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JBLのおすすめスピーカーをBluetoothモデルを中心に紹介

ライブハウスや劇場でも愛用されるJBLとはどんなブランドなのか、その概要やスピーカーの特徴、選び方を解説します。おすすめモデルのBluetooth対応商品を中心に紹介するのでぜひ参考にしてください。
JBLのおすすめスピーカーをBluetoothモデルを中心に紹介

※当記事はアフィリエイト広告を含みます。

ライブハウスやスタジオ、クラブなどに出入りする方の中にはJBL製のスピーカーの音を必ず聴いたことがあるでしょう。

それほどに音楽を仕事として扱うプロフェッショナルに愛されているJBLについて、その概要や同ブランドのスピーカーの特徴、家庭で使えるJBLスピーカーの選び方について解説します。

その上で、おすすめのモデルを厳選して紹介いたします。

JBLとは?

JBLとは?

JBLとは、1946年にアメリカで創業した老舗のオーディオブランドです。赤い背景に白い綺麗な文字でJBLと書かれたロゴがついたスピーカーはライブハウスやレコーディングスタジオなどでよく見られます。

オーディオ系の機材を手がけますが、特にスピーカーの評価は高く、一般向けプロ向け問わず、広く愛されています。

現在は韓国のサムスン傘下のブランドとして世界中で展開されており、世界で最も多くの音楽を再生したスピーカーブランドのひとつであることは疑う余地がありません。

JBLのスピーカーの特徴

JBLのスピーカーの特徴

スピーカーは駆動効率がその質を示すひとつの指標でもあります。より少ない力で大きな音が出せる余裕があります。

JBLのスピーカーは駆動効率に優れており、小型でありながらもパワフルなサウンドが得られます。

余裕のある低域再生能力やオーガニックなサウンドは同社の大きな特徴で、全てのレンジが美しく再生されます。そのため、まるで目の前でバンドが演奏しているような錯覚を起こすほどに生々しい音が楽しめます。

その特徴から、特にジャズ系のリスナーにはJBLは大きな人気があります。しかしその実力がジャズのみならず、ロックやクラシック、ポップスなど幅広いジャンルの音楽に適合していることを多くのプロが証明しています。

JBLのスピーカーの選び方

JBLのスピーカーの選び方

JBLのスピーカーには多くのモデルがありますが、だからこそ選ぶことが簡単ではありません。

いくつかの指標に合わせた選び方を解説します。

使用シーンに合わせて選ぶ

JBLを使いたい方は本格的なオーディオマニアが多いと思いますが、よりライトなユーザー層に向けた製品もラインナップされています。

例えば、野外でも使えるようなバッテリー内蔵モデル、Bluetooth内蔵モデルや、狭いデスク上で使いやすいモデルもあります。

自分がどのようなシーンで使いたいのかを考えると、最適なモデルを選ぶことに役立つはずです。

音の好みに合わせて選ぶ

JBLには同じ用途でも音質によっていくつかのモデルに分かれることがあります。その際にひとつ注意したいのが、ホーンやウーファーの有無です。

一般的に、スピーカーサイズが大きい方が低音の再生能力に、サイズが小さい方が高音の再生能力に優れています。しかし現在は全てのレンジをひとつのスピーカーで補うフルレンジ型も多くあります。

ひとつのスピーカーで再生する方が音はまとまり、スムースです。しかし、複数のスピーカーが同時に動く方がよりダイナミックなサウンドが得られます。

これらは個人の好みによるところなので、よく考えたり、実際に購入したりしながら考えていただきたいです。

面倒に感じるかもしれませんが、私個人的にはそうした試行錯誤もオーディオを楽しむ方法のひとつだと感じています。

もしも最上級のサウンドを欲しているのであれば、リファレンス・ハイグレードと呼ばれるシリーズを検討しない手はありません。モデルによっては数百万円以上の値段がしますが、サウンドも最上級です

音量で選ぶ

パッシブのスピーカー(アンプ非搭載)のモデルでは許容入力W数、アクティブのスピーカー(アンプ搭載)のモデルでは出力W数をチェックすると簡単に音量感を把握できます。

前者の場合には当然ですがスピーカーを動かすためのアンプが必要です。スマートフォンなどと連携して簡単に音を出したいだけならアクティブスピーカーが、より本格的で高い音質を求めるのであれば前者がおすすめです。

小さい部屋で音楽を楽しむだけであればW数は10W程度で十分です。映画や本格的なオーディオ用途であれば30−50W以上を目安にしたいですね。

おすすめのJBLのスピーカー

おすすめのJBLのスピーカー

多岐にわたるJBL製スピーカーの中から、必ずチェックしてもらいたいいくつかのモデルを紹介いたします。

CHARGE 5

IP67の防水・防塵性能を持ち、約20時間の駆動時間を誇るのがCHARGE 5です。Bluetoothでの接続に対応するため、スマートフォンなどのデバイスとの連携がスムースです。

