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【初心者向け】PCDJについて解説!パソコンの選び方は何がおすすめ?
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パソコンを使ってDJをするPCDJに興味をお持ちでしょうか?PCDJとはパソコンとDJ機材をつなぎプレイする方法です。この記事ではそんなPCDJの魅力とDJプレイをする上で必要な機材を紹介していきます。もう一つ、PCDJをやる上で重要になるのがパソコンです。パソコンを購入する上でチェックするポイントも一緒に見ていきましょう。
これからパソコンを使ってDJを始めたい、PCDJについて詳しく知りたい方に役立つ情報ですので是非、参考にしてみてください。
目次
パソコンを使ったDJスタイルにはどのようなものがあるのか
今ではよくクラブシーンでも見かけるようになったパソコンを使ってDJをするPCDJ。PCを使うことで近代的な格好良さもあります。では実際にどのようなプレイスタイルがあるのかご存知ですか?
PCDJのスタイルは主に3つあります。一つはターンテーブルとパソコンをつないでDJする方法です。二つ目はCDJとパソコンをつないでDJする方法で、三つ目はPCDJ用のコントローラーとパソコンをつないでDJをする方法です。
ターンテーブルを用いたPCDJ
「DJといえばターンテーブルでしょ」というDJの方から絶大な支持を得てきたこのスタイルですが、パソコンとターンテーブルをつなぐためには『TRAKTOR Scratch』や『Serato ScratchLIVE』などのオーディオインターフェイスが必要になります。
『TRAKTOR Scratch』などのパッケージに入っているインストールソフトをパソコンにインストールし、オーディオインターフェイスをパソコンとターンテーブルに接続します。ターンテーブルの上にレコードの形をしたコントロールバイナルと針を設置することで準備完了です。
実際のプレイの仕方はインストールしたアプリケーションに流したい曲をセットし、バイナルコントロールでスクラッチや流す曲の出だしを調整します。
ターンテーブルを用いたPCDJに必要なもの
- パソコン
- ヘッドホン
- ヘッドホンジャック
- スピーカー
- ターンテーブル×2
- 針
- ミキサー
- オーディオインターフェイス
- コントロールバイナル
- オーディオケーブル
ターンテーブルとパソコンをつなぎPCDJをしています。どのようなプレイができるか参考になる動画ですのでぜひ、見てみてください。
CDJを用いたPCDJについて
CDJ使ってPCDJをする方法もターンテーブルを用いてPCDJする方法と同じです。オーディオインターフェイスでパソコンとCDJをつなぎ、パソコンにセットした曲をCDJで一時停止したり、再生させたりとコントロールできます。CDJにはCDをいれずにCDの形をしたコントロールバイナルをセットします。
こちらも一般的に使われるオーディオインターフェイスは『TRAKTOR Scratch』か『Serato ScratchLIVE』が代表的です。
CDJを用いたPCDJに必要なもの
- パソコン
- ヘッドホン
- ヘッドホンジャック
- スピーカー
- CDJ×2
- ミキサー
- オーディオインターフェイス
- コントロールバイナル
- オーディオケーブル
パソコンは使っていませんが、動画で紹介されているセットをオーディオインターフェイスを通してパソコンにつなぐこともできます。CDJでできるプレイはどんなものか、『DJ Yamato』の動画を参考にしてみてください。
コントローラーを用いたPCDJについて
比較的価格を抑えてDJをはじめられるのがこのPCDJ用のコントローラーを使ったDJです。ミキサーとデッキが一体化しており、DJを始めるのに必要なミキサー、CDJまたはターンテーブル、オーディオインターフェイスを購入する必要がなく、パソコンとコントローラーがあれば手軽にDJができてしまいます。
人気のコントローラー『DDR-RB』などはDJソフト付きで29,800円程度で購入できます。
コントローラーを用いたPCDJに必要なもの
- パソコン
- ヘッドホン
- ヘッドホンジャック
- スピーカー
- コントローラー
