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スーツケースの選び方|機内持ち込みサイズは?材質・メーカー別おすすめも
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出張や旅行に欠かせないのがスーツケースです。スーツケースは何年も長く使っていけるものなので、できるだけ長持ちする耐久性の強いものを選びたいですよね。
たくさんあるスーツケースの中から、自分の用途に合ったスーツケースを探すのは難しいと思います。
今回はスーツケースを選ぶときに悩みやすいサイズや材質、失敗しない選び方のポイントなどをご紹介します。また、おすすめのメーカーを特徴と共にご紹介しているので、ぜひ参考にしてください。
目次
スーツケースのサイズと旅行泊数目安
スーツケースを選ぶ時に、まずどの大きさのスーツケースが最適か悩みますよね。
何日の旅行にはどのサイズのスーツケースが良いのか、選ぶ際のポイントもお伝えします。自分の予定している旅行にぜひ参考にしてください。
Sサイズ(26~40L)|2泊3日用
ビジネスの出張や2泊3日の旅行に行く方におすすめのこのサイズは、ほとんどのスーツケースが機内に持ち込み可能です。機内持ち込みサイズについては、後述します。
Mサイズ(41L~80L)|3~5泊・5~7泊用
旅行に行く方の中で一番多く購入されるのがこのサイズではないでしょうか。3日以上の旅行に行くのであれば、このサイズを選ぶことをおすすめします。
Mサイズの中でもメーカーによって3~5泊のもの、5泊~7泊のものなど容量が異なるようなので、自分の予定泊数に合わせて選択するようにしてください。
機内には持ち込めないサイズも含まれますが、小回りもよく、軽量のものがたくさん製造されており、使い勝手のよいサイズです。
このサイズのメリットとしては、家族で旅行する場合にも1つのスーツケースに全員分の持ち物を合わせて入れることができる点です。行きは半分スペースを空けたままで旅行に出かけて、帰りはあけてたスペースにお土産をパッキングすることもできます。
Lサイズ(81L~)|7日間~
このサイズの特徴はなんと言っても大容量という点。たくさん荷物を入れたい方や、長期の旅行を計画している方、留学に行く方におすすめです。
大は小を兼ねるといいますが、このサイズも、ご家族や夫婦で旅行に行く場合に、複数人の荷物をひとつにまとめて旅行にいけるので便利です。特に冬の時期だとニット等のどうしてもかさばってしまうこともあるので、大きめのスーツケースだと何かと便利です。
サイズが大きい分スーツケース自体も重くなってしまうので、できるだけ材質が軽いものを選ぶようにしてください。
飛行機の機内持ち込みサイズ
機内持ち込みにもサイズ、重量の制限があります。より多くの荷物を入れるためにも、スーツケース自体の重量が軽いものを選ぶことが大切です。
機内持ち込みサイズとは、主に3辺の合計が100cm~115cm以内で10Kg以内のスーツケースのことを指します。このサイズ内であれば、ほとんどの飛行機に持ち込むことができます。機内持ち込みサイズについては後述します。
その他航空会社によっても規定は異なる場合があるので、ご自身が搭乗予定の航空会社のサイズを調べてみてください。
空港での手荷物検査の流れを解説した記事も、参考にされてみてくださいね。
サイズ以外も重要!スーツケースの材質別の特徴
スーツケースを選ぶ時に材質はとても重要です。投げられても壊れない丈夫なもの、できるだけ軽量のもの、デザインを重視するものなどのどんな目的でスーツケースを使いたいかによっても選ぶスーツケースは異なってきます。
ハードケース
どの材質にしようか迷っているのなら、ハードケースが一番おすすめです。実際に日本の空港でもよく見かける材質です。
ハードケースの特徴としては、硬いボディで頑丈なことです。海外の空港ではよくスーツケースが投げられてしまうことも多く、海外に行く方はハードケースを選ぶ方も多いようです。
ハードケースの中でも、スーツケースの開閉部分が、フレームタイプとジッパータイプの2種類があります。どちらを選ぶかで頑丈さは変わってくるので、選ぶときの参考にしてください。
フレームタイプ
ハードケースの中でも、フレームタイプは一番頑丈です。開閉部分が金属で作られているので、スーツケースの側面を押しても凹むことはありません。金属で作られている分重量もあるのでスーツケース自体も重いものが多いです。
【フレームタイプハードケースの特徴】
セキュリティ | 開閉部分が金属なので安心 |
