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ソロキャンプで最低限必要なものを解説│キャンプ前のお供に【初心者用】

ソロキャンプで最低限必要なものを解説│キャンプ前のお供に【初心者用】

※当記事はアフィリエイト広告を含みます。

「ソロキャンプで必要なものは何だろう?」キャンプを始めようと考えたとき、誰しもがあたる最初のハードルなのではないでしょうか。ネットを調べてみてもページによって書かれている事が違い、何を信じて動けばよいのか分からなくなりますよね。

本記事では、ソロキャンプに最低限必要なものと必要な理由について詳しくまとめました。理由を知り代用できるものは代用することで、コスパ良くキャンプ道具を揃えられるようチェックしていきましょう。

ソロキャンプで必要なものはBBQ用品+α

ソロキャンプで必要なものを揃えようと考えたとき、多くの人が「経験が無いから分からない」と思ってしまいがちですが、特別に考えることはありません。皆さんがよくするBBQに宿泊道具を加えるだけでソロキャンプに必要なものは揃います。

必要な道具は大きく2種類。「食事に必要なもの」と「宿泊に必要なもの」でそこからイメージして考えていくと最低限必要なものが見えてきます。必要な道具に加え、あると便利なものを紹介しアイテムの使いどころを解説していきます。

ソロキャンプで食事に必要なもの

ソロキャンプの食事で必要なものは3つ「カトラリー類」「調理道具類」「ダイニング類」があります。家庭にあるもので、ほとんどは代用可能なのでソロキャンプ用に絶対買わなくてはいけない訳ではありませんが、フライパンだけは注意が必要です。

焚き火で料理をする場合、煤で真っ黒になってしまいます。たわしでこすったとしても完全にとることは難しく、そのまま家庭で使うとなるとキッチンがあちこち汚れてしまうことに。

バーナーで料理をするには問題ありませんが焚き火料理に挑戦する際は注意しましょう。

カトラリー類

カトラリー類で必要なものは「ハシ・コップ・お皿」の3つ。料理によってはスプーンやフォークを使うこともありますが、人によって対応は様々なのでここでは割愛しました。注意点として、キャンプ場での忘れ物&無くしものランキング上位にカトラリー類は食い込んできます。家庭にあるもので代用するのも良いですが使う際は、なくさないよう管理するようにしましょう。

調理道具類

調理道具で必要ものは「クッカー」「バーナー」の2種類。こちらも家庭のもので代用がききますが無くしやすいものでもあるため、キャンプ場で使う際には注意が必要です。

クッカー

クッカーは「お湯を沸かす」「料理をする」の2つの使い方があります。

料理のみをしたい方は家庭のフライパンのみでも代用できますが、ソロキャンプは長い時間1人で過ごすことになるため、食後のコーヒーやお茶を沸かすクッカーもしくはケトルが無いと時間を持て余すことに。

キャンプ用のクッカーはセットの販売が多く、数種類の調理器具がコンパクトに収納できるように作られており、ソロキャンプに欲しいアイテムです。

シングルバーナー

シングルバーナーはお湯を沸かす際や料理をするうえで必須のアイテム。ガス缶に直接接続する一体型のタイプと、ガス缶からホースを介し接続する分離型の2種類があります。

一体型はコンパクトさ重視の方、後者は五徳が安定しているため料理をしたい方におすすめです。

ダイニング類

ダイニング類で必要な道具は「チェア」と「テーブル」の2つ。ソロキャンプはほとんどの時間をダイニングで過ごすといっても過言ではないので、お気に入りのアイテムを選ぶようにしましょう。

チェア

多くのソロキャンパーさんはキャンプで過ごす時間のほとんどは座っています。コストを抑えようと値段のみで判断すると居心地も悪く、最悪腰を痛めることも。

ネットの口コミ評価を調べるよりも、キャンプ用品店で実際に座って確かめることがチェア選びを成功させる最大のポイントです。

テーブル

キャンプ用品のテーブルはコンパクトに収納ができます。家庭用のものを使うとなるとかなり荷物がかさばるのでソロキャンプでは専用のものを買うのがベスト。

今では100均でも買うことができるのでカッコよさや機能性よりもコスパを重視されるかたにはおすすめです。

あると便利なもの

ソロキャンプのダイニング用品であると便利なものは「焚き火台」と「包丁&まな板」です。なくてもソロキャンプはできるのですが、2つのアイテムがあるだけでソロキャンプが数段楽しく過ごせます。

焚き火台

夕日が落ち段々と暗くなり始めるころに火を起こし、暗い闇夜のなかゆらゆらと揺れる火を見つめる焚き火の時間が至福の一言。火で体を温めるだけでなく、料理にも使うことができるのでバーナーの代わりとしても使うことができます。

また、キャンプ場で焚き火をする場合、地面の上で直接する直火は原則禁止のため焚き火台をつかう必要なため焚き火を楽しみたいという方は必ず準備するようにしましょう。

包丁・まな板

キャンプ飯はソロキャンプでは絶対に外せない幸せな時間。アウトドア料理のコツはいかに美味しく手間なく作るかですが、ちょっと手を加えるだけで格段と料理が美味しくなります。

