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食器用洗剤のおすすめと選び方|汚れ落ちして手に優しい台所洗剤はどれ?
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「いま使っている食器用洗剤がイマイチ泡立たない」「汚れ落ちは良いけど手荒れが気になる」そのようなお悩みを持つ方に向けて、食器用洗剤の選び方とおすすめ商品をご紹介します。
食器用洗剤選びを意識的に変えることで、安全に、コスパも良く、家事ができるようになりますよ。
目次
食器用洗剤の選び方
スーパーやドラッグストアではさまざま食器用洗剤が売られています。
では、どのポイントを見て選べばよいのでしょうか?
洗浄力か手へのやさしさか
食器用洗剤には3つの種類(液性)があります。洗剤の裏面に「液性」という項目があるので、そこで確認してみましょう。
- 弱アルカリ性:油汚れ(酸性)に強く、洗浄力が高い
- 中性:洗浄力と肌への負担のバランスが良い
- 弱酸性:肌への負担が低い
弱アルカリ性は油汚れに強いのですが、手肌の皮脂も油分なので、洗浄力を重視しながらお皿をしたい方はゴム手袋をはめるようにしましょう。
健康な人の肌は弱酸性なので、それに近い液性だと手肌の潤いが守られます。中性洗剤の商品は多いので、迷ったら選びやすいメリットがあります。
液性や添加物によっては手荒れの原因になるので、液性の特徴は把握しておきましょう。お子さんが食器洗いを手伝ってくれる場合や赤ちゃんの食器を洗う場合は、特に注意してください。
それぞれの液性のメリット・デメリットをまとめました。
食器用洗剤の液性 | メリット | デメリット |
---|---|---|
弱アルカリ性洗剤 | ・頑固な油汚れに強い |
・手肌に刺激が強い ・敏感肌の方やこどもは注意 |
中性洗剤 | ・洗浄力と肌負担のバランスが良い ・商品が多い |
・頑固な油汚れに弱い |
弱酸性洗剤 | ・手肌にやさしい | ・頑固な油汚れに弱い ・ほかの洗剤よりやや価格が高い |
洗浄力の目安
洗浄力の決め手は、食器用洗剤に含まれる「界面活性剤」です。これによって本来なじまない水と油をなじませて、汚れを取りやすくする効果があります。
界面活性剤の含有率が高い方が洗浄効果も高く、10%台か40%台なら、後者の方が洗浄力が高いです。これも裏面に記載されていますので、気になる方はチェックしてみてくださいね。
泡立ち・速乾・水切れなどコスパ
毎日行うお皿洗い。泡がへたったら何度も洗剤をつけないといけないですし、泡切れが悪かったらすすぎが多くなって節水面も気になりますよね。
食器用洗剤を選ぶときは、さまざまなコスパも気にしてみてください。お金や水、時間の節約につながります。
- 少量で泡立つか
- 泡の持続力があるか
- 泡切れが良いか
- 速乾性があるか
- 抗菌効果があるか
スポンジをクシュっとしたらすぐにふわふわになる洗剤や、汚れても泡が劣えない洗剤だと、いちいちつぎたさなくて良いですよね。
泡立ちに影響する界面活性剤のイオンのタイプは複雑なので、「パワフルな泡」など、泡立ちをアピールした表示を目印にしてみてください。
速乾効果があると水切れが良く、拭く手間も省けて時短にもなります。このとき、抗菌・除菌効果を持つ洗剤であれば、一度でしっかりきれいにできるので、さらに時短になりますよ。
エコ・香り・デザインもチェック
食器用洗剤で水切れの速さがコスパ面で大切だとお伝えしましたが、節水はエコにも繋がります。
最近では、植物由来の洗浄成分や再生プラスチック使用、香料着色料不使用など、環境へ配慮した食器用洗剤も多く登場しています。
植物由来の洗浄成分なら、手肌に優しく、赤ちゃん用の食器にも使えるメリットもあります。
ボトルのデザイン
ボトルのデザインも多種多様です。素材と形状の組み合わせから選ぶことができます。
食器用洗剤ボトルの形状は主に3つあります。
- スクイーズボトルタイプ:一般的な形状。手から滑り落ちることも
- プッシュ・ポンプタイプ:1回ずつ出るので節約効果も
- スプレータイプ:泡で出てくるのでかけるだけでラク。スポンジが入らないわずかなスキマにも
スリムなものからデコボコで持ちやすさを意識したもの、透明で残量が確認できるものなど、素材や形状で使い勝手が異なり、見た目や必要なスペースも変わります。
どのようなデザインが使いやすいかで選んでみてくださいね。インテリアを気にする方は、お好きな詰め替えボトルやディスペンサーを使うのもおすすめですよ。
香りの効果
キッチンやお部屋がいい匂いだと気持ちが良いですよね。食器用洗剤の香りも、無香料から香りつきまで幅広く販売されています。
無香料だと、食材や食器に匂い移りしないメリットがあります。香りつきは、リフレッシュ効果や消臭効果があるので、こだわって選んでみてください。
オレンジやライムなどの爽やかな柑橘系、ミントなどスッキリなハーブ、ベリーなど甘い果実フレーバー、やすらぐフラワー系アロマなど、商品によって香りはさまざまです。気分の上がる香りを選んでお皿洗いを楽しくしてくださいね。
食器用洗剤のおすすめ
ここでは、タイプ別におすすめの食器用洗剤をご紹介します。
- 1度で油汚れを落としたい、時短したい人⇒洗浄力・泡立ち・抗菌重視の製品がおすすめ
