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DJ初心者におすすめのiPhone/iPadアプリ7選!
※当記事はアフィリエイト広告を含みます。
DJに挑戦してみたいけど、まず何から始めたらいいか分からない!という方はとても多いかと思われます。
DJに必要な機材は決して安くありません。DJコントローラーからヘッドホン、スピーカーまで全て揃えると、少なくとも5〜10万円くらいはかかってしまいます。
初心者の方は費用を抑えて始めたいという方も多いですよね。
そこで、今回はiPhone/iPad向けDJアプリを使って、簡易的にDJプレイを行う方法をご紹介します!
目次
iPhone/iPadで行うDJとは?
DJはレコードを使う『アナログDJ』、レコードの代わりにCDを使う『CDJ』、そしてPCに入っている音楽データを使う『PCDJ』の3つが主なスタイルです。
その3つに加えて最近ではiPhone/iPad用に開発されたアプリを使ってDJをするというスタイルが主流になってきています。
アプリを使ってDJを行う場合、必要なものは、手持ちのiPhone/iPadのみです。あとは端末の中に、専用アプリと楽曲が入っていれば、すぐにDJを始めることができます。
他のDJスタイルより簡単で、初期費用も数百円から数千円程度のものが多いので、非常に経済的ということで人気になりつつあります。
おすすめのiPhone/iPad向けDJアプリ7選
iPhone/iPadのDJアプリを用いれば、より簡単にDJを行うことができます。
必要なものは、手持ちのiPhone/iPadのみ!あとは端末の中に、専用アプリと楽曲が入っていれば、すぐにDJを始めることができます。
初期費用は数百円から数千円程度のものが多いので、非常に経済的です。
今回は初心者の方にもおすすめのDJアプリを7つ厳選しました。各アプリの特徴も動画と共に解説するので、自分に合いそうなアプリを選んでみてください。
djay 2
iPhone/iPad向けDJアプリで最も有名なものといえば、algoriddimの『djay2』でしょう。
知名度・シェア共に抜群で、また600円と安価で使えるので、初めてDJアプリに挑戦する人におすすめのものといえます。
曲のBPM(はやさ)を自動で合わせてくれるオートシンク機能はもちろんのこと、11種類のエフェクトや12個のサンプラー(タップすると効果音が出る機能)等が標準装備されています。
加えて自動ピッチ補正機能や、プレイリスト内の曲をアプリが自動でミックスしてくれるオートミックス機能など、初心者にありがたい機能が非常に充実しています。
なお、マルチステレオアウトに対応しており、ヘッドフォンで楽曲を聴きながら、スピーカーでも音楽を流すことが可能です。
そのため、iPhone/iPadとマルチステレオアウト用のコネクターがあれば、実際にクラブなどでDJプレイすることも可能となっています!
DJ Rig
『DJ Rig』は、音楽制作に関わる人なら誰もが知っているであろう、IK MultimediaからリリースされたiPhone/iPad向けDJアプリです。
UIは実機のものに近く、またスクラッチの感度も高いため、いずれ実機のDJコントローラーに乗り換えることを検討している人にはピッタリでしょう。
12種のエフェクトに36個のサンプラーが標準装備されており、iPhone/iPad向けDJアプリとしては最高レベルの充実ぶりです。
IK Multimediaの製品ということもあり、エフェクトのクオリティも非常に高いです。
edjing Mix
MWMの『edjing Mix』は、無料のDJアプリとしては非常に高品質です。 また実機のDJコントローラーに非常に近いUIなので、いずれ実機に乗り換えることを検討している人にはおすすめのアプリといえます。
ただし無料ということもあり、機能面はややシンプルな構造です。テクニカルな操作をするのには向いていません。
またエフェクトは3種、サンプラーは8個とやや少なめですが、App内課金で様々な機能が追加できます。また、UIのスキンを変更できるのもこのアプリの魅力です!
こちらもマルチステレオアウトに対応しています。iPhone/iPadと専用のコネクタがあればすぐにDJプレイが可能です。
Cross DJ
『Cross DJ』は非常にシンプルで直感的なUIを持つ、無料のiPhone/iPad向けDJアプリです。
デジタルDJ界の雄、Pioneerと深い関わりを持つMixvibesからリリースされているため、信頼性は高いです。
そのシンプルさゆえに実機と近いとは言い難いですが、操作性は抜群です。iPhone/iPadのタッチスクリーン上で操作することに特化したDJアプリといえます。
オートシンク機能、オートミックス機能などの機能も備え付けられており、有料のDJアプリにも遜色しません。
また、『Cross DJ』上で作ったミックステープを、直接SoundCloud(音楽共有SNS)にアップロードすることもできます!