まな板と包丁がセットになったキャンプ道具ならば、値段も安く持ち運びに困らないのでアウトドア料理に挑戦するならば欲しいアイテムです。

ラック

買ってきた食材や道具をまとめるラックがあるとサイトデザインに大活躍。使いやすく収納できて忘れ物の予防にもなり、スッキリしたサイトに仕上がります。

ソロキャンプで宿泊に必要なもの

ソロキャンプの宿泊で必要なアイテムは大きく分けて「テント類」「寝具類」「ランタン」の3種類。家庭用のものでは代用ができないアイテムばかりでキャンプでは必須のアイテムです。

ソロキャンプを楽しく過ごせるか否かにも直結する大事なアイテムですので選ぶ際は、自分のスタイルに合った好みのものを選ぶようにしましょう。使いどころと選ぶ時のポイントを解説していきます。

テント類

テントはキャンプをするのに無くてはならない必須のアイテム。

テントを張るのに必要な「ペグ」「ロープ」「ハンマー」は自立式テントの場合、無くてもテントは建つのですが風に飛ばされやいため、ロープで引っ張りペグとハンマーで固定したほうが安全です。

「レジャーシート」はテントの下に敷くもので、地面からの冷気と湿気を抑えテントの底面が傷つかないよう守ってくれる重要なアイテム。

ほとんどのテントにはセットで付属してあるのですが稀に付属していない商品もあるため、テントを張るのに必要なアイテムもチェックしておきましょう。

寝具類

家庭ある布団でも代用はききますが汚れる心配はもちろん、焚き火の匂いが染みつく場合があります。1度匂いが染みついてしまうと洗濯してもなかなかとれず、部屋中が焚き火の香りで包まれることになるのであまりおすすめはしません。

寝袋

寝袋には長方形の「封筒型」、体にフィットする「マミー型」の2種類があります。封筒型は比較的安価ですが体にフィットしないためマミー型にくらべ暖かくありません。逆にマミー型は温かく寝ることができますが価格設定が多少高めです。

ダウンはコンパクトに収納できる代わりに高価で、化繊は収納サイズが小さくない代わりに安価なお値段。どちらも暖かくは過ごせるので購入の際の参考に覚えておきましょう。

マット

寝袋の下に敷くマットは地面からの冷気を防ぎます。寒さの要因は床冷えによるものが大きいため、忘れないように準備しましょう。

ランタン

ランタンとはライトの事で、燃料によって特徴が変わり「ガスランタン」「ガソリンランタン」「LEDランタン」の大きく3種類があります。

ガスランタン・ガソリンランタンは共に燃料を必要とするランタンのため別途ガスやガソリンの用意が必要ですが、かなり明るい光を灯すのでダイニング用として使うのに向いています。

テント内では一酸化炭素中の危険を防ぐためにもLEDランタンを使用しましょう。光量は燃料系のランタンに比べると見劣りする部分がありますが扱いが簡単でリスクが少ないメリットがあります。

商品によっては取り外して懐中電灯のような使い方もできるタイプのものあるので気になる方はチェックしてみてくださいね

あると便利なもの

宿泊用には「コット」、焚き火を安心して楽しみたい方には「火消しつぼ」があると便利。どちらも無くてはならないアイテムではありませんが、安心してキャンプ泊ができるようになります。

コット

コットとは担架に足がついた簡易式ベッドのこと。寝袋の解説で説明した通り、夜寒くて眠れない大きな要因は地面からの冷気です。マットを敷くことで冷気を抑えることができますが、秋~冬になるとマット1枚では防ぎきれない場合があります。

その点コットは地面から離れて寝ことができるため、床からの冷気に悩まされる心配がありません。睡眠を大事にしたい方は必見です。

火消しつぼ

焚き火を楽しむのに忘れがちなのが火の後始末。火を見ながら温まる時間は至福ですが、火が衰えると寒くなり、燃え尽きるまで見守れず火をそのままにテントの中へと非難してしまいたくなります。

そのままにしておくと夜の風で火の粉が飛びテントにつくとあっという間に穴が開き、最悪テントが燃える危険もあります。

そんな時に火消しつぼが大活躍します。火のついた余った薪を壺の中にそのまま入れておくだけで良く、片付けもできるうえに乾燥もできるため次の焚き火の着火剤として使うこともできます。

焚き火を安全に効率よく楽しみたい方は持っておきたい逸品です。

ソロキャンプで必要なものを最終チェック

ソロキャンプで必要なものは分けて考えるだけ案外楽に揃えられるもの。ソロキャンプに行って忘れ物があった日には落ち込んだ一日になっていまいます。忘れ物が無いようにしっかりチェックし楽しいソロキャンプライフを始めましょう。

また、キャンプの必須アイテムと必要な物を解説している記事も紹介しています。ぜひチェックしてみてください

こーき /
ビギナーズ編集部 ライター

自然と焚き火を愛する男、旅火人ライターこーきです!日本半周ツーリングキャンプ経験者。ブッシュクラフトアドバイザーの資格を持っています。キャンプとナイフと焚き火の事ならお任せください。

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