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オーストラリア留学の費用相場は?特徴とメリット・デメリットについて

オーストラリア留学の費用相場は?特徴とメリット・デメリットについて

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海外の留学先として人気の高いオーストラリアは、治安も良くて過ごしやすい温暖な気候が特徴的で、特に「はじめて留学をする」という人から注目を集めている国です。

しかし、留学先の選択肢としては「アメリカ」「イギリス」「カナダ」なども人気があり、どの国を選べばいいのか迷ってしまう人も少なくないでしょう。

そこで今回は、オーストラリア留学経験のある筆者が、オーストラリアの特徴について詳しくご紹介!

オーストラリアでの過ごし方から現地でかかる費用ついてもまとめているので、オーストラリア留学を検討しているという人はぜひ参考にしてみてください。

オーストラリア留学の特徴

広大な土地と豊かな自然だけではなく、フレンドリーな国柄が特徴的なオーストラリア。ここでは、オーストラリア留学の特徴についてご紹介します。

オーストラリアは治安が良い

オーストラリアは治安の良い国で有名ですが、「World Population Review」によると、オーストラリアは世界で13番目に治安の良い国として紹介されています。(ちなみに日本は第9位!)

参考

筆者が留学していたのは2008年頃から数年間ですが、パートタイムの仕事が終わった夜22時頃に徒歩で帰宅する友人もいたほど治安は良かったです。

ただし2017年と2018年にはメルボルンでISILによるテロが発生しているため、昔に比べると「治安が良い」「安心できる」とは言い切れないかもしれません。

留学先として人気のあるアメリカでは州や地域によってかなり危険な区域もあるようですが、オーストラリアではそのようなスポット等もさほど目立ちません。

日本ほどではありませんが、留学先に治安の良さを求める人にはオーストラリアはかなりおすすめの国だといえるでしょう。

四季があるので過ごしやすい

南半球に位置するオーストラリアは、日本と真逆の季節感です。南国のイメージがあるため年中暑いと思われがちですが、実は日本と同じように四季があるオーストラリア!

四季といっても日本のように寒暖差が激しくなることはなく、もちろん主要都市では雪が降ることもありません。

オーストラリアでの夏は12~3月頃で、それ以降は徐々に気温が下がり始めて7~8月は冬。冬といっても日本でいう11月下旬頃の気温のため、それほど厳しい寒さではありません。

日本ほど寒暖の差が激しくありませんが、しっかりと四季があることで季節感を肌で感じやすく、常夏の雰囲気が苦手という人にもおすすめです。

親日家も多く国民もフレンドリー

オーストラリアでは親日家も多く、小学校の頃から選択科目に「日本語」が組み込まれているところも少なくありません。

また、国民的にも「明るくてフレンドリー」なオージーたちは、見ず知らずの人でも困っていたら助けてくれたり、目と目が合っただけで「Hi!」と挨拶をしてきてくれたり。

特に初めての海外留学の場合は、どうしても現地の人たちとのコミュニケーションに消極的になってしまいやすいものです。気さくで陽気な性格が多いオージーたちはグイグイと会話を引っ張っていってくれるので、シャイな日本人には嬉しいですよね。

個々を大切にしてくれる教育方針でのびのびと学べる

オーストラリアは「移民の国」と呼ばれているほど、多くの国からの移住者を受け入れています。

留学生はもちろん、現地で生活する人に目を移してみても「日本人」「ブラジル人」「イタリア人」「フランス人」「中国人」「インド人」と国際的!

さまざまな国から集まった人たちで成り立っている国なので、国による考え方の違いや宗教などの背景にもしっかりと配慮をしてくれます。

それは教育現場にもしっかりと根付いていて、個々の持ち味を最大限に活かすことができる仕組みがオーストラリアにはたくさん。

選択科目の充実だけではなく、日本のような「みんなで同じ学びをする」ことを美德としていないため、自分のペースでしっかりと学ぶことができます。

学べる英語は主に「イギリス英語」

英語の発音には大きく分けて「アメリカ英語」と「イギリス英語」がありますが、同じ英語でも両者の発音は全く異なります。

そして、英語の習得を目的とした海外留学を検討している人の中には、どちらかの発音にこだわる人も少なくありません。

オーストラリアの英語は「オージーイングリッシュ」といって、オーストラリア特有の発音やアクセントがあり、訛りが強いと有名です。

しかし、かつてイギリスの植民地であったオーストラリアでは、ベースの発音はイギリス英語!

