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プログラミングを独学でマスターできる勉強方法|おすすめ本や参考書も公開
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コンピュータのプログラミングを勉強して技術を身に付けたいと考えている人は、近年多くなっています。現在仕事をしている人や学生の人などその状況はさまざまです。
仕事や勉強をしながら、将来的なスキルアップのためにプログラミングを身に付けるためには、どのような方法があるのでしょうか。
今回は、独学でプログラミングを勉強する際に必要となる準備や、毎日勉強するときのポイントについて取り上げていきます。
また、おすすめのプログラミング言語やインターネットで参考にしたいサイトなども同時に取り上げていきますので、ぜひ独学で勉強をスタートする際の参考にしてみて下さい。
目次
独学するための準備
自分だけでプログラミングを勉強する場合は、きちんとした準備や心構えを持つことが大事です。ここでは、準備しておきたいものや勉強時間の目安、そしてプログラミングを勉強する目標設定などについて見ていきましょう。
勉強する目的を決める
コンピューターのプログラミングと一言でいっても、たくさんの種類があります。
まずは、勉強を開始する前にどのような種類のプログラミングを学び、将来どのような分野で仕事をしたいのか、という目的をしっかりと定める必要があります。ここでは、主なプログラミングの業務内容について見ていきます。
Webプログラマー
Webサイトのプログラミングが中心で主にWebシステムの開発を行います。その流れはWebプログラマーが作成したプログラムにより実行されます。
また、近年メジャーになり多くの人が利用しているSNSなどもWebプログラマーが構築したプログラムで動いています。
ゲームプログラマー
ゲームの制作をするプログラマーです。一般的なアプリケーション開発やシステム開発とは違い、ゲーム内のキャラクターの動きや場面の移り変わり、グラフィクスなどの設計と実装があります。より専門的な知識が求められる職業です。
近年はスマホゲームやソーシャルゲームの流行りの移り変わりが激しく競争が激しい職種ですが、とても人気が高い職種でもあります。
アプリケーションプログラマー(アプリ開発者)
パソコンやスマートフォンにインストールして使用するアプリケーションのプログラミングを行う職種です。プログラミング言語は「Java」や「C#」はもちろんですが、統計解析や人工知能の分野の「Python」を使用して製作されます。年々需要が高くなっている職種の一つです。
組み込み系システムプログラマー
「組み込み系システムプログラマー」とは、家電製品や車のカーナビなどに組み込まれているプログラムを開発することが中心の職種です。
組み込みシステムは、デジタルカメラ、炊飯器、携帯電話やスマートフォン、エアコンなど身の回りの多数の家電に使われています。
ハードウェアごとにシステムを開発してカスタマイズしていく能力と技術が必要となります。主に使用するプログラミング言語はJavaやC++などです。
汎用系システムプログラマー
「汎用系システムプログラマー」とは、主に大企業や公的機関など向けた高性能な集中処理型大型コンピュータのシステムの開発を行います。
使用する言語は、事務処理システム化の言語のCOBOLや、汎用系システムプログラミング言語のCOBOLなどです。
パソコンを準備
プログラミングの勉強で必ず準備しておきたいものはパソコンです。そこで気になることは、独学でプログラミングを学ぶ際にどの機種が向いているかです。
現在の主流のパソコンといえばWindowsとMac。この2つを比較するとプログラミングに向いているのはMacと言えます。
これからパソコンを新規購入する場合は、Macを購入することをおすすめします。その主な理由は、iPhoneアプリ (iOS向けアプリ) の開発をするときにはMacが必須となるからです。
しかし、現在既にWondowsパソコンを所有しているという場合は、無理にMacを購入する必要はありません。Windowsだけでできる勉強をするなどの工夫をしましょう。
学習時間の確保
コンピュータプログラミングを独学で学ぶには、ある程度のまとまった時間を確保してじっくりと勉強する必要があります。一般的な学習時間の目安は、基礎の学習で約3カ月・時間にして200時間程度を見積もっておきましょう。
このくらいの時間で、ようやく簡単な業務がこなせるレベルに達すると考えておき、これからの勉強の計画を立てることをおすすめします。
もし独学で3カ月勉強してみて、時間と労力をかけても全く身に付かないと感じた場合は、問題点を洗い出す必要があります。
勉強方法に問題があるか、自分にはプログラミングの適性があまりないのかもしれない、などじっくりと分析して一度見つめ直してみましょう。
