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飛行機に乗り遅れ!?「しまった!」と思ったらすぐに行動したい対処方法

飛行機に乗り遅れ!?「しまった!」と思ったらすぐに行動したい対処方法

※当記事はアフィリエイト広告を含みます。

「飛行機に乗り遅れてしまった!」「出発までにとても間に合わない…」というケースは、できるだけ避けたいものですよね。

しかし誰しもが、その日の交通状況や突発的なトラブルなどによって飛行機に乗り遅れてしまう可能性を持っています。

そこで今回は、飛行機に乗り遅れてしまったときの対処方法についてご紹介します。

乗り遅れに対する対応策をしっかりと心得ておけば、いざというときにきっと役立ってくれるでしょう。

まずは冷静に!飛行機に乗り遅れた場合にすぐ行うべきこと

「飛行機に乗り遅れた!」という場面をもう少し詳しく考えてみると、寝坊して飛行機の出発時間をすぎてしまっている場合を除き、大半の場合が「乗り遅れることが事前にわかっている状態」だと思います。

渋滞や乗り継ぎミスだけではなく、空港内で迷子になってしまって出発に間に合わないというケースも珍しくありません。

「飛行機に乗り遅れる!」そんな状況のときは、まず何から行えばいいのでしょうか?

飛行機の出発前に連絡を入れることが大切!

「道路が混んでいて空港に間に合いそうにない」「完全に乗り遅れることが決定している」などという場合は、飛行機が出発する前に航空会社へ電話連絡をすることが大切です。

なぜ出発前の連絡が必須かというと、飛行機の出発時刻以前に連絡をすれば、航空券の種類によっては追加料金なしで変更や取り消しが可能になるからです。

空席があれば次の便に乗せてもらえるなど、事前に連絡をすることで航空会社も何らかの対応をしやすくなるのはいうまでもありません。

飛行機に乗り遅れそうだと思ったら、できるだけ速やかに航空会社に連絡を入れるようにしましょう。

フルサービスキャリアは予約変更OK!

JALやANAなどの一般的航空会社のチケットは、出発前までに連絡をすればフライト変更を行えることがほとんどです。

運よく次の便に振り替えできる場合もありますが、空席がない場合は長時間待たなければいけない場合も。

しかし、追加料金なしで予約変更できるというのはとてもありがたいですよね。予約変更はWeb上でも行えるため、とても便利です。

ただし「早割」の航空券は予約変更不可!

一般航空会社では事前連絡をすることでフライト時間を変更してもらうことができますが、早割を利用して購入したチケットは例外です。

「早割60」「早割90」などのチケットは、早期に予約をすることでチケット代を割安にしているもの。

早割のチケットで飛行機に乗り遅れた場合は、チケットの取り消しが必要になることがほとんどでしょう。

早割の種類にもよりますが、基本的には「運賃の50%相当額」をチケットの取り消し手数料として支払わなければいけないケースが多々見られます。

LCCは時間制限や追加料金があるが予約変更可能!

LCCでは「乗り遅れた場合はいかなる場合でも払い戻し不可」「出発の1時間前までなら予約変更可能」「追加料金を支払えば予約変更可能」など、各航空会社の規定によって対応が異なります。

搭乗クラスや航空券のタイプによって予約変更の是非が異なるため、ご自身のチケットを再確認してみましょう。

次の便に振り替えてもらえないか聞いてみる

飛行機に乗り遅れた場合、気になるのが「航空券の払い戻しができるか否か」ですよね。

払い戻しができない航空券の場合は、飛行機に乗り遅れてしまうとチケットは無効となります。

せっかく支払った航空券代金が無駄になってしまうだけではなく、新たな航空券を購入する必要が出てくるとなると2倍の金額を支払うことになってしまいます。

JALやNANなどのフルサービスキャリアではフライト変更が可能な設定も多いですが、ピーチやジェットスターなどのLCCでは予約変更ができなかったり申請時間に制限があったりするところも多く見られます。

まずはご自身の航空券を確認し、次の便への振替が可能かどうか調べたり電話で聞いたりしてみましょう。

キャンセル料を支払って新たな航空券を予約する

「出発前に電話連絡できなかった!」という場合は、航空券のキャンセル料を支払って新たな航空券を購入しなければいけません。

JALでは、出発後のキャンセル料は「チケットの90%相当金額」と設定されています。

参考:JAL キャンセル料 当日

飛行機の出発時刻前に連絡をすれば50%相当金額で済むものが、出発後になってしまうと90%相当額になってしまうというのはかなりもったいないですよね。

少しでもお金を無駄にしないために、「間に合わない!」と思ったすぐに航空会社へ連絡を入れ、今後の手続きを進めていくことをおすすめします。

乗り遅れ乗客の味方!「フラットタイヤルール」とは?

直前のキャンセルやフライトの変更ができないLCCや早割航空券の場合でも、航空会社や担当するスタッフによっては「特別に次の便に乗せてくれる」こともあるのだそう!