現地のショップや地元民たちは訛りの強いオージーイングリッシュで会話をすることがほとんどですが、現地の語学学校ではキレイな「イギリス英語」を学ぶことができます。

ワーキングホリデービザが取得できる

海外留学を検討する際、まず第1に考えなくてはいけないのが「ビザ」の問題。

オーストラリアでは、現地でフルタイム労働ができる「ワーキングホリデー」というビザを取得することができます。

アメリカをはじめとする多くの海外では、留学生が現地で働くことはできない仕組みになっているため、留学日や現地での生活費を全て用意していく必要があります。

一方で、フルタイムで働くことができるワーホリビザを選べば「働きながら学校に通って学費を支払い、生活費を稼ぐ」ことも可能!

十分な資金がなくても長期留学が可能になるのは、オーストラリア留学の大きな特徴です。

また、オーストラリア以外にもワーホリビザを取得することができる国はありますが、オーストラリアでは条件を満たすと「最長3年」までビザの延長を行うことができるため、長期留学希望者にはうってつけでしょう。

オーストラリア留学のメリットは?

自然豊かなオーストラリアに留学すると、どのようなメリットがあるのか?

ここでは、オーストラリア留学経験を持つ筆者が感じた具体的なメリットをご紹介します。

学生ビザでも働ける

先ほどご紹介したワーホリビザでは、フルタイムでの労働が可能でしたね。

そこもオーストラリア留学のメリットですが、個人的にはそれよりも「学生ビザでも就労可能」というオーストラリアの制度が気に入っています。

一般的に、アメリカなどの国では「学生ビザでの就労は原則禁止」となっていますが、オーストラリアは短時間ではあるものの、学生ビザでの就労が許されています!

オーストラリアの学生ビザでは「1週間に20時間」働くことができるため、オーストラリアの平均時給16ドルで計算してみても1週間の稼ぎは「320ドル」という計算に。

320ドルといえば、現地語学学校の1週間分の授業料をまかなえる金額でもあり、シェアハウスで生活をすれば1週間分の滞在費としてお釣りがくるほどです。

学生ビザでも就労できるということは、少しでも初期費用を安くしたい留学生だけではなく、学びながら働く経験もしてみたいという人にもぴったり!

英語以外にも学べるジャンルが多い

オーストラリアでは、語学学校や公立中学校高校などの留学はもちろん、大学や大学院への留学も充実しています。

それだけではなく、広い国土と豊かな自然を生かしたユニークな学科が用意されている学校も珍しくありません。

「サーフィン留学」「チョークアート留学」「バリスタ留学」「マッサージ留学」など、さまざまなジャンルの学びを提供しているのが特徴的!

ワーホリ中にやりたいことを見つけ、学生ビザに切り替えながら何年もオーストラリアに住んでいる友人もたくさんいました。

学べるジャンルが多いということは、それだけ未来の可能性が広がりやすくなります。

海や自然でのアクティビティーを満喫できる

オーストラリアの人口は2,500万人と日本の1/5ほどの規模であるにも関わらず、国土は日本の約20倍と広々としているのが特徴的です。

広い土地でのんびりと暮らす…そんなスタイルが叶えられるのが、オーストラリア!

町と海がすぐ近くにあるため、好きなときに好きなだけマリンスポーツを楽しむことができます。

特にサーフィンはオーストラリアでも国技として認められているスポーツだけあり、世界各国からプロサーファーが集まるポイントも多数。

オーストラリア留学者の中には「サーフィンをするために」という人も多く、オージーたちも休日になると決まってビーチへ足を運んでいるんですよ!

サーフィンの他にもスキューバダイビングやカヤック、ボート、トレッキングなどさまざまなアクティビティーがあるため、自然の中で思いっきり遊び尽くすことができます。

オーストラリア留学1年間でかかる費用は?

オーストラリアはアメリカやイギリスに比べると比較的低コストで留学できる国ですが、オーストラリアに1年間留学した際にかかる費用はどれくらいなのでしょうか?

留学費用はビザの種類や滞在地域などの条件によって大きく異なるため、ここでは「ワーキングホリデーで渡豪」した場合の費用目安をご紹介します。

ワーキングホリデービザで働く場合は「最低50万円」必要!

フルタイムでの就労が許可されているワーホリビザは、その他の留学方法に比べると初期費用が少ないのが特徴的です。

オーストラリアの時給は高いため、現地での生活費は現地で稼いだ賃金でまかなうことができます。

ただし、渡豪してすぐに働き口が見つかるとは限らないため、最低でも2ヶ月分の生活費は日本から用意していくのがおすすめ!

