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トヨタ「KINTO」の評判は?人気のサービス内容や実際の料金例も紹介

トヨタ「KINTO」の評判は?人気のサービス内容や実際の料金例も紹介

※当記事はアフィリエイト広告を含みます。

サブスクといえば、映画や音楽の見放題・聴き放題が有名ですが、これを日常生活に必要不可欠な車に応用したサービスがあるんです。

車のサブスクは、サブスク会社が新車を購入して利用者に提供するため、毎月定額で車を使用できます。定期的に決まった料金を支払うだけで、マイカーを購入したかのように新車に乗れるのがしいですよね。

そんな車のサブスクを検討するとき、CMでも見かけるトヨタの「KINTO」を検討する方も多いのではないでしょうか。

まとまったお金を用意しなくても、高品質な国内メーカーの車を気軽に持てるので、若年層を中心に人気を集めています。

ですが、サービス内容などが気になる方も多いのではないでしょうか。この記事では、KINTOを始める際に出てくる悩みを解決していきますので、実際に車のサブスクを選ぶときの参考にしてみてください。

トヨタ「KINTO」とは

男性右端

KINTOは、トヨタが展開する車のサブスクで、トヨタとレクサスの新車を月額でマイカーのように利用できます。

車両代金と装備品、登録費用、自動車税環境性能割、契約期間中の税金、メンテナンス費用、車検費用など、車の維持に必要な諸経費が月々の定額に含まれているので、急な故障などによる出費の心配がありません。

このため、数年おきに新車に乗り換えたい方や、まとまった初期費用をすぐに貯めるのが難しい方におすすめのサービスとなっています。

なお、KINTOはトヨタの子会社である株式会社KINTOが提供しているので、車検やメンテナンスもトヨタの正規販売店で受けられて、安心です。

KINTOで車のサブスクを利用する

トヨタ「KINTO」の月額とサービス内容

白のBMW

KINTOのサービスは、契約期間や選べる台数によって大きく「KINTO ONE」と「KINTO FLEX」に分けられます。

ここからは、それぞれのプランについて、細かい内容を見ていきましょう。

「KINTO ONE」のサービス内容

KINTONE

KINTO ONE」では、3年間で1台、トヨタやレクサスの新車を選びが可能です。

初期費用が不要になる初期費用フリープランと、中途解約時に解約金がかからない解約金フリープランが用意されています。

いずれも月々定額で新車に乗れるサブスクで、月額には自動車保険料や車検費用、各種税金、メンテナンスが含まれている他、乗り換えにも対応しています。

この他にも、ETCやカーナビ、バックカメラ、自動バックドア、フロアマット、ムーンルーフ、安全ブレーキといったオプションをつけられます。

初期費用フリープランでは、初回は3年契約となりますが、再契約をおこなうことでトヨタ車は最大7年、利用が可能になります。

ですが、レクサスとモリゾウセレクションは3年契約のみ選択可能で、更新の対象外となる点に注意してください。

そのため、契約したレクサスなどの車に長く乗り続けたい場合は、解約金フリープランをおすすめします。解約金フリープランでは、契約満了後は同じ車で最大2回(1回につき2年)、再契約が可能です。

