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実家から一人暮らし|引っ越しの準備や手続きと必要な費用は?

実家を出て、初めて一人暮らしをする方、費用がどのくらい必要なのか気になりますよね。今回は一人暮らしを始める準備や費用、必要な手続きなどを解説します。また引越し費用や初期費用の節約方法、本当に一人暮らしに必要なものなど全てがわかります。一人暮らしの準備に役立ててください。
実家から一人暮らし|引っ越しの準備や手続きと必要な費用は?

※当記事はアフィリエイト広告を含みます。

大学進学や社会人になる季節は実家を出て初めて一人暮らしをスタートさせる方も多いと思います。

初めて一人暮らしをするのはわくわくしますが、心配なのはどのくらい費用がかかるの?ということですよね。できるだけ節約したいという方も多いはずです。

今回は一人暮らしをするまでに必要な費用、引っ越しの流れ、一人暮らしをスタートしてからの生活費の内訳を解説します。また、それぞれを節約する方法もご紹介します。

少しの工夫で格段に費用を抑えることができるので、ぜひ最後まで読んでみてくださいね。

実家から一人暮らしを始めるときの流れ

ここでは、一人暮らしを始めるときの流れをご紹介します。

引っ越し前にやること

引っ越し先の物件が決まったら、以下のような手続きが必要です。

CHECK LIST!
  • 引っ越し業者の手配
  • 新居のインターネット契約
  • 住民票の転出届を出す
  • 電気・ガス・水道の開始手続き
  • 郵便物の転送届を出す
  • スマホ、クレカなどの住所変更

引っ越し業者の手配やインターネットの開通手配は、繫忙期だと思い通りの日付で依頼できないことがあります。新居の入居日が決まったら早めに手配しましょう。

役場に転出届を出したら転出証明書が交付され、それが転入届を出す際に必要です。引っ越し後に信書で手続きもできますが、焦らないように引っ越し前に手続きしておきましょう。

また、入居したらその日に電気・ガス・水道を使いますよね。通常、物件の契約書を交わす際にこれらの情報が記載された用紙をもらうので、入居日がわかった時点で連絡しましょう。

このほか、忘れやすいのが郵便物の転出届を出すことです。旧住所に誤って配達されてしまわないように手続きしましょう。

スマホやクレカに登録している住所も新住所に変更しましょう。個人情報に関わるので忘れずに行いましょう。

引っ越し当日にやること

CHECK LIST!
  • 鍵の受け取り
  • ガスの開栓に立ち会う

入居日当日に、不動産会社から新居のカギを受け取ります。

引っ越し業者が到着するより先に受け取らないといけないので注意してください。

入居日当日にお風呂に入る場合は、ガスの開通が立ち合いのもと必要です。

引っ越し後にやること

CHECK LIST!
  • 住民票の転入届を出す
  • 運転免許証の住所変更
  • 職場に住所変更の連絡

転入届は、引っ越し後2週間以内に行わなければいけません。このとき、転出証明書を持っていきます。

運転免許証の住所変更の期限は決められてはいませんが、できるだけ早く行いましょう。新住所を確認できる書類が必要なので、役場に転入届を出す際に住民票をもらいましょう。

会社やバイト先など職場の総務部・人事部への連絡も忘れずに行ってください。引っ越す前でも構いません。定期券や各種変更手続きに時間を要する可能性があるので、引っ越し先がわかった時点で報告する方がスムーズかもしれませんね。

一人暮らしをするまでに必要な費用

まずは一人暮らしを始めるまでに必要な費用とは何かを解説します。引越しは様々な手続きが多く、出費もかさむので、どのような費用がかかるのか知っているだけでも安心ですね。基本的には以下の費用がかかります。