片手で持てるほどにコンパクトでありながらもサウンドはJBLらしくパワフルで、余裕があります。

高音域用のスピーカーユニットは独立しており、さらにデュアルJBLベースラジエーターを搭載しています。このデザインだからこそすっきりとしながらも迫力のあるサウンドが得られます。

出力W数は30W(ツィーター部分で10W)あるため、一般的なサイズの家でのホームパーティなどには十分なサイズです。野外であってもパワー不足を感じることは少ないでしょう。

2台以上繋いだ時のステレオ再生やスマホ充電機能など、さまざまな機能を備える使い勝手のいいモデルです。

普段使いにライトなモデルを購入したいのであれば、このCHARGE 5を選んで間違いありません。

Pulse 4

今までのスピーカーは一般的にユーザーに向けて前方左右から音が鳴るものでしたが、現在は360°、全方向に向けて音を出力する全方位型のものもポピュラーになりつつあります。

これによって、部屋の真ん中にスピーカーをおくと部屋全体が音楽に満たされ、どこにいても優れた音質で音楽を楽しめるようになります。

本モデルはスピーカーが360°に配置されたモデルで、またLEDによるライトアップ機能も搭載するためにハイテンションなパーティにはぴったりです。

最大12時間駆動のバッテリーを内蔵するために電源は不要です。お風呂場やプールサイドでの使用も考慮されており、IPX7の防水性能を備えています。

JBL ConnectというアプリによってLEDのパターンはアレンジ可能で、音楽が鳴っていなくても単体で動作します。

複数のスピーカーを用意することで、より質の高いステレオサウンドを出力することにも対応します。

Quantum Duo

Quantum DuoはパソコンでYouTubeやNetflix、ゲームをするユーザーに向けて開発されたモデルです。

小型でありながらも強力な磁力が得られるネオジウムマグネットを使ったウーファーとソフトドーム型のツィーターの2wayスタイルのスピーカーユニットを左右に配置します。

これによって、小さな足音、鼓膜を揺らす爆発音、会話の機微など、どのような音もダイナミックにユーザーに届けることが可能です。

音と同じく特筆したいのが美しいライトです。音楽と同期してパターンが変化したり、明るさを自在にアレンジしたり、その利用方法は多岐にわたります。

Bluetoothによる通信にも対応するため、スマートフォンなどのデバイスと連携して音楽鑑賞にも利用できます。

パソコンとの接続には難しい設定は不要で、ほとんどがUSBを繋ぐだけで利用をスタートできます。音量やライティングのパターンは物理ボタンで簡単に変更できるので、そうしたユーザビリティの高さも魅力的ですね。

Bar 2.0 All-in-One

Bar 2.0 All-in-Oneはサウンドバーと呼ばれるタイプの製品です。

一般的にスピーカーの性能はそのサイズに依存してしまいます。そのため、薄いテレビに備え付けられたスピーカーは貧弱で、知っている人にとってはあまりにも物足りないものです。

特に映画やライブ映像をテレビで見るときにはその差は顕著に現れ、現代の優れたイヤホンやヘッドホンに慣れている皆さんにとっても物足りなさを感じることがあるのではないかと思います。

そうした場合に使うのが、このサウンドバースピーカーです。外観上邪魔しないようにバータイプの形状をしており、特にテレビに備え付けるような小型スピーカーが苦手な低音域を増強する役割を持ちます。

サブウーファーを持たないオールインワンモデルでありながら低音の再生能力はJBLらしく十分にあります。そのため、ごく簡単にテレビのオーディオ部分を強化することが可能なのです。

Dolby Digitalに対応しており、自宅にいながらまるで映画館にいるかのようなオーディオ体験が可能です。

また、Bluetoothによる連携にも対応するためにスマートフォンなどのデバイスからAmazon MusicやSpotifyなどを利用して音楽を再生するもできます。一台で何役もこなすマルチスピーカーです。

JBLのメーカーが好きな方は、JBLのおすすめイヤホンを紹介している記事もご覧ください。

まとめ

本記事ではJBLというブランドの概要やその特徴、選び方について解説した上で、おすすめのモデルを紹介しました。

プロの現場で使われるJBLスピーカーのサウンドが家庭でも楽しめるのは夢のような話ですが、今それは夢ではありません。

ぜひ自分にぴったりなJBLスピーカーを選んで、買ってみてください。より素晴らしい音楽体験が訪れることは間違いありません。

こちらの記事では、スピーカーメーカーの音質の特徴と歴史について解説しています。メーカーによって製品の傾向に違いがあるので、ぜひ特徴を比較してみてください。

嵯峨駿介 /
ビギナーズ編集部 ライター

23歳でベース専門店Geek IN Boxを立ち上げ。海外ブランドとの取引経験が豊富でアメリカ、ヨーロッパ、中国などの主要ギターショウに参加。ベースマガジンなどの専門誌や、ウェブメディアなどへの寄稿多数。※本記事の内容は嵯峨駿介個人の意見、知識を基に執筆しております。所属するベーシック株式会社及びGeek IN Boxの総意を代表するものではありません。

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