SHOPPING
更新
Keepaの使い方は?Amazon商品の売れ筋を徹底リサーチ!スマホで使う方法も解説
※当記事はアフィリエイト広告を含みます。
ネット通販を日常的に利用する人は、日々激しく変動する価格に一喜一憂する事も多いのではないでしょうか。そこで便利なツールが、Amazon内の商品価格を追跡できる「keepa」です。keepaを使えば、気になる商品の価格変動を簡単に分析できます。
今回、Amazonの価格追跡ツール「keepa」(キーパ)について解説しています。keepaの基本的な使い方や機能についてご紹介していきます。
keepaを導入したい人、どう活用すれば分からない人に向けて導入方法や使い方、メリット・デメリットについても詳しくまとめたので、参考にしてみてください。
※この記事の情報は2021年11月28日時点の情報です。最新の状況は各サービスサイトにてご確認ください。
目次
Keepaとは
Keepa(キーパ)とは、Amazonにおける商品価格の変動が分かるサイトです。パソコンやスマホからKeepaにアクセスする事で、現在の商品がいくらなのか、過去と比べて価格はどのくらい安くなったのかといった情報を簡単に判断できます。
無料で使える
基本的に無料で利用できます。商品の売れ筋ランキングを始めとした一部機能を利用するには有料版に登録する必要があります。価格は月額で15ユーロ(約1,900円)、年間払いで149ユーロ(約17,800円)かかります。
機能をフルで活用したい人は、年間払いで登録した方がややお得です。
登録不要で使える
無料の機能であれば、アカウント登録をせずに利用できます。ChromeかFirefoxでプラグインを追加するだけで、Amazonの商品ページを開くと価格変動が表示されます。
Keepaのサイトにアクセスして見ることもできます。その際、上部に「Amazon.co.jp」と、日本のAmazonが対象となっていることを確認してください。
現状で安くなっている商品を見たい場合は「商品」を選択すると、値下げされている商品が表示されます。
Keepaの機能
続いて、Keepaで利用できる機能について解説していきます。
グラフの確認
商品の仕入れを行う上で不可欠ともいえる、商品価格の変動、Amazonランキング、出品者などの情報がグラフで確認できます。
大事な情報がグラフで可視化されるので、赤字のリスクも抑える事ができます。
トラッキング機能
指定の商品がある一定の価格を下回った場合に、通知を受け取る事ができます。
商品の価格変動を追ってくれるので、商品価格をチェックする手間を省けたり、他の監視ツールを導入する必要性が無くなります。
商品情報の確認
Amazonが販売している商品の在庫状況や定価、JANコードなど細かい情報を確認できます。
keepaでは日本だけでなく、ほぼ全世界のAmazonの商品データを閲覧できます。各国のAmazonの商品情報を一つの画面で確認できるので、最安値の商品がすぐに見つかります。
各出品者の在庫数情報
keepaを利用すれば、出品者の一覧画面で在庫数を表示する事ができます。
各出品者の在庫情報を知っておくと、自分の商品がいつ売れるのか予測しやすくなり、価格崩壊による損失も最小限に抑えられます。
ランキンググラフの表示
Amazonの検索結果一覧やランキング一覧の画面で、keepaによるランキンググラフを表示させる事ができます。
商品ページにアクセスする事なく、商品の大まかな売れ筋を確認できるので非常に便利です。
keepaを導入する方法
keepaを導入するには、公式サイトからアクセスして会員登録を行う、webブラウザのプラグインをインストールする方法などがあります。
keepa公式サイトから導入する場合
- keepa公式サイトにアクセス
- 「ログイン/アカウントの登録」をクリックし、会員登録の手続きを行う
- 必要事項を記入したら、画面右下の「アカウント登録」をクリック
- 登録したメールアドレスに届いたメールの文中にあるURLをクリック
keepa公式サイトにアクセスした後、画面右上に表示されている「ログイン/アカウントの登録」をクリックし、会員登録の手続きを行います。
必要事項を記入したら、画面右下の「アカウント登録」をクリックします。登録したメールアドレスにメールが届くので、メールの文中にあるURLをクリックすると無料版の会員登録は完了です。
有料版を使いたい人は、事前に無料版の会員登録が必要です。無料版の会員登録後、そのアカウントでログインしたら画面右上に表示されているユーザー名からメニューを開き、「サブスクリプション」をクリックします。
表示されたページ中央の「Subscribe」をクリックしたら有料版の登録フォームが出るので、必要事項を記入します。入力後、「Data Acccess – Subscription」、「Thank you for Subscribing!」など書かれた英字が表示されると、有料版の会員登録は完了です。
プラグインでインストールする場合(Chrome)
- Chromeウェブストアから「Keepa – Amazon Price Tracker」と検索
- keepaのプラグインが表示されたら「CHROMEに追加」をクリックし、インストール
- ポップアップが表示されたら、「拡張機能を追加」をクリック
Chromeウェブストアから「Keepa – Amazon Price Tracker」と検索すると、keepaのプラグインが表示されます。画面右側に表示される「CHROMEに追加」をクリックし、インストールするとポップアップが表示されるので、「拡張機能を追加」をクリックすると、プラグインの導入が完了します。