- 手を守りたい人、敏感肌の人⇒肌の水分を保持し、乾燥しにくい仕様の製品がおすすめ
- 香料が苦手な人、環境にやさしい製品を使いたい人⇒自然由来のエコ製品がおすすめ
今回、ある程度手肌に負担が少ない商品をピックアップしたので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
洗浄力のある食器用洗剤のおすすめ
もこもこの泡でしっかりと落としたい方におすすめの、洗浄力の高い食器用洗剤をご紹介します。
[スクイーズボトルタイプ]チャーミーVクイック(ライオン)
油汚れも1回プッシュで良く落ちて、泡も長持ちします。水切れも速い、速乾効果のある洗剤で、スポンジ除菌もできます。
洗浄力が高いと肌への負担が心配ですが、こちらはお皿洗い後の乾燥が少ないとの声も。
- 液性:中性
- 界面活性剤:23.0%
- 香り:スッキリとしたレモンの香り
[ポンプタイプ]ウタマロ キッチン(東邦)
食べこぼしなどのガンコな汚れをしっかり落とすウタマロ石鹼の食器用洗剤です。泡がへたりにくく、油汚れもきれいに落ちて、泡切れも速いです。
肌への負担が少ない点と、見た目のかわいさ、ポンプ式の手軽さもおすすめポイントです。
- 液性:中性
- 界面活性剤:14.0%
- 香り:さわやかなグリーンハーブの香り
[スプレータイプ]JOY(ジョイ)ミラクルクリーン 泡スプレー(P&G)
スポンジ不要の泡タイプ!汚れたお皿にシュッと吹きかけて放置しておけば汚れを浮かしてくれるので、数分後にすすぐだけできれいになります。節水、時短をしたい方におすすめです。
頑固な汚れはスポンジ洗いが必要ですが、急須の口などのスポンジが入らないところに吹きかけて使うこともできます。
- 液性:アルカリ性
- 界面活性剤:14.0%
- 香り:微香
手肌に優しい食器用洗剤のおすすめ
敏感肌や手荒れが気になる方におすすめの食器用洗剤をご紹介します。
キュキュット ハンドマイルド(花王)
CMで馴染み深い「キュキュット」はいくつか種類がありますが、シリーズの中でも手肌をいたわることにこだわった「キュキュット ハンドマイルド」。
洗浄成分が肌の角質へ浸透するのを抑え、水分や潤いの流出を防ぎます。とはいえ、界面活性剤も多く含有されているので、汚れもしっかりと落とします。
カモミール(天然由来の香料成分)がやさしく香って心の潤いもチャージ!
- 液性:中性
- 界面活性剤:42.0%
- 香り:カモミールの香り
エコベール(ECOVER)
エコベールは、ミネラル成分で手肌の潤いを守ります。肌にやさしいだけではなく、植物由来の界面活性剤を使用した高い洗浄力も実現。ナタネ油・ひまわり油などの植物由来の成分を使用して、油汚れをしっかり落とします。
洗剤ボトルも植物由来の素材100%でリサイクル可能という、地球にもやさしいエコな洗剤でもあります。
- 液性:弱酸性
- 界面活性剤:22.0%
- 香り:ほのかなカモミールとクレメンタインの香り
無香料・エコな食器用洗剤のおすすめ
食器用洗剤はさまざまな香りがありますが、香りが苦手な方もいますよね。
また、香料や着色料のような添加物は地球環境にも影響を及ぼします。
ここでは、食材や食器に匂いが移る心配のない無香料洗剤で、自然にやさしいエコ洗剤をご紹介します。
ヤシノミ洗剤 野菜・食器用(サラヤ)
洗浄成分にヤシノミ原料を100%配合したこちらの商品は、界面活性剤濃度16%と低いながらも、洗浄力は高いと評判の商品です。
無香料・無着色!肌テスト済みで、手肌にも地球にも優しい洗剤です。赤ちゃんのほ乳瓶も洗えます。
- 液性:中性
- 界面活性剤:16.0%
- エコポイント:香料・着色料不使用
シャボン玉台所用せっけん
こちらの商品は、石けんに分類される食器用洗剤です。液体と固形が選べます。
石けんは生分解性が高く、排水されても短期間のうちに生分解されるので、環境にやさしいと言われています。
弱アルカリ性で汚れもしっかり落とし、まな板やスポンジ除菌もできます。肌テスト済みで、手肌も水も守れる洗剤です。
- 液性:弱アルカリ性
- エコポイント:香料・着色料・酸化防止剤・合成界面活性剤不使用
食器用洗剤をオシャレに!詰め替えボトルもオススメ
「洗剤自体は気に入っているけど、見た目の生活感が気になる…。」そんなときはボトルにもこだわってみましょう。
1回に出る量が決まっているボトルなら節約にもなりますよ。中には自動ででてくるタイプも!
ディスペンサーは容量、素材もさまざまです。ステンレス素材なら高級感と防錆効果など耐久性もあります。
▼詰め替えボトル ディスペンサー(プッシュタイプ)
▼詰め替えボトル ディスペンサー(ステンレス製)
さいごに
食器用洗剤は、その選び方で肌への負担、家計への負担、環境への負担が減らせます。
人それぞれ、気になるポイントは変わってくると思うので、自分が重視することを見直して、お皿洗いを楽しく行ってくださいね。
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pensaki /
ビギナーズ編集部 pensaki
トレンドにアンテナを張る好奇心旺盛なライター。幅広いジャンルを執筆。 わかりやすい記事作りをモットーに、暮らしが豊かになる情報をお届けします。