  • 部屋を借りる初期費用
  • 引越し費用
  • 家具や家電など生活必需品を準備する費用

それぞれどのような内訳なのかさらに細分化します。いい条件で一人暮らしを始めることができるよう、しっかりと見極めることができるようになりましょう。

部屋を借りる初期費用の内訳

引越しにかかる費用といえば敷金、礼金、仲介手数料まではすぐに思いつく方も多いと思います。しかし細かくみていくと少しずつ様々な費用がかかります。

不動産との契約をする際の『初期費用』と呼ばれるものは以下のような内訳になっています。

  • 敷金:ない場合もある。かかる場合は家賃1ヶ月分程度。
  • 礼金:ない場合もある。かかる場合は家賃1ヶ月分程度。
  • 仲介手数料:家賃家賃1ヶ月分程度。
  • 前家賃:フリーレントであればかからない。かかる場合は家賃1ヶ月分程度。
  • 管理費:ない場合もある。部屋によって相場が変化する。おおよそ1万円以内。
  • 賃貸保証料:家賃半月程度の場合が多い。
  • 鍵交換費用:必須ではないが、女性の場合は変えておくと安心。
  • 火災保険料:おおよそ2万円。
  • 消毒料:かからない場合もある。おおよそ1~2万円程度。
  • 日割り家賃:月途中から入居する場合、月末までの日数分の家賃がかかる。

かなり様々な項目があるので、理解するのだけでも大変ですね…。おおよそ30万程度は用意しておくと安心です。

親身な不動産の場合、予算なども聞いて相談にのってくれるので、ある程度の予算感は持っておきましょう。

30万も無理!という方は後ほど節約するコツもご紹介しますので、ご安心ください。

引越し費用

実家からの一人暮らしの場合は家具も家電も新しく用意すると思いますが、もともと一人暮らしをしている方の引越しの場合は家具家電込みの引越し費用になります。

実家からの一人暮らしの場合でも家具や家電を持っていくほうがお得!と一見感じますが、引越し費用がかなり変わってきてしまうので、やはり新居で揃えるほうがお得でしょう。

また、引越し業者をわざわざ使わなくても洋服や本の場合は宅配を使ったり、実家から近い場合はご自宅の車、レンタカーを借りてご自身で運ぶのも1つの手段です。

引越し業者に頼む場合は繁忙期かどうかによってもかなり見積もりが変化します。一括見積もりサイトなどを上手く使いながら費用を用意しましょう。引越し費用は、おおよそですが3~6万あると安心です。

家電のみ引越しできるサービスや費用を安く抑えるコツをご紹介した記事も参考にしてみてください。

家具・家電などの生活必需品の費用

一人暮らしに最低限必要な家具・家電・日用品をご紹介します。「これはなくても大丈夫でしょ…」と思っていても案外必要だと感じるものばかりです。新生活で困らないためにもご紹介するものは揃えておくことをおすすめします。

家具編

以下の家具が必須です。

  • ベッド、マットレス、布団
  • テーブル
  • カーテン

どうしても必要な方はソファなどイスもあると良いですが、低めのテーブルを購入してクッションがあればなくても問題ありません。

安くてもしっかりしている家具も増えているので予算に応じて揃えましょう。

家電編

以下の家電が必須です。

  • 冷蔵庫
  • 洗濯機
  • 電子レンジ
  • テレビ

「自炊をしないので冷蔵庫はいらない!」というのは大間違いです。一人で生活してみると、食べ残しを保存したり、夏場は飲み物を冷やしたりなど、意外と必要に感じるシーンが多いです。

日用品編

以下の日用品が必須です。

  • ゴミ袋
  • トイレットペーパー
  • ティッシュペーパー
  • 食器
  • ラップ
  • 歯ブラシ・歯磨き粉
  • 洗顔料、シャンプー、ボディーソープ
  • タオル
  • ハンガー

どれも生活に最低限必要なものだけ集めました。100均やディスカウントショップ、薬局で揃えると費用を安く抑えることができます。

おおよそですがこだわりがなければ、5,000~10,000円以内で揃えることが可能でしょう。

こちらの記事では、一人暮らしに必要なものリストを詳しくご紹介しています。

引越し費用を安くするコツ!節約ワザ

季節や状況によって多少の左右はあると思いますが、50万前後あると安心です。ただ、学生さんや新社会人の方にとってこの金額をすぐに用意するのは難しいと思います。これらの費用を賢く節約するにはどうしたら良いでしょうか。

実はご紹介した項目の中には費用を抑えることができるポイントがいくつもありました。ここでは、引越し費用の節約のコツと方法をご紹介します。

敷礼なしの部屋を選ぼう|フリーレントでさらに安く

先ほどの部屋を借りる際の初期費用では部屋の探し方や不動産との相談の仕方によって安く、または無料にできる部分があります。具体的には以下の通りです。

  • 敷金:0円の部屋を条件にする。
  • 礼金:0円の部屋を条件にする。
  • 仲介手数料:不動産に予算を伝える。
  • 前家賃:フリーレントを条件にする。
  • 管理費:管理費込みで家賃予算内の部屋を選ぶ
  • 日割り家賃:できるだけ月初めから入居する。

