ゴルフで18ホールを周る時間の目安は？1日のスケジュールも解説

ゴルフの18ホールラウンドすると1日かかってしまうと思っている人が多いのではないでしょうか。確かに一番ポピュラーな周り方では、ほぼ1日かかってしまいます。ゴルフはプレイファストと言って、プレイにもスピードが求められます。

したがってラウンドにはプレイを早く行う工夫をすることがマナーです。

今回は、18ホール全てを周る目安から、スケジュールなどを具体的な例を交えて解説します。少し工夫をすると時間を有効に使えるラウンドを行うこともできます。ゴルフと時間について考えてみましょう。

18ホール全てを周る時間の目安

ゴルフのラウンドのどのくらいが平均なのでしょうか?情報を収集して、ある程度の目安を知りましょう。

プレー時間は休憩時間を抜いて5時間

ゴルフ場は前半9ホール、後半9ホールであり、最後にはクラブハウスに戻ってくるようにコース設定がされています。平均では前半9ホール2時間半、後半9ホール2時間半かかることが多いです。プレー時間は、プレイヤーの数や腕などによって左右されます。

基本ゴルフ場では、複数のパーティーが時差でプレイしているので、上手い人が多くて前のグループに詰まらなかったら2時間を切るような場合もあります。

初心者が多いと遅くなりやすい傾向です。これはショットの打数と、いろいろな場所にボールが行って探す時間がかかるようなケースが多いからです。

初心者だけで回る場合にはキャディーさんをつけてもらうか、上級者が一緒に回るように工夫しましょう。大規模コンペ等でほぼ貸し切り状態などの場合を除いては、他人が前後でプレーをします。遅いプレーは他者を待たせることにつながるので、少なくてもハーフ2時間半、18ホール5時間で終われるように努力しましょう。

スタート時間は9時が多い

9時のスタートがベストのタイミングと考えているゴルファーが多いです。ゴルフ場に着いてからからの準備の時間や、終わりの帰り時間を渋滞に巻き込まれないようにするためです。大抵は1時間休憩時間を挟みます。9時にスタートして11時半から休憩、午後は12時半スタートで15時に終わりのがベストなタイミングです。

もちろん当日の状況などによって、スタート時間を変更することもあります。これはゴルフ場のフロントに確認をしておきましょう。18ホール回る人のスタートは9時を中心に、その前後から予約を埋めていくゴルフ場が多いです。

休憩時間はゴルフ場のラウンド状況次第

休憩時間の基本は1時間です。しかし前後のプレイヤーとの兼ね合いや、プレー時間の調整のために2時間程度まで待たされることもあるので注意しましょう。もちろん自分たちのプレーが遅いケースでは1時間も休憩を取れない場合もあります。

前半の9ホールが終わった時点で、キャディーさんがいる場合にはキャディーさんが後半のスタート時間を伝えてくれます。キャディーさんがいない場合には、自分でキャディーマスター室にて確認しましょう。前半のスタート時間もそうですが後半のスタート時間も厳守です。

1日の基本時間スケジュール

9時スタートの仮定してスケジュールとそれに伴う注意点をまとめました。しっかりと把握しておきましょう。

8時頃にはゴルフ場へ到着しておく

8時頃にはゴルフ場に到着して、チェックインをします。大抵のゴルフ場では受付の10分前までにチェックインが無いと、スタートの時間を後の組を先に回すように手配します。当然後ろの組や一緒にラウンドする仲間にも迷惑のかかることになるので、時間に余裕をもって行動しましょう。

ゴルフ場までの移動については、やや早めに到着するように設定をし、時間に余裕があるのなら近所のコンビニなどに立ち寄り軽く朝食を摂りましょう。ゴルフ場まで1時間半かかる場合には、迎えの時間も入れて朝の6時には家を出るようにしたいです。

ゴルフ場に早めに着いて、準備体操を念入りにします。また練習場でパターやショットの練習ができるので、軽く行っておくと良いです。遅くてもスタートの30分前にはチェックインを済ませ、着替えをしてスタートの10分前にはスタートのホール(1番もしくは10番)に着いてましょう。

休憩を含み9時〜15時頃までプレー

9時に無事スタートできたとして、プレーをする時間は昼の休憩1時間を挟み、15時頃にはコースから上がってきます。プレー時間はコースの難易度によって左右されます。ただ初心者を交えてもハーフをプレイするのに2時間半もあれば十分なので、11時半ごろに昼休憩で12時半にスタートし、15時に終了と言うタイムスケジュールが自然です。