もし独学で勉強するというスタイルに問題があれば、「継続してプログラミングを学べる環境に変更してみる」「フリーランスのコミュニティに入る」などの他の方法を検討してみる方法もあります。
基礎の勉強が終わった後には、実務経験を積みスキルアップをはかるという方法をおすすめします。プログラミング未経験でもOKという会社の人材募集に応募をし、そこで働きながらプログラミングスキルを地道に伸ばしたという人も実際にいます。
また、ビジネスインターン生として仕事をして、実力を付けた後にフリーランスとして案件を自分でこなしてスキルアップさせるという方法もあります。
独学で勉強するポイント
プログラミングを自分だけで独学する場合、勉強方法を工夫して日々勉強する必要があります。ここではプログラミングを独学する際に注意したいポイントや、どのようなツールを使うとよいかについて見ていきます。
1日1回は勉強する
プログラミングを独学で学ぼうと決心したならば、毎日の習慣付けが大切です。スクールで学ぶ場合、決まった時間に通学しなくてはならないので、否が応でも勉強をする態勢になります。
しかし、自分だけで勉強するとどうしても甘えがでてきてしまいますので、1日に1回は必ずプログラムの勉強をする、という習慣をつけましょう。
その際のポイントですが、「目標や目的を細かく設定する」ということです。勉強の目標を細かく設定すると、自分が目標に対してどれだけ進めているのかが判断できます。
また、少々手間がかかるかもしれませんが、1日の勉強を終了後にはその日にどのくらいの内容を勉強したかを記録する習慣をつけてみましょう。
これは詳細ではなくメモ書き程度で大丈夫です。つまり目に見える記録をすることで、自分の成果や成長を振り返ることができるのです。
1日1回はプログラミングの勉強をするといっても、毎日長時間を費して勉強すると苦痛になりがちです。1日30分でもよいので続けることがポイントです。
短い時間を区切って勉強すると集中力を保つことができ、モチベーションも保つことができます。特に勉強したての段階はプログラミングの全体像をつかむということを目標にして、その後に本格的な勉強に移行するようにすると良いです。
動画サイトで学ぶ
インターネット環境が整っていると、動画サイトを活用してプログラミングを学ぶことが可能です。プログラミングは専門用語が大変多いので、文字だけでなく目で見て理解することができる動画を使う学習方法は、非常に分かりやすく効率のよいやり方といえます。
また、インターネット環境があれば、いつでもどこでも専門知識を学習できるというメリットもあり、教材が分かりやすいものも多く学習効果が高くなります。さらに動画でプログラミングを学ぶと、要点を抑えて学ぶことができることも魅力です。動画でプログラミングを学習するときのコツは「少なくとも2回以上動画を繰り返して視聴し、理解する」ということです。
これは頭で理解するだけではなく、耳で聞きながら体に染み込ませることになり、プログラミングの基礎を自然に身に付ける段階において大変有効なのです。テキストを使ってプログラミングを勉強すると、文字の羅列と専門用語などの理解がとても難しいと感じるものです。
しかし、動画で学習すると音声や映像でとても理解がしやすくなるので、プログラミング初心者におすすめしたい方法です。このように動画を使った学習方法は非常に学習効率がよく、まず何から勉強したらよいのかが分からない、というような人も安心して取り組むことができる点が魅力です。
最初に動画で学習し雰囲気をつかんだ後は、次の段階として実践型学習サイトを活用してみましょう。ここで基礎固めをし、本格的プログラミングの実務を身に付けます。インターネットの実践型学習サイトは、学習内容が項目ごとに分けられていてとても学習しやすいという特徴があります。
書籍で学習する
独学でプログラミングを学ぶと、費用を抑えて学習することができます。プログラミングの参考書や本などで学ぶ方法は、書いてある解説内容を一方的に理解するという方法ですので、ある程度の対策が必要となります。
書籍を使って自分一人で勉強すると、分からない部分が出てきて挫折の原因にもなります。
しかし、費用をできるだけ抑えて学ぶ最善の方法ですので、上手く行かないときにはその原因を突き止めて改善していきましょう。現在大変多くのプログラミングの書籍が出版されていますが、その中には入門書も多く発行されています。
他の人の作品を参考にする
プログラミングの基礎を勉強し、実践の段階に入ったならばまずは他の人の作品をたくさん閲覧し、自分で真似てみることです。
特に、言語の理論やコードの意味はわかっても、自分でいざ作成しようとすると上手くコードが書けないという人は、真似ることからスタートすることをおすすめします。