敷金、礼金、前家賃、管理費(家賃に含む)、日割り家賃を0円にすれば、実質かかるのは仲介手数料と賃貸保証料、鍵交換費用のみになります。

仲介手数料も初期費用の予算を不動産に伝えた上で部屋決めをすれば、交渉できる場合があります。ここまで費用を抑えることができれば15~20万円で済むでしょう。最大で15万ほどの節約です。大きいですよね。

初期費用の支払いを分割にする|1度の支払い負担を軽減!

不動産によりますが、初期費用は分割払いにできる企業もあります。内見をする際に確認してみることをおすすめします。分割支払いはお分かりの通り、節約にはなりませんが、一括で支払わなくて良いため、負担を軽減することができます。

様々なことにお金がかかるので、少しでもバランスを取りたい方にとっては1つの手段です。

家電はレンタルする|安い家電の購入と比較

初期費用の節約ができたら、家電の節約もしましょう。家電を節約したい場合は家電を新しく購入するのではなく、レンタルするのがおすすめです。

先ほど一人暮らしに最低限必要と解説した家電4つ(冷蔵庫、洗濯機、電子レンジ、テレビ)をメーカー問わず安く購入しようとするとおおよそ10万程度です。

安い!と一見感じますが、安かろう悪かろうで結果的にコストがかさむこともあります。例えば、短い期間ですぐ壊れてしまった、冷蔵庫や洗濯機の場合音がうるさい、冷凍庫の霜取りが自動じゃないなどトラブルが起きやすいです。

少なくとも1年以上は使うものなので、ある程度丈夫で使いやすく、保証もしっかりしていると安心ですよね。

「レンタルだと返すのに本当にお得なの?」と感じる方もいると思いますが、学生さんのように一人暮らしの期間が決まっている場合は特にレンタルがお得です。

一人暮らしで家電をレンタルするメリットは、こちらの記事で解説しています。

家電はレンタルがお得な理由

例えば、「CLAS」では、冷蔵庫、洗濯機、電子レンジ、テレビなどの家電を最短レンタル3ヶ月で月額440円から借りることができます。中古品ではありますが、全てメンテナンス・清掃をしっかりしてくれているので、安心です。

長期割引もあり、3年目(25ヶ月目)から50%OFF4年目から80%OFFの割引になります。学生さんだけでなく、長期間の単身赴任の方にもおすすめです。

さらに、家電の設置もしてくれるので、ただスマホやパソコンから借りたい家電を選んで、家電がくるまで待つのみ!使用時についた汚れや傷で追加金を払わなくてもいいのも嬉しいですよね。

またレンタルの場合は一人暮らし期間が終了した後に返却するだけでいいので、処分費用もかからないところがポイントです。

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一人暮らしを始めてからの毎月の生活費

一人暮らしを始めるまでの費用は上手く節約することで半額~7割程度に抑えることができます。では、無事に一人暮らしを始めてからの生活費は毎月どのくらいを想定していればよいでしょうか。

学生の場合と社会人の場合で分けて解説をします。

学生の場合

学生の場合、授業にサークル、バイトと意外と忙しいです。どのくらいの費用が月にかかるのでしょうか。

家賃:約60,000~70,000円

関東の場合は住む場所によってかなり異なりますが、おおよそ60,000~70,000円の家賃の部屋に住んでいることが多いでしょう。

もちろん都心に近く、最寄の駅からも近くなるにつれて家賃は高くなるので、通学時間を計算しながらお部屋を決めましょう。交通費もかかるので、定期代を計算に入れることをお忘れなく。

食費:約30,000円

学食を食べたり、お弁当を作ったりすると少しは節約ができると思います。また、バイトをしている方はまかないも出ますよね。工夫の仕方はそれぞれですが、飲み会もあると思うので、少し多めに見積もっておくと良いでしょう。

光熱費:10,000円以内

学校、サークル、バイトと忙しい学生さんは家にいる時間が多くないという方もいると思います。夏や冬は冷暖房をつけるのでやはり少しは高くなりますが、10,000円以内で済むでしょう。