お風呂や清算を済ませ16時過ぎに帰宅

ホールを周り終わったら、お風呂に入ったり着替えをしたり、1時間程度くつろぎます。その後フロントで清算をして、プレー料や昼に飲んだお酒、ラウンド中の飲料などのお金を追加で払います。

貴重品は貴重品ロッカーに預けます。持ち歩くことはほぼ無いので、忘れないように回収しておきます。16時くらいでゴルフ場から出発。16時に終わると渋滞もなくスムーズに帰れます。

時間がなくてもラウンドでゴルフをする方法

時間をかけるのはもったいないと言う人には、これから紹介する3つのプレー方法も選択できます。様々なプレイスタイルに対応しているゴルフ場があるので、探して問い合わせてみましょう。もちろんすべてのゴルフ場がこのようなプレースタイルに対応しているわけではないので、事前に確認することが大事です。

ハーフの9ホールだけ回る

18ラウンドを周る必要はありません。ハーフプレイと言って9ホールだけのプレイを推奨しているゴルフ場もあります。

スタート時間は主に早朝や夕方などで、9ホールなら2時間～2時間15分で回れます。早朝の場合には通常の18ホールスタート組の前にスタートし、午前中で終了。夕方の場合には午後のスタートが終わってから周るようにし、暗くなる前に終了する周り方です。

初心者の場合にはこちらの方法で練習するか、ショートコースと言って短い9ホールだけのコースもあるので、それで腕を磨いておく手もあります。早朝のプレイは年配者や夜勤明けでプレイする人に人気で、日にちによっては予約が取りにくいケースもあるので、早めに予約を取りましょう。

【埼玉県】KOSHIGAYA GOLF CLUB(旧：越谷ゴルフ倶楽部)

引用：楽天GORA

都心からのアクセス抜群な「KOSHIGAYA GOLF CLUB」は首都高や電車でも行けるので、さくっとゴルフを楽しめるのが魅力です。

有名ゴルフ場予約サイトの楽天GORAでは、星4.1の高得点を得ています。その評価もうなずけるコースレイアウトやコンディション、サービスの良さが快適なプレーを実現してくれるでしょう。

ハワイを意識したような施設は綺麗で、気持ちよく利用できます。ラウンド後にBBQをするなどのレクリエーションも可能で、カジュアルに遊びたい方にも向いています。

初心者でもラウンドしやすいですが、距離はあるので難易度が低すぎることもありません。実力差がある初心者～上級者が一緒にラウンドするときにもおすすめです。

【栃木県】南栃木ゴルフ倶楽部(旧：永野ゴルフ倶楽部)

引用：楽天GORA

料金の安さに対して提供されるサービスが良く、コスパを重視したいなら「南栃木ゴルフ倶楽部」がぴったりです。

豊かな自然に囲まれてのびのびとゴルフできる環境で、本物のグリーンと推すだけあるこだわりのコースはプレー必須と言えます。

加えて人気の理由が併設しているレストランです。食事が大変美味しいと評判で、こちらも楽しみのひとつとなりますね。

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休憩なしのスループレーにする

海外では休憩を挟まないで18ホールをプレイしてしまうスル―プレーが流行っています。早朝から始めたり、通常のプレイヤーの前にスタートすることが多く、昼休憩をせずに10時頃にハーフを終了、残りのハーフは通常のプレーヤーの後にスタート。この場合だと終了する時間は12時半ぐらいになり、着替え等も含めて13時にはゴルフ場から帰れます。

また午後過ぎから始めるパターンもあり、この場合には14時スタートの18時終わりになるケースが多いです。ゴルフ場によって異なり、予約状況などによっても異なるケースがあるので、それぞれ確認しましょう。

ナイター設備があるゴルフ場に行く

もう1つの人気があるプレースタイルとして、ナイター設備を利用したスループレーもあります。仕事帰りから楽しめて、夜中に帰宅するパターンです。例を挙げると19時頃スタートし23時頃に終了します。プレー料金が通常より安くなるほか、夏場は昼よりプレーしやすいことや日焼けをしないことなどメリットが多いです。

夜の幻想的なゴルフ場を楽しめるとカップルデートに使われたりします。注意点はいくつかあり、LEDの光る特殊なゴルフボールを用いたり、あまり林に打ち込まないことやグリーンをオーバーしないことに注意です。(ライトが当たらない箇所があるため)また虫の対策をしっかりとしておきましょう。

