイプが変わります。用途を明確にしたうえで、各製品の性能や特徴などを比較しながら選びましょう。

インクの種類や数を確認

プリンターで使用できるインクの数は、主に2タイプあり、4色のものと6色のものが主流です。4色なら、マゼンタ・シアン・イエロー・ブラックで、6色はこれらの4色に、ライトシアンやライトマゼンタなどが加わります。

4色でも十分美しい印刷ができますが、細かいニュアンスなどもしっかり再現したいのなら、6色がおすすめです。特に、クオリティの高い写真印刷を望むのなら、6色を選んだほうが安心でしょう。

また、インクには染料と顔料、両方使ったハイブリットタイプがあり、それぞれ強みがあります。

染料インクは写真やイラストなど画像印刷が得意で、顔料インクは文書印刷に向いています。画像も文書も印刷する場合は、ハイブリットタイプを選択すると良いでしょう。

印刷機能の充実度

現在販売されているプリンターには、さまざまな機能が搭載されています。しかし大切なのは、自分の用途にマッチした機能が備わっているかどうかです。

印刷に関わる機能を例に挙げれば、フチなし印刷や両面印刷、レーベル印刷などができる製品があります。とはいえ、使わない機能なら意味がありませんし、機能が充実したモデルほど価格も高くなりがちです。本当に必要かどうか、じっくり吟味してみましょう。

通信やWi-Fi接続機能

ネットワーク印刷やWi-Fi対応の製品、またダイレクト印刷が可能なものなどがあります。ネットワーク印刷に対応しているモデルなら、複数の端末でプリンターを共有できるため便利です。

ダイレクト印刷対応機種なら、USBやフラッシュメモリーなどのメディアから、パソコンを介さず直接データを受け取ってプリントできます。

ランニングコスト

ランニングコストを左右するのは、インクカートリッジの種類です。独立型と一体型に分けられますが、ランニングコストを抑えやすいのは前者です。

独立型は、色ごとにカートリッジがあり、なくなった色だけを交換すればよいため、最小限の出費で済みます。一方、一体型はとてもコンパクトではありますが、すべての色が1つのカートリッジにまとまっているため、1色が切れただけで丸ごと交換しなくてはなりません。

また、「エコタンク搭載」といったインクを注ぎ足すタンクタイプモデルは、カートリッジタイプよりインク代が節約できるメリットがあります。

省エネできるか

製品によって、消費電力も異なります。消費電力が大きくなれば、当然電気代が高くなるため、注意が必要です。

インクジェットとカラーレーザーを比べると、一般的に、後者のほうが消費電力が大きいといわれています。また製品によっては、省エネモードを搭載したものや、自動電源オフ機能を備えたものも販売されています。電気代を節約したい方はこれらの機能の有無や内容をしっかりチェックしておきましょう。

メーカー・ブランドで選ぶ

機能や価格などは、プリンターを選ぶうえで大切な要素ですが、いつも決めているメーカーがあり、そのメーカーを選ぶという方もいます。パソコンと同じメーカーやブランドでそろえたいという方もいるでしょう。

ただし、メーカーによっては、他社にはない独自の機能を搭載した機種をリリースしていることもあります。悩んだときは、メーカーやブランドごとの特徴、魅力にも目を向けてみましょう。

おすすめのプリンターメーカー・ブランド

ここでは、おすすめのプリンターメーカーをご紹介します。

キヤノン(Canon)

キヤノンはカメラやプリンターに注力している日本のメーカーです。プリンターはインクジェットの「PIXUS(ピクサス)」シリーズが人気で、ラインアップは20種類以上!きっと用途に合う1台が見つかります。

インクの特徴は顔料と染料を組み合わせた独自の「6色ハイブリッドインク」 で、顔料・染料の2種類のインクを使用したことで写真(画像)も文字もきれいに印刷できるバランスの良いプリンターです。

エプソン(EPSON)

エプソンはプリンターやプロジェクターなどに注力している日本のメーカーです。家庭用インクジェットプリンター「Colorio(カラリオ)」は人気商品で、大量印刷と節約を実現する「エコタンク方式」のモデルだと、インク代が通常のカートリッジ方式の約半分に抑えられて経済的です。

ブラザー(brother)

ブラザーはプリンターやFAXなどに注力している日本のメーカーです。家庭用インクジェットプリンター「PRIVIO(プリビオ)」は、4色使用の高コスパ複合機です。色彩の表現は得意でないものの、ドキュメント印刷目的ならランニングコストが抑えられます。

