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バドミントンの観戦の楽しみ方!観戦する場所やマナーまで

バドミントンの観戦の楽しみ方!観戦する場所やマナーまで

※当記事はアフィリエイト広告を含みます。

バドミントンの試合はあまり地上波などで放送していないこともあり「観るもの」ではなく、「プレーするもの」と思ってしまっている方も多いのではないでしょうか。

バドミントンは、強い選手になればそのスピードや迫力なども圧巻するもので、観ていても十分に楽しめるスポーツです。

今回は、バドミントンの観戦の楽しみ方について紹介します。

バドミントンの種目

最初にバドミントンにはどんな種目があるのか、おさらいしておきましょう。熟知している方は読み飛ばしてください。

バドミントンの種目
  • 男子シングルス
  • 女子シングルス
  • 男子ダブルス
  • 女子ダブルス
  • 混合ダブルス

バドミントンの国際的な大会の種類

バドミントンの試合と一言で言っても、大きく分けてグレードは1〜3までのクラスがあり、グレード1は「メジャー大会」と呼ばれます。

さらに細分化すると、「個人戦」と「団体戦」があります。ここでは国際大会の種類について紹介します。

バドミントンの基本的なルールについてはこちらの記事で詳しく紹介しているので、気になる方はチェックしてみてくださいね。

【個人戦】世界選手権

毎年開催される大会です。

実施される年の最高格であり、この大会で勝利することも非常に重要とされています。

【個人戦】アジア大会

4年に1回、開催されるアジア各国が参加できる大きな大会です。

アジアではバドミントンが多くの国で盛んにプレーされていることもあり、この大会で優勝することは、非常に格の高いタイトルとされています。

【個人戦】スーパーシリーズ

スーパーシリーズ・プレミア(SSP)

スーパーシリーズ・プレミア(SSP)は、スーパーシリーズのなかで賞金の高い上位5試合のことをいいます。

100年を超える歴史ある全英が最高峰で、テニスでいうとウィンブルドンのような大会です。

スーパーシリーズ(SS)

スーパーシリーズ(SS)は、年に7試合行われます。

スーパーシリーズ・ファイナルズ(SSF)

スーパーシリーズ(SS)の結果を集計したランキング上位8人が出場します。

年末にはアラブ首長国連邦のドバイで開催されます。

【個人戦】グランプリ

グランプリ・ゴールド(GPG)

グランプリ・ゴールド(GPG)は、スーパーシリーズ(SS)のすぐ下のクラスで、将来スーパーシリーズに出てくるルーキー選手が活躍します。

グランプリ(GP)

グランプリ(GP)は、グランプリ・ゴールド(GPG)と比べると、あまり話題になることはありません。

【個人戦】インターナショナル

インターナショナルチャレンジ(IC)、インターナショナルシリーズ(IS)、フューチャーシリーズ(FS)と3つ階級が分かれています

これらのレースは映像が出回ることがほぼ皆無なため、スコアを見て、どんな試合だったのか想定しましょう。

【個人戦】アジア選手権・ヨーロッパ選手権ほか

5つある各大陸連盟主催の大会です。

【団体戦】トマス杯/ユーバー杯

2年1回に開催される団体戦の世界選手権です。

男子がトマス杯、女子がユーバー杯となっており、男女それぞれシングルスが3組、ダブルスが2組の団体戦で行われます。

ちなみに2014年の大会で日本男子が優勝したことで、メディア等で大きな話題となりました。

【団体戦】トマス杯/ユーバー杯

男女混合の団体世界選手権です。

2年1回に開催される、トマス杯やユーバー杯のない年に行われています。

【団体戦】アジア団体選手権・欧州団体選手権ほか

各大陸連盟の団体戦。トトマス杯やユーバー杯の予選を兼ねています。

男女それぞれシングルス3組、ダブルス2組で形成される団体戦となります。

【団体戦】アジア大会

個人戦でもあった4年に1回に行われる大きな大会です。

男女別でそれぞれシングルス3組、ダブルス2組で形成されています。

バドミントンの国際大会観戦の魅力

実際にバドミントンを観戦する魅力とはどんなことがあるのでしょうか。

バドミントンを楽しく観戦する魅力を紹介します。

バドミントンの選手を楽しむ

バドミントンは、野球やサッカー、ラクビーのように大人数では行わないスポーツなので、選手軸で観戦するのもおすすめです!

最近では、世界のトップで活躍し、国内大会でも何度も優勝や入賞をしている選手達がいます。

個人個人でそのプレーに違いがあり、試合によって様々なシーンを楽しむことができます。

迫力やスピードを楽しむ

バドミントンの魅力といえば、そのスピード感です!

