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飛行機の学割が利用できる航空会社を6社紹介!安く購入する方法

飛行機の学割が利用できる航空会社を6社紹介!安く購入する方法

※当記事はアフィリエイト広告を含みます。

学生の皆さんは「学割」という特権を自由に利用できます。例えばカラオケでフリータイムが安く使えたり、定食のご飯が大盛りになったりなど、学生を経済的に支援する特典は、この世の中に数多く存在するのです。

そしてそれは、飛行機も例外ではありません。あまり知られていませんが、飛行機の航空券も学割が利用できます。

そこで本記事では、学割を利用できる航空会社をまとめてみました。ぜひ参考にしてみてください。

飛行機の学割の比較

飛行機の学割の比較

まずは学割で航空券を購入できる航空会社を表でまとめてみました。

航空会社 学割・サービス 事前予約 取消手数料・払戻手数料 対象年齢 購入期間 変更の可否
JAL スカイメイト × ・出発前:440円
・出発後:440円+運賃額の20%
満12歳以上25歳以下 出発予定時刻の4時間前から20分前
ANA スマートU25 ・出発前:運賃の5%
・出発後:運賃の100%
※払戻手数料は440円
満12歳以上25歳以下 搭乗日当日0:00から 不可
AIRDO DOユース25 ・出発前:運賃の5%
・出発後:運賃の100%
※払戻手数料は440円
満12歳以上25歳以下 搭乗日当日0:00から 不可
ソラシドエア 予約ができるヤング割 ・出発前:2,000円から4,000円
・出発後:4,000円から8,000円
※払戻手数料は440円
満12歳以上22歳未満 会社が指定する日から当日まで 不可
スカイマーク U21直前割 ・出発前:4,000円
・出発後:不可
※払戻手数料は500円
満12歳以上22歳未満 搭乗日前日7:00から当日まで 不可
スターフライヤー スターユース ・出発前:2,000円or3,000円
・出発後:4,000円or6,000円
※払戻手数料は440円
満12歳以上25歳以下 発売開始日から当日まで 不可

学割の航空券は、基本的に当日か搭乗直前になってようやく購入できることがほとんどです。そのため、気軽にキャンセルできるように、取消手数料や払戻手数料にも注目する必要があります。

航空券を学割で購入するメリット

航空券を学割で購入するメリット

航空券を学割で購入するメリットは、なんといっても価格が安くなる点です。通常運賃に比べて、約50%オフの値下げが実施されます。

航空券は他の交通手段と比べても単価が高いので、50%オフになると1万円以上の割引になることも珍しくありません。

経済的な余裕が少ない学生にとって、ありがたいサービスです。

航空券を学割で購入するデメリット

航空券を学割で購入するデメリット

航空券を学割で購入するデメリットは、当日まで事前予約がほとんどできない点です。そのため、当日になってからでないと、航空券を購入できるかどうかわかりません。

例えば「成田-那覇」の学割の航空券を当日購入できたとしても、復路の航空券や宿泊施設もその場で調整しなければなりません。そのため、結果的にトータルの旅行代金が高くつく可能性があります。

ただし、それもポジティブに捉えれば「予測不可能な旅を楽しむ」ということに変換できるでしょう。

学割が利用できる

学割が利用できる

ここでは以下の6社の学割を紹介していきます。

学割が利用できる航空会社
  • JAL:スカイメイト
  • ANA:スマートU25
  • AIRDO:DOユース25
  • ソラシドエア:予約ができるヤング割
  • スカイマーク:U21直前割
  • スターフライヤー:スターユース

それぞれ詳しく解説していきます。

JAL:スカイメイト

JALの「スカイメイト」は、満12歳以上25歳以下の方限定で、航空券を割引価格で購入できます。例えば「羽田-伊丹」は10,670円で購入可能です。

予約受付は、搭乗便の出発予定時刻の4時間前から20分前まで。また、JALカード会員かJALマイレージバンク会員の方のみが利用できます。そのため、スカイメイトを利用したい場合はあらかじめJALカードを取得するようにしてください。

なお、取消・払戻手数料は、出発前が440円で出発後が440円+運賃の20%です。キャンセルする際は、必ず出発前にしましょう。

ANA:スマートU25

ANAの「スマートU25」は、12歳以上25歳以下のANAマイレージ会員の方が利用できます。そのため、購入前にANAマイレージ会員の登録を済ませておきましょう。なお「東京-大阪」であれば10,000円で購入可能です。

予約受付は搭乗日当日(0:00)からなので、航空券を確実に購入したいのであれば、前夜から準備しておくのがいいでしょう。

なお、払戻手数料は1区間につき440円、取消手数料は出発時刻前であれば運賃の5%で、出発時刻以降は運賃の100%です。キャンセルするのであれば、絶対に出発時刻前にしましょう。

AIRDO:DOユース25

北海道を中心に就航しているAIRDOの「DOユース25」は、満12歳以上25歳以下の方が利用できます。運賃を見ると、オフシーズンの「東京-札幌」が11,300円です。

予約に関しては、My AIRDO会員であれば搭乗日当日0:00よりオンラインで予約できます。My AIRDO会員でなくても予約できますが、その場合は搭乗日当日の空港カウンターでの受付です。

払戻手数料は1区間につき440円、取消手数料は出発時刻前であれば運賃の5%で、出発時刻以降は運賃の100%となっています。DOユース25でも、キャンセルするのであれば出発前にしてください。

ソラシドエア:予約ができるヤング割

ソラシドエアの「予約ができるヤング割」は、満12歳以上22歳未満または学生の方が利用可能です。会員である必要はありませんが、マイレージなどの特典があるので会員登録しておくのがいいでしょう。

