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自分に合ったドラム教室の選び方!レッスン内容や月謝などで比較紹介
※当記事はアフィリエイト広告を含みます。
ステージで演奏しているドラマーの姿を見て「あんなにかっこよく演奏できたら」と思う人は多いのではないでしょうか。
バンド内でもドラマーは一見地味なようで、ソロ演奏やアドリブ演奏などを見るととても華があり、そのような「見た目」のカッコよさをきっかけにドラムを始める人も多いようです。
また、ドラムは他の楽器に比べると叩けばすぐ音が出るという点で簡単に始められる楽器でもあります。
ここでは、ドラム初心者やもっと上手くなりたいという方のために、ドラムの教室を選ぶポイントや教室の紹介をしていきます。
目次
人気のおすすめドラム教室
全国には多くのドラム教室があります。ここでは、首都圏を中心に全国展開している次の3教室をご紹介します。
教室名 | 料金(税込) | 開講コース | 特徴 |
---|---|---|---|
椿音楽教室 | 5,900円~ | 大人向け(60分)マンツーマンコース、子供向け(10歳以下、40分)など | 入会金10,000円(教室レンタル代別途)、無料体験レッスンあり |
シアーミュージックスクール | 11,000円~ | 月2回、月3回コースなど | 無料体験レッスンあり、無料の練習ブースあり |
ヤマハ音楽教室 | 8,800円~ | ジュニアドラムコース(入会時小1~小6対象)、個人レッスン、グループレッスンなど | 無料体験あり、初心~初級者コース、初級~中級者コースなど細かくレベルが分けられている |
次に、それぞれの教室について詳しく説明します。
椿音楽教室
椿音楽教室は、東京都を中心に関東圏に200か所近くのドラム教室を開いています。
椿音楽教室の大きな特徴はマンツーマンレッスンです。
講師も音大卒の一流陣
椿音楽教室専属のドラム講師は、国内外の音大で高度な知識や技術を学んできた人ばかりです。実力のある講師に学ぶことによってスキルを確実に身につけることができます。
アクセスも便利
普段仕事などをしていると遠くにある教室よりも、休みの日や仕事帰りなどにレッスンを受けられるアクセスが便利なところにある教室が便利です。
その点、椿音楽教室のほとんどが通勤圏にあるのでとても便利です。
これからドラムを始めたい人、基礎からきちんと教わりたい人、独学での練習に壁を感じている人などは、ぜひ一度無料レッスンを受けてみてはいかがでしょうか?
こちらの記事では、椿音楽教室をはじめ大人のための音楽教室を紹介しています。
シアーミュージックスクール
シアーミュージックスクールは全国に82の音楽教室を運営しており、そのうちドラム教室を開講しているのは現在で25教室あります。
いずれも大都市のアクセスが便利なところにあり、仕事帰りにも気軽に通えるような環境です。
実績や経験のある講師陣
シアーミュージックスクールの特徴は、マンツーマンかつ個人に合わせたレッスンカリキュラムを生徒さんと相談しながら進めていく点にあります。
レッスン初めに生徒の好きなジャンルや音楽歴、目標などからどのようにレッスンを進めていくか考えます。
また、レッスン開始後も随時生徒の要望に沿うようにレッスン内容を変更することも可能です。
練習ブースが借りられる
シアーミュージックスクールの大きなメリットは、練習ブースがある点です。
他の楽器とは違ってドラムの練習は、自宅にはないのでできなかったり、たとえ持っていたとしても思う存分音が出せなかったりと、難しい楽器でもあります。
自宅練習用にゴム製の練習用パッドや音を抑えられる電子ドラムなどがありますが、やはり限度があります。
そういう人たちのために、シアーミュージックでは自由にドラム練習する場を無料で提供しています。
ヤマハ音楽教室
ヤマハ音楽教室の強みは、何といっても教室の多さと幅広い層の生徒を受け付ける点です。