再契約時は所定の申込金が必要になりますが、トヨタ車に限り、月額利用料が最大30%割引されます。

解約金フリープランでは、レクサス車でも再契約できますが、レクサス車を更新した場合の月額利用料金は、初回契約時と同じままとなります。

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初期費用フリープランの料金例

初期費用フリープラン

「初期費用フリープラン」(最安値グレード・最安値パッケージ・追加オプションなし)を選択した場合、最初の3年の基本月額利用料は4.5万円~となります。

この後、1回更新するとで約7%引きの4.1万円で、2回更新すれば約12%引きの3.9万円で利用できます。

割引率は利用車種によって異なりますが、長く使えば使うほどリーズナブルになっていくのが、KINTOのよいところですよね。

しかも、初期費用フリープランでは、ボーナス併用払いを利用できます。車のサブスク初心者の方でも、自分に合った支払い方法が選べる点が特徴です。

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解約金フリープランの料金例

解約金フリープラン

例えば、「解約金フリープラン」でヤリスクロスに乗る場合、初期費用22.3万円と基本月額利用料4万円でサブスクを始められます。

契約期間は3年のみですが、3年後に車を乗り換えたり、同じ車で再契約が可能です。再契約をする場合、申込金11.9万円が必要となりますが、ここからは基本月額利用料が3.4万円になります。

さらに、5年目にもう1度再契約をおこない申込金さえ支払ってしまえば、月額2.8万円で利用できます。

途中で車を使わなくなった場合も解約金が0円なので、借りた車にどれくらいの期間乗るかわからない…という方に優しいプランとなっています。

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「KINTO FLEX」のサービス内容

KINTFLEX

レクサス6車種の中から好きな車を選んで3年間乗れる「KINTO FLEX」では、乗り継ぎ期間や台数の違いにより、3年6台プランと3年3台プランの2つから選べます。

様々なレクサス車を楽しめるプランとして注目を集めていましたが、新規申込受付は停止されているので、これからトヨタ車やレクサス車をサブスクで使いたい場合は「KINTO ONE」の利用をメインに検討してみてください。

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トヨタ「KINTO」の評判・メリットは?

男女緑の服

KINTOのサービス内容がわかったところで、実際にKINTOを使ったことがある人が挙げていた具体的なメリットを紹介していきます。

「KINTO」のメリット
  • 初期費用が不要で、定額で車が使える
  • トヨタ車・レクサス車に乗れる
  • 解約金フリープランなら、いつでもやめられる
  • Webでの申込みに対応している

車にかかる経費が全て月額に含まれているので、車検やメンテナンスなどの急な出費の心配がないのはやはり最大のメリットですよね。

月額料金では一見高そうに思えても、自動車保険が含まれているとなれば話は別です。

面倒な管理や手続きも全て任せてしまえるため、車は必要だけれど細かいことを考える余裕がない…という忙しい方も気軽にカーライフが楽しめます。

また、トヨタ車とレクサス車に特化しているため、車の品質がある程度保証されているという点は、安心できるポイントになります。

特に、高級車として知られているレクサスも、レンタカーのような「わ」ナンバーをつけることなく乗れるのはしいですよね。

半導体不足により、購入した車がなかなか納車されない…というケースも増えていますので、車のサブスクを始める方が早く自家用車を入手できることもあるかもしれません。

審査申込みまではWebで手軽におこなえますし、他の車のサブスクではほとんど用意されていない「解約金フリープラン」でいつでも車を返せるという点は、KINTO特有の長所といえるでしょう。

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トヨタ「KINTO」の評判・デメリットは?

ショッキング

他方で、次のような点は注意して確認する必要があるとの声がみられました。

「KINTO」のデメリット
  • 契約期間が固定されている
  • 走行距離に制限がある
  • 任意保険が必ずついてくる
  • 使った車をもらえるプランがない
  • 動物の同乗・喫煙は不可

年単位で契約できるサブスク会社がある一方で、KINTOでは基本的に3年契約、更新できる車種でも最長7年契約と、車検のタイミングに合わせた期間設定がされています。

また、走行距離制限もあり、初期費用フリープラン・解約金フリープランともに3年契約では5万4000km、5年契約では9万km、7年プランでは12万6000kmまでと定められています。

そして、契約終了時に超過していた場合は、トヨタ車では1kmあたり11円、レクサス車では1kmあたり22円を追加で支払う必要があります。

自分が1日あたりどれくらい車を使いたいのか、遠出はするのかといった点を含め、あらかじめ中長期的な利用計画を立てておくのがおすすめです。

任意保険については、年齢・等級に関わらずKINTO名義で開始され、万が一事故にあっても月額利用料が変わらないためメリットともいえます。

ですが、すでに自分で契約している保険がある場合も新たに下の等級から始めることになってしまいますし、元の保険を利用して任意保険のつかない他のサービスを使った方がリーズナブルになるケースもあります。

