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洋楽で英語のリスニング力は向上する?おすすめ12曲と聴き方を解説
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洋楽を聞く時に楽しむだけではなく、同時に勉強できれば嬉しいですよね。特にリスニング対策もできれば一石二鳥ではないでしょうか。
今回は洋楽を聞きながらリスニング対策もできるおすすめの曲や、学習方法をご紹介していきます。楽しみながらリスニング対策もできる洋楽はどんな曲なのでしょうか?徹底的に見ていきましょう。
目次
- 洋楽での英語のリスニングトレーニングが不向きな理由
- 洋楽がリスニングにもたらすメリットもたくさんある
- リスニングを効果的にトレーニング!洋楽を聞くときのステップ
- 洋楽を選ぶポイント
- リスニングにおすすめの洋楽12曲
- Thinking Out Loud (Ed Sheeran)
- You Belong With Me(Taylor Swift)
- Cups (Anna Kendrick)
- Rude(MAGIC!)
- When I Was Your Man(Bruno Mars)
- Hello(Adele)
- How Far I’ll Go(Auli’i Cravalho)
- Good Time(Owl City & Carly Rae Jepsen)
- CAN’T STOP THE FEELING! (Justin Timberlake)
- Paradise(Coldplay)
- What Makes You Beautiful(One Direction)
- Let It Go (Idina Menzel)
- 自分にぴったりの洋楽で効果的にリスニングをトレーニングしよう
洋楽での英語のリスニングトレーニングが不向きな理由
最初に洋楽での英語のリスニングトレーニングが不向きな理由を考えていきましょう。
聞き流してしまうから
洋楽は簡単に聞き流せてしまうため、リスニングトレーニングに不向きです。というのも、やはり日本語の曲と違い歌詞の意味を聞き取るのではなく、聞こえる単語だけを聞き取るなど、全体的な歌詞の理解が難しいからです。
歌詞の表現が独特だから
歌詞の表現が独特ということも理由の1つです。洋楽には日本人が習ったような典型的な文法を使用した文章が出てこなく、スラングなどの独特な表現も含まれていることが多いです。
その点から、洋楽をリスニングトレーニングとして用いることは難しいこともあります。
網羅性が低いから
好きなアーティストがいると、そのアーティストの曲ばかり聞いてしまいますよね。特に、アーティストが作詞作曲をしている場合、歌詞の表現も偏ってきてしまい、理解はしたとしても狭い領域で理解が終わってしまうことがあります。
洋楽がリスニングにもたらすメリットもたくさんある
ここまでは、洋楽リスニングのデメリットをご紹介していきました。では、メリットはなんなのでしょうか。実はデメリットより多くのメリットがあるのです。
興味のある内容だから学習効果が高い
大きな理由の1つは、興味のある内容だから学習効果が高いということです。洋楽が好きな方はその曲がどんな内容(歌詞)の曲であるかということをもちろん知りたいですよね。その知りたいという欲求がより学習効果高めてくれるのです。
発音が訓練される
洋楽は多くのアーティストの場合。英語ネイティブのアーティストが歌っている場合が多いです。そのアーティストの発音を真似していけば、ネイティブの発音に慣れることができ、リスニングにも役立つでしょう。
音楽は言語能力をあげるという研究も
音楽は言語能力を上げるという研究もされています。例えば、チャンツと呼ばれる英語教育をご存知でしょうか。
チャンツは英語の文章を一体のリズムに乗せて歌う方法です。
チャンツを取り入れることによって英語のリズムをつかみやすくなります。このように音楽は言語能力の向上と深く関係しているのです。
より実用的なフレーズを学習できる
先ほど、洋楽には歌詞の表現が独特ということをデメリットで紹介しましたが、逆に言うとより実用的なネイティブが使用するフレーズを学べるということです。実用的なフレーズを学習することで、実際の会話で役立つことは間違いないでしょう。
「声に出す」と「聞く」ことが中心のトレーニングになる
洋楽は声に出すことと、聞くということが中心のトレーニングとして活用することができます。似たような英語学習方法ではシャドーイングなどがありますよね。
洋楽を学習に取り入れることはシャドーイングの延長として考えてもよいでしょう。
リスニングを効果的にトレーニング!洋楽を聞くときのステップ
続いてはリスニングを効果的にトレーニングできる洋楽を聞くときのステップを考えていきましょう。
1.まずはいったん聴いてみる
最初にとりあえず曲を聞いてみましょう。そしてメロディーをできるだけつかんでみましょう。
2.歌詞を確認する
メロディーをつかめるくらい聞いたあとに、歌詞を確認して理解できる部分はどんな単語を使っているかなどを確認しておきましょう。
3.歌詞を聞き取れるまで聞く
歌詞が聞き取れるまで聞いてみましょう。何度か聞いていくうちに段々歌詞のスピードに慣れていくと思います。
4.実際に歌ってみる
最後に実際に歌ってみましょう。歌詞に追いつけなくても大丈夫です。とにかく歌詞のスピードになれていくことが肝心で、ネイティブの発音に慣れていきましょう。
そして、全部通して歌うのではなくパートごとに歌うなど歌いやすい方法で取り組んでみましょう。
洋楽を選ぶポイント
