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かっこいいトランペットアンサンブルおすすめ7曲!楽譜あり
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その昔、トランペットは宮廷や軍人のための高貴な楽器でした。ファンファーレなどを演奏するための楽器として扱われていたので、華やかな音色が特徴的です。
もちろん、トランペットはソロで演奏してもかっこいいですが、複数人でアンサンブルをすると、さらに華やかさが増します。
今回は、トランペットの音色を引き出す、アンサンブルのおすすめ曲を厳選しました。
人気のディズニーやジブリなどの、ミュージカルや映画で使われた曲をメインにご紹介します。さらに、定番のトランペット、ホルン、トロンボーン、チューバを使った金管楽器のアンサンブル曲もあります。
曲の難易度は、トランペットで音を出すことに慣れてきた初心者の方や中級者の方向けです。
楽譜を見ることができて、かっこいい曲ばかりなので、お気に入りの曲を見つけたら早速練習してみましょう。
目次
トランペット3重奏
トランペットはメロディやソロも吹くことができれば、リズムを刻むこともできる楽器です。3人揃えば、すぐに豊かな厚みのある曲が演奏できます。
今回はディズニー映画の曲とトランペットを吹いていたら一度は演奏したい、定番の曲をご紹介します。
Can You Feel the Love Tonight(映画『ライオンキング』より)
日本語のタイトルは『愛を感じて』です。ライオンキングの中では、成長したシンバとナラが歌っています。
この曲は、1994年にアカデミー歌曲賞とゴールデングローブ賞の主題歌賞を受賞したことでも有名です。
原曲を聴いたことがない方はこちらを参考にしてみてください。
今回ご紹介する楽譜では、1stトランペットのパートでMiddle Gが出てきます。
やや難易度の高い音なので、初心者の方で、少し慣れてきた方や、中級者の方におすすめな曲です。
動画では繰り返し記号を飛ばして演奏していますので、演奏する際は楽譜通り繰り返して演奏してくださいね。
トランペット吹きの休日
トランペットといったらこの曲ですね。運動会のリレーでもよく聴くあの曲です。今回は3重奏での楽譜をご紹介します。
連符が続くので初めは、ゆっくりなテンポから練習をしましょう。また、音量の強弱も曲のメリハリをつける重要な要素になるので、意識してください。
トランペット4重奏
トランペット4重奏は、トランペットアンサンブルの中でも多く、人気の編成です。
1stや2ndトランペットの間で主旋律と副旋律が分かれても、3rdと4thトランペットでしっかりと伴奏やハーモニーを作れるという編成が、人気の理由です。
今回は、世界中に愛されるジブリ映画のメドレーと、ミュージカル映画『オズの魔法使い』を代表する曲のご紹介です。
ジブリメドレー
『風の谷のナウシカ』『もののけ姫』『となりのトトロ』『平成狸合戦ぼぽんぽこ』『千尋の神隠し』『天空の城ラピュタ』『ハウルの動く城』『コクリコ坂』『魔女の宅急便』に出てくる、14曲で構成されています。
ジブリファンにはたまらない、豪華な曲ばかりです。最近のジブリ映画の曲も入っているので、多くの方が演奏して聴いて楽しめるメドレーになっています。
1stトランペットと2ndトランペットでMiddle Hが出てきます。難易度が高いので、中級者の方におすすめです。
Over the Rainbow(映画『オズの魔法使い』)
オズの魔法使いで有名な曲です。日本語では『虹の彼方へ』というタイトルがついています。
ご紹介する楽譜ではMiddle Hまででてきます。Middle Hは難易度の高い音ですが、トランペットを吹くなら出せるようになりたい高音です。
また、トランペットだけのアンサンブルを演奏するにあたって、必要不可欠な音域です。諦めず練習してみてほしいです。
トランペット5重奏
トランペットでアンサンブルをする難しさの1つに、音程を揃えるということがあげられます。他の管楽器と比べても音を出すことが難しく、さらに音程を合わせることも必要とされるため、繰り返しの練習が肝となります。
ただし、綺麗な和音を作り出せると、誰もが感動する伸びのある音色を響かせることができます。
この快感を求めてトランペットを演奏している方も多いと思います。
トランペット5重奏では、トランペットの音色が特に綺麗な賛美歌をご紹介します。
ハレルヤ
この曲は賛美歌の1つです。ハレルヤは、主をほめたたえよという意味です。また、キリスト教に残る、代表的なヘブライ語の祈りの1つでもあります。
賛美歌の中でも、様々なアーティストによってカバーされたり、映画やドラマで使われています。
この楽譜ではMiddle Gが最高音です。動画のトランペットの音色のように、高音に伸びのある音を目指しましょう。頭を引っ張られるようなイメージで音を出すと高音が出やすくなります。
トランペットアンサンブルの配置
トランペットは、楽器の形からもわかるように、音が直線的に聞こえてきます。アンサンブルをする際は、配置に気をつけなければなりません。
大前提として、真正面を向いてしまうとそれぞれの音色が散らばったように聞こえてしまうので、避けましょう。
また、アンサンブルでは、吹奏楽やオーケストラのように指揮者がいません。一番重要なのは、指揮者がいない中で、メンバー同士が合図を出して息を合わせることです。
配置も息が合わせやすいように、正面に対して45°位の角度を向いて演奏するとよいです。
金管5重奏
トランペットだけでのアンサンブルも魅力的ですが、他の金管楽器と共にアンサンブルを楽しむのはいかがでしょうか。
金管5重奏にはアメリカ式とドイツ式があります。
トランペット2本、ホルン、トロンボーン、チューバの5重奏がアメリカ式のアンサンブルの形態です。一方、ドイツ式ではトランペット2本とトロンボーン3本で編成されます。
今回ご紹介するのは、アメリカ式の編成から人気のあるディズニー映画の曲をご紹介します。
ディズニーメドレー
『リトルマーメイド』のアンダー・ザ・シー、『アラジン』のフレンド・ライク・ミー、美女と野獣のテーマのメドレーです。
1stトランペットで、Middle Gまで出てきます。次々と曲が変わっていくので、曲調の変化を意識して演奏しましょう。
それぞれがどのようなシーンで流れた曲なのかを知ることで、感情の入れ方も変わります。本編を見たことがない方は、一度見てみることをおすすめします。
パイレーツ・オブ・カリビアン
ディズニーの名作、『パイレーツ・オブ・カリビアン』のテーマです。
Middle Gが一番高い音ですが、この曲のポイントは、各パートが揃った伴奏を演奏するところにあります。
タンギングをはっきり、わかりやすく吹くことを意識してください。
まとめ
今回ご紹介した曲は、Middleの音域がたくさん出てきます。
特にトランペットだけでアンサンブルを演奏するときは、音域が同じ楽器で演奏するため、1stや2ndで高音が出てきます。
難しいかもしれませんが、トランペット初心者で音を出すのに慣れてきたという方も、課題曲として挑戦してみましょう。
また、様々な金管楽器で演奏する際、トランペットは基本的に主旋律やソロを演奏します。
トランペットの華やかな音色で、かっこよく演奏できるようになりましょう。
ビギナーズ編集部 /
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