この場合、他の人のソースコードをそのままコピペしてしまわずに、書き写して変数の値を変えるようにするとよいでしょう。
自分よりもスキルがある人のコードを知ることで、ピッタリなインデントやコメントの書き方、動作の理解など効率的なコードを学ぶことができます。
自分で実際に書き込むときは、仕組みを全部完璧に理解しなくてはならない、と気負う必要はありません。
最初は完璧に理解できなくても、別の概念を実際に見て覚えることで、プログラミング言語を徐々に理解するということが学習上で少なからずあるからです。
独学後のステップアップポイント
プログラミングを一生懸命勉強し、しっかりと身に付けられたら、その後はその知識や技術をどのようにして活かすのかが課題になってきます。
ここでは、身に付けたプログラミングの技術をどのようにして将来の仕事やスキルアップに結びつけたらよいのかについて触れていきます。
作品をネットに載せる
プログラミングを独学で身に付けた後には、せっかく学んだ技術を忘れないための工夫が必要です。そこでおすすめしたいのが、作品をインターネットサイトに載せるという方法です。
例えば、実用的にWebサイトの製作として「WordPress」を使うという方法があります。
WordPressとは、CMSというシステムで成り立っていて、簡単にいうと誰でもWebサイトが作ることができるツールです。最初は、サイトにある既存のテンプレートをWordPressにインストールするとより簡単に使うことができます。
まず自分の気になるテンプレートがまとめられた記事を検索し、お気に入りのテンプレートで学んできたプログラミング知識を、ここで実際にアウトプットしていきましょう。また、ブログに広告を掲載する方法もおすすめです。
JavaScriptのフレームワークの「jQuery」を使用すると、JavaScriptでの実現が難しいコードでも、大変簡単に作ることができます。このようにサイトに公開をすると、あらゆる人が目にする可能性があり、将来的に作品を評価してもらえる場合もあります。
詳しい人にアドバイスをもらう
独学でプログラミングを勉強すると、かなり高い確率で分からないところが出てきます。また、途中で不明なエラーが出てきたり、チュートリアル通りにやっていても何故かうまくいかないケースもあります。このような場合、メンター (助言者・指導者)に聞いて疑問を解決することが望ましいです。
途中でつまずいたときに相談できるメンターを見つけておき、相談できる環境を整えておきましょう。メンターを見つけるにはいくつか方法がありますが、その一つが「自分の友人など身近なプログラミングをできる人にお願いする」というものです。
友人の場合、気兼ねなく質問ができますね。また、「 プログラミングを学べるインターンシップに参加する」という方法もあります。この際、プログラミングで自分が実際に作った成果品を持参して、インターンを受けにいくことが望ましいです。
そしてこの2つとも難しい場合は、「 プログラミング学習スクールに行く方法」も視野に入れておきましょう。スクールはメンターと教材の両方がそろっていて大変効率的にプログラミングを学ぶことができます。
勉強会に参加する
独学では盲点になっていた部分を補うためにも、自分のプログラミングレベルや目的に合う勉強会へ参加する、という方法もあります。インターネットで「プログラミング」「勉強会」をいうキーワードで検索をかけると、たくさんの講座がみつかります。
勉強会や講座の主催者はメーカー、ソフトウェアやシステムのユーザ会、受託ソフトウェア開発会社、ボランティアなどさまざまです。講座も言語、データ分析、データベース、Web制作、AI関連など多数の種類の講座が開催されています。
また、費用も無料で受けられるものから10万円以上するものまで幅広くあります。まずは無料の勉強会の中から、興味があるものを見つけて参加することから始めてみましょう。勉強会の形式ですが、オンライン形式や講義形式から、実際にPCで動かしてみる「ハンズオン形式」、発表会形式などさまざまです。
勉強会に参加するメリットは、さらに新しい知識が得られ疑問点を教えてもらえるということがあります。また、同じ勉強の目的がある人と知り合え、同じ悩みを持つ仲間ができますので、今後仕事をしていく上で鍵となる人脈形成も期待できますね。
案件を受ける
プログラミングの基礎知識と技術を身に付けたら、自分のプロダクトを決めて作り始めるチャレンジをしてみましょう。プログラミングの世界では知識量よりも、実際に何ができるかがとても重視されます。
独学で学んで身に付けたということをアピールし、実務経験を徐々に積む体制の職場を見つける方法もおすすめです。
また、フリーランスとしていくつかの案件に応募し、実際に経験を積む方法もあります。プログラミングの世界は現在も実務経験者を優遇していることに変わりありません。まずは経験を積んで、そこでさらに勉強していくという行動力と努力が必要です。
