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Tリーグとは?リーグの概要や配信サービスについて解説
※当記事はアフィリエイト広告を含みます。
Tリーグとは日本の卓球セミプロリーグのことです。世界ナンバーワンのリーグになることを目指し、独自のルールを取り入れながらリーグ戦を展開しています。
この記事ではTリーグの概要について解説しています。また、Tリーグを配信しているサービスや現地での観戦方法などについても取り上げているため、ぜひ参考にしてください。
- 本ページの配信情報は2023年11月時点のものです。
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目次
Tリーグとは?
Tリーグとは、日本における卓球のセミプロリーグのことです。一般的にはTリーグと呼ばれていますが、家電量販店のノジマがスポンサーに就任しているため、正式には「ノジマTリーグ」といいます。
2018年に開幕したTリーグは、夏から翌年の春にかけておこなわれます。2023年に関しては7月29日(土)にリーグが開幕しており、2024年3月3日(日)までおこなわれる予定です。
Tリーグを支えるTリーグ構想
世界ナンバー1の卓球リーグになることを目指しているTリーグでは「Tリーグ構想」という考えを持っています。これは、日本にある複数の卓球チームが参加するリーグ構想のことです。
この考えでは、Tリーグには世界トップクラスの選手を擁するチームから趣味として卓球を楽しむ選手までが各カテゴリーに別れて存在していることを目指します。
つまりトップクラスからアマチュアまでがTリーグという1つのリーグの各カテゴリーでプレーするということです。
この構想はドイツの卓球リーグを参考にしたものとなっています。ドイツでは、リーグが1つのピラミッド型になっており、レベルごとにリーグが別れています。
そして、各リーグにはトップクラスからアマチュアの選手まで幅広い選手が所属している点が特徴です。
ドイツ人選手だけではなく、日本人をはじめとした海外の選手も参戦しています。競技を観戦することはもちろん、自分のレベルや競技志向の程度にあった活動の場があり、上を目指せる仕組みが整っています。
日本のTリーグもこのようなリーグの実現を目指しているのです。
リーグ戦の仕組み
ここではTリーグの仕組みを紹介します。リーグの概要やTリーグ独自のルールなどを取り上げているため、ぜひ参考にしてください。
リーグ戦の概要
Tリーグのリーグ戦概要は以下のようになっています。
- 男女各6チームのリーグ戦
- 同時に登録できる選手は最大10名まで
- シーズンは2023年7月~2024年3月にかけておこなわれる
- レギュラーシーズンは全120試合
- 各チームホーム8試合、アウェイ8試合、セントラル4試合の計20試合を戦い、プレーオフ進出チームを決める
なお、ホーム試合に関しては希望すれば9試合にできます。ただし、その場合セントラル試合が4試合から3試合に減ります。
プレーオフは、まず男女ともにリーグで2・3位になったチームが試合をおこない勝ったチームがリーグ1位のチームファイナルをおこない優勝チームを決めます。
Tリーグの独自ルール
Tリーグには、いくつかの独自ルールがあります。この独自ルールがTリーグをおもしろくしている要素だといえるでしょう。ここでは独自ルールの概要を開設します。
チームマッチ方式
独自ルールの1つとしてあげられるのが、チームマッチ方式です。基本はシングルスが3つ、ダブルスが1つの4マッチで構成されています。それぞれのマッチの概要は以下の通りです。
- シングルスは5ゲームマッチ、ダブルスは3ゲームマッチでおこなわれる
- 各マッチの最終ゲームに限り6-6から始まる
- 4マッチを終えた段階でマッチカウントが同点(2勝2敗)の場合、ビクトリーマッチをおこなう
- ビクトリーマッチは11ポイントの1ゲームのみ
- ビクトリーマッチへの出場選手はその場で決まる
Tリーグでは必ず各試合で第4マッチまではおこなわれます。これは、第3マッチ終了時点で3-0で勝敗が決していたとしても第4マッチは実施します。
また、デュースがないため、11点を取った時点でそのゲームは終了です。ただし、ビクトリーマッチに関してはデュースありとなっています。
ビクトリーマッチへの出場選手はベンチに入っている選手であれば誰でも出場可能です。
1チームマッチには4名の選手が出場しなければなりませんが、1人の選手は第1・第2マッチもしくは第4・ビクトリーマッチにおいては連続して出場できます。ただし、シングルスに関しては1マッチまでしか出場できません。