また、FAX・電話機能付きプリンターも豊富で、オフィス・ビジネス使用で生産性を向上させます。

おすすめのプリンター

ここでは、おすすめのプリンターをいくつかピックアップしました。特徴や強みが異なるため、それぞれ比較しながら検討してみましょう。

キヤノン|PIXUS TS8330

キヤノンの6色タイプのインクジェットプリンターで、自動両面プリント機能やレーベル印刷にも対応した機種です。スマホと同期させることで、端末内の写真やSNSに投稿した写真などもダイレクトに印刷できる優れものです。

独立型のインクタンクを採用しているため、なくなったインクだけの交換ができ、ランニングコストも抑えられます。本体のカラーは白・黒・赤の3色展開で、どんな部屋にもぴったりなじむでしょう。

キヤノン|Satera LBP6030

モノクロプリントに特化したモデルです。コンパクトサイズのため、設置場所を選ばないのも魅力の一つでしょう。

1分あたり片面18枚の大量印刷ができるだけでなく、1枚目の印刷完了までにかかる時間も7.8秒ととてもスピーディ。その他、無線LAN接続に対応しており、複数の端末でのデータのやり取りが可能です。専用アプリを使えばスマホからも印刷ができます。

エプソン|Colorio EW-452A

エプソン製のプリンターで、マルチサイズドットテクノロジーと呼ばれる独自の技術を採用しています。高画質な印刷ができるのが特徴です。また、クオリティが高いだけでなく、スピーディな印刷ができるのも魅力的なポイントでしょう。

自動補正機能にも優れており、写真データを自然に補正してプリントしてくれる優れものです。用紙サイズ等の登録情報とプリンターの設定が異なる場合に、エラーが出て知らせてくれる機能も重宝します。ミスプリントが防げるでしょう。

ブラザー|PRIVIO DCP-J582N

さまざまな機能を搭載した、ブラザー製のインクジェットプリンター複合機です。プリンター以外に、スキャナーやコピー、ダイレクトプリントにも対応しています。

写真をより美しく仕上げられる「画彩 写真仕上げ Proモード」を搭載しているのも特徴です。また、Wi-Fiでの接続が可能で、スマホやタブレットから直接データを送りプリントができます。

ブラザー|JUSTIO HL-L3230CDW

コンパクト設計のボディにもかかわらず、スピーディな高速印刷を可能にしたブラザー製のモデルです。カラー・モノクロ関係なく、1分あたり最大約24枚もの印刷が可能です。

専用アプリをダウンロードすれば、プリンターとスマホとのワイヤレス接続が簡単にでき、手軽にデータのやり取りができます。独自の設計を採用し、インク交換や紙詰まりの対処などメンテナンスがとても簡単なのもうれしいポイントです。

キヤノン|SELPHY CP1300コンパクトフォトプリンター

コンセント給電による据え置き使用と、別売りバッテリーでモバイル使用の両方が可能なフォトプリンターです。操作しやすいボタン配置でサイズもコンパクト(幅180.6×奥行135.9×高さ63.3mm)。

また、Wi-Fi・USB接続でスマホ・デジカメ・パソコンなどの写真をすぐプリントできます。特殊加工により、写真を長期間綺麗に残せるのも嬉しい特徴です。

キヤノン|iNSPiC PV-123スマホ専用フォトプリンター

スマホ対応フォトプリンターで、インクカートリッジ不要・スマホとBluetooth接続でワイヤレス状態でカラープリントできる便利な一台です。

手のひらサイズ(縦118×横82×高さ19mm)で、重さも160gと軽量!スマホと一緒に持ち運んでその場で印刷・加工できます。

加工は専用アプリ「Canon Mini Print」内で、画像の加工やテキスト挿入、フレームやスタンプの追加ができます。さらに専用フォトペーパーは裏面がシールになっているため、好きな場所に貼ったり、切り貼りして楽しめますよ。

まとめ

メーカーや製品によって、搭載している機能や特徴はさまざまです。これからプリンターの購入をしようと考えているのなら、まず「プリンターを使って何をしたいか」という用途を明確にしましょう。そのうえで、各製品の機能や特徴を比較しながら選んでください。

高価格帯のモデルが、必ずしもよいものとは限りません。あなたの用途や目的にマッチした安価な製品が見つかる可能性は十分あります。悩んだときは、ここでご紹介したおすすめモデルも参考にしつつ、自分に合ったプリンターを見つけてください。

こちらの記事では、おすすめのスキャナーレンタルスキャナーをご紹介しています。

ビギナーズ 編集部 /
ビギナーズ編集部 ライター

趣味と出逢うメディアサイト「ビギナーズ」の編集部です。趣味を見つけたい方を応援します。

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