プログラマーの人材は不足しているといわれていますが、ただ勉強して知識があるだけでは採用されないという現状もあります。
実務経験が豊富でなくても採用している職場や、インターンシップを受け入れている職場などでプログラミングの経験を積むことは、次のようなメリットがあります。
- キャリアを積める
- 実際のコードを使用できる
- プログラミングの基礎を学べる
- 周囲の人から指摘を受けられる
- 今後の目標が明確になる
- 不明な点はすぐに質問できる
- プログラミング以外のIT知識も勉強できる
- 同じ職種の仲間ができる
- お金を稼ぎながらスキルアップできる
SNSを始める
プログラミングの勉強をしていると、途中で誰しもがエラーにぶつかったり、問題について疑問が出てきたりなどモチベーションを維持することが大変なときがあります。
このようなときは、仲間やコミュニティを作って学習効率をあげるという方法をとってみましょう。
近年はインターネット上でコミュニティーに参加したり交流を持つことが増えてきています。例えばTwitterやインスタグラム、ブログなどのSNSがその良い例です。SNSを活用して一緒にプログラミングを学ぶ友達を作ることができます。
また、情報交換を行うと自分の疑問点をすぐに解決できるだけでなく、同じような悩みを持つ人同士励まし合いモチベーションを保つことも可能です。
一人で勉強していると、孤独を感じたりマンネリ化しがちです。このようなときに上手くSNSを活用してお互いを励まし合ったり刺激し合うと、気分転換になりよりモチベーションも高まります。
独学におすすめのプログラミング言語
コンピュータのプログラミングには多数の言語が存在します。これから勉強をしたいけれども、どの言語を勉強したらよいのか迷っている、という人は自分の将来設計に合った言語を選ぶことが大切です。
プログラミングを勉強する前に、言語を比較してじっくり検討することから始めてみましょう。
webサイト構築に必須のjava script
「java script」はWebエンジニアの必修言語ともいわれる程、知られているプログラミング言語です。具体的には、 パソコン上でマウスを上に持っていくとボタンの色が変わったり、そこにポップアップが出現したりなどの、ユーザー側においての動きを作るときに使われるプログラミング言語がjava scriptです。
java scriptは「js」と省略して表記されることもあります。webサイトを作るフロントエンドエンジニアには必須のプログラミング言語です。ウェブページに動きをつけるのに最適なプログラミング言語です。
日本人におすすめのRuby
「Ruby」は日本人のまつもとゆきひろ氏(Matz)が開発したとても実用的なWebアプリ向け開発言語です。プログラミングの教育にも使われていて、「『楽しさ』を第一目標とした言語」というコンセプトが特徴的です。Webアプリケーションの開発にはRubyが非常に多く使われています。
例えば人気料理アプリの「クックパッド」やフリーランス用のサイト「Crowdworks」などもRuby on Railsを用いて製作されたアプリケーションです。日本人が考案したプログラミング言語ということもあり、日本人に使いやすい言語という特徴があります。
日本語で書かれた解説書や参考資料が多く、プログラムの文法が非分かりやすく、簡単にそして直感的な感覚でコードが書けます。プログラミングの経験がない初心者でも、非常に始めやすい言語のひとつがRubyなのです。Rubyを採用している日本企業も多く、独学後に仕事に就きやすいというメリットもあります。
webサイトに特化するなら覚えたいPHP
「PHP」はWebサービス開発で多く活用されているプログラミング言語です。PHPは初心者でも学習しやすい言語の一つで、webサイトの開発に関わりたいと考えているならぜひ覚えたい言語です。その特徴はソースコードが自由に書けてとても学びやすいということです。
フレームワークも複数あり、それらを利用することで比較的簡単に初心者でもプログラムを組めます。サーバー側のスクリプトとなっていますが、組み方が大変明確で初心者が比較的始めやすい言語といえるでしょう。多くのWebサイトに使われていて、長い間人気を保ち続けています。
PHP言語を使用したプログラムの一例に、「WordPress」が挙げられます。これもPHPを活用して作られたものです。WordPressとはCMS(Content Management System)サイトの一つ。ソースコードを書くことなく利用者がサイトの更新を気軽に行えるという特徴があります。技術者の求人や受託案件数が豊富な点も見逃せません。
世界で人気と需要の高い言語Java
「Java」は1990年代前半にオブジェクト指向型のプログラミング言語としてアメリカで開発されました。日本だけでなく海外でも人気が高いプログラミング言語で、需要も高いことからぜひ習得しておきたい言語の一つです。