ベンチに入れるのは選手が4〜6名、監督1名、コーチ1名の最大8名となっています。
年間順位決定方式
独自ルールの2つめとしてあげられるのが年間順位決定方式です。順位は1チームマッチの勝敗に応じて勝ち点が付与され、その勝ち点の合計によって決まります。
1チームマッチに勝ったチームには勝ち点3が与えられますが、4-0とストレートで勝った場合は勝ち点がさらに1点が追加されます。また、ビクトリーマッチで負けたチームであっても勝ち点1がもらえます。
なお、年間の勝ち点の合計が同じ場合は、以下の順で順位が決められます。
- 1.勝利数
- 2.総得失マッチ数
- 3.総得失ゲーム数
- 4.総得失ポイント差
- 5.当該チーム同士の対戦成績
- 6.抽選
試合時間短縮
3つ目の独自ルールは試合時間の短縮です。Tリーグでは、「マルチボールシステムの適用」と「選手の60秒以内の入場」を取り入れることで試合時間が長くなりすぎないようにしています。
具体的には、マルチボールシステムでは、事前に40球を用意し、チームマッチではその40球を使用するようにします。試合中はボールパーソンがボールを拾うようになっているため、ボールがスムーズに選手に渡ります。
また、各マッチでは選手が60秒以内に入場しなければなりません。時間は審判が卓球台の上にタイマーを設置して確認します。もし60秒以内に入場できなかった場合は、警告となり相手選手に1点が与えられます。
60秒以降は、15秒遅れるごとに相手に1点が加算されます。
選手ランク制度は廃止
Tリーグでは、以前まで選手ランク制度を導入していましたが、2022/23シーズンから廃止されています。
選手ランク制度は、選手を独自の基準でランク分けし、全ての試合日に一定以上のランクの選手が出場することを規定するものです。
しかし、以下のような理由から選手ランク制度は廃止となりました。
- 世界ツアーの運営組織が変わったことで制度も変わリ、選手が広く出場できるものではなくなった
- それに伴い選手がランクを上げにくい制度になった
- コロナの影響で外国籍選手の入国が難しくなり、一定以上のランクである外国籍選手の確保が困難になった
- 実力のある選手を揃えなければリーグを戦うことは難しいことから、ランク制度が廃止されても、各チームは高いレベルの選手を集めると考えられるため
なお、選手ランク制度は廃止されていますが、選手のレベルを示す指標として、スターランクというランクが設定されています。
Tリーグを視聴するには
2023/24シーズンのTリーグに関しては、「Leminoプレミアム」「スカパー!」「Amazonプライムビデオ(TリーグTV)」で配信されています。
また、一部試合に関しては、テレビ東京系列の放送局やBSテレ東などでも中継されています。 ここではTリーグの視聴方法について解説します。
Leminoプレミアム
Tリーグの配信をおこなうサービスの1つがLeminoプレミアムです。Leminoとは、ドコモが提供する映像配信サービスです。
スマートフォンやタブレット、パソコン、テレビなどで映画やドラマ、アニメ、スポーツ、音楽など様々なコンテンツを楽しめます。
Leminoでは、見放題作品を提供している他、ペイパービュー(PPV)などの個別課金作品も提供している点が特徴です。アーティストのLiveなどは毎月新作が追加・更新されています。
Leminoは、無料で利用できる「Leminoフリー」と有料の「Leminoプレミアム」という2種類のプランがあります。Leminoフリーは、一部作品が広告付きで視聴可能です。
一方のLeminoプレミアムは、月額990円(税込)ですが、18万本以上のコンテンツの中から全ての作品が見放題となります。また、コンテンツのダウンロードにも対応しているため、オフラインでの視聴も可能です。
このLeminoプレミアムでは、Tリーグのレギュラーシーズンの全試合は勿論、プレーオフもライブで配信されます。初回登録ユーザーは31日間の無料トライアルも用意されているため、利用を検討してみてはいかがでしょうか。
なお、登録方法は以下の通りです。
- Lemioの公式ページにアクセスしプレミアム登録ページを開く
- 「入会はこちら(初回入会の方は初月無料)」ボタンをタップする
- dアカウントの登録をおこなう:持っている人はdアカウントでログイン/持っていない人は新規作成
- 決済情報を入力
- 登録完了
こちらでもLeminoプレミアムの特徴やおすすめ作品を紹介しています。あわせてご覧ください。
スカパー!