【千葉県】成田の森カントリークラブ

引用：楽天GORA

都心から80分、千葉県にあるリゾートコースの「成田の森カントリークラブ」はナイター利用が可能です。

楽天GORAでは、星4の高評価を得ています。口コミも10,000件を超えており、人気のコースと言えるでしょう。

ホテルも併設しており、思う存分ゴルフに打ち込めます。見晴らしがよいホールで、ストレスなくラウンドを回れると評判です。

コスパの良さも魅力の満足度が高いゴルフ場です。

【大阪府】堺カントリークラブ

引用：楽天GORA

ナイター・早朝にラウンドを回れる「堺カントリークラブ」は、カジュアルに楽しめると評価が高いゴルフ場です。

大阪市内から60分以内で、全体的にフラットでオーソドックスなコースレイアウトとなっています。気軽に友人や家族とゴルフを楽しみたい方に向いているでしょう。

照明が暗く感じるという口コミもみかけたので、光るゴルフボールを使ってみるのもいいかもしれません。

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時間を守ってゴルフを楽しむポイント

ゴルフ場では、スロープレーは厳禁です。周囲のプレイヤーに迷惑をかけるほか、後から来たプレイヤー全員の遅延に繋がります。大抵6分～8分おきにスタートしますが、実力差によってはプレイ中に追いつかれてしまうこともあるかも知れません。時間に追われないスムーズなプレイが求められます。

慣れた人と一緒にラウンドを回る

ゴルフのパーティーを組む場合には、必ず1人は慣れている人を入れましょう。ゴルフのルールは難しく、その時々で適切な対応が求められます。

またラウンドの時間配分や、より早くプレーを進めるためにした方が良いことなどをアドバイスしてくれます。もし初心者だけでプレーする場合にはキャディーさんを必ず入れておきましょう。もしくは遅れることを見越して、一番最後の組で周らせてもらうなどの配慮も必要です。

慣れている人が居ると時間短縮のために早歩きをするなど、細かな点も気をつけてくれます。初心者の場合にはボールがあっちこっちに行って、大変でしょうから初心者1人につき、サポートする上級者が1人付くぐらいの感覚が良いでしょう。

ロストボールの可能性があるなら暫定球を打つ

ルール上ではボールを探す時間は3分までOKですが、基本2分探してない場合にはロストボールにすることが多いです。したがって林の中に打ち込んだ場合や、OBかもと思った場合には暫定球を打ちます。ボールを探す時間を打ち直しの時間を短縮できます。

また初心者は見つけやすいボールの色にこだわりましょう。例えば冬にプレーする場合には、白のボールだと芝生の色と同化してしまい、自分のボールを見つけることが難しいことがあります。オレンジ色のボールを使用したりすると多少のラフでも見つけやすいです。

また慣れないうちはパーティーで相談して、ボールの色を個別に変えておくことをおすすめします。

ショットの下準備に時間をかけない

プロのようにラインを読む人や何回も素振りをする人は周囲から嫌われます。ラインを読むときは他人がパットをしているときだけにして、なるべく早くプレーをするようにしたいです。ある程度距離感が合っていればラインは違ってもそれなりに寄るからです。

素振りに関しても自分のプレーの番になるべく時間をかけないで、距離だけ合わせてショットすることがよいでしょう。ちなみに他の人がショットをする時に、素振りすることもマナー違反になるので注意しましょう。素振りは1回や2回程度にとどめておくプレイの習慣付けしましょう。

カートから離れて移動する場合には、最低使うであろうクラブとその前後1本ずつの計3本は持って移動しましょう。距離は残りの距離目安杭を参考に、場合によっては計測器などを用いると良いです。あとは他の人のボール探しを手伝うのは上級者に任せて、自分のボールの場所に早く行き、状況をチェックしてクラブを絞っておくことをおすすめします。

時間通りにプレーするなら練習が必要！

ゴルフの上達には練習がかかせませんよね。自主練習も大切ですが、正しく早く実力をつけるにはゴルフ教室でのレッスンが適しています。

おすすめのゴルフ教室を紹介するので、自分のレベルに合わせた講習をうけられる教室を選んでくださいね。ほとんどのゴルフ教室では、体験レッスンがうけられますよ。

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時間に余裕をもってゴルフを楽しもう

ゴルフ場の混み具合にも寄りますが、前と後ろには同じようにゴルフを楽しむ人が居ます。それを理解してスロープレーをしないようにしましょう。スケジュールには余裕を持って、1時間前を目安にゴルフ場に到着するようにします。プレイ時間は約5時間で昼休憩を入れると6時間程度見ておきましょう。

時間に縛られたくない人はハーフプレーか、休憩なしのスル―プレーをおすすめします。これらはまだ前後に余裕があってプレイできるケースが多いからです。ただ必要以上に時間をかけない工夫をすることも必要です。時間に余裕を持ってゴルフのラウンドの楽しさを堪能できるようにプレーをしましょう。

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