これは「フラットタイヤルール」と呼ばれ、航空会社の設けられている非公式のルールによるもの。非公式なので航空会社のホームページには当然記載されておらず、ほとんどの乗客は知ることのないルールです。

フラットタイヤルールは、防ぎようのない不運な事故や交通トラブルに巻き込まれてしまったせいで、乗るはずだった便に間に合わなかったという乗客のために存在しているルール。

ただし、このルールに明確な定義はないため、担当するスタッフの考え方やその日のフライト状況などによっても異なる判断が下されがちです。

フラットタイヤルールが適応になるかどうかは運任せ的な側面がありますが、「しまった!」と思ったらすぐに航空会社へ電話連絡をすることで、ルールが適応されやすくなる場合もあります。

飛行機に乗り遅れた人の体験談

ここでは、飛行機に乗り遅れた人の体験談をご紹介してみたいと思います。

実際に飛行機を逃してしまった人たちは、どのような対応を行っていたのでしょうか?

キャンセル料を支払うだけではなく、取り直すチケットは定価のものしかないためかなりの出費になりますよね! 予約変更ができたとしても、それが必ずしも当日の便とは限りません。 次の日のフライトになってしまった場合は空港周辺で一泊しなければいけないため、ホテル代や食費などもその分かかってきます。 払い戻しができない場合や出発後のキャンセルだと、チケット代のほとんどが無駄になってしまいます。 格安航空券はチケット代金が安い分、乗り遅れると融通が利かないことも珍しくありません。 格安で航空券を発行しているLCCを利用する際は、このような規制があることも心得ておきたいですね。 フルサービスキャリアだと、予約の変更にも柔軟に対応してもらえるようですね。 航空会社によって予約の変更には追加料金がかかりますし、キャンセル料やチケットの取り直しで費用もかさみます。 実際にフラットタイヤルールが適応になった人の、貴重なコメントも! フラットタイヤルールは、全ての人に適応されるという訳ではありません。その日の状況に左右されやすいため、運次第といってもおかしくありません。

今回はツイッターの書き込みを中心にご紹介しましたが、多かったのが「飛行機に乗り遅れて追加料金を支払った」「もう一泊した」「旅のスケジュールが大幅に狂った」といった悲痛なコメント。

フラットタイヤルールが適応になる場合もありますが、ツイッター上ではごく少数に限られていたのが印象的です。

飛行機を逃した人の多くは、追加料金を支払って予約変更したり、別の交通機関を利用して目的地に移動したりしているケースが目立ちました。

飛行機に乗り遅れるということはかなりの精神的ダメージが加わるだけではなく、金銭面においても大きな影響を及ぼすということを忘れないようにしましょう!

空港職員には「謙虚な姿勢」を貫こう

フラットタイヤルールは、一般航空会社や大手航空会社で適応されることが多い非公式のルールでしたね。

本来なら振替できないチケットを発行してもらえたり、通常なら発券してもらえないようなタイトスケなジュールでのチケットを発券してくれたりする場合もありますが、対応してくれる空港職員の考え方によってもルールが適応されたりされなかったりするものです。

飛行機に乗り遅れたりルールが適応されなかったりするとイライラしてしまいやすいですが、だからといって空港職員に怒鳴ったり不機嫌な態度を取ったりするのは考えもの。

飛行機に遅れるということは、いかなる状況であったとしても「自分の過失」と考え、空港職員に対しては徹底的な低姿勢で接しましょう。

飛空港職員にも感情があります。横柄な態度を取るよりも謙虚な姿勢を心がけることで、「何とか当日の便を工面してあげよう」「優先的にキャンセル待ちを確保してあげよう」などといった気持ちを引き立たせやすくなるのではないでしょうか?

自分の希望を叶えてもらいたいのであれば、空港職員に対して謙虚な姿勢と感謝の気持ちを表すといいかもしれません。

飛行機の乗り遅れには「出発前の電話連絡」が欠かせない!

「飛行機に乗り遅れた!」という場面をもう少し詳しく考えてみると、寝坊して飛行機の出発時間をすぎてしまっている場合を除き、大半の場合が「乗り遅れることが事前にわかっている状態」だと思います。

航空会社やチケットの種類だけではなく、搭乗クラスのタイプによっても予約変更の有無が異なるため、飛行機に遅れることがわかったらできるだけ早く航空会社に連絡をする必要があります。

早めに連絡をすることで支払わなければいけないキャンセル料も少なくなりますし、フラットタイヤルールが適応になる可能性も広がるでしょう。

今回はさまざまな対処方法をご紹介しましたが、最も重要なのは「出発前に航空会社へ連絡をする」ということです!

もしものときに備えて、航空会社の電話番号をすぐに取り出せるところへ準備しておくといいかもしれませんね。

白根 鮎美 /
ビギナーズ編集部 ライター

独学で英語を勉強後、オーストラリアでは幼児教育の専門学校で勉強。帰国後は子ども英会話教室にて1歳から高校生への英会話を指導していました。また、サーフィン歴は10年以上、海を愛する2児のママサーファー。

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