---|---|
強度 | 変形しづらく、強度が高い |
重量 | 重たい |
ジッパータイプ
ジッパータイプは、フレームタイプに比べると強度は弱まります。また、開閉部分がジッパーで布で作られているので、ナイフで破られてしまう可能性が考えられます。
布で作られている分軽量なものが多いです。また、マチが広がりやすいので、たくさんの荷物を入れることができます。
【ジッパータイプハードケースの特徴】
セキュリティ | ナイフなどで破かれる可能性あり |
---|---|
強度 | フレームタイプに比べて弱い |
重量 | 軽い |
ソフトケース
ソフトケースの特徴として、ハードケースに比べて重量は断然軽いことがあります。
また、荷物が多くなってしまった際も押し込めば入れることができるので、衣類のたたみ方次第で上手に荷物を持ち運ぶことができます。
リュックやボストンバッグに変形することもできる3in1のナイロン製の商品も発売されており、多機能性を重視される方におすすめです。
ソフトケースだと、雨が降ったときに染み込んでしまう…と不安に感じる方もいると思いますが、スーツケースカバーをかけることで防水対策は可能でなので安心して使うことができます。ハードケースのスーツケースを汚したくない方にもおすすめです。
レザー
少し重量はありますが、憧れのブランドの定番デザインでスタイリッシュに持ちたい方におすすめです。
革製品はシミの原因となるため、水には弱いという特徴がありますが、きちんとお手入れすれば、長く付き合っていくこともできます。
特に、ルイヴィトンはもともと旅行かばんやトランクを製造し、フランス王室から注文を受けていた歴史があります。現在のルイヴィトンに使われているバッグは、キャンバス地のものが多いですが、レザーのスーツケースも製造されています。
また、レザーで作られているものはおしゃれなデザインも多いので、家で保管している際も、インテリアの一部として置くこともできます。スーツケースの保管や収納に困っている方もいると思いますが、インテリアにできるのは一石二鳥ですね。
スーツケース選びでおさえておきたい2つのポイント
どんな大きさや形、どのメーカーのスーツケースを選ぶとしても、この2点だけは必ず押さえていただきたいポイントをご紹介します。
購入を検討しているスーツケースがあれば、ご紹介する2点のポイントが含まれているか確認してみてください。
TSAロック付きならセキュリティも安心
TSAロックとは、米国運輸保安局より認可を受けたスーツケースの鍵です。
現在、米国領土内のすべての空港で、国内の移動や出国の際、預け荷物をTSA(米国運輸保安局)が検査することになっており、乗客は荷物を解錠して預けることを求められます。
TSAロックが搭載しているスーツケースは、TSA職員が特殊ツールを使って解錠が可能なので安心ですが、万が一TSAロック以外のスーツケース場合は検査のために鍵を壊されてしまう可能性があります。
手荷物で機内に持ち込む場合はまだ安心ですが、荷物を預けるケースが多い場合TSAロックがついているスーツケースを買うようにしましょう。
2輪?4輪?使い勝手に合ったキャスターを選ぼう
スーツケースのキャスターは2輪キャスターと4輪キャスターの2種類があります。4輪キャスターのスーツケースを最近では多く見かけますが、2輪キャスターのスーツケースもたくさん販売されています。
機内持ち込みサイズのスーツケースだと、重量もそこまで重くないため2輪キャスターでも不便なく使えますが、10Kg以上となると引っ張って運ぶのは重たくなるので、4輪キャスターを選ぶことをおすすめします。
特にインターネットでの購入を検討している場合は、キャスターの数にも気をつけて選ぶようにしてください。
スーツケースのおすすめメーカー
数あるメーカーの中で、どれを選べばいいか迷っている方もいらっしゃると思います。せっかく選ぶのなら、自分の納得する性能、デザインで選びたいですよね。
そこで、日本でも人気のメーカーをご紹介します。
サムソナイト(SAMSONITE)
日本でも愛用者の多アメリカのブランドです。お手ごろ価格の商品も製造しており、どのブランドにしようか迷っている方におすすめです。
軽量化、イメージにとらわれないデザインで、目的別の多くの商品ラインナップをそろえています。
リモワ(RIMOWA)
アルミニウム製のスーツケースで有名なドイツのブランドです。
シンプルなデザインがスタイリッシュで人気が高く、航空機などにも使われるポリカーボネイトが使われ、耐久性と軽量性に優れています。海外に頻繁に向かう方におすすめです。