では、リスニング対策を効果的に行える洋楽はどのように選べばいいのでしょうか。ここでは、洋楽を選ぶポイントを説明していきます。
テンポが早すぎる曲は控える
テンポの早すぎる曲は控えましょう。例えばラップなどです。最初から挑戦するには難しいですし、ネイティブの方でも理解できていないほどのスピードの場合が多いです。
自分が好きなアーティストを選ぶ
自分の好きなアーティストを選ぶこともポイントです。好きなアーティストでないと曲自体に興味を持つことが難しいからです。
国籍によって発音の癖があることも理解しておく
国籍によって英語の発音には違いがあります。例えば、イギリス英語とアメリカ英語では発音が違っていいて、どの国のアーティストを選ぶかによって、理解できる英語の基準変わってきます。
個人的にはイギリス・アメリカどちらの国でも好きなアーティストを見つけて、聴き比べすることもおすすめします。
リスニングにおすすめの洋楽12曲
最後に、リスニングにおすすめの洋楽12曲を紹介していきます。
Thinking Out Loud (Ed Sheeran)
イギリス出身のアーティストであるエド・シーランのバラードソング。恋人を思った気持ちを歌った歌詞が魅力的な曲で、難しい単語やスラングなどもあまり使用されなく、バラードなためリスニングしやすい1曲です。
You Belong With Me(Taylor Swift)
アメリカ出身のアーティストであるテイラー・スウィフトの甘酸っぱい恋を歌った1曲。テイラーの発音はとても聞き取りやすく、歌詞も文法がわかりやすいです。ポップでリズミカルな曲調が可愛らしいですね。
Cups (Anna Kendrick)
アメリカの女優であるアナ・ケンドリックがミュージカル映画『ピッチ・パーフェクト』で披露した1曲。カップを鳴らす演奏スタイルが話題を呼び、世界中でブームとなりました。
歌詞は聞き取りやすく、簡単な英単語も多く使用されています。爽やかな歌声と少し懐かしいサウンドが癖になりますよ。
Rude(MAGIC!)
MAGIC! はカナダ出身の4人組レゲエポップバンドです。そんな彼らの大ヒット曲である『Rude』は彼女と結婚したい主人公のそれに反感する彼女の父親への思いを歌った曲です。
レゲエ調の癖になるメロディーは歌詞も聞きやすく、サビは思わず歌いたくなってしまいます。疑問文が多く使用されていることが面白い1曲です。
When I Was Your Man(Bruno Mars)
アメリカ出身のアーティストであるブルーノ・マーズの大ヒット曲。失恋した男性の未練たらたらの感情を歌っていて、バラード調なため非常に聞き取りやすいことが特徴です。文法もわかりやすいため、理解しやすいでしょう。
Hello(Adele)
イギリス出身のアーティスト・アデルのバラード曲。この曲の歌詞は電話をする際に役立つフレーズが多用されています。文法構造もわかりやすく、イギリス出身のアデルだからこそのイギリス英語の理解にも役立ちます。
How Far I’ll Go(Auli’i Cravalho)
ディズニー映画『モアナと伝説の海』で披露されたこの曲は、とても爽快感があり冒険に旅立ちたくなる1曲。文法構造がしっかりとしていて、子どもにもわかりやすいことが特徴です。アメリカ出身の女優・歌手であるアウリイ・クラヴァーリョが歌っています。
Good Time(Owl City & Carly Rae Jepsen)
とにかく今を楽しもう!と感じられるこの曲はアメリカ出身のアーティストであるアウル・シティーとカーリー・レイ・ジェプセンが歌っています。
明るく軽快なリズムが楽しめて、簡単な単語が多く使用されているので、すぐに口ずさむことができる曲です。
CAN’T STOP THE FEELING! (Justin Timberlake)
アメリカ出身のアーティストであるジャスティン・ティンバーレイクの元気が出る1曲。とにかく明るくポップなメロディーが魅力的です。
テンポが早いですが、ネイティブの会話時の英語スピードに近いため、このスピードに慣れておくと実際の会話でも対応しやすいでしょう。
Paradise(Coldplay)
イギリス出身のロックバンド・コールドプレイの代表曲の1つでもあるこの曲は、とても幻想的な雰囲気が楽しめます。しっかりとした文法構造で、バラード調なためリスニングしやすいことが特徴です。イギリス英語を体感することができる点も魅力的です。
What Makes You Beautiful(One Direction)
イギリス出身のボーイズバンドとして有名だったワン・ダイレクションの1曲。自分の美しさに気づかない女の子に対して、「自分の魅力に気づいてよ!」と歌った可愛らしい曲です。
イギリス出身の彼らならではのイギリス英語を聞くことができリスニングにも役立つでしょう。
Let It Go (Idina Menzel)
大ヒットディズニー映画『アナと雪の女王』で一躍有名となったこの曲は、イディナ・メンゼルというアメリカ出身のアーティストが歌っています。
ディズニー映画だからこその子どもでも理解しやすい英語が多用されています。
自分にぴったりの洋楽で効果的にリスニングをトレーニングしよう
今回は洋楽を聞きながら楽しんでリスニング対策をできる洋楽や学習方法を紹介していきました。洋楽を聞くことは音楽を楽しめるだけではなく、英語学習への理解度を高めることができます。洋楽を聞きながらリスニングスキルも同時にアップさせていきましょう。
リスニング力を鍛えられるディクテーションについてはこちらの記事を確認してみてくださいね。
ひろこがね /
ビギナーズ編集部 ライター
趣味は映画を観ることと、パソコンをいじることです。柴犬が大好きです。アメリカにはたまに足を運びます。