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Kindleの読み上げ機能とオーディオブックを徹底比較!どちらがおすすめ?

Kindleの読み上げ機能とオーディオブックを徹底比較!どちらがおすすめ?

※当記事はアフィリエイト広告を含みます。

Amazonが提供するAudible(オーディブル)などのオーディオブックを使えば、耳で読書ができます。朗読を聞いて本の内容が把握できるため、紙の本や電子書籍のように手や目を使う必要がありません。隙間時間や移動時間を活用し、効率的に読書がしたい方におすすめです。

このオーディオブックと似た機能がKindleにも搭載されています。その機能は「読み上げ機能」と呼ばれており、本の内容を音声で聴けるといったものです。

このKindleの読み上げ機能と、Audibleのオーディオブックはどのように違うのでしょうか?本記事では2つのサービスを比較していきます。

Kindleの読み上げ機能について

KindleとはAmazonの電子書籍のことです。このKindleにはもとから読み上げ機能がついており、オーディオブックのように音声でも読書ができるようになっています。

そもそもオーディオブックとは?

オーディオブックとは、耳で読書ができる音声本のことです。本の内容をプロの声優や俳優の方が読み上げ、その音声を聴くことで読書ができます。

Amazonではオーディオブックをメインで取り扱うサービスとしてAudibleを展開しています。月1,500円(税込)の会員制サービスで、約12万タイトル以上のオーディオブックを聴き放題で利用できます。

Audibleの会員になると、小説・文庫・エンタメ・ビジネス・健康など色々なジャンルの本を、声優や俳優といった「声のプロ」の朗読によって楽しめます。

オーディオブックの他にも「ポッドキャスト」と呼ばれるコンテンツが提供されており、ラジオのように多彩なテーマについてのトーク番組が聴けます。

一方、Kindleとは電子書籍のサービスのこと。基本的には本の内容をスマホやタブレットといった端末で読むことを主としていますが、「読み上げ機能」と呼ばれる本の朗読機能も備わっています。

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オーディオブックについてもっと知りたい方は、オーディオブックの選び方やそれぞれのサービスの特徴を解説した記事もチェックしてみてください。

Kindleには読み上げ機能が最初からついている

KindleはAmazonが提供している電子書籍のサービスです。電子書籍を利用すると、本をスマホやタブレットといったお手持ちの端末で読むことができます。Kindleでは、読み上げ機能を使って本を音声で聴くことも可能です。

このKindleの読み上げ機能はもとからKindleアプリに搭載されているため、追加料金は必要ありません。読みたいKindle本を購入している方であれば、どなたでも利用できます。

Kindleの読み上げ機能を利用する場合は、下記の手順に従って設定を行います。

iOS端末の場合

  1. 「設定」アイコンをタップする
  2. 「アクセシビリティ」をタップする
  3. 「読み上げコンテンツ」をタップする
  4. 画面の読み上げをオンにする

Android端末の場合

  1. 「設定」をタップする
  2. 「ユーザー補助」をタップする
  3. 「TalkBack」をタップする
  4. 「TalkBack」をオンにする

どちらの場合も、上記設定をしたら読みたいKindle本をアプリで開いて、読み上げを開始させます。

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こちらの記事では、Kindleの読み上げ機能の使い方を解説しているので、ぜひ参考にしてください。

【比較】Kindleの読み上げ機能とオーディオブックの違い

Kindleの読み上げ機能とオーディオブックを比較

続いて、Kindleの読み上げ機能とAudibleのオーディオブックの比較をしていきます。どちらを利用すべきか迷っている方はぜひ参考にしてください。

価格・契約形態

Audibleを契約した場合、月額での契約となります。価格は月額1,500円です。一方、Kindleは月額で契約する必要がなく、ほしい本ごとに決済できる仕組みです。本によっては数百円程度で購入できます。

もともとオーディオブックは1冊1,500円〜2,000円程度と価格帯が高めです。それを考えると、Audibleの月額1,500円は決して高い値段設定ではありません。

しかし、毎月支払いが必要になるため、毎月オーディオブックを聴かなければ会費分損をしてしまいます。

価格の面だけでみると、定期的にオーディオブックを聴く方にはAudibleが、たまにしか聴かない方にはKindleが向いているといえるでしょう。

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音声で聴ける対象

Audibleはすべての本をオーディオブックで聴けます。一方、Kindleの読み上げ機能では、Kindleにあるすべての本が聴けるわけではありません。

Kindleには漫画や絵本、雑誌といったオーディオブックになっていない本も多数存在します。オーディオブックになっている本は、小説や文庫本など活字メインの本のみです。

一方、Audibleはもともとオーディオブックメインのサービスですので、そこにある本全てがオーディオブックになっています。

Kindleの読み上げ機能を利用する際には、聴きたい本が読み上げ機能の対象となっているかどうか確認する必要があるでしょう。

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ナレーション・声優

ナレーションの質は、Audibleの方が圧倒的に優れています。Audibleのオーディオブックの朗読は、プロの声優や俳優が担当しています。そのため聞き取りやすく、感情表現豊かな音声を聴くことができるのです。

