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[初心者]ユーティリティの打ち方のコツ|基本の打ち方と上達のポイント

[初心者]ユーティリティの打ち方のコツ|基本の打ち方と上達のポイント

※当記事はアフィリエイト広告を含みます。

ユーティリティは、ゴルフ初心者でも遠くに飛ばせるクラブです。

ユーティリティについて詳しくご紹介すると共に、ユーティリティの打ち方についても解説していきます。

正しいユーティリティの使い方を知り、今まで以上にゴルフを楽しんでください。

ユーティリティとは

ユーティリティ(UT)は、簡単に飛距離を伸ばせる設計であり、万能なクラブとしてプロも愛用しています。

ユーティリティの詳細について見ていきましょう。

実は日本国内で開発が進められた

ユーティリティは今からおよそ30年前に開発され、日本国内で開発が進んだクラブです。

外国人と比較して体格の小さい日本人は、どうしても飛距離が出にくいものです。

できるだけ飛距離を出したい、ロングアイアンが苦手というニーズをもとに、ユーティリティは進化を遂げてきました。

英語のユーティリティ(utility)には、実用的、役に立つなどの意味があります。日本ではこの名前で定着していますが、欧州ではハイブリッド、ハイブリッドクラブの名称で親しまれています。

飛距離を伸ばすためのゴルフクラブ

ユーティリティには、球が上がりやすい、打ちやすいというメリットがあります。

ゴルフ初心者であっても飛距離を伸ばせる設計であり、人気クラブとして定着しました。短いシャフトで振りやすく、真っ直ぐのボールを打ちやすい特徴もあります。

デメリットとしては、打ち慣れないときは失敗を重ねてしまうことが多いでしょう。

最新のユーティリティであれば、全体的に飛距離が出る作りになっているので、飛距離だけを重視する必要はありません。

どれくらいの飛距離が欲しいのか、しっかりと考えてから購入するようにしましょう。

ちなみに、飛距離を伸ばすために設計されたユーティリティは、3番アイアン・4番アイアンの代用にもなります。

ユーティリティをゴルフバッグに入れ、3番アイアン・4番アイアン(ロングアイアン)を抜くプロの選手も少なくありません。

ゴルフクラブを一式揃えるのは大変という方は、まずユーティリティを買い、慣れてきたらアイアンの本数を増やしていくのもありでしょう。

アイアン型とフェアウェイウッド型

ユーティリティには、2つのモデルがあります。

1つは、アイアン型ユーティリティです。ロングアイアンが不得意という人におすすめで、滑りやすいソールでダブリを防止することができるクラブです。

もう1つは、フェアウェイウッド型ユーティリティです。フェアウェイウッドやドライバーは得意だけれども、アイアンが不得意という人に向いています。

どちらのモデルもソールが広く作られており、ダブリにくいでしょう。

ウッド型はアイアン型よりも優しく打つことができ、ボールが上がりやすいです。小ぶりなヘッドで操作性に優れたクラブも発売されています。

もし、今愛用しているフェアウェイウッドやアイアンがあれば、同シリーズのユーティリティを使用しましょう。振り心地やヘッドの形に統一感があり、使いやすいです。

別シリーズを使用したい際は、クラブの総重量を確認するようにしてください。

ロフト角が異なる5つのモデル

提供:ゴルフの学校

ユーティリティには、17度、19度、21度、23度、25度という5つのロフト角があります。

右にボールが出てしまう、ボールが飛び過ぎる傾向にあるという人は、大きいロフト角がおすすめです。

逆に左に行がちな人は、小さいロフト角を選びましょう。

ユーティリティの打ち方確認4つのポイント

ユーティリティの打ち方について、具体的に見ていきましょう。

肩幅程度の広さで足を広げているか

ユーティリティの打ち方として正しいスタンスは、肩幅程度の広さで足を広げていることです。

そして、クローズではなくスクエアで構えるようにしましょう。はじめてユーティリティを使用する人は、少々広めのスタンスでも構いません。

体をリラックスさせ、重心は両足に均一にかけるようにしましょう。

すくい打ちしていないか

飛距離を出したいという理由で、大ぶりなスイングにしてはいけません。コンパクトな振り方を心がけましょう。

トップのポジションを低めにすることで、左右にブレることなく距離を伸ばすことができます。

また、ユーティリティのすくい打ちは避けてください。ボールが低めに出てしまい、飛距離も伸びないでしょう。