これまでにマイカーを持っていたり、車のサブスクを利用した経験がある人は、保険も含めどのような形が自分にとってお得なのかを考慮してみてくださいね。

また、KINTOでは使っていた車が最終的に自分のものになるプランやオプションが用意されていません。

このため、車をカスタマイズすることや、喫煙、動物の同乗などは禁止となっています。

ペットをドッグランや動物病院に連れていくためにも車が欲しい!と考えている方は、KINTOで車にかかる費用を節約して、家族の一員であるペットに合った車の購入費用を貯めていくという手もありますよ。

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トヨタ「KINTO」で選べるおすすめ車種は?

白と濃い赤の車

KINTOでは、トヨタ車・レクサス車から好きなものを選べるので、乗りたい車種がある方にはうれしいサービスですよね。

ですがその分、有名なメーカーであるトヨタの車に乗りたいけれど、たくさんあって悩んでしまう…という初心者の方も少なくないと思います。そこで、KINTOで乗れる車種をまとめてみました。

トヨタ車

KINTOで乗れる車種を詳しく見ていきましょう。

コンパクトカー

  • ルーミー
  • ヤリス
  • パッソ
  • アクア
  • カローラ スポーツ

セダン・ワゴン

  • プリウス
  • カローラ ツーリング

SUV

  • ライズ
  • カローラ クロス
  • ハリアー
  • クラウン
  • bZ4X

ミニバン

  • ノア
  • ヴォクシー
  • シエンタ

レクサス車

  • UX
  • IS
  • ES

なかでも「ルーミー」は、その名の通り「使える!動ける広い部屋!」というキャッチコピーで知られています。

コンパクトなのに5人も乗れたり、シートアレンジによって荷物をたくさん積めるようになったりと、ファミリーで使うのに最適な自由自在さが特徴です。

また「ヤリス」シリーズも、「ヴィッツ」をフルモデルチェンジし、軽量で運転しやすいコンパクトカーとして人気を集めています。

運転のしやすさで考えると、「カローラ」はセダンのため低重心であり、安定した走行を体感可能です。

これまでも、セダンからハッチバックタイプ、ワゴンタイプなどへと拡大してきた「カローラ」シリーズですが、最近は初のSUVである「カローラ クロス」も誕生しました。

SUVが初めてという人も乗りやすいボディサイズで、低燃費を実現しています。

ハイブリッド車専用のオプションとして、ガソリンを電気に変えて発電機のように使えるようにする「給電システム」が搭載できるため、アウトドア好きな人や災害に備えたい人にもうれしい車となっています。

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トヨタ「KINTO」がおすすめな人

KINTOはトヨタ車とレクサス車に特化したサービスですが、トヨタは売上高・販売台数ともに何度も世界1位となっており、車初心者にとっても信頼できるメーカーですよね。

トヨタ車やレクサス車で乗りたい車が決まっている!という場合はもちろん、正直どの車を選べばいいかわからない…という人も安心して乗り始められる車がラインアップされています。

機能性やプラン内容はしっかりと充実していますので、こんな車がかっこいい!乗ってみたい!という直感も大切に、KINTOをはじめとする車のサブスクを検討してみてください。

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また、こちらの記事ではレンタカーを安い料金で借りる7つの方法を紹介しています。あわせてご覧ください。

スタジオ蒼い殻 /
ビギナーズ編集部 Nanako Otake

高校3年生で脚本家としてデビュー。小説や雑誌など文章中心のコンテンツプロデュースを手がけつつ、複数の大手メディアでライター・編集者として活動している。JAPAN MENSA会員。

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