Audibleの朗読を担当しているのは以下のような方々です。

  • 悠木碧
  • 櫻井孝宏
  • 銀河万丈
  • 諏訪部順一
  • 大塚明夫
  • 鳥海浩輔
  • 松坂桃李
  • 宮沢りえ
  • 夏木マリ
  • 中井和哉
  • 緑川光
  • 檀れい
  • 神谷浩史
  • 田中麗奈
  • 玉城ティナ
  • 朴璐美
  • 入野自由
  • 大塚寧々
  • 木村良平
  • 三浦友和
  • 仲村トオル
  • 早乙女太一
  • 城田優
  • 岸井ゆきの

一方、Kindleの読み上げ機能は平坦な機械音声が文章を読み上げるのみです。聞き取りやすさや感情表現には配慮されていません。最低限情報を頭に詰め込むことはできますが、音声を楽しんで聴くにはクオリティが低すぎます。

ストーリーへの没入感を求める方はAudible一択でしょう。

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速度

Kindleの読み上げ機能の最高速度は4倍。Audibleは3.5倍が上限です。とにかく速く音声を聴きたい方には、Kindleの読み上げ機能がおすすめです。

しかし、あまり速くしすぎても頭に内容がすんなりと入ってきません。そのため、自分に最適な速度に調整する必要があります。4倍速はとても速くて聞きづらく、実際に利用する機会はあまりないでしょう。2倍速程度が出せれば十分です。

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電子書籍

Kindleはもともと電子書籍のサービスです。そのため、読み上げ機能対象となっている本であっても、電子書籍として読むことができます。一方、Audibleのオーディオブックは音声のみ。電子書籍として読むことはできません。

文字でも音声でも本を読みたい方にはKindleがおすすめです。

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ブックライブ

【結論】Kindleの読み上げ機能とオーディオブックはどっちがいい?

【結論】Kindleの読み上げ機能とオーディオブックはどっちがいい?

ここまでKindleの読み上げ機能とAudibleのオーディオブックを比較してきました。

それぞれ異なる特徴がありますが、結局どちらがおすすめなのでしょうか?

Kindleの読み上げ機能は4倍速の速度で本の内容を早く頭に詰め込めます。1冊ごとに会計できるため、Audibleのように月額料金を支払う必要はありません。

その反面、音声は機械による読み上げですので、プロの声優・俳優が朗読を行っているAudibleほどのクオリティは望めません。安く・速く・ただ聴ければよいという方はKindleの読み上げ機能で十分でしょう。

Kindleがおすすめの方
  • 速く情報を頭に入れたい方
  • 内容が理解できれば聴きやすさにはこだわらない方
  • 安い方がいい方
  • 電子書籍も読みたい方

一方、Audibleのオーディオブックは音声のクオリティを重視したい方に向いています。プロの声優や俳優による朗読は聞き取りやすく、また感情表現も豊かです。登場人物の感情を理解するのに向いているでしょう。

しかし、Audibleは月額料金が必要です。毎月お金を支払い続ける必要があるため、定期的にオーディオブックを聴く方でなければ支払った分だけ損をしてしまいます。

Audibleのオーディオブックは、朗読のクオリティを重視し定期的にオーディオブックを利用する方におすすめです。

Audibleがおすすめの方
  • 聴きやすさ重視の方
  • 本の内容をしっかり理解したい方
  • 定期的にオーディオブックを利用する方

また、ビギナーズには、オーディオブックとオーディブルを比較した記事もあるので、あわせてチェックしてみましょう。

まとめ

Kindleの読み上げ機能とAudibleのオーディオブックは似て非なるサービスです。

どちらも本の内容を音声で聴くことができるサービスですが、音声のクオリティが全く異なっています。

Kindleの読み上げ機能では、本の内容は機械音声が読み上げます。そのため平坦としており、声から感情を読み取ることはできません。

一方、Audibleの朗読はプロの声優や俳優が担当しています。聴き取りやすく、感情の込められた朗読が聴けます。Audibleにはクオリティが高いというメリットがある半面、Kindleに比べて料金が高いというデメリットもあります。

Kindleの読み上げ機能は元からKindleに搭載されている機能の1つです。そのため、Kindle本の購入さえおこなえば、別途料金を支払う必要はありません。Kindle本の価格は本によって異なりますが、安い文庫本であれば500円以下で購入できます。

しかし、Audibleには月額1,500円かかります。Kindleに比べて値段が高いのがネックです。

Kindleの読み上げ機能は安さを重視し、音声のクオリティにこだわらない方におすすめです。とにかく聴ければよいという方はぜひ利用してみてください。

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Audibleのオーディオブックは、朗読のクオリティを重視する方におすすめです。声のプロの方々が吹き込んだ音声で、登場人物の感情を理解しながら本を読み進めていきたい方は、Audibleを利用してみましょう。

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こちらの記事では、おすすめオーディオブックサービスを比較して紹介しているので、チェックしてみてください。

水城みかん /
ビギナーズ編集部 ライター

家から出たくないばかりに在宅勤務可の外資へ転職したひきこもりOL兼Webライター。執筆ジャンルはダイエット、経理・税務、旅行、ライフスタイルなど。美くびれ目指して日々ジム通いのプロテインマニア。VR、ガジェットも好き。

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