なお、有料版の『Cross DJ Pro』では無料版より豊富なエフェクトが使用でき、また無料版で存在したポップアップ広告が削除されています。
Pacemaker
Pacemaker Music ABがリリースする『Pacemaker』は、『Cross DJ』よりもさらにタッチスクリーンに特化したiPhone/iPad向けDJアプリといえます。
ムダを極力排除したシンプルでスタイリッシュなUIであり、実機のDJコントローラーとはかなり異なります。
しかしタッチスクリーン上での操作性は直感的でわかりやすく、初心者でも簡単に使いこなせると思います。
またiTunesライブラリの楽曲以外に、Spotifyの音楽を利用できるのはとても魅力的です。
Spotify上の楽曲をオートミックスしてくれる機能もあるため、DJアプリではなく音楽視聴アプリとしても使えます!
その他にも、ミックステープを他のユーザーとシェアする機能もあり、便利な機能が盛りだくさん搭載されています。
Traktor DJ
Native Instruments社の『Traktor DJ』は、DJの世界で知らぬ人はいない 『Traktor』の名を関したiPhone/iPad向けDJアプリです。
『Traktor』はPCDJのソフトウェアとして抜群の知名度・シェアを誇り、いずれPCDJで『Traktor』を使用することを検討している人にはおすすめのアプリといえるでしょう。
このアプリは一般的なDJアプリと異なり、ターンテーブルとなるものが存在しません。楽曲の波形をタップしながら操作するスタイルです。
作曲や楽曲編集に慣れている人には扱いやすいアプリだとは思いますが、全くの初心者にはやや操作が難しいかもしれません。
機能は非常に充実しており、オートシンク機能やキー検出機能、8種のエフェクトに高品質レコーディング機能などがついています。
また、iPhone/iPad内のiTunesライブラリの楽曲ファイルだけでなく、Dropboxからも楽曲が開けることも大きな魅力です。
そして何と言っても、iTunesライブラリから、BPMとキーが近い曲を自動で検出してくれる『インテリジェントブラウザ機能』がかなり便利です!
選曲の手間がかなり省けるので、誰でも簡単にマッチした曲をつなげることができます!
DJ Player Professional
iMect Ltd.からリリースされている『DJ Mix』は、UIを数パターンから自由に選べる画期的なiPhone/iPad向けDJアプリです。
ターンテーブルのあるUIはもちろんのこと、『Traktor DJ』のように波形で操作するUIもあります。
基本無料でありながら機能が非常に充実しており、一般的なDJコントローラーとしての機能はほとんど取り揃えられています。
8個のキューが標準装備されており、アプリとしては最大級です。
機能が豊富な一方、操作性はやや難があり、慣れるのには少し時間がかかるかもしれません。その分、使いこなすことができれば非常に有用なDJアプリといえるでしょう。
実機にも挑戦したい方には『PCDJコントローラー』がおすすめ
iPhone/iPadでのDJに慣れると、PCDJなどのハード機材を用いたDJに挑戦したいと思う方は多いと思います。
もちろん、PCDJやCDJ、アナログDJに挑戦することは私もおすすめしますが、せっかくiPhone/iPadで慣れ親しんだアプリを捨てて、また一から使い方を学ぶのは手間ですよね。
そこで私がおすすめしたいのが、iPhone/iPadと同期できるPCDJコントローラーです!
例えばDDJ-WeGOは、iPhone/iPadと同期できる代表的なPCDJコントローラーの一つです。
iPhone/iPadで使っているDJアプリがそのままDJコントローラーと連携できるため、慣れ親しんだDJアプリの感覚はそのままに、より自由度の高いDJプレイが可能となります。
(※使用できるアプリが限定されているものもあります。詳しくは各DJコントローラーの取扱説明書をご覧ください)
また、iPhone/iPadと連携できるDJコントローラーは、多くの場合パソコンとつなげてPCDJとして利用することもできるため、いずれPCDJへの移行を考えている人には大変おすすめできる種類のDJコントローラーといえます。
まとめ
今回はおすすめのiPhone/iPad向けDJアプリと、iPhone/iPadから実機へステップアップするための機材をご紹介しました。
いずれのDJアプリも、iPhone/iPad単独でDJプレイが可能であり、手軽にDJに挑戦することができます。
一方、ハードのDJ機材には多くの面で劣る部分があり、また実際のクラブシーンではほとんどの人が実機でプレイしています。
もしクラブDJを目指すなら、まずはアプリで始めつつも、いずれは実機に挑戦してみてください!
また、こちらの記事では、iPadがレンタルできるおすすめサービスをまとめて紹介しているので、ぜひ活用してくださいね。
じきる /
ビギナーズ編集部 ライター
ダンス歴20年。ダンスの他にもバンド、DJ、スノーボードなど、ひと通り「チャラい」趣味を嗜む。しかし中身は普通のシャイボーイ。