予約受付期間は「会社が指定する日から当日まで受付」です。試しに調べてみると「羽田―那覇」は半年以上先でも「予約ができるヤング割」が適用されていました。繁忙期でない限りは「予約ができるヤング割」が利用できると考えていいでしょう。

なお、払戻手数料は1区間につき440円、取消手数料は出発時刻前であれば区間によって2,000円から4,000円で変動し、出発時刻後になると手数料が2倍に上昇します。

例えば「羽田-那覇」の場合、出発時刻前は4,000円で、出発時刻後は8,000円です。他社の学割と比べると、出発時刻前の取消手数料がかなり重いといえるでしょう。

スカイマーク:U21直前割

スカイマークの「U21直前割」は、満12歳以上22歳未満の方が利用可能です。なお、スカイマークでは会員向けサービスを実施していません。

予約受付期間は「搭乗日前日(7:00)から」です。なお、「U21直前割」を利用した方でも自動チェックインが可能で、その際は係員に年齢確認書類を提示します。

払戻手数料は1区間につき500円、取消手数料は出発前であれば4,000円で、出発後は払戻不可です。スカイマークも他社に比べて出発前の取消手数料が重いので、注意しましょう。

スターフライヤー:スターユース

福岡県北九州市に本社を構えるスターフライヤーの「スターユース」は、満12歳以上から26歳未満の方が利用できます。例えば「羽田-福岡」は17,000円から利用可能です。

予約受付期間は「発売開始日から当日まで」なので、直前である必要はありません。また、空席があれば、当日空港で搭乗便を変更できます。

払戻手数料は航空券1枚につき440円で、取消手数料は出発時刻前であれば区間によって2,000円か3,000円のどちらかで、出発時刻後になると手数料が2倍に上昇します。

例えば「羽田-福岡」であれば、出発時刻前が3,000円で、出発時刻後が6,000円です。

【学生向け】航空券を安く購入するコツ

【学生向け】航空券を安く購入するコツ

ここでは、学生が航空券を安く購入する際のコツを4つ紹介していきます。以下の通りです。

  • 繁忙期を外す
  • LCCの利用も検討する
  • 発着空港を工夫する
  • 早めまたは直前に購入する

それぞれ詳しく解説していきます。

繁忙期を外す

電車や新幹線とは異なり、航空券ではダイナミックプライシングが採用されています。ダイナミックプライシングとは需要にあわせて価格を変動させる仕組みのことです。

そのため、航空券の需要の大きい週末や長期休みになると、航空券は一気に高騰します。その代わりに、何の変哲もない平日の航空券が一気に安くなるのです。2倍以上の差がつくこともよくあります。

そのため、比較的時間の余裕のある学生の方々は、繁忙期を外して旅行プランを組むといいでしょう。

筆者のおすすめは火・水・木のどれかで航空券を購入し、そのまま1週間ほど滞在してしまうプランです。これであれば、航空券の値段を抑えつつ、たっぷり遊べます。

LCCの利用も検討する

大手航空会社ではなく、LCCの利用も検討しましょう。LCCとは「ロー・コスト・キャリア」のことで、付帯サービスが有料の代わりに、航空料金そのものが安くなっている航空会社を指します。

例えば2023年9月12日の「成田-ソウル」で調べてみると、大手航空会社であるJALの片道航空券の価格は34,854円なのに対し、韓国のLCCであるチェジュ航空だと11,310円となっています。約3倍の差があるのです。

LCCは大手航空会社に比べるといくつかの制限があります。しかし、荷物を最小限にするなどの工夫をすれば、十分に利用可能です。ぜひ、LCCの利用を検討してみてください。

発着空港を工夫する

学生が航空券を安く購入するのであれば、発着空港を意識しましょう。

例えば東京であれば、LCCの就航状況の関係から、羽田よりも成田の方が傾向として安価です。また、沖縄の宮古島に訪れる際も、宮古空港か下路島空港かで、路線や価格が異なります。

東京から別府に訪れる際は、羽田から大分空港はもちろんのこと、羽田から福岡空港に飛んで、そこから特急列車で別府を訪れた方が安いケースもあります。

以上のように、発着空港を工夫することで、より多くの旅の選択肢に出会えるのです。発着空港も意識してみてください。

早めまたは直前に購入する

航空券が安くなるタイミングは「なるべく早く」か「直前」です。

「直前」は先ほど紹介した学割など、空席を割引価格で狙う方法です。一方の「なるべく早く」は、国内線の場合だと30日前から購入しておくといいでしょう。いわゆる早期購入割引です。

なお、LCCでは格安セールを定期的に実施している場合があります。例えばジェットスターでは、片道999円セールが頻繁に実施されています。

各航空会社の会員登録だけ済ませておいて、セール情報を見逃さないようにするといいでしょう。

まとめ

本記事のまとめ
  • 飛行機の航空券にも学割は存在する
  • 国内線で学割を利用できる航空会社は6社
  • 航空会社によって予約受付期間が異なる
  • 安価な空旅を実現させたいのであればLCCも検討すべき

時間に余裕のある学生のうちに、どこか遠出することを強くおすすめします。この場合、飛行機を使って一気に遠くへ移動するのがいいでしょう。

特に「東京-沖縄」は、学割を活用することで、想像以上に安く移動できます。この際、LCCの利用もあわせて検討してみてください。

こちらの記事では、初めての海外旅行におすすめの国や持ち物をまとめています。ぜひ参考にして、旅行を思い切り楽しんでくださいね。

てるくん /
ビギナーズ編集部 ライター

2000年神奈川県生まれ。国内を旅しながら、ライターとして活動中。趣味は読書・アニメ鑑賞・ゲーム・筋トレ・旅・グルメなど…。特に読書・アニメが本当に大好きです。

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