通信費:約5,000円

大学生の場合レポートや卒論を書かなくてはならないので、ノートPCを使う機会も多いですよね。またスマホも欠かせないと思います。

インターネット代、スマホ代を合わせた通信費がかかります。この通信費は実はとても節約できるポイントでもあります。

スマホ代を安くしたい場合は格安SIM、インターネット代を節約するにはポケットwifiやWiMAXが特におすすめです。

インターネットは一人暮らしをする際、とくに後悔したくない項目です。こちらの記事では、おすすめのポケットWiFiを比較しながらランキング形式でご紹介しています。ぜひ参考にしてみてください。

日用品費用:約3,000円

トイレットペーパーや洗剤など日々生活の中で使う消耗品が主です。自宅の近くのディスカウントショップや薬局など安く購入できるお店を見つけておくと良いでしょう。安い場合はAmazonなどで購入するのもおすすめです。

交際費など:約20,000円

交際費は友人へのお祝いだったり、人付き合いに必要なお金です。そのほか、趣味などにもお金が必要ですよね。学生ならおおよそ20,000円程度が平均でしょう。

合計:約125,000円

バイトを頑張って10万ほど稼いでも足りませんね。やはり奨学金や親からの仕送りなどをうまく使って生活している学生さんが多いようです。

本や文房具などが安く買えるAmazonの学生向けサービス「Prime Student」をご存知でしょうか?学生限定で割引や特典が豊富なので、ぜひ活用してみてくださいね。

社会人の場合(20代)

社会人と学生で一番大きいのは月収が多くなることです。仕事にもよりますが、月に20万程度とするといくらくらい使うことになるのでしょうか。

家賃:約70,000円~80,000円

家賃は契約する大きな指針になりますが、収入の3分の1が調度よいといわれています。また企業によっては福利厚生で会社が負担家賃の何割かを負担してくれたり、社宅があったりと状況によって左右されやすい部分です。

食費:約30,000~50,000円

社会人になると大学生よりも飲み会が増えることもあります。またランチも外食してしまいがち。週に3回でも自炊をしてお弁当を持って行ったり、晩御飯をつくると少し節約できますよ。

光熱費:10,000円以内

家にいない時間のほうが多いので、学生のときと大きく変化することはないでしょう。

通信費:約5,000円

こちらも変わりません。WiMAXの場合ギガ放題でも安くインターネットを使うことができ、速度も速くなってきているので、繋がらなくて困るというケースが少なくなってきているようです。

こちらの記事では、1人暮らしにおすすめのWiFiを紹介しています。PCやゲームなどネットを介したサービスをよく使う方は、ぜひ参考にしてください。

日用品費用:約3,000円

こちらも大きく変わることはないでしょう。

交際費など:約30,000~40,000円

社会人になると冠婚葬祭など人付き合いの場も増えます。また、自己投資も一層必要です。

女性の場合はちょっといい美容室やネイルサロンに行ったり、男性の場合はジムに行ったり、趣味や嗜好に学生より使える余裕が増えてくると思います。

合計:約15万円程度

学生と比べて大きく変化しそうなのは、家賃、食費、交際費でした。この中では食費が一番節約しやすいでしょう。お弁当を作ったり、自炊したり、水筒を持参したり、塵も積もれば山となるです。節約ができると思います。

一人暮らしの光熱費や通信費の平均や節約方法について、こちらの記事で解説しているので参考にしてみてくださいね。

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洋服レンタルサービスについては、こちらの記事で詳しくご紹介しています。

まとめ

一人暮らしをするというだけでかなり費用や時間が必要ですね。少しでも余裕を持って準備をすると良いでしょう。また一人暮らしを始める際の費用もやり方次第でかなり節約ができます。

ポイントは目の前の費用だけでなく、長期的に考えてのコストパフォーマンスという点です。一人暮らしのための費用を見直してみてください。

一人暮らしの電気代の平均や節約方法は、こちらの記事で解説しています。

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おっきー /
ビギナーズ編集部 編集長

ビギナーズ編集部で編集を担当しています。子どものころから趣味は多く、中学時代は吹奏楽部にいました。そのころからダンスもはじめて、大人になった今でも続けています。またスポーツ観戦も好きです!

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