以下に、ワーホリで最低限必要になってくる費用の詳細についてまとめてみたいと思います。

  • ビザ申請費用 約4万円
  • 航空券 約8万円
  • 海外留学保険 約20万円
  • 2ヶ月分の生活費 約20万円

合計52万円かかり、これはあくまでも「渡豪後すぐに働く」場合なので、語学学校に通ったりホームステイをしたりすれば以下のプラス費用が発生します。

  • ホームステイ3ヶ月分 約30万円
  • 語学学校学費3ヶ月分 約50万円
  • 合計 80万円

オーストラリアの平均的な時給の手取りは16ドルほどなので、1日7時間しっかりと働けば1ヶ月で2,000ドル(日本円で約15万円)以上稼ぐことも十分可能です。

1ヶ月の食費やシェアハウス代を合わせても1,000ドルほどに治められることがほとんど。

フルタイムできちんと働くことさえできれば、初期費用50万円ほどでオーストラリアへワーホリ留学が可能です。

おすすめの留学エージェント3選

おすすめの留学エージェント3選

ここでは、おすすめの留学エージェントをご紹介します。留学エージェントとは、留学に関する手続きをおこなう代理店のことです。

無料カウンセリングをおこなっているサービスもあるので、留学に関する不安も気軽に相談できるでしょう。

本気留学StudyIn(スタディーイン)

本気留学StudyIn(スタディーイン)

本気留学StudyIn(スタディーイン)」は、年間4,500名をサポートしている留学エージェントです。

コンサルタント全員が大学留学や海外経験をしています。そのため、出発から帰国まで利用者に寄り添ったコンシェルジュ体制が好評となっています。

紹介してくれる学校は、ビジネスレベルの英語力を持つコンサルタントが、海外視察を繰り返し選び抜いた5%のトップスクールのみとなっています。そのため、質の高い留学体験ができるでしょう。

また、2カ国留学に強い点も魅力です。2カ国留学とは、欧米国で語学留学や就労をする前にフィリピン留学を通す方法で、費用を抑えながら英語力を向上させられます。

留学先でより多くの学びを得たい方、本気の海外留学を希望する方におすすめです。

「本気留学StudyIn(スタディーイン)」の詳細を見る

夢カナ留学

夢カナ留学

夢カナ留学」は、海外渡航前の準備から帰国後のキャリア支援までサポートしてくれる留学エージェントです。

「夢カナ留学」では、1からオーダーメイドで留学プランを作成しています。利用者の性格、今の英語のレベル、住みたい環境などから最適な留学・ワーホリプランを提案してもらえるでしょう。

また、英語力の向上を目的として、日本人が15%以下の語学学校のみを案内してくれるようになっています。本気で英語を学びたい人にとって、積極的にネイティブと英語を話す環境を整えてくれる点は魅力ですね。

帰国後の外資系企業等への就職や転職もサポートしてくれるので、トータルサポートを希望する方におすすめの留学エージェントです。

「夢カナ留学」の詳細を見る

スマ留

スマ留

スマ留」は、圧倒的な安さが魅力の留学エージェントです。他社の料金に比べ、なんと最大50%OFFとなっています。

「スマ留」の料金プランは、全てがパッケージになっているためシンプルでわかりやすい点が特徴です。授業料・滞在費・教材費・入学金・諸手続き費用込みとなっており、別途サポート費用が掛かることもありません。

また、他社が数か月からの留学プランなのに対し、最短1週間から利用できます。もちろん、利用者の希望を丁寧にヒアリングし、厳選した学校のみを紹介してくれます。

時間やお金を必要最低限に抑え、気軽に語学を学びたいという方におすすめです。

「スマ留」の詳細を見る

自然豊かでフレンドリー!オーストラリアは初めての留学先にもぴったり!

多彩な人種と文化が入り混じるオーストラリアは、とにかく「フレンドリーさ」が最大の魅力です!

海や山などの自然も豊富なのでマリンスポーツに挑戦してみたい人にもおすすめですし、学びの幅も充実しているため将来性も高いといえるでしょう。

学生ビザでも就労可能なため、留学費用を節約したいという留学生からも注目を集めているオーストラリア!

各機関での日本人によるサポート体制なども揃えられていることが多いため、英語に自信のない留学初心者さんには特におすすめです。

白根 鮎美 /
ビギナーズ編集部 ライター

独学で英語を勉強後、オーストラリアでは幼児教育の専門学校で勉強。帰国後は子ども英会話教室にて1歳から高校生への英会話を指導していました。また、サーフィン歴は10年以上、海を愛する2児のママサーファー。

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