PHPと比較するとやや難易度は高くなりますが、しっかり学習して技術を習得すれば他のどの言語よりも頭にすんなり入るといわれています。近年は世界的に人気があり、プログラム言語ランキングの中で第一位をキープし続けています。不動の人気を誇るプログラミング言語が「Java」なのです。
Javaの用途は、Android系アプリ、Webシステム、一般企業で使用されている業務システム・機械を制御するシステムなどとして活躍しています。非常に幅広いシステム開発に採用されている人気の言語です。Javaプラットフォーム(JVM)上で動作するという特徴があり、特定のOSに依存しないシステム開発が可能な点も魅力です。
難易度が低く初心者におすすめPython
「Python」は難易度が比較的低く簡単に習得が可能で、プログラミング初心者におすすめしたい言語の一つです。ビッグデータの処理やwebアプリ、ゲームなどさまざまな分野に対応しているという特徴があります。
また、コードが非常にシンプルで文量も少ないため、誰が書いても同じコードで大変読みやすくなっています。
「Python」は主に、IoTに関わるシステムの開発やWebアプリケーションの開発、機械学習(人工知能)の開発、統計やデータ分析などの使われる言語です。
Pythonでできることは実にたくさんあり、オールマイティなので、人気急上昇中のプログラミング言語といえます。
Pythonは「Instagram」や「YouTube」「Evernote」など、世界的に人気の高い有名サイトの開発にも用いられています。将来的にAIなどの人工知能を用いる機会が増えることが予想され、Pythonのニーズも年々高まっています。これに比例してPythonを用いて開発に携わる技術者の需要も高まるでしょう。
おすすめの参考書や本
プログラミングを自分だけで勉強する際には、本や参考書を元に勉強することがメインになります。プログラミング独学をする際におすすめの初心者向け参考書や、評価の高い参考書、プログラミング言語で紹介した言語の参考書などを厳選したので、ぜひ参考にしてみてください。
確かな力が身につくJavaScript「超」入門 (確かな力が身につく「超」入門シリーズ)
「確かな力が身につくJavaScript「超」入門」は、プログラミングの初心者でも理解しやすい内容の本です。プログラミングの技術をきっちりと学ぶというよりも、実際に手を動かしながら基礎の知識も身に付けられます。
サンプルを使いながら初心者でもプログラミングの基礎を学ぶことができるおすすめ本です。
プログラミング学習シリーズ Ruby 1 はじめてのプログラミング
「プログラミング学習シリーズ Ruby 1 はじめてのプログラミング」は、コンピュータプログラミングの勉強を始めたばかりで、全く初めてという人を対象にしている本です。本の解説がとても丁寧で分かりやすく、初心者が理解しやすい作りになっています。
自分だけでもプログラムを作る能力を身につけることができます。また、作成したRubyプログラムを実行するときには、付属のCD‐ROMに収録されているインストーラパッケージで簡単に環境を準備することができます。
コンピュータの基本の仕組みやプログラムの考え方など、大変やさしくそして正確に解説してありゆっくりと学べるところも魅力です。
また、付属のCD-ROMには開発環境とサンプルコードが収録されています。プログラミングの独学や教室の一斉講習などにも対応している本です。
いきなりはじめるPHP~ワクワク・ドキドキの入門教室~
この本は、PHPの初心者向けの優しい参考書ですが「MySQL」までカバーしています。初心者がつまずいたり迷いやすいポイントをとことん解消してくれます。
秋葉原にある1日でWeb画面と簡単なDBも作れるようになるという人気の速習コースのプログラミングメソッドを1冊の本にまとめたものです。
プログラミング初心者でも、無理なく楽しくPHPとMySQLのエッセンスを身に付けることができます。実際の研修講座で既に実証された独自の方法論とカリュキュラムで構成されています。
これにより無理なく楽しく学べます。また、面倒になりがちなパソコン設定やデータベース構築も楽々とクリアできるところもおすすめです。
初心者が勉強の途中でつまずいたり、悩んだりするポイントをわかった上で作られていますので、安心してスタートできます。
スッキリわかるJava入門
世界中でも最も人気のあるプログラミング言語で、これからも益々ニーズが高くなると予想されるのがJavaです。将来エンジニアとして活躍したい人はぜひ身につけておきたい言語になります。
Javaプログラミングの「なぜ?」という疑問を解決する内容と、約300点の豊富なイラストで楽しく学習を進められるプログラミング入門書です。