プラグインが有効化されるか確認したい場合は、Chrome画面内の「その他のツール」から「拡張機能」をクリックする事で、プラグイン一覧が表示されます。
プラグインでインストールする場合(Firefox)
- 「Firefox Add-ons」にアクセス後、「Keepa – Amazon Price Tracker」と検索
- keepaのプラグインが表示されたら「Firefoxへ追加」をクリックし、インストール
- ポップアップが表示されたら、「追加」をクリック
「Firefox Add-ons」にアクセス後、「Keepa – Amazon Price Tracker」を検索したら、「Firefoxへ追加」をクリックし、さらにポップアップの「追加」をクリックすると導入完了です。
プラグインの有効化を確認する場合は、Firefoxのメニューから「アドオン」を選択します。
Keepaの使い方
上記で説明したkeepaの機能を使いこなすにはどうすればよいのか、ここではkeepaの機能の基本的な使い方を解説していきます。
グラフを見る
keepaでは基本的にグラフを見る機会が多くなるので、最初の慣れるまでは苦労しますが、慣れてしまえばグラフの推移も簡単に判別できます。
商品ページを開くと、画面の大部分には価格の推移が表示されたグラフが表示されます。グラフの縦軸は価格の変動、横軸は日付になります。
そして画面右側には、新品の最安値や売れ筋ランキングの推移、参考価格といったグラフの内訳が記載されています。売れ筋ランキングの推移が激しいと、商品の売上も大きく変化している事になります。
keepaのグラフでは、画面右下から表示期間を設定してグラフの推移を細かく見られます。期間は「1日」、「1週間」、「1ヶ月」、「3か月」、「1年間」、商品登録からの「全期間」から選べます。
ライバルセラーの在庫数を見る
ライバルセラーの在庫がどれくらいあるのか確認したい場合は、グラフのメニューにある「設定」をクリックすると、さまざまな設定メニューが表示されます。
その中から「一部の販売者の販売ページに、商品在庫数を表示する」を「はい」に設定すると、ライバルセラーの出品状況から在庫数が表示されるようになります。
トラッキング機能
商品ページのグラフ上部にある「商品のトラッキング」をクリックします。トラッキングはAmazon直販の在庫と新品、中古それぞれに価格を指定できます。価格の指定は金額を直接入力、グラフのスライダーを動かしての入力でも可能です。
通知をメールまたはSNSかを選択後、「トラッキング開始」ボタンをクリックすると、指定した商品の価格が設定した金額になった際に通知を受け取れます。
トラッキング機能を使う際、新品や中古品は金額に送料が含まれないので注意しましょう。
スマホで見る
外で仕入れを確認したい場合は、スマホからでもkeepaのグラフを確認できます。
keepaのトップページ左上にあるメニュー画面を開き、「検索」からASINコードを直接入力する事で、スマホのブラウザからでもグラフの推移を見る事ができます。
Keepaのメリット・デメリット
続いて、Keepaのメリット・デメリットについて解説します。
メリット
Keepaを導入する事によるメリットは、Amazonで売り切れの商品を把握できる事が大きいといえるでしょう。
人気の高い商品だと売り切れになる頻度も多く、出品するチャンスもなかなか生まれてきません。
keepaには残り在庫数をチェックできる機能があるので、在庫切れ、または在庫切れ間近の商品をすぐに判別できます。在庫数を先回りで把握しておくと、商品の仕入れも早くなり、利益の増加にも繋がります。
また先ほどでも説明したように、トラッキング機能を利用すると、商品価格が一定の価格になった際にメールやSNSなどで通知してくれます。
トラッキング機能を上手に利用する事で、Amazon内で売られている商品価格の傾向を把握しつつ、商品も安く仕入れる事できるので、他の出品者と差を付ける事ができるでしょう。
デメリット
keepaをブラウザで利用する場合、Chrome、Firefox、Opera、Edgeの4種類に限定されます。この4つ以外のブラウザを利用している人は、keepaに対応する4つのブラウザのいずれかに切り替える必要があります。
また、keepaは無料版での利用も可能ですが、無料版では価格変動のグラフとトラッキング機能しか利用する事ができません。他出品者の在庫状況や売れ筋ランキングといった、細かいデータを把握するには有料版に登録する必要があります。
冒頭でも述べたように毎月約1,900円、年間でも18,000円前後はかかりますが、利益をしっかりと出したい人は有料版での利用を考えておくべきでしょう。
そしてトラッキング機能には、商品価格を追跡して通知してくれるメリットがある一方、必ずしも最安値が表示されている訳ではありません。状況次第では商品価格がさらに下がる可能性もあるので、グラフの数値はあくまでも参考値として、他の情報とも照らし合わせながら仕入れを行っていきましょう。
まとめ
今回は、keepaの基本的な使い方や機能についてご紹介しました。keepaを導入する事で、Amazon内の商品情報や売れ筋といった細かいデータを把握しやくなります。
有料版を登録するとより効率的な仕入れが可能となるので、利益向上を図りたい人は検討してみると良いでしょう。
ビギナーズ編集部では、Amazonに関するお役立ち情報を多数ご紹介しています。ぜひ参考にしてみてくださいね。
▼Amazonのタイムセールで商品を効率的に探す検索方法とは?
▼Amazonタイムセールで値段が違う理由は?知っておくべき必勝&攻略法
松本葉子 /
ビギナーズ編集部 ライター