「最速のスポーツ」とも呼ばれており、「ギネス世界記録2015」には最も早いスマッシュとして、初速493km/hという記録が掲載されました。

ちなみに卓球のトップ選手のスマッシュ速度は約180km/hで、テニスのトップ選手のサーブは200km/hくらいの速度と言われています。

そのスピードを実際間近で見ると「早くて見えない」ということ声も聞こえてきます。

フットワークを楽しむ

バドミントンの選手はシャトルのスピードに合わせて、コート内を端から端まで動き回ります。

そのフットワークの凄さは、なめらかで非常に華麗です。

真似できないその足捌きは、思わず目を奪われてしまいます。

会場での大会観戦を楽しむ

テレビなど画面越しでバドミントンも楽しむのもいいですが、会場に足を運ぶ楽しさもあります。

会場では、物販やオークション、サイン会などの催し物が用意されていたりするので、観戦する上で、テンションもアップすること間違いありません。

現在は新型コロナウイルスなどの影響もあり、企画などは開催されていないこともお多いですが、事前にホームページなどでチェックすると良いでしょう。

バドミントンの観戦のポイント

バドミントンを観戦する際にはいくつかポイントがあります。より楽しめる観戦のコツを紹介します。

コートを縦に見下ろす席がベスト!

バドミントンの大会は基本席に自由席となっているため、席は早いもの順となります。移動制限も特にありません。

卓球などと同様で、同時並行で試合が進行していくため、お目当ての試合が行われたら、見やすい席に移動しましょう。

一般的には、バドミントンの観戦は「コートを縦に見下ろす」場所が一番良いと言われています。

そのうえ、得点版が見える位置だと、試合の状況や流れを観覧席からもしっかり見ることができるので、コートを縦に見下ろしつつ、得点版の見える席を確保しましょう。

会場は夏は暑く、冬は寒い

バドミントンのシャトルは非常に軽いため、少しの風で影響を受けてしまいます。そのため、会場では空調設備を制限しており、会場内は夏は暑く、冬は極寒です。特に夏は扉なども閉め切っているので、サウナ状態です。

夏場の観戦では、のぼせないように水分はもちろん、うちわやタオルなど身体を冷やすグッズがあると良いでしょう。

一方、冬場は底冷えなど寒さが厳しいため、上着やホッカイロなど暖を取れるグッズがあると良いかと思います。

バドミントンを観戦するときのマナー

どんなスポーツには、みんなが気持ちよく応援できるように、またプレーヤーがプレーに集中できるようにマナーがあります。

例えば、ゴルフなどは選手が集中力を求められるので、観戦者の私語は厳禁など、観るサイドにもルールがあります。

ここでは、バドミントンを観戦するときのマナーを紹介します。

スティックバルーンを使用する

バトミントンの会場は、前述したように同時平行でいくつか試合が進行します。そのため、会場は結構ざわざわしています。

会場に入るときに、スティックバルーンをもらうことが多いので、そのバルーンを膨らませて、拍手の代わりなどの応援アイテムとして使いましょう。

ボンボンと音がしますが、バルーンなどで勢いあまって強く叩きすぎると、空気が抜けてしまうので、叩く強さには気をつけましょう。

選手を妨害しない

どのスポーツでもありますが、応援している選手が負けてしまうと、熱くなりすぎて、相手選手にヤジと飛ばしたり、妨害するような行為をしてしまうことがあります。

この行為は、せっかく応援している選手の集中力も切れてしまったり、選手が気持ちよくプレーできないことにつながるので、絶対に止めましょう。

観戦者にできることは、ただ選手を応援することのみなので、きちんと理解した上で観戦しましょう。

フラッシュ撮影をしない

会場では撮影可能な会場もあります。

室内なので、フラッシュを使わないと良く写らない場合もあるでしょう。

しかし、そのフラッシュの光が選手のプレーに影響することが多いにあります。

そのせいで集中力が切れたり、リズムが崩れたりしてしまうことがあるので、撮影する場合は、必ずフラッシュ機能がOFFになっていることを確認してから撮影してください。

大音量の出る楽器は使用しない

サッカーなどでは、大きな音が出る楽器などを観戦で使用することはありますが、バドミントンは同じ室内の空間で多数の試合が行われています。

室内ということもあり、反響もしてしまうだけでなく、ほかでプレーしている選手にも迷惑になるので、大きな音が出る楽器の使用は止めましょう。

まとめ

今回はバドミントンを楽しく観戦するための、コツやマナーなどを紹介しました。

バドミントンは、トップ選手になればなるほど、そのプレーに違いがあり、思わず目を奪われるような瞬間がたくさんあります。ぜひ観戦のポイントを抑え、マナーを守って楽しんでください。

また、なかなか観戦に行けないという方には、自宅でバドミントンの試合を楽しむ方法もあるので、ぜひこちらもチェックしてみてくださいね。

内野奈々 /
ビギナーズ編集部 ライター

編集ライターとして12年。広告や雑誌、インタビューなどさまざまなジャンルで活動しています。 リラックスタイムは映画とショッピング、そして愛犬と戯れること。

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