グローブトロッター(GLOBE TROTTER)
多くの旅行者に愛用され、そのデザイン性の高さから憧れのブランドといわれていることも多いイギリスのグローブトロッター。創業当時と変わらぬ製法で、職人の手により、ひとつひとつ丁寧に作られていることが特徴です。
自分好みにカラーもオーダーもできるので、世界にひとつのスーツケースを作ることが可能です。いいものを、ファッショナブルに持ちたいという方におすすめです。
ブリーフィング(Briefing)
ブリーフィングは日本ブランドですが、“ミリタリズム”を追求した強じんさと耐久性を持つバッグ作りのため、アメリカの軍需工場で製造されているMADE IN USAです。
耐久性はもちろんのこと、定番の迷彩柄のデザインから洗練されたシンプルなデザインがおしゃれです。高いデザイン性から人気ブランドのUNITED ARROWS特注のシリーズもでています。
内装のベルトやアクセサリーも使いやすく、旅行だけではなくスーツケースを普段使いするビジネスの普段利用にもおすすめです。
【カテゴリー別】おすすめのスーツケース
ここでは、おすすめスーツケースをご紹介します。
サイズ別
SS~Lサイズでご紹介します。
SSサイズ
シリーズ累計売上50万個を突破した人気商品です。3㎏未満という軽量で小型なサイズが、気軽な旅に嬉しいですね。
TSAロック付きで4輪、ジッパータイプのハードケースです。カラーも豊富で選ぶのが楽しくなります。
Mサイズ
内装にもこだわったこの商品。デッドスペースをなくし、荷物をスッキリ収納できます。
TSAロック付きで4輪、ジッパータイプのハードケースです。マットラフ加工というあえて表面に凸凹をつけることで、傷がつきにくいです。
Lサイズ
Lサイズでも約4kgで、スーツケースの上ではねてもしなる軽くて強い商品です。中では荷物をしっかりホールドするので、たくさん入れて動いても安心です。
TSAロック付きで4輪、ジッパータイプのハードケースです。表面には傷がつきにくい加工が施されています。
材質別
スーツケースの耐久性に関わってくるので、どんな風に使うかイメージして選びましょう。
ソフトケース
こちらは、ロッカーに入るサイズ!値段も手ごろです。
汚したくない、濡らしたくない人は、クリアカラーのスーツケースカバーもおすすめです。
ハードケース
写真映えするのに、約2万円とファッション感覚で手が届く1台。収納もたっぷりあり、カギは外観を損なわないダイヤルロックです。
レザータイプ
牛皮の高級感が漂うこちらの商品。静音キャスターや収納のしやすさなど機能にもこだわりがあります。見た目の美しさと使いやすさを備えた、コスパの良い1台です。
メーカー別
ここでは、メーカー別のおすすめスーツケースをご紹介します。
サムソナイト
サムソナイトのスーツケースにはシリーズがありますが、こちらはコスモライトです。 軽量スーツケースとして人気がありますが、デザインもスタイリッシュ!TSAロック付きで安心です。
リモア
価格は11万越えですが、長く使うなら選択肢にいれてもよいでしょう。アルミニウム合金製の強靭でスタイリッシュなデザインは、飽きがこず使えます。
グローブトロッター
グローブトロッターの新作で、2輪スーツケースです。価格は15万円超えですが、グローブトロッターらしいさずがの高級感があります。ユニセックスで、男女兼用で使えますよ。
ブリーフィング
ブランドのロゴがさり気なくおしゃれなこの商品。スムーズな4輪の静音キャスターで、中の荷崩れも防ぎます。機内持ち込みサイズで、特にビジネスマンに人気です。
こちらの記事では、おすすめのキャリーバッグと選び方をご紹介しています。
まとめ
いかがでしたでしょうか。スーツケースといっても様々な種類があり、予定している旅行日程やどんな用途で使うかでスーツケースの選び方は変わってきます。
最近では昔に比べて、おしゃれなデザインで軽量のスーツケースも多く見かけるようになってきました。
自分が気に入るスーツケースを見つけて、より快適で、楽しい旅行をお過ごしください。物を増やしたくない方は、スーツケースレンタルサービスもおすすめです。
スーツケースには、できれば荷物を少しでも上手に詰めたいですよね。パッキングを上手に簡単に進める方法はこちらの記事でご紹介しています。ぜひ見てみてくださいね。
旅行へ行く際、WiFiを持っておくと便利です。ぜひポケットWi-Fiレンタルを活用しましょう。くわしくは以下の記事をご覧ください。
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