ユーティリティに限らず、無理やり打ち上げようとしても、失敗につながるだけです。

設計上、簡単に打ち上がるようになっていますので、すくい打ちをしないように意識してください。

自分が得意な打ち方で打っているか

ユーティリティはベースとなる打ち方がありませんので、はじめは別のクラブから練習しましょう。

スイングを繰り返していくうちに、自分の打ち方の特徴を把握できるはずです。

ユーティリティだからといって、慣れてきた自分の打ち方を無理に変える必要はありません。

慣れてくれば、どのユーティリティが自分に合うのかも判断できるようになるでしょう。

シャフトが柔らかすぎないか

シャフトは、ロフト角と同様ユーティリティにとっても無視できない点です。

シャフトが柔らかすぎると、振り遅れやボールが真っ直ぐ飛ばない場合があります。硬いモデルにすれば、こうした問題はクリアすることができます。

打ち方を変えてもミスや失敗が続く場合は、硬いシャフトに変えてみるといいかもしれません。

ユーティリティの打ち方のコツ

ユーティリティの打ち方の基礎をおさえたところで、上手に打つコツも併せて確認しましょう。

打つときは少し滑らせる感じ

基本的にユーティリティは、アイアンよりも飛距離が出る作りになっており、ボールも上がりやすいです。

意識して球を強打したりや力んだりする必要はありません。

ソールの幅広い作を利用して、滑らせる感じの打ち方で問題ないでしょう。

フィニッシュの形を意識する

打ち方により磨きをかけるためには、フィニッシュの形を意識しましょう。

綺麗なフィニッシュ=適切なスイングとは言い切れませんが、適切なフィニッシュでない場合、打ち方も正しくない場合が多いです。

正しい形のフィニッシュは、腕がまっすぐ伸び、前傾姿勢で体重が左足に乗っている状態です。プロ選手のほとんどが、このようなフィニッシュの形になっています。

練習場では、インパクト→フィニッシュの形を練習した後、ボールを打つようにしてください。

そうすれば、フィニッシュが打ち方に大きな影響を与えていると実感できるはずです。

型別の打ち方のコツ

アイアン型とフェアウェイウッド型それぞれの打ち方のコツをご紹介します。

アイアン型の打ち方のコツ

アイアン型の打ち方のコツは、払い打ちにすることです。

ボール位置はやや右側にセットし、ボールよりも左側に構えるハンドファースト気味のアドレスがおすすめです。

こうしたアドレスであれば、自ずとつぶすような打ち方になり、ボールを高く上げることができます。

フェアウェイウッド型の打ち方のコツ

フェアウェイウッド型でボールを上げるためには、やや打ち込む感じがおすすめです。

やや広めのスタンス幅をとり、少し左側にボールをセットしましょう。

払い打ちは意識しなくても問題ありませんが、上からの打ち込みを意識し過ぎるとフェアウェイ型の良を発揮することができないので注意です。

どうしても使いこなせない場合

上述の方法でもスイングが改善されない、上手に使いこなせないという方もいらっしゃるかもしれません。

その場合は、一旦ユーティリティ以外のクラブを使ってみるのも1つの手です。

飛距離を出すことができればいいので、ユーティリティにこだわらず、自分に合ったクラブを使うのが上達への近道です。

フェアウェイウッドの7wや9wといった、大きめの番手がおすすめです。シャフトが長くなるものの、大きなヘッドになるため、打ちやすくなるでしょう。

正しい打ち方でユーティリティを使いこなそう

いかがでしたか。

ユーティリティの成り立ちと、基本の打ち方や上手に打つコツをご紹介しました。

これからユーティリティを買う方や、買い替えを検討されている方は、ぜひこちらも読んでみてください。

おすすめのユーティリティをご紹介しているので、気に入ったものがきっと見つかるはずです。ユーティリティを使いこなして、ゴルフライフを充実させましょう。

また、上達への一番の近道はゴルフレッスンに通うことです。そうすることで、正しい技術が確実に身につきます。こちらの記事では、初心者におすすめなゴルフスクールをこちらの記事でご紹介しています。500円で体験レッスンができるところもあるので、ぜひご確認ください。

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ビギナーズ 編集部 /
ビギナーズ編集部 ライター

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