好きなジャンルや生徒の年齢層に合わせてグループレッスン、個人レッスンを選択することもできます。
レッスン料もヤマハで開講している他の楽器のレッスン料と同じなので、安心して通うことができます。
ジュニアスクールドラムコース
小学生を対象にしたドラムコースでは、小1から小6を対象にしています。グループレッスンで同世代のお友だちと仲良くレッスンを受けるのもよいですし、マンツーマンのレッスンを選択することもできます。
ヤマハ大人の音楽レッスン
大人向け(中学生以上)のレッスンはグループレッスンとマンツーマンの個人レッスンを選択できます。
いずれも基本的な練習に加えて、有名なポップスやロックを用いた実践的なレッスンが受けられます。
こちらの記事でもドラム初心者から始める基礎練習法を紹介していますので、ぜひご覧ください。
ドラム教室を選ぶポイント
長くかつ楽しく続けるためには、自分に合ったドラム教室に通うのが一番です。
自分に合った教室は次のようなポイントを条件にして選ぶとよいです。
自分の好きなジャンルのドラムを習う
楽器を上達するには、「練習する習慣を身につける」ことが大切です。ただ教室に通っているだけでは上達はしません。
そして、一歩一歩あゆみは遅くても長く続けていくには「楽しむこと」です。
ドラムと言ってもすべて同じ演奏をしているわけではありません。ロックにはロックの奏法、ジャズにはジャズの奏法があるように、音楽のジャンルごとに演奏方法を変えなければいけません。
基本的な演奏方法は同じですが、より本物の演奏をするのであれば、ジャンルごとの演奏方法を身につけた方がよいです。
そして長く楽しむには、自分の好きなジャンルの音楽を選ぶと、辛く単調な練習も楽しく続けられます。
レッスン方法
レッスン方法は教室によっても違いますし、習う人や講師によっても違いがあります。
大手楽器店の教室では複数の生徒が一緒にレッスンを受ける教室もあり、マンツーマンでレッスンをするレッスンコースもあります。
また、大手の教室ではあらかじめ決められたカリキュラムに沿ってレッスンを行っていることが多いですが、個人レッスンの場合は比較的自由に生徒の希望に沿ったレッスンをしてくれることもあるようです。
どのタイプのレッスンがいいかは一概に言えません。グループレッスンは楽しくレッスンできる反面、「競争意識」が芽生えますし、個人レッスンは比較的自由な反面、進度もゆっくりになりがちです。
自分に向いているレッスンがどれなのか知りたいのなら、無料体験レッスンやレッスン見学に参加してみることをおすすめします。
ただし、必ずしも無料体験レッスンやレッスン見学を行っているとは限らないので事前の確認を忘れずにしてください。
ドラム練習でのスタジオ使用が可能か
他の楽器と違ってドラムセットを自宅に設置して練習することは難しい場合が多いです。
自宅でもドラム練習用のゴム製のパッドや、狭いスペースで練習できるものがあったり、防音設備のない部屋でも音を抑えて練習できる、いわゆる電子ドラムというものもあります。
そのため基本的な練習はできますが、それでも限度があります。できれば夜間でも気兼ねなく練習したいものです。
そんなとき、スタジオや教室を借りて練習するという方法があります。スタジオを借りる際にレンタル料がかかるところもあれば、生徒限定で安い価格あるいは無料で借りられるところがあります。
ただし、もともと教室数が限られているため、練習したい時間帯に空いているかは分かりません。その都度事前に確認が必要です。定期的に借りられるのであれば予約を入れておくのも得策です。
講師陣のレベル
ドラム教室の先生は様々な経歴を持つ人が多いです。楽器店専属のドラム講師がいるのは珍しく、大抵は他の楽器店と掛け持ちであったり、プロのドラマーとして活躍している人が多いです。
プロのドラマーに直接教わるのはとても嬉しいことです。どの先生に教わるかは、その講師がどのような学校や経験を経て、どのような音楽ジャンルに関わってきたか、現在どのような活動をしているかをチェックして決めるとよいです。