- インストールソフトウェア
- オーディオケーブル
TRAKTOR KONTROL S4というPCDJ用コントローラを用いたDJプレイです。どのようなプレイができるか参考になる動画ですので見てみてください。
一番重要なパソコン選びについて
ここまで見てみるとPCDJにも様々なスタイルがあることを理解していただけたのではないでしょうか?ここでもう一つ、PCDJで一番大切な機材となるパソコンの選び方についても触れておきましょう。
PCDJはどのプレイスタイルでも必ずパソコンを使用します。リーズナブルなものを求めすぎて性能の悪いパソコンを選んでしまわないようにしましょう。クラブでDJ中にパソコンがフリーズしてしまうと大変です。
クラブDJが使うパソコンは圧倒的にMacが多いです。特に持ち運びが便利で曲などをたくさん保存することのできるMacBook Pro 13inchが主流です。
さらに軽量でコンパクトなMacBook AirでDJをしようという方もいますが、ソフトを動かすのでCPUやメモリもパワーのあるものでないとDJプレイに支障が出てきてしまう場合があります。CPUがPCの脳みそ、メモリは作業場の広さというような役割を持ちます。CPUがいかに性能のよいものでも作業場となるメモリが少なければ十分な性能を発揮することができません。逆もまた然りです。
パソコンを選ぶ際はCPU、メモリ、ハードディスク容量をチェックしてみましょう。どのくらいのスペックがあればいいのかについては実際に保存したい曲の量やどのくらいのクオリティを求めるかによって変わります。
ある程度、クラブでも使えるようなスペックのあるパソコンをご紹介いたしますので参考にしてみてください。
実際にどのようなパソコンがおすすめなの?
個人の好みによってパソコンを選んでいただくことが一番ですが、一般的にこのくらいのスペックがあれば問題なくDJができるというパソコンをご紹介します。
MacBook Pro 13inch MD101J/A
比較的コストを安く抑え、性能的にも問題ないものを購入したい場合は『MacBook Pro 13inch MD101J/A』がおすすめです。2012年の発売モデルで容量が500GB、CPUがIntel Core i5/2.5GHz/2コア、メモリ4GBとDJをする上でも安心して使用できるスペックです。ただメモリが4GBで少し不安という方は増設することもできます。
MacBook Pro Retina 2700/13.3 MF839J/A
多少値段が張っても構わないという方はSSDを搭載している『MacBook Pro Retina 2700/13.3 MF839J/A』がおすすめです。CPUはIntel Core i5/2.7GHz/2コア、メモリ8GB、またSSDを搭載することにより、アプリケーションの処理速度が上がり、DJソフトなどをストレスなく使用することができます。ディスク容量が少ないのが難点ですが外付けハードディスクなどを使用することもできます。
Windows VS Mac
クラブイベントへ参加してWindowsでDJをしている人はあまりいません。WindowsでDJしているとそこへ視線が集まるかもしれません。しかし、WindowsでDJすることももちろん可能ですし、価格もMacのパソコンと比べると安く購入することができます。
音質や操作性の部分を考慮してMacのパソコンを使用することをおすすめしますが、どうしても少ない予算で今から始めたいという方はWindowsのパソコンを購入するのもよいでしょう。
実際のWindowsとMacのパソコンを使用して比較しているサイトがありましたので参考にしてみてください。
参考URL:パソコン屋の目線で見るPCDJ Windows or Mac
まとめ
ここまでPCDJとは何か?PCDJをする上で必要になるパソコン選びのチェックポイントなどを説明してきました。クラブシーンの主流にもなりつつあるPDCJですが、これからDJを始めようという方の機材選びの一助になれれば幸いです。
パソコンを使ってDJするのは何よりもパソコン自体の性能が大事です。自分自身、納得できるパソコンでDJを楽しみましょう!
タイチ /
ビギナーズ編集部 ライター
食べること、旅行に行くことが大好きで週末には良くお出かけしています。ビギナーズでも趣味を通して伝えたいことをたくさん記事にしていければと思います。