プログラミング学習で常にネックになるといわれる開発環境の準備と、多発するエラーに対応できるように、本独自の特典が付属しています。(付録A: JDKを用いた開発、付録B: Eclipseによる開発、付録C: エラー解決・虎の巻)
Javaの参考書の中でも大人気でランキング1位を獲得しています。Javaの基礎から初学者には難しいといわれているオブジェクト指向まで、その疑問にしっかり対応した内容となっています。
「普段何気なくJavaを使っているけれども、オブジェクト指向を理解できていない」「プログラミング学習の途中で難しくて挫折してしまった」という人にもピッタリの本です。
スラスラわかるPython
「スラスラわかるPython」は、コンパイルのいらない軽量なプログラミング言語である「Python」の入門書です。初めてプログラミングを学ぶ人にもピッタリの書籍です。
初心者が写経するのに最も適している本で、0からものつくりまでのストーリーが大変わかりやすくなっています。
また、Pythonで本当に使われることに特化し、しっかりと活用することができるのも魅力です。また、初心者が学習する上で一番つまずきやすい環境構築については、図を使い丁寧に解説しています。
このように初心者でも安心して学習できる工夫がされています。
プログラミングの疑問を解決できるように、わかりやすさを前面に出した解説も特徴です。手軽で文法が学びやすいことでも人気であり、入門者が最初にプログラミングを行なうときにもおすすめの言語「Python」をしっかり身に付けられる本です。
おすすめのプログラミング学習サイト
近年はインターネットも独学をする際の大事なツールの一つとなっています。ここでは、プログラミングを初めて独学で学習するときにおすすめできるサイトや、需要が高いプログラミング言語のサイトを取り上げていきます。
とほほのWWW入門
「とほほのWWW入門」は、HTMLやJavaScript、CSS、CGI、スタイルシートなどの、 Webサイトを作成する際に必要となるプログラミング言語学習のためのインターネットサイトです。1996年9月に「とほほのHTML入門」の名前でネット上に公開されました。
杜甫々(とほほ)と「とほほママ」夫婦によってサイトが運営されています。その内容は「基本編・プログラミング言語・応用編」の3つに分類されています。プログラミングのレベルは初心者から上級者までを対象としています。
また、勉強する人のパソコン環境についての配慮もしていて、古い機種のパソコンや閲覧ソフト等で勉強する人でも、自由に問題なく閲覧できるようになっています。
マンガPG
「マンガPG」はマンガを使ってjavaやjavascriptなどのプログラミング言語を初心者にもわかりやすく解説しているインターネットサイトです。クロノス・クラウンの柳井政和が作成し、合計2,000ページ以上ものマンガを使って解説しています。
マンガPGを使うと、マンガで気軽に読みながら独学できるので、プログラミング初心者でも挫折せずに勉強を続けることができるというメリットがあります。
ドットインストール
「ドットインストール」は動画でIT開発技術を学習できるプログラミング学習サイトで、4,000本以上もの動画が用意されています。HTML入門の場合、全24回のシリーズです。
動画は全てが3分以内となっていいますので、飽きずに隙間時間を使って毎日コツコツとプログラミングを学ぶことができます。
動画に収録されているのは、HTMLやcss、Python、JavaScript、ruby、PHPなどです。また、プログラミング言語だけでなく、Linuxコマンド入門やサーバの構築など、開発全般についていろいろな動画のレッスンが学べるおすすめの動画サイトです。
やり方次第でプログラミングは独学で習得できる
今の仕事をしながら空き時間でプログラミングを勉強したい場合や、現在学生で将来の仕事に活かすためにプログラミングを学びたい場合は、最初にどのような勉強方法があるかをリサーチすることから始めてみることをおすすめします。
独学でプログラミング学習をする主な方法は、本や参考書を利用したり、インターネットサイトや動画サイトを検索して見つけて学ぶ方法、そして無料で開催している勉強会に参加する方法など多数の方法があります。自分の生活の中で取り入れられ、無理なく続けられる方法をまず見つけ出し、そのための情報収集を行ってみましょう。
また、近年とても身近なものになったSNSを上手く活用し、自分一人で勉強するだけでなく、同じようにプログラミングを独学で勉強している人たちとの情報交換をし、共同で勉強する方法もあります。独学で学び途中で悩みが出たり疑問点が出てきた場合は、こういったネットワークの活用も有効的です。
ビギナーズ 編集部 /
ビギナーズ編集部 ライター
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