基本的なことを教わるのはどの先生でも違いがありませんが、一人の先生に長く習っていきたいなら初めに先生選びをするのがおすすめです。
レッスン料
楽器を習う際に支払うレッスン料は教室ごと設定されています。
大手楽器店の教室ならレッスン料のほかに入会金や設備費、恒例にしているイベント(発表会など)の参加費などが発生します。中には、入会金が無料だったりテキスト代込みの教室もあります。
個人で運営している教室でも、レッスン一回当たりの料金は5,000円前後が相場です。個人教室の場合は入会金や設備費、テキスト代などが無料になることがあるほか、レッスン時間も融通できたりします。
いずれにしても長く習うなら、年間どのくらいの費用がかかるのかも知っておいた方がよい点です。
ドラム教室のレッスン方法の特徴
ドラム教室も大きく分けてグループレッスンとマンツーマンレッスンの2つのタイプがあります。
どちらも基本的なレッスンの方法は同じです。
マンツーマンで先生と生徒の1台ずつの2台体制
どんなことでも基本が大切です。特にドラム初心者にとっては、叩くときの姿勢やスティックの扱い方などをきちんと身につけておかないと上達しません。
ドラムの最初のレッスンではスティックの扱い方や叩く練習をします。
初心者のレッスンでは楽譜を使うことは少なく、講師の演奏を直に見ながら真似をして演奏するというレッスン方法をとっている教室がほとんどです。
レッスン中は講師と生徒それぞれのドラムが用意された状態です。要するに、叩けなくてもドラムに向き合うことになります。ただドラムに向って座っているだけでもドラマーになった気分が味わえます。
また、講師の演奏を真似して演奏する方法は、楽譜がまったく読めなくても簡単に取り組むことができます。
バンド感覚ならセッションでレッスン
初めにスティックの持ち方や叩き方、基本的なリズムパターンなどの練習が終わると、次は実際に曲に合わせてドラムを演奏するレッスンを行います。
曲は大抵講師が選んだものを使用しますが、教室によっては生徒が選んだ曲を使うこともあります。
J-POPやポピュラーなどを講師が模範演奏して、生徒が真似をするという練習を行います。
この練習を続けることで、テンポ(速度)キープやリズムパターンのバリエーションを実際に体で覚えられます。
曲に合わせながらドラムをたたくと飽きがこないで、本物のドラマーになった気分が味わえて楽しさが何倍にも増えます。
短期集中レッスン
忙しい人にとっては「ドラムを習いたいけど長い期間は通えない」という人も多いでしょう。そういう人たちには、短期集中レッスンコースを設けている教室もあります。
基本的なたたき方を教わったら、実際に曲に合わせてその曲を演奏できるためのレッスンを行います。
「あの曲だけでいいから演奏できるようにしたい」「1曲でいいから学校の文化祭や職場のパーティで演奏したい」と思っている人にはおすすめです。
短期といっても、教室によって違いがありますが、2~3か月のレッスンを行っているところが多いようです。
「やはり継続して習いたい」と思ったら、正式に入会手続きをするだけで続けて習うことができます。
自宅や会社近くのドラム教室を探してみよう
一口にドラム教室といっても、いろいろなところがあります。
基本的な技術を身につけることは同じですが、ジャンルやレッスン形態は様々です。また、講師の経歴やスキルなどでも得意ジャンルがある場合もあります。
もし自宅の周辺や通勤途中でドラム教室を見かけましたらぜひ一度問い合わせてみてください。
また、無料体験レッスンやレッスン見学ができるようならぜひ参加してみてください
家にドラムはないけれど触ってみたい!という方はレンタルをする方法があります。こちらの記事をご覧ください。
ビギナーズ 編集部 /
ビギナーズ編集部 ライター
趣味と出逢うメディアサイト「ビギナーズ」の編集部です。趣味を見つけたい方を応援します。