スカパー!の「スカイA」というCSスポーツチャンネルでもTリーグの視聴ができます。
スカイAは、Tリーグ以外にも、プロ野球の阪神タイガース主催試合およびオープン戦やファーム戦のほか大学野球やゴルフ、アメリカンフットボールなど幅広いスポーツ番組を放送している点が特徴です。また、釣りや落語、バラエティなども放送しています。
スカイAを契約する場合、スカパー!の公式サイトからおこなえます。
また、料金は月額1,529円(税込)がかかります。内訳としてはチャンネル契約料が1,100円、基本料が429円です。
また、スカイAを含んだプランやセット契約も用意されています。
スカパー!をお得に利用したい方はスカパー!無料の日を見る方法を紹介している記事もご覧ください。
Amazonプライムビデオ
Tリーグは、Amazonプライムビデオの「TリーグTV」でも視聴可能です。Amazonプライムビデオは、幅広いジャンルのコンテンツを取り扱っており、独占配信やオリジナル作品も少なくありません。
オフライン再生にも対応している他、テレビ画面での視聴もできるため、大きな画面でTリーグを楽しみたい人にもおすすめです。それでいて月額600円(税込)と安いため、コストパフォーマンスにも優れています。
なお、TリーグTVの視聴にあたっては、Amazonプライム会員の月額料金とは別に198円/月(税込)がかかります。
AmazonプライムビデオでTリーグを視聴する場合、以下の手順で登録してください。
- Amazonプライムビデオの「TリーグTV」にアクセスする
- 「今すぐ無料体験」をタップする
- 決済方法を選択する
- 決登録完了
なお、Amazonプライム会員は30日間の無料トライアルが利用可能です。また、TリーグTVに関しては7日間の無料トライアルが用意されています。
より詳しく知りたい方は、Amazonプライムビデオのサービスの概要や魅力を解説している記事もチェックしてくださいね。
Tリーグを観戦するには
配信ではなく、現地でTリーグを観戦したいと考えている人もいるでしょう。Tリーグは、公式サイトでチケットを販売しているため、そこからチケットを購入すれば現地観戦も可能です。
試合会場も公式サイトに全て記載されているため、近隣の会場で試合がおこなわれる際は観戦してみてはいかがでしょうか。なお、チケットの決済は、カード決済とコンビニ決済から選べます。
まとめ
今回は、Tリーグの概要や視聴方法などについて解説しました。Tリーグは、2018年に開幕した卓球のセミプロリーグです。世界ナンバーワンの卓球リーグになることを目指し、夏から春にかけてリーグ戦をおこなっています。
試合は「Leminoプレミアム」「Amazonプライムビデオ(TリーグTV)」「スカパー!」で配信されています。それぞれ特徴が異なる配信サービスであるため、自分にあったものを選んでTリーグを楽しんでください。
こちらの記事ではスポーツ観戦できるおすすめの動画配信サービスを紹介していますので、ぜひご覧ください。
Kzy Shibata /
ビギナーズ編集部 ライター
岡山県出身 フリーライター兼サッカー監督です。 「人間